ノイズのレビュー・感想・評価
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なんなんだよ!おまえらは!!
コミュニティの気持ち悪さを描きながら展開するサスペンス(途中はコメディか??と思ったがw)として普通に面白かった。漫画原作があるのは知らなかったが、「んん??」と思っていたシーンも漫画的に考えればナルホドって感じでした。
バーターのない(あるかもですが)、必要な所に必要なキャスティングをしているので、妙な違和感もなく「島の生活を視る」事に入り込めました。
イマドキの男性を演じる事の多い渡辺大知さんも、これまでの役柄も相まって正直嫌いでしたが、今回のを観て実感。上手いんですねー、彼。おみそれしました。何人か怪演寄りが居ましたが、ピカイチでございました。
無駄のないストーリーでスッキリしました
静岡の孤島で農園を営む泉圭太は幼馴染の猟師と新米警官が元殺人者を故意に殺してしまった。この事件を隠すために島民を巻き込んでいくサスペンス映画。
印象に残ったのは、横田のおじいさんと町長とのバトルシーンは不謹慎ながら思わず笑ってしまいました。スタンガンと鉈の組み合わせで戦うシーンは見たことがなかったので、監督の発想がとても面白かったです。
また、イチジクを使った撮影もよく考えたらすごいと思った。イチジクの収穫に合わせて豪華キャストをそろえて撮影するのは大変だと思います。収穫シーンは別撮りという可能性もあると思いますが、ロケーションに心血を注いでいるようで、さざ波の音や引きの画で島の環境を魅力的に映していました。
120分間緊張しっぱなしで登場人物全員あやしく思えてエンドロールを見るまでソワソワしてしまいました。この映画を観終わった後、原作はどうなっているのか気になってきました。
さあ、島を乱すノイズを排除しましょう。
結末は、それなりのフラグがあったので読めていた。だけど、あれも死体遺棄幇助なんだから何事もないってないでしょ。日本の警察はそこまで間抜けじゃないよ。どうもすっきりしないなあ。
あんな小さな島じゃ、町として行政が成り立たないとか、イノシシはとっくに駆逐されつくしてるだろとか、幼馴染が駐在赴任してこないだろとか、言いたいことは数あるが、そこはどうでよくなった。三人のいい役者を使っておきながら、出オチ感がはなはだしくて残念。
原作は読まずに、先入観なしで見ました 中盤まではテンポもよく、引き...
原作は読まずに、先入観なしで見ました
中盤まではテンポもよく、引き込まれました
後半、つっこみどころ多くて、
皆さん、言われてるように、
島の未来はどうなったのか、
気になるラストでした
豪華なキャスト陣は、さすがでした
殺人が明るみに出るハラハラと、その影で仕組まれている罠を楽しむ新感覚の作品
テレビでも取り上げられていたし、劇場予告でも興味を引かれていたので公開初日に鑑賞。
キャストの演技力に舌を巻いた。多くの映画で鑑賞してきている俳優陣だが、毎度疲れる。表現力が高すぎて、強烈な感情移入をしてしまうからだ。特に藤原竜也さんが叫んでいる時は自然と拳に力が入ってしまい、帰る頃には肩こりが。俳優陣の演技としては素晴らしい映画だと感じた。
本作は予告の通り、幼馴染の3人が島に来た犯罪者を殺害してしまって物語が動き出す。
鑑賞者は殺人シーンを目撃しているので、犯人をもちろん知っている。それが警察官に「バレるかバレないか」の焦燥感を楽しむ作品。警察官が序盤からいいところを突いているのが、スピード感があって良かった。これが1つ目の楽しみ。
そして、とある島の住人が暗躍し、罠を仕掛けていた。これは公式にも書かれている情報なので書いても問題ないはず。誰が罠を仕掛けているのか、その罠とはなんなのか。これを見破るのが2つ目の楽しみだろう。
そんな凝った作品ではあるものの、高評価をつけられなかった理由として、2つ目の楽しみである「罠」が分かりやすかったことが挙げられる。これは多くの人が気づいてしまったと思う。大オチの部分が透けてしまっているのは、少し残念に感じてしまった。
とはいえ、作品そのものとしては藤原竜也さんの演技は迫力があるし、作品の中で心を締め付けられるような悲しいシーンもある。見どころが多いのは事実なのでその点をオススメしたい。
PS 藤原さんがとあるシーンでスライディング土下座をするのだが、声が出そうになるほど面白かった。
若干、やり過ぎ感はあるけど・・☆
離島を舞台に、島の復興を担うと言われている青年とその幼なじみ達の生活に
突然「ノイズ」のように現れる犯罪者を、ある意味では正当防衛で殺害してしまったこと
から起きる人間模様。
そのサイコパスの犯罪者演じる渡辺大知が素晴らしい。
仕草の一つ一つ不気味な感じがして見入ってしまう。
松山ケンイチと藤原竜也はいつも通りの安定感ある演技で、個人的には藤原が
自分の抱いていたイメージよりずっと良かった。
夢を叶えて島の駐在所勤務の警官になった神木隆之介が真面目で切なさが
漂う雰囲気を醸し出し、三人三様の人柄が際立っている。
でも、この映画で一番印象に残ったのは、離島という閉じられた世界の他者を
全く受け入れずに自分達だけ守るという恐ろしいくらいの意識だった。
コロナ禍で、マスクとか店舗の営業時間とかで、自分こそ絶対正義と言わん
ばかりのコメントなどを目にした時と同じように、殺人そのものよりも
その圧力ともいうものに恐怖を感じずにはいられなかった。
後半途中から、本当のノイズ(犯人)がわかりかけるが、全編中弛みなく楽しめた
ミステリーだった。
追加だが、柄本明と余貴美子の「大御所ぶり」はさすが!
刑事の長瀬正敏も久しぶりに見れて、良いなぁ・・。
島の結末は?
最後のシーンちょっと意味不明ですが、最近のサスペンス映画よりは比較的に物語の主題と背景がはっきりしていて面白い。原作の漫画にちょっと興味が湧いてきました。
いい点
いきなり始まった異常な出来事、次々と予想がつかない展開、基本雰囲気作りだけのため無駄なシーンがなく、伏線も全部回収しています。タイトルの「ノイズ」は観てからとても意味深いと分かります。最後までどんな結末を向かうか想像できないため、途中からつまらなくなることはないです。
悪い点
テンポが全体的に遅い。無言のシーンとか顔アップだけで何分もずっと続ける。
予想がつかない展開と真逆に意外性がないエンディング。どんでん返しの結末がなく、結局全部の中心にある島の未来について何も説明がなかった。色々無駄な犠牲になった気分。某人物について、事件と全く無関係の回想シーンを出る時点でもうあれだなと分かった。
最後の終わり、もっと予想外の出来事、そして主役だけではなく島の人々についてその後の描写もありましたら更に面白い作品になると思います。
愛知の無花果〜✿
う〜〜〜〜〜〜ん、映画というよりは二時間ドラマ??
デスノートの二人がこーゆー関係性で!?と勝手にちょっと違和感を感じてしまった……
渡辺大知氏の演技にゾワゾワ止まらなかった😱
地元愛知県はイチジクの名産地💕
(黒いちじくは知らんけど💦)
みなさま、是非お召し上がりください〜🍀
イチジクが食べたくなりました。
ノイズのロケ地巡りMAPというのを目にし、愛知県での撮影だったので映画を見てみました。
豪華キャストでみんな演技が上手かったです。
ストーリーが、見終わった後スッキリしない感じが残りますね。
農作業をする黒木華さん。完全防備だけれど、可愛さが出ていました。
主演の3人を観れただけで大満足です。
内容はともかく、藤原竜也と松ケンと神木くんが同じ映画で観れたのが良かった。
田舎の景色もよかった。
最初と最後の娘さんのアイスクリームの話は
なんの下りだったのかが謎でした。
映画を観るまで原作を観るのを我慢してましたが、映画を観てやっぱり原作を読もうと心に決めました。
島はどうなるんだ。
最後にもう一波乱あるかと思ったんですが。
松山ケンイチの一人勝ちなの?中学時代のシーンはその伏線だったのか。
ラストシーンはちょっと込み上げるものがあり。永瀬正敏ほとんど感情出さすなんか不気味感。
さて島の今後は?5億円は駄目かなあ。
登場人物の背景を描ききれていないのでは?
+ キャスト豪華で演技力魅せられた
- 最盛シーンで感情移入できず(未だに理解できてない)
- 後追いで原作読んで理解した部分あり。登場人物の背景を描ききれてないのでは?
サスペンス?ミステリー?
評価が低いのでどうしょうかと思いましたが、好きな俳優さんが沢山出てるので、ダメ元?という気持ちで見ました。
エンドロールで漫画原作と知る。なるほど、原作と比べるとダメなやつなんですね。原作知らないので分かりませんが。
サスペンスとしてとても良いストーリーです。
番宣は最悪。
「予想もしない結末」を意識しながら見てしまいました。そうなると、こういうことか、と、途中で気がついてしまった。出来れば予想もしない結末になれば良かった。
「予想もしない結末」って言われると、予想出来てしまうジレンマ。
ただ、「最悪」の結末にテンポよく進んでいきます。俳優陣もさすがです。
特に松山ケンイチは最高にかっこいいし、最高に、、です。
普通に見れば、犯人が分かっているサスペンスですが、その予想とは違う結末に驚くと思います。
ただ、、分かりにくいところともあるので、スッキリ終わらないのが気持ちが悪い。
でも評判ほど悪くない映画でした。
人身事故を起こしても、逃げずに通報しようと思いました。
色々ツッコミどころが多いお話でした。
一番不思議だったのは、純がずっと島にいて、加奈に想いを寄せ続けているところ。
さっさと島を出て、同じ年ごろの色々な女性と知り合えばいいのになーと思いました。
純に限らず、狭い社会に生きるしんどさ=選択肢の少なさをこの映画からは感じました。
この作品の島の閉塞的な雰囲気は、今の日本のそれに通じます。
何かを選択するときに、自分の気持ちより、周囲の思惑を優先して、結局自分の首を絞めちゃうところとか、本末転倒です。
怖くて絶対行きたくない道が、正解なんですよね。
ただ、私は好きな役者、藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介さんを同じ作品で観ることができて、ただ嬉しかったです。
ストーリーは残念でしたが、3人の存在感で星3つです♬
嫌なピタゴラスイッチ
2022年劇場鑑賞34本目。
ちょっと欲張って誤魔化したばかりにどんどん取り返しのつかない事になっていく話。隠し通すのかバレるのか?と思っていたら永瀬正敏が刑事で出てきて、こりゃもう絶対バレるわと思いましたね。どうなるかは劇場にて。
最後ちょっとモヤッたので少し減らしましたが終始楽しめました。
#09 元々崩壊していた世界
こうゆう映画にありがちな、一見平和そうに見えて実は最初から壊れている世界。
確かに平和なコミュニティによそが来ちゃいけないけど、そのよそ者はほぼ地域の人に影響をおよぼしていないのに、地域の信頼関係がどんどん崩れ落ちていく。
最初は大きな枠の中で、最終的には1人の人間の心の中で日常が崩れはじめる。
田舎って嫌だわ〜って、この映画を観た人は思うかも。だけど刑事的にケチがついた場所はもっと嫌だから。
それなりにおもしろかったけど…
予告で、殺人事件隠蔽の話であること、その首謀者を藤原竜也さん、松山ケンイチさん、神木隆之介くんが演じるということを知り、公開を楽しみにしていた本作。期待以上とは言いませんが、それなりにおもしろかったです。
ストーリーは、過疎に悩む猪狩島で、島の活性化の期待がかかる、イチジク農家の泉圭太が、娘を連れ去ったと思われる怪しい男を誤って殺してしまい、居合わせた幼なじみの田辺と守屋の三人でそれを隠蔽しようとするが、警察の捜査によりしだいに追い詰められていくというもの。過疎に悩む島という設定が、三人の青年だけでなく、他の島民をも巻き込む舞台装置として、よく機能していたと思います。(ちなみに、わが地元愛知県に猪狩島という島はありません。島の形からすると篠島ではないかと思います。)
この手の作品は、犯罪者側目線で描かれ、事件隠蔽のためにさらなる犯罪と裏工作を重ねる中で、観客も警察に追われる恐怖や緊迫感を味わいながら、悲劇的な結末を見届けるのが王道パターンだと思います。本作もその口ですが、ここに巧妙に仕掛けられたどんでん返しを加えたところがおもしろかったです。とはいえ、匂わせの強い伏線のおかげで、終盤に差し掛かる前あたりで気づけてしまうのは、いささかもったいなかったです。
タイトルの「ノイズ」は、島民にとっての殺人犯・小御坂だけでなく、町長部下にとっての町長、泉加奈にとっての島の閉塞感、守屋真一郎にとっての周囲の期待感、そして田辺純にとっての…と、実に多くのものを含んでいたのではないかと思います。そういう意味ではなかなかおもしろいタイトルで、自分にとってのノイズは何だろうと考えてしまいました。
主演の藤原竜也さんは、いつもの熱の入りすぎた演技は抑え気味にして、犯した罪と重ねる嘘に苛まれる姿が印象的でした。松山ケンイチさんは、その傍らで圭太に寄り添いつつも秘めた思いをもつ純をこれまた好演。そして神木隆之介くんは、この二人の幼なじみでもあり警官でもある守屋を絶妙なバランスで演じています。小御坂役の渡辺大知さんも、序盤で即退場となるものの、ヤバい犯罪者としてインパクト大。畠山役の永瀬正敏さんも、鋭い眼光の昭和風デカがハマっていました。他にも、余貴美子さん、柄本明さん、黒木華さん、伊藤歩さんら、豪華な顔ぶれが並びます。
ただ、これだけの俳優陣をそろえ、テンポよく展開し、飽きることはなかったのですが、なぜか今ひとつおもしろみに欠けました。企てがバレそうになる緊迫感や警察に追い詰められる恐怖が、思ったほど伝わってこなかったせいかもしれません。もっとひりひりするような緊張感や不安が味わえるとよかったです。ラストもちょっと意味不明で、面会室での二人のやり取りや絵日記の意味がわからず、モヤモヤして後味の悪さが残りました。あと、「前科者」に続けて鑑賞したのですが、保護司の描かれ方があまりにも違いすぎて、ちょっと戸惑ってしまいました。
全225件中、141~160件目を表示