機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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3月29日、10回目鑑賞
劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開80日間(1月26日~4月14日)の実績。
観客動員数 262万3360人
興行収入 44億1280万3770円
日本歴代興行収入上位の日本のアニメ映画ランキングは、53位(4月7日時点)→50位(4月14日時点)に上昇。
更に、日本映画(実写等の映画も含む)の歴代興行収入が、ガンダム作品で初めて100位にランクイン(祝)。
これから書く事は、小説 機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM(下)のネタバレを含みます。まだ小説(下)をお読みになっていない方は、十分お気を付け下さい。
今作を10回目視聴する前に、小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(下)を読んで強く思ったのは、〝この小説こそ、SEED過去作好きで今作(劇場版)に低評価を付けた人に読んで欲しい〟という事です。何故かというと、今作(劇場版)で低評価を付けた人の中には、表面的な描写で誤解している人があまりにも多いからです。
映像作品や、それらに登場するキャラに感情移入し過ぎたり思い入れが深過ぎる人程、今まで大好きだった作品がその人が想像していたイメージと違う描かれ方をした場合、「何でこんな描き方したの?けしからん!」と一気に批判的・攻撃的になる〝二極思考〟に陥りやすい人がいるので、一概に低評価レビューをしている人全てが同じという訳ではありませんが、恐らくその中の一部の人はこう考えてしまったのではないでしょうか?
「過去作の脚本を担当していた両澤千晶さんが生前描いたプロット(物語の筋書き・構想など)を福田監督がねじ曲げて、両澤さん調のシリアスな描写だった部分をふざけた描写に書き換えた」と〝勘違い〟して、怒り・失望・悲しみなどの感情を持ってしまったのではないか?⠀と。
しかし、それは間違っています。何故なら、今作は両澤千晶さんの初期プロットに沿って進められたものだからです。劇場版のストーリーに完成するまでには、福田監督や小説著者の後藤リウさん達が制作に関わっていますので、多少は変更されている部分もあるかと思いますが、大筋からはそれていないと思います(大幅に書き換えると、ストーリーに矛盾が生じるから)。ですので、今作は決して「福田監督が脚本をふざけた表現にねじ曲げた」ものではありません。
例をあげると、劇中後半の描写でブラックナイトスコードのグリフィンがシンに「闇堕ち攻撃」を仕掛ける場面がありますが、劇中でステラがシンを守る為に化け物のような姿になったので、ステラファンはショックだったのかもしれません。しかし、あの場面は可愛い姿のステラのままだったら、残念ながら敵を全くビビらせる事は出来なかったでしょう。その結果、ステラはシンを闇堕ち攻撃から守れなかったと思います。ステラは、あえて闇の深いような姿を相手に見せる事によって、ブラックナイトスコードメンバー達を酷く動揺させ、彼等からシンを闇堕ち攻撃から守ろうとする〝シンへの愛〟が分かりやすく描写されたのだと、理解出来ます。しっかり小説を読めばあれは「ふざけた描写」「ステラを汚した描写」ではなく、「シンに対してステラの愛の大きさを示した描写」だったと、しっかり理解出来ると思います。
あと、劇中終盤にラクスがプラウドディフェンダーから出て宇宙空間で静止していた場面ですが、小説(下)を読めば、ラクスがオルフェに対して「私の意志は常にキラと共にある」と彼女自身の意志を明確に示した描写だという事が理解出来ます。
初見だと、「ラクスは宇宙空間に意味無く出て来て何してるの?」と、否定的に見た人もいると思いますが、小説(下)を読むと、しっかり意味があっての行動だという事が分かり、〝決してふざけた描写を描いた訳ではない〟という事がお分かり頂けると思います(ただ、小説を読まないと伝わらないと思いますが)。
その他にも、レビューで批判的に書かれている描写が幾つもありますが、小説(上)・(下)をお読み頂けば〝ツッコミを入れたくなる描写も、それらにもしっかりとした意味がある〟と理解する事が出来ます。
特に代表的な描写の1つに、キラとオルフェのやり取りの中で、キラ「だけど、僕にも武器がある」オルフェ「何だそれは?」キラ「ラクスの愛だ!」という描写を観て〝愛で全て解決してしまった〟と表面的の描写だけ観て批判的に考えてしまった人がいますが、その部分も小説(下)を読むと、別にキラはふざけた訳ではなく、キラの想いや考えが書いてあるので、「キラはこんな事を考えていたのか」と色々と知る事が出来、意外と考えさせられる描写だったのかな、と思いました。
映画comサイトでは、低評価レビューが異常なレベルで氾濫している今作ですが、何故か劇場公開約2ヶ月経過した現在でも、未だにこの映画の観客が途切れる事なく、順調に興行収入を伸ばしているという摩訶不思議な現象が続いております。今作は、見る人を選び賛否両論ある作品でもあり、表面的な描写はツッコミ所も多く、お世辞にも「最高の作品」と言えませんし、「素晴らしい作品」とも断言出来ません。しかし、今作が「駄作」「つまらない作品」「ガンダム史上最低」だと主張する人が世の中に数多く存在するなら、劇場公開1ヶ月もしないうちに観客が激減して話題性も無くなり、世間から今作は忘れられてしまっているはずです。
話は変わり、興行収入や観客動員数の話をさせて頂くと、ガンダム作品という万人受けしづらい視聴者層の狭いアニメ作品では、いくら近年導入された4DX鑑賞や鑑賞者特典を毎週配布して観客動員を増やそうとしても、最終興行収入が20億円台で終了するのがせいぜいだと、一般的に思われてきました。
興行収入という面で、一般的によく議論されているのが、歴代ガンダム作品の中で最も興行収入の高い、約40年前の初代ガンダム作品「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」との比較ですが、当時の貨幣価値は現在とは違いますし、昭和と令和で時代も全く違うので単純に当時と比較・議論するのは難しいのですが、今回はあくまでも実績値だけに焦点を絞り、当時の「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」の実績を現在(2024年)の実績値として再計算・数値化してみましたので、下記をご参照下さい(当時の観客動員数は不明で、当時の興行収入の推定値しか判明しておりません。正確な数値ではございませんので、予めご了承ください)。
当時の興行収入(約23.1億円)を1980年前半当時のチケット推定単価(1人/1000円)で割ってみると、当時の観客動員数の推定は【 約231万人前後⠀】となります。
当時の推定観客動員数(約231万人)に今作SEEDフリーダムの単価[約1686.6円]をかけると、現代での推定興行収入値は【 約38億9600万円以上⠀】となります(映画単価には、4DXの単価も含まれています)。
今回、「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」の推定興行収入値を算出してみて感じたのは、ネット社会で多様なコンテンツが氾濫している現在では、いくら4DXや入場者特典を配布し続けても、当時の偉大な記録は到底超える事が出来ない〝大きな壁〟だと考えられてしまうのも仕方がないと思います。
近年大ヒットして話題になった「閃光のハサウェイ」第1部ですら、公開129日で観客動員数が108万8061人で興行収入が22億962万8200円でした。この実績も近年のガンダム作品としては、とても素晴らしい結果なのですが、「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」の現在の興行収入推定値と比較すると、残念ながら遠く及びませんでした(しかし、個人的には2作目以降も期待しています)。
しかし、『機動戦士ガンダ厶SEED FREEDOM 』は公開52日時点(1月26日~3月17日)で既に観客動員数 237万2164人、興行収入 40億12万4620円を記録しています。そして現在も継続して記録を更新し続けています。あくまでも概算で正確な情報ではありませんが、数値だけで比較すると今作があの偉大な「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」の記録にも追いつき、そして追い越そうとしている歴史的瞬間なのかもしれないと感じました。これが、数多くの低評価の人が主張する「駄作」「つまらない」「史上最低の作品」だとしたら、この偉業はなし得た事でしょうか?
公開から約2ヶ月経過した今作が、数多くの新作とアカデミー賞を受賞した「ゴジラ-1.0」のような再浮上作との板挟みになりながら、未だに興行収入ランキングにも踏みとどまっているという現実。
数多くの人が今作に対して低評価をした中で、何故「駄作」「つまらない」と言われる作品がこれほど売れ続けるのか?もし論理的に反論出来る人がいるなら是非コメントお待ちしております。
ガノタが全力で悪ふざけしたら宇宙戦艦ヤマトになった件
今回の映画に自分がタイトルつけるなら
「ガンダムSEEDサイキックウォーズ〜愛の戦士たち〜」
ガンプラのプロモーションとしては超一級品。アークエンジェルも当時と比較にならないレベルでかっこよく描写されており、新型はもちろん、既存のレギュラーメカもガンプラ欲しくなる程魅力的な演出のオンパレード。メカアクションとしてならそこそこ良いデキ。キャラも男子女子の腐有層に向けた配慮はばっちり。ポリコレクソ喰らえと言わんばかりに、それぞれに萌え要素がしっかり散りばめられておりました。
そして全体評
正直な所、期待した続編と言うよりジャンプアニメの劇場版感が強い。
あからさまに悪そうな敵キャラに序盤で圧倒的に敗北。からの無双勝ち。ジャンプのアニオリのテンプレにSEEDキャラ使いました感。
さらにクライマックスの
「たちまちあふれる神秘の力」問題。
ほぼ裸同然にぴったりフィットのオリジナル宇宙服に包まれた女性が宇宙で愛を叫ぶと強くなる主人公。軍隊を圧倒する単機の主役機でミリタリーバランス崩壊。
あれ?既視感。
真田さんみたいな謎にチートな技術者キャラもいたし。
ちょいちょい挟まれる過去のナチュラルとコーディネーターの凄惨なフラッシュバックシーンに違和感を覚えるくらい、世界観が一変してしまう軽薄な演出の連続。
ガンダム好きに「ほら、こんなシーン見たかったでしょ。」的なシーンをつなぎ合わせたようなファンサービスムービーで、続編を期待した層には全くもって期待はずれ。
こういうのはゲームでやってくれ。
クジラの化石のエピソード回収は流石に諦めてたけど、これがこの監督が本当に作りたかったガンダムSEEDなのかな。商業的な意図に敗北したとしか思えない作家性も思想性も感じられない作品だった。本当に残念です。
いやはや。。。最高です!
TVリアタイで見てた時は学生でガンダムSEED真っ盛りな世代。当初の劇場版の噂で当初はテンション上がった、が結局消失して既に諦めてたのにまさかの20年越しに実現!
良くも悪くも息をつく間もない、濃厚すぎる2時間でした。
詰め込みすぎって感じもしたけど無駄な間を引き延ばすようなものもないので終始夢中になりました。
ただ、そのことから初見の人には受け入れられない(わけわからなくなる)だろうと感じましたので、あくまでTVシリーズ見てる前提ですね。
それ以外にも、マイナス要素多数あります、説明不足で過去の出来事わからんところとか、MS機の細かい仕様わからんところとか、新型敵機の情報よくわからんとことか。でも。。。SEEDっていつもそんなもんでしたよね?(笑)
とりあえず1回目は真っ白な状態で純粋に楽しませてもらいました!あとは設定集やYoutubeで情報集めて復習した上でもう1-2回は見る予定です!
とにかく映画化を実現していただけただけで満足すぎる、スタッフさんありがとう!!!
※ちょっとだけネタバレ不満点
カガリ声優変更は違和感ありました。まぁカガリ出番が少ないし思ったより気にならず(種割れ唯一しなかった。。ね。。?そこがむしろ可哀そうだった)
あと唯一の明確な減点は無駄なお色気シーン(ラクスのパイロットスーツになった際の露骨なあちこちのカット&揺れ、ラストの脱ぎ捨てシーン)がいらなかった。
あ、あとはアスランのカガリ妄想(はれんt)とか、シンが受ける精神攻撃をステラの守護霊で防ぐシーンも、普通に優しいステラに包まれてーでいいのに悪霊にしたりだとか、あちこち空気壊すコメディになりましたわw
十分内容だけで評価できるのに、変なところに力が入ってたところもあったなーっと思いました(;^ω^)
待ってかいがありありました!
2月1日アルバイトの帰りに新宿ピカデリーにて鑑賞しました。
ここからネタバレします。
期待したとうりで最高でした
延期にならずリアルタイムで上映してたら
大変になってたかもです!!
今回は気になったところについて書きます
相手の思考読める!事によりラクスをくどくシーンが2、3回ありますが、絵にも違和感かんじました
少女マンガみたいなタッチになるのが
個人的に苦手でした。
後ラストシーンの全裸んも私は苦手です
脱いだ戦闘服のシーンでエンド良かったかなあ!
今回はシーンで紹介です
ラストバトルのキラとラクスの相席の戦闘シーンがお似合いで最高でした。
この映画の関係者様の皆様お疲れ様でした
ありがとございます♪
(o^^o)
賛否両論だが個人的には賛です
昔リアルタイムで観ていましたが映画化はもう
無いと諦めていたところで上映発表に驚愕!
さほど期待せずに初日に観に行きました。
他の方も仰ってますが同窓会みたいな映画ですね
もう何でも全部出しとけwwみたいなのりで
序盤はシリアス、後半はギャグっぽいけど
個人的には許せる範囲。ストーリーが浅いとの
意見も多いですが2時間に収めるには仕方が無かったと思います、まともにストーリーや戦闘描写
世界観の説明をするなら4時間ほど必要になってしまう為それなりにまとめるにはストーリーが
希薄になるのもある程度納得です。
いろいろツッコミどころはありますが
フリーダムが核エンジンなのにPS装甲がダウン
デスティニーのミラージュコロイドは残像を
残すのであって分身するものではないww
ブラストインパルスの色が緑でなく白っぽい
他、まだまだありますが
アルテミス要塞やボアズ、デュエル、バスター
まで出てくるのはファンとしてはニヤリとする場面も多数ありましたね。
そしてクライマックスのミーティアが流れる
シーンは感動し鳥肌がたちました。
小説版が上下巻で発売されるので不明点は
そちらで補完する形になると思われます。
一部アンチ?と思われる人が☆1をつけまくっている為に評価が低くなりがちですがSEEDファンなら最低でも☆3はつけられると思いますので
低評価で観るのをためらってる方は是非視聴を
オススメ致します。
※ただし注意点としてこの映画はファンの為に
作られた作品ですのでSEEDを知らずに観に行くと専門用語が多すぎて何が何だか解らないと思います。
戦艦の威厳
初めての映画館はワクワクする。
TVシリーズは未見。
てっきり焼き直し的なものかと思ってたのだけど、完全新作で、人物相関図も分からなかったのだけど…良かった!
戦艦のカットがどれも良くて、威厳というか存在感というか素晴らしかった。女性の艦長がいちいち良い!結構、無茶な戦況だと思うのだけど物ともしない。何としても勝つって意思が声に乗っかってて素晴らしかった。
キラとラスクの愛だのなんだのってのは良く分からない。後半のコクピットでラスクが照準を制御するシステムもよく分からない。その上で繰り出された攻撃がこれまたよくわからなかった。ラクス絡みのMS関連は分からない事尽くしだった。ファンにとってはこれぞってとこなのかもしれないが初見の俺には響かなかった。何故、彼女だけ、あんなレオタードのような出立で戦場に向かうのだろうか?ファンサービスなのだろうなぁ…。案外、骨太の背景なのにどうにも違和感。
代わりにシンはなんか好きだ。
「ディスティニーなら!」かつての相棒を駆るエースパイロットは超絶凄かった。
ディスティニーがコレまたカッコいいんだ!!
もう、ロボットらしからぬ動きしかしないのだけど!
主役側は一回、完膚なきまでに負けるのだ。
戦艦は沈められるし、機体は全損。敵の策略により世界を敵に回す。
そんな状況から、わずかな糸を手繰りよせ、世界を破滅に導く兵器を粉砕する。
…こんなもの、熱くならないわけがない!
もう中盤以降、涙が止まらなかった。
モビルスーツも大活躍だし、機体の作画もすこぶる良い。戦闘シーンは何が何だか分からない事もあるのだけれど、リズムがいいというかカットがいいと言うか…どのアングルもカッコ良かった。
ズゴックの中に、ジャスティスが入ってたとかにはズッコケはしたけども。
後は、精神への干渉をエロで妨害するってヤツなのだけど…アスランってそういうキャラなの?敵側の作画にもなんだか照れてるような表現があったし。子供じみてるというか、子供騙しというか…ちょっとどうなのだろう?
アカツキって機体が盾でアレを防ぐってのはアリなのだろうか?消し飛んでもらわないと辻褄が合わないような気がしてる。
きっと前作からのファンは大満足なのだろう。
主要キャラも主要機体もリニューアルされ、軒並みカッコ良い。ヒーロー大集合みたいで上がるのだ。
俺はモビルスーツがカッコ良かったから、とてもとても嬉しい。
配信とかで見ることがあったら、戦闘シーンは再生速度を落として堪能したい。
アカデミー賞に声優部門があったなら、あの女艦長さんに最優秀助演女優賞を進呈したい
同人的な何かを見せられた
事前に予想していたよりも大画面で見る音楽と戦闘シーンは良かった。ただそれだけです。
じゃあ別にマクロスでも良くね?と言われたら何も言い返せません。
後半のアスランのバトルが完全にネタに走っていて寒かったです。
(求めてたのはイザーク、ディアッカとの共闘の熱い展開)
最後ラクスが何か色々喋るけど結局ぶった斬るんかーい!ってねえ…
核や惑星間ビームで人が蒸発するシーンを多用したのはそれで戦争の悲惨さを端的に表現したつもりなのでしょうか?SEEDのメインテーマの戦争のやるせなさを描きたいならそこまでする必要はなく個人に焦点を当てた方が良かったと思います。やっぱり生きてた!はもう何の味もしません。
自分はSEEDで終わるべきだった派なのですがその意見は変わらなかったです。
戦争と所謂キャラ萌えを両方取ったつもりなのでしょうが、どっちも作り込みが甘かったです。ネタに走るならラクスが最後歌うとか…それなら尚更マクロスになってしまうか…
初回の印象微妙。2回目で見えて来たもの。
1度目の鑑賞。初見では細かい演出の意味が分からず、何故そうなるのか理解し難く、ツッコミ要素も多く、小ネタ(分身、化物、エロ、ズゴック等)に意表を突かれまくってストーリーどころでは無く正直受け入れられなかった。ファンサービスだけのエンタメ映画に感じられた。その位良くも悪くも後半の演出のインパクトが凄かった。そしてその演出に全て持って行かれた…
しかし悶々としていたので2回目を鑑賞。小ネタは既に分かっているので演出もそれほど過剰に見えなくなり(ツッコミ要素は多い)落ち着いて見られた。そして細かい演出に気付き始めて評価が逆転した。
おそらく今回入れ込み切れなかった話が多いのだろう(フリーダム強奪事件とブラックナイツの関与、ラクスの母とアウラの関係、ラクスの出生の秘密、子供姿のアウラの謎、マイティの額からのビームの設定等々)そこら辺を想像するだけで愉しめてくる様になった。敢えてチラ見せにしているのかもしれない。
*パンフレットも小説も読めていないので全て個人の想像です
イロイロ叩かれているが個人的にはキラの心情の変化も理解出来ない訳では無かった。まだ20前後の男の恋愛感情なんて揺さぶられればコロコロ変わる物だろう。ラクスの強がりも良かった。最終戦のあのセリフもキラがオルフェに勝っていると思った要素が愛しか思い付かなかったのだからしょうがない。最後の海は…
まぁエンタメ性が強いと思うのは変わらないけど物語としても十分な内容だと思い直しスッキリしました。何故生き残っとる?と言う様な破壊演出もseedならではだと思います(肯定では無いです)
後エンディング曲がめちゃくちゃ良かった。映画を思い返すのにピッタリな曲だと思います。
と言う訳で印象最悪だった方ももう一度鑑賞してみる事をオススメします。
そして今後周辺の話が補完される事を期待します。
この作品を映画でやる意味が疑問
そりゃさ,ガンダム・シード&デスティニーは放送時とデスティニーの時とVOD含め何度か全編みていたよ。
そもそもがわかりにくい作品さ。
まあ,ガンダムのコンセプトは,
宇宙に暮らす人類と地上に暮らす人類との対立。
従来の人間と遺伝子操作によって生まれた人間との対立。
少年少女が戦争に巻き込まれること。
そこに一方的な意志を持たないガンダムという究極兵器の登場。
思念による空間把握や意思疎通,未来予知などのSF的要素などかな。
登場人物も多く,作画の関係で少年少女が髪色と制服でしか区別できないのは仕方がない。
映画が始まってすぐ,画角がやけに狭いなあ。この感じが最後まで違和感。
おそらく,ガンダム・シード(2002)から20年以上の年月を経ていることが原因だろうか。当時の作画を映画にすれば少し間延びした感じなるのかな?。作画崩壊はしてないので13:9のビスタサイズなのかな?同時期の「鬼滅の刃」に比べると狭い感じがする。
今回の内容は,デスティニーの最後でバトルロワイアル的に戦争終結まで行き,新しい体制が始まるが戦争は終わっていないというところから始まる。なんとなく,現在の世相を反映しているようにも思える。
そこに,新興のファウンデーション王国(第4勢力)からの要請でキラたちが所属するコンパス(国連軍みたいなものかな)が出動するところから始まる。
もうね,この辺からフラグ立ちっぱなしよ。
罠じゃん。悪い奴らじゃん。キラキラしい奴は特にね。
まず,「悪い奴ほどよく笑う」の鉄則通り,ブラックナイトスコードのやつらは不敵に笑うね。
慇懃な奴(タオね)は下心ありの鉄則にも当てはまる。
主人公たちは,要請に駆り出されてファウンデーションに行くが,はじめから見え透いた敵意が見えている。特に宰相タオというやつはキラキラしているうえに,やけに情熱を語る。前のデュランダル議長と同じだね。
ほーらご覧ほらご覧。やっぱりねー。
でもね。精神感応力を後出し的に出すのはずるいよね。そういうことだから,ついていけない気持ちになるのよ。ストーリー上重要なキラを錯乱させる方法なのに。
それとファウンデーションの女王は幼女キャラのくせに,ラクスに対し「私がお前たちを創った」という。何やそれ。いつの間に?キラはその失敗作だとさ。
はい,そして,例のごとく誰が誰を好きとか始まるね。嫉妬する挙句に裏切るね。そもそも軍隊でそんな学園ものみたいなノリってあるのかえ?そのうえ命を取り合うんだぞ。
一度はブラックナイトスコードにコテンパンにやられますね。まあ理由はあるけど。
失ったガンダムは例によって隠し玉としてスペアがあるのね。なんでかなーいつもそうだね。
だいたい,精神感応力は新人類とかコーディネーターの特権みたいなものださ。いったんは死んだと思われたキラについて,ラクスは「生きている」ことを知っているはずだよね。そうでなきゃ。
アスランやイザークの登場は予想ができた。カガリはいただけ。前シリーズまではとても重要な役回りだったのに。尺の関係ですべての人には光を当てられていない。やはりテレビシリーズでやるべきだったね。
つまりは無理やり映画にするための設定に無理がありすぎるんだよ。これを「ご都合主義」というね。
大ヒットしていることは認める(休日は満席)けど,だからと言ってこのやり方で稼ぐのは観客をなめていると思う。
ところで,終盤に出てくるラクスの宇宙服(というのかな)のエロいこと。撮り方も狙っているね。最後は脱ぐね(なんで脱ぐ?)。あの後は・・・となるね。そういう暗示だね。全くもう。子供に見せられないじゃないかあ。
続編だと思わなければ十分楽しめる
続編とか完結編だと思ってみると
評価がかわるかと。
あくまでサブストーリーと思えば
それなりに楽しめる。
「ガンダムSEED ゆかり王国の野望」みたいな?
ゆかり王国で
粛正ロリ神(婆ぁ) レクイエム!で
クロスアンジュ(エンブリヲ的な思想でラクスを洗脳しようとしたり)で
ズゴックなジャスティス(そうはならんやろwww)
だと思えば楽しいですよ。
良くも悪くも。
束の間の休息に鑑賞した劇場版SEED。
公開1週間でおもちゃの筋からガンガンネタバレがあり、内容は分かりつつも当時の世代として見届けたいとスケジュール。すでに封切りからひと月以上経ち、家族で観に行ったパウパトに劣後したSPY×FAMILYはさらに鑑賞順位を下げた。アマプラで妻と深夜に観たいが、そんな暇はいつやってくるのだろう。
MOVIX。今日は1人なのだからと余裕を持って入館し、奮発してフライドポテトとカフェラテを購入。特典のためにシアター前に人が並び始めるので、そそくさと最後尾へ。後ろの男子学生?がナラティブ公開初日との盛り上がりの違いを早口で語り合っていた。わかりみ。
開幕。西川さんのfreedom。地球を背景にtkサウンドで、ガンダムらしさを感じた。パースに無理のないフリーダムが新鮮で、ファフナーhaeの衝撃を思い出した。アレは劇場版制作からエグゾ、ビヨンドときれいに締め括った作品で、本作にも淡い期待をした。
陸戦に移るとうって変わって画面が暗くなる。MSは重厚に動いていて、UIの目新しさもあり、アレ?ハサウェイ?と思ったけども、消し飛ぶ市民を見て、SEEDだなと感じた。
そこから、佐橋俊彦先生のかっこいいBGM、ケレン味溢れるMS。バンクのないSEEDアクションは贅沢で、これらの点はSEEDの良さが引き出されてると思った。
一方で特に前半、キャラの心の動きや解釈に頭が追いつかず感情移入しにくいロマンスはなんとかならなかったか。また、後半にかけて小物くさい小物キャラ、なにかと目につくオマージュにオマージュ、インスパイア、ギャグ。サービス精神旺盛で楽しめたが、メタ的なライブ感で走っていたようにも見えた。これらの点はdestinyの悪いところが出ているとも言える。ただ、徹底してdestinyで非難されていたところはフォローされていて、あの頃の溜飲は下がったと思う。
何年越しの完結編?劇場版に、ついついユニコーンやシンエヴァと比較してしまうのだが、個人的にはあそこまでのカタルシスは得られなかった。
あの頃の中高生の時分なら観られたけれども、もう次の世代に託しつつあるおじさんは世界観に入り込めない。
おじさんは揚げ物をあんなに食べられない。それどころか必死に子供のお迎えをして妻の帰りを待ちつつミールキットを捌いている。愛されるからこそ愛するからこそ最低限の働きはしなければならないのだ。
……SPY×FAMILY観ないと。
待ってて良かった
当時小学〜中学生だったseed世代です。
本編繰り返し見てずっと待ち望んでいた身としては、公開してくれただけで関わったすべての方に感謝しています。
初日に見たのですが、やっと落ち着いてきたのでレビューしました。
序盤から中盤のseedらしい葛藤しつつも世界と向き合う主人公たちの姿に最初から涙が出るほど嬉しく、震えました。脚本も良かったですが、とにかく新規の映像が美しすぎました。
終盤はお祭りと言われてますが、seed好きにとってはたまらないシーンばかりで、Meteorの入りも完璧で、見たかったものが全て見れたと嬉しくて鑑賞後は放心状態に。
愛を伝えて受け止めるキラとラクスも素敵でした。
てっきりメインキャラクターの死などで、感傷的な最後になるかと思っていたので、安心と興奮で1回目は落ち着いて評価できませんでした。
何度も見返すうちに新しい発見があるので、まだまだ劇場に行こうと思います。
一方で結構seedファンという方が星一つ評価つけていたので、色んな考えがあるなぁと。
シリアスな展開を求めて行ったら肩透かしをくらったという人もいるので、観るスタンスによって評価が変わる作品ではあるのかもしれません。
自分としては20年越しに監督や声優さん、アーティストが再集結して、沢山のクリエイターさんがファンサービス満載のこのクオリティで作ってくれただけで星5つです。
酷い
中高生のタイミングでTV版を見ていました。全く好みでなかった種運命を見終えて、放送直後くらいから劇場版が発表されて「全く楽しみじゃないけど、どうなるのかな」と思った記憶があります。あの時はまさか20年後に上映されるとは思いませんでした。
前半は重苦しい設定の説明や閉塞しかない展開が続き、戦争状態になった後半の展開はアクション映画のようなスピードで疾走します。SF設定を高速で説明され、敵対者となるファウンデーションは必要あるのかと聞きたくなるような破壊行為をして、「あれ、ついていけない」と思っている内に終わりました。
TV版のキャラは同人誌からの設定を混ぜられているのか? と思うほど性格が変わっています。キラとラクスが恋人になっているのはいいんですが、暴走族でも乗らないようなゴツくてギラギラしたバイクに乗ってピクニックに行って辛気臭い話をしています。「いつまでも戦争が終わらない・・・どうしたらいいんだ・・・」・・・そりゃそうだろうね。代案無しに感情論でデュランダル議長のプランをぶっ壊してぶっ殺したんだもの。
シン・アスカはTV版では重い過去を持ち、ガンダム作品では珍しい「軍人の主人公」でしたが、この映画では中学2年生くらいの精神と言動になっていて、ファンなら「わあ、可愛い」と思えばいいのかもしれませんが・・・。私は「退行してない? この人は誰?」とずっと思っていました。ファンサービスというなら成長している姿(イザークとディアッカは軍人として成長しており、冷静で対局を見た判断と行動、戦場での活躍をしている)を見せるものだと思うのですが、シンは何なんだろう。
新キャラは短時間でキャラクターを確立する必要があったのか、台詞がとにかく刺々しく好きになるような隙間や人間味がありません。特にアグネスは、往年のガンダムファンなら「度を越えてぐいぐい来るクェス・パラヤ」と言えばわかるかも知れませんが、価値観の押し付けや立ち回りが異常です。あんな人間が最新鋭の兵器に乗っていいわけがない(案の定モビルスーツごと離反するし)。
「民度がガンダムシリーズ最悪」と賞されるCEらしく、平和(小康状態)からものの数分で世界大戦が始まります。TV版は常にコーディネーターとナチュラルの2つの勢力が対立する話ですが、この話にナチュラルは殆ど登場しません。「選ばれた人間(コーディネーター)」の中から「さらに選ばれた人間」が「愛」を巡って命を奪い合います。
特にそのトップであるオルフェは簡単に言えば「運命の相手(彼女)欲しい」という欲求だけで自国民と他国民を虐殺していて、救いのないほど愚かに見える。本当に国を統べるほど頭良いのか? どの口で「世界を導く」とか言えるんだ。
後半になるととにかく「愛」という深いんだか浅いんだかわからない言葉が頻繁に登場するので、話についていけなくなった私は周囲の迷惑にならないよう笑いを噛み殺すので大変でした。登場人物は全員真剣なはずなんですが。
ガンダムシリーズには、重い人間ドラマを見たいならユニコーンという名作がありますし、シャープでカッコいいモビルスーツが戦いまくっている映像が見たいならダブルオーがあります。この作品はそれらを何も超えられていません。肯定的に見られている方の感想を見ると、「SEEDらしさ」を評価しているようですが、私にはそれを感知するセンサーが無いので測定出来ません。あえていうなら令和の時代に中二病全開のセリフとキャラの感情だけで突っ走る展開の事でしょうか。「闇に堕ちろ、キラ・ヤマト……!」というセリフと催眠術にかかった時の演出。あれを面白いと思う事は、TV版を見終わって20年経った人間には中々難しい。
早く閃光のハサウェイの続き観てえなあ。
2/7追記
誤字修正と一部追記。
あと、☆0に出来る事を知ったので☆0.5から0に修正しました。
ほぼ初心者目線でも面白い。けど評価は別れそう
ガンダムSEEDとSEEDDestinyは当時アニメを見ていました。でも元々ガンダムオタクとかでは無いので話はほとんど忘れてしまって、キャラクターすら主要人物しか覚えてない、どんな話だったかも全然覚えてない(ザフトとオーブが…いたな…くらいの)状態ですが、気になって映画の方見てきました。
面白いと思います。自分のような殆ど忘れた人間でも楽しく見れました。でも完全初見且つガンダムに1ミリも興味無い様な人では流石に厳しいかもしれません。自分も見ているうちに少しずつ思い出したからこそ楽しめた部分もありました。
映画としての起承転結がしっかりしていて、テーマである「愛」がキーポイントとなってハッピーエンドです。分かりやすくて良かった。
序盤から戦闘シーンと西川貴教の曲でテンションあがります。中盤まではラブコメ的なシーンや精神干渉?のシーンは笑いそうになりすぎてヤバかった。
そこからキラが大変な目にあい、陣営は壊滅。この辺やられっぱなしなのできつい。しかしそこから作戦練って、後半はずっと戦闘戦闘戦闘です。カタルシスが凄いんですが、そこでもちょいちょい笑えるシーンがあってなんだこれは?となる人がいるのもわかります。個人的にはその辺含めて面白かった。
映画オリジナルキャラもみんな個性強すぎて良かったです。敵となるファウンデーションの人達があからさまな悪党ばっかで面白い。
お祭り映画というかファンサ映画な感じがして、エンタメに振り切っていると思います。だからこそ楽しいと感じた人も多くいる一方、アニメの重い展開が好きな人ははあ?という人もいるでしょう。
見応えのあるMSや戦闘シーン、流れるミーティアだけでも価値はあると思います。
あとただ、ひとつ。ラクスのぴちぴちパイスーや揺れる胸部の描写は、もう令和には合わないと思います。20年前ならよくても、今はもうああいうのは要らないかな……とだけ。
残念
ラクスのポワンとしているのに実はしっかりした女性感がとても好きでした。
キラは色々な事に葛藤しながら成長して愛情表現が少ないが皆に優しく、殺さず勝てるほど最強になったはず。
その二人の強くてやらしさの無い所がとても好きだったのに、この映画のキラは自分勝手で情けく仲間を信頼しないは、けなすは、嫉妬するは、殺しまくるは、なぐられるは…
ラクスはエロ女みたいになってるは、タラコ唇でキスしたそうな顔ばかりしてるは、ピンク頭でOLのスーツみたいな格好するは、ピチピチのライダースーツで色気強調するは、見離しといて信じてますとか訳分からん事言うてるし。ラクスは誰の子?て事になってるはで内容が入って来ませんし何を伝えたいのか理解出来無い。
キラとラクスの間には誰も何も割り込む事が出来無いほどの深い愛と信頼があると思っていました。夢伝説の歌のように。そして命がけで世界を救おうとしていました。こんな隙だらけの愛を言葉にしないと伝わらないみたいな話では…
とにかく私は残念の一言。
曲はずっと一緒だったのにか、君は僕に似ているとか言う曲が良かったと思う。
元のストライクフリーダムが出た事だけが救いでした。元のフリーダムとストフリがとても好きなので。
デスティニーも何度もイラつき途中で見るの辞めようと思ったのですがストフリの登場の格好良さで観てて良かったと思えました。
作ってる所は違うのでしょうが、エウレカ以降最近のアニメ、ヤマトも銀河英雄伝説などのリメイクも男女共にキャラクターの口元が変に思えるのは私だけでしょうか?
とりあえずラクスの口元はひどい
TVシリーズは微妙な表現もうまく描かれていて感心していましたので。
最初のガンダムが好きな私が唯一良かったと思ったシリーズで、友達同士で戦う辛さと始まった戦争が終われない難しさと、原因がそれぞれの複雑な思惑という今の世界でも共感出来そうな内容だったので、大げさですが世界の人がシードを見て戦争を回避しようと思ってくれるかもと期待していました。
お隣の大国でも人気ですし。
キラがカガリを引っ叩いたシーン
気持ちだけで何を守れるんだ!
の言葉にシビレたものでした。
情けないキラは見たく無かったですね
これでは、敵を全滅させないと終わらないと言う事でしょうか?
多くの子供達にも見てほしいアニメだったのですが、とりあえず残念です。
好きな食べ物混ぜたらなんとも言えない味になった感じ
普段映画館で映画など見ないのですが大好きなSEEDシリーズと思い先日見てきましたがちょっと酷かったと個人的に思いました。
タイトルにもあるように唐揚げやハンバーグ、カレーなど好きな物全部入れて食べたらなんとも言えない味になったような気分です。
良かったとこは音楽や戦闘シーンはテンションが上がりました特にミーティア流れたとこはやばかったです。
しかし色んな機体に乗ったり昔の登場人物を多く出したことにより一人ひとりのスポットの当たる時間が短く煮え切らない感じでした。もう少し絞り主要人物に時間を割いてくれた方が個人的には良かった。
いちばん許せないのはアスランのエッな妄想そういうのを入れるのはいいですが終盤の盛り上がるところで入れないで欲しかったギャグ的なことは中盤までに済ませて欲しかったです。
結果的に映画館で見て良かったですDVDや配信サイトでは多分途中で見るのをやめてたと思うので。
何を観たんだろう、、、
戦闘シーンのアニメーションや音楽は素晴らしく、冒頭はカッコ良さに涙が出ました。
懐かしのキャラ達が皆出てきてくれたのもとても嬉しかったです。
でも、感情的過ぎて深みのない敵キャラ(引くだけで何の共感も出来ず)、恋愛脳で敵味方バンバン攻撃する主要キャラ(戦争における迷いや葛藤をテーマにしていたシード、デスティニーは何だった?)、キャラ変すぎて笑えないギャグ&お色気要素....(涙)
戦闘シーンは盛り上がるものの、都合の良い展開ばかりで、後半は何を観ているんだろう、、と半ば呆れながら見守ってました。
テンポも良く、娯楽映画ではあると思うのですが、前作までのファンとしてはもはや別物ということで星1つです!
愛とは(哲学)
この映画を「素晴らしい愛の物語!」と絶賛してる人はいるのでしょうか。
劇中ではキラとラクスは不変の愛を貫いてました。キラはラクスに対して「どのような状態でも愛は変わらない」、ラクスはタオの求愛を断固として受け入れませんでしたが、
現実には働けなくなる、出世コースから外れる、自分の上位互換が出てくる、そんなことで簡単に見捨てられてしまう。
自分は男なので特にそう感じます。
そりゃ能力が高い方がいいんじゃないですか。
周りに蛇蝎のごとく忌み嫌われていても社会的地位があるから結婚してる人なんて沢山いてますよ。
なんて言うと「そんなのは愛じゃない!」って言われるんだろうけど。
そんな感じで「それもこれも真実の愛ではない!」なんて厳しく審査していくと、最終的には親レベルの無償の愛しか残らないのでは。
んでカイジじゃないけど「世間は自分の母親ではない」から、本来赤の他人に対してそこまでの愛を注ぐなんて難しい…
やっぱりフィクションの話だよなあ、とやや冷めた目で見てしまいました。
あ、MS戦は大迫力でよかったです。
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