劇場公開日 2022年1月28日

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「テンポは最高レベルで良い。快作というより怪作。ただ何にも残らない娯楽作。永瀬正敏が好演。評価が分かれる。」ノイズ 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5テンポは最高レベルで良い。快作というより怪作。ただ何にも残らない娯楽作。永瀬正敏が好演。評価が分かれる。

2022年1月29日
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単純

128分と、映画予告編を含めると結構長尺なこの作品
画面切り替え、強弱の使い分けがうまく
なんか孤島の設定背景にしては、テンポ良く飽きさせない。
その意味においてはまったく疲れないしわかりやすいので好作品。

藤原竜也、松山ケンイチは裏切らないし、神木隆之介の若さ故の脆さも良い。

ただ、個人的には永瀬正敏の好演
コレが捜査中にガムモグモグ噛んで態度悪いんだわ。ただ永瀬正俊の演技力というより醸し出す雰囲気が
有無を言わさない。

でもねぇ、最初の設定にムリがあるんだわ・・イヤイヤ保護司は
人生の先達であって人ができているのはわかるけど・・・
出所後すぐの殺人犯の要望どおり小さな小島に連れてくるってリスク高すぎて有り得ないし
なんで後部座席なのか・・・

こんな奴はヤられて埋められても仕方ないと思うが・・・しかもなんだか幼児関係の凶悪犯

絶対に小さな娘に牙むかないわけがない。そこを素通りしている。

まあ結局は・・・ネタバレなのでやめます。この作品に続いてみた「前科者」が基本的に「性善説」
に対し、本作は「性悪説」人間不信。

あんまり書くとこの作品に関してはヤバいので書かない。
ただ、上映後、客席に何か釈然としない雰囲気が漂っていたのは紛れもない事実。

「誰でもついていける、誰も振り落とされない」作品で、日テレ臭の胡散臭さは無いが

最後は「え〜っ!それ」って作品。島の閉塞感と裏腹の内輪感の作品。
「睦雄」ってまあ原作にあるのだろけど明らかに「津山事件の犯人」からの引用だね。
ちなみに、原作漫画は未見。

良い意味でも悪い意味でも何も残らない作品と思った。

満塁本塁打
seiyoさんのコメント
2024年4月29日

ゼロの未来への共感もありがとうございます。

seiyo
満塁本塁打さんのコメント
2022年2月21日

返信ありがとうございます。おっしゃるとおりですね。ブータン行ってみたいです。ありがとうございました。😊

満塁本塁打
masamiさんのコメント
2022年2月21日

満塁本塁打様コメントありがとうございます。そうですか日本の色々な場所に滞在経験があるんですか。やはり住めば都ですね。ブータン王国もそう。国民の幸福度ナンバー1。
やはり最初の10分ですよね。気にしない人もいるんでしょうが。あれは事故でしょう。

masami