機動戦士ガンダムSEED FREEDOMのレビュー・感想・評価
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ズレたレビューには気を付けて
レビューを見回したところ、特に低い評価をしている方々の指摘が、非常に表面的な批判でしかなく、ガンダムSEEDに対するミスリードさえ含むと感じたので、仕方なく投稿します。
不満を訴える指摘は様々ですが、私が見たところ、それらは全て「演出面」についてです。
例えば、エロやギャグはいらないとか、設定が唐突で説明なくご都合主義っぽいとか、起承転結ガーとか。
その指摘自体は間違っていないと思います。しかし演出面のみで作品価値が判断されるというのは、映画として整っているか、綺麗かどうかという話に過ぎません。作品の「中身」というものは、演出面の善し悪しとは別に存在するものではないでしょうか。
実は……というか、ガンダム作品をよく知っている人にとっては、ことガンダムにとって重要なのは、アニメーション劇としての完成度以上に「メッセージ性」です。完成度の高い劇を観たいなら別の素晴らしい映画を観ればいいし、小説なりを読めばいい……というと語弊があるので正確に言いますと「ならわざわざガンダムを観なくてもよかったかもね」という感じです。
これは暴論のようですが、世の中には楽しませることが目的の作品と、何かを訴えることが目的の作品があります。ガンダムについていえば、広く公共に発表するものとして、社会的な意味を持つ作品づくりというのが、ガンダム全体にいえるテーマでもあります。勿論、娯楽作品としての側面はありますが、それはあくまで玩具を売るためのクライアント命令であって、わざわざアニメーション作品として世に出すことの本質ではありません。
そんなものガンダムに求めてないよ、楽しめればいいよ、という感覚を持って、実際に楽しんで頂いた方まで否定はしにくいですが、ガンダムが娯楽やガンプラを売るためだけに、戦争とか、核というキーワードをわざわざ持ち出している訳ではないのです。
中身を無視して、外見の演出の不出来を理由に作品価値を下げているレビューは、ガンダム作品における本質が解釈できていない意見ばかりです。作品の解釈が出来ないまま、ズレた評価をしている方が意外に多く、いわゆる、映画というものを数多く観ている人の読解力や洞察力はこの程度なのか?と不思議な次第です。
ではガンダムにおける「メッセージ性」とは何でしょう。
ガンダムにおいて長らく語られるテーマは「人がいかにして、ずっとこの世界に存在できるか」です。君は生き延びることが出来るか……というやつです。
戦争はその一部の要素でしかなく、実はテーマではありません。玩具を売るため、ロボットを活躍させるために適した状況が戦争だったに過ぎません。
戦争の記録……ガンダムは戦記物として分類されますが、戦記とは過去の記録という性格が強く、過去は学ぶべきものではあるけれど、未来を構成する要素にはなりにくいのです。そのためガンダムは別個で未来的な問題を取り扱い、テーマとしています。
ではガンダムSEEDのテーマとは?
その点についてガンダムSEEDは、遺伝子調整技術による人間の能力向上が、ヒトの革新に繋がるのではないか……と仮説を立て、その仮説が立証できるのか、あるいは棄却出来るのかということを、ストーリーを通して検証しています。さらに我々視聴者にも未来的な問題について議論を投げています。
こういった前提を踏まえると、作品を読み取る上での「洞察」が生まれます。
1作目のSEEDではあまり議論は深まりませんが、クルーゼという男の主張は、人が欲深く、愚かである事を指摘し、遺伝子技術も人の愚かさの1つとして議論のテーブルに上げます。
2作目のDestinyではデュランダルという男が、デスティニープランと名付けた社会構想を呈示することで議論を表面化させます。そして戦いの中で主人公らの意見とは対立します。
しかし残念ながら、2作目のDestinyは演出面の問題もあり、結果的には視聴者に伝わりにくい形で終了したようです。SEEDは良かったけどDestinyは苦手……という方の理由はこの辺にあると感じます。たしかに演出は大事……
なので3作目にあたる今回の映画では、既に議論されたはずのデスティニープランを再び呈示して、キラ達が撃ち破るという流れを「より分かりやすく」観せた作品になっています。18年も経って再呈示されたのは、作り手側の至らなさでもあり、我々視聴者の理解力の無さでもあると思います。
今回のテーマは「愛」だ、という意見は多いです。
では、なぜ愛なのか。
ラクスは、人が能力によって評価され、生き方を決定づけられるデスティニープランへの反論として、愛を語ります。
それは愛というものが、生まれ持っての遺伝子や能力で決められることの無いものであり、生まれた後の人生の中で必然性なく生じる一人一人の自由意志だからです。
しかしデスティニープランは効率的な社会の実現のため、生まれた後の自由意志を縛る可能性があります。事実アコードの中にも一人、愛という自由意志を押し殺した人物が描かれています。
愛、というのはあくまでラクスなりの表現であり、それは人によって「努力」でもいいでしょう。言葉は異なっていても、解釈としては同じです。
なので今回のテーマは「能力(しかも先天性の)や必然性のみが求められる世界が人を幸せにするのか?そのような世界で人は革新し、争いを無くせるのか?」ということで、それに対するメッセージは映画の中に描かれています。
その答えはラクスの言葉でいうと愛なのでしょう。
ではあなたにとっては何ですか?と問いかけられているつもりで、観てほしい作品です。
デスティニープランや、能力主義の行き着く先もちゃんと示されています。アコードと呼ばれる彼らは目的の為に自国の国民を犠牲にすることを「必要なもの」として何とも思わない人種でした。
それは自らが弱肉強食の勝者であるために、勝者の理論と覇権闘争の方法論しか身に付けなかった我々現実の国の指導者と何ら変わらない衝動を有しています。
そんな彼らの作る世界が今とは違う良い未来であるはずがないと、私は観て思いました。
ここの評価を最初に見てから行けばよかった
当時、大好きだったガンダムSEED。
ネットやSNSではものすごく評価が良いから、期待して見に行った。
結果、期待しすぎた…微妙…
良かった点を思い出したら
・最初の西川貴教のFREEDOMの曲聴きながら、オープニングの戦闘シーンからのガンダムSEEDFREEDOMのタイトルロゴがスクリーンにばーんと映った時が1番感動して興奮した。(自分はまさかのここがピークだった)
・戦闘シーンは本当に良かった!
・戦術バジルール
・見せ場でかかるミーティア
・イザークとディアッカが1番SEED見てる感あった
・サイとミリアリア見れて良かった!
・アスランとカガリがエンディングでハウメアの守り石と指輪を見せあってるシーン
悪い点
・後半30分ポカーンだった
・唇
・ラクス全般
(愛してる言うキャラでしたっけ?ダンスの時の髪型からドレスまでダサすぎる、NTR要素、無駄な乳揺れ、エロいパイロットスーツ等など)
・キラってあんなにラクスいなきゃダメダメなキャラでしたっけ?
・ラクスの愛だー
・オルフェやイングリッド、アコード達が誰も救われない
・シンの唐突な分身の術
愛がテーマなのは分かるのですが、これがあのSEED DESTINYの続編で完結編ならヤバい…もう少しやりようがあったのでは?
ですが興行収入等は好調みたいなので、好きな人には堪らない作品なのだと思います。
出来るなら自分も何回でも見に行く組に入りたかった…
他の方が仰ってる通り、ファンでも好きと嫌いが完璧分かれる作品です。
まぁ、悪くは無いが…
結局の所
まぁ、ファン映画かなぁって評価だね
ファンでもダメ判定あるとは思うがファン映画だねぇ
難を言えば、アニメからリアル時間が経ちすぎている事かなぁ
何にしてもあの世界から争いは無くならないと言うのは事実でしょうね…結局、愛で全て片付けてしまってるし
悪いと言うか悪くなってしまった要因の一つとしては
敵に魅力が無いのが大きい気がする
映画という、短い時間の間だから仕方ないのだけど
クルーゼ隊長にしても、デュランダル議長にしても彼らからは信念を感じたが
今回の連中にはそれが正直薄いんだよなぁ
見なければよかった
結論として、続編ということで期待していましたがとてもがっかりして、見たことすら後悔したというのが感想です。
アンチとしてではなく真摯にガンダムSEEDのファンとして、誠実に感想を書かせていただきます。
そしてガンダムSEEDファンであれば観ないことを強くお勧めします。
リアルタイムではちょくちょく見ていたくらいで、
フリーダムかっこいい!
くらいの感想しか持っていなかった当初とは違い、大人になって観てみると本当に素晴らしい作品だと思いました。
こんなに深い話だったんだと、感銘を受けて本当に感動して大好きな作品になりました。
にわかにも達していない知識量ではありますが、他のガンダム作品見てみたいと思えました。
そのガンダムSEEDの続編を映画で観れると、泣く準備万端にして映画館で観ておこうと思い普段行かない映画館にも足を運びましたが、正直観たことを後悔しました。
下記悪かったことと、一応良かったことを記載します。
【良かったこと】
・ガンダムがアニメよりリアルでかっこよかった。
【悪かったこと】
・エロ
私が一番嫌だったのは、女性キャラ、特にラクスをエロキャラとして描かれたことです。
他の女性キャラも胸をやたらと強調して、緊張感のあるシーンでもシンが胸に触れているところをみせたり、ところどころに意味不明なエロをぶっこんでくるところは百歩譲って目をつむります。無駄で嫌ですが。しかし、ラクスはきれいで優しい、エロとは対照的なキャラにもかかわらずエロ要素を入れてきたことに、作品、キャラへの愛情を感じられませんでした。観ていてつらかったです。
・ギャグ
エロとも関係していますが、緊張感のあるシーンでギャグ要素を入れ過ぎです。ここで何を感じさせたいのかわかりませんでした。シンの心を読んできた敵に対してそれを防ぐためにステラが登場してきたのは唯一心を読むことに対して真っ当な理由だと思いましたが、ステラが怪物になるところは、え、なんでここでそんな風にみせるの?とここも、シンとステラのあの悲しい別れを無に帰す感じが悲しかったです。
・ストーリー
DESTINYの終わりにキラとシンが和解してみんなで協力してこれからの世界を良くしていこうという話だったのではないですか?
アニメの、ガンダムのSEEDが特別だっただけですか?他のガンダムはこんな女と男だけの話なんですか?ガンダムSEEDを好きになったのは、終わらない戦争の中でも希望をもって世界をより良くしようと協力し合い、辛い苦難も乗り越えていくところです。
私はシン、フレイ、イザークが嫌いでした。
でもみんなこういう経緯、過去があるから、他の人を知らないからそんな風になっているのだということをストーリーが進むにつれて、それぞれが変わっていったことで、好きになっていき、特にイザークは大好きなキャラの一人になりました。いわば、この映画には語るべきところ、ストーリーが全くなく見終わった後何も残りませんでした。
(・4DX)
これは関係ないですが、4DXでみたのも最悪でした。IMAXレーザーが良かったのでそれで観たいところから間違って4DXで観たのは私の落ち度なのですが、上記の悪いところで冷めているのに体が動くことでさらに冷めてまったく没入できず、体が動くのに初めて映画館で眠くなりました。
私は映画に対してここまで、レビューを書くことは普段しません。レビューを書こうと思ったのは、正直共感してほしいという想いが強いですが、ガンダムSEEDのファンがこれを読んで、見たい気持ちもあるかと思いますが、見ないことで素晴らしい作品として心に残していただければ幸いです。
おもしろラブコメOVA
続編と聞いて、前情報を何も仕入れずに種と種死100話を再履修していざ観に行った結果、悲しい気持ちになり帰ってきました。
冒頭いきなりベタすぎるラブコメカット連発、超能力みたいな力を使う新人類登場、種死であれだけ凛々しく成長したキラがウジウジしたりラクスも覇気がなくなり随分簡単に動揺するようになっていたりしてキャラクターの一貫性もなく、作画もなんだか不安定、軽率に核ミサイルを発射する展開にし地球が焼け野原となり軽率にレクイエムも連射でユーラシア連邦首都が消滅(これでまた終わらない大戦が起きそうだけどなぜか首謀者を倒したら収まるらしい)、あれだけ歴戦をくぐり抜けたアークエンジェルが雑に轟沈、続編とは思えない部分を挙げればキリがないです。今作からの要素のアコードとかいう新種の超能力についてSF的な説明はほぼ何もなく謎の能力のまま、前半でキラを操ったり思考を読んで圧倒的な強さだったのに最終戦ではなぜか操れず、思考も読めずと非合理的な負け方をしているのも気になります。愛のパワーで弾き返したんですかね笑。最終戦のシリアスなシーンでは本当にステラ、カガリがコミカルに出てきて愛のパワー的な演出が入っていたので大真面目にそうなのかもしれませんが失笑という感じで見ていました。具体的にどういう設定の能力なのか深掘りしていないのでコミカルにして誤魔化した感があります。
種と種死はほぼシリアスなシーンで構成されていたにもかかわらず、今作は方針を大きく変えて全編ラブコメで真面目な話も特に内容がなく、種死の最後から世界は特に変わらないまま(むしろレクイエムと核ミサイルが地球に降り注ぎ混沌の世界になって)映画が終わっています。
種、種死で議論されてきた、どうすれば世界が平和になるのかという問題に対しての結論を本作で何かしら定義するのだと思っていましたが、結局今作でもそういった話は特に進展せず、全て愛で片付けられてしまいました。それが一番気になっていたのに。
それと数年も経ってないのに主要女性キャラの唇強調して大人っぽくしすぎて可愛くなくなったり、新キャラのテンプレのじゃ系王女とクセ強いブラックナイトの面々はキャラデザが尖りすぎて世界観から浮いてるし人数多いし(その割にあまり深掘りされずシンにまとめて倒されるし)、ラクスの最後のパイロットスーツの無駄に過激(淫紋みたいなのあったよね)でへんちくりんなデザインや一番重要な艦長を船外に露出させるという意味不明なミレニアムの艦長席、最早なんでもありどういう原理?と思ったキラの最後の超必殺技(笑)など、フィクションとはいえさ今までもうちょっと納得感のある感じだったじゃんと頭を抱えたくなる各種デザインの数々が目に付きました。
また最後に超重要人物でパイロット経験のないラクスが無駄にリスクを背負って出撃する理由はないですし自分のエゴでそういうことする性格ではないと思いますし、あそこまで飛ばすだけならたぶんインパルスのバックパックのように遠隔でできる気がしますし、結局フリーダムとの接続は艦側でオペレーターがやっていますし、考えれば考えるほどラクスが乗っていく必要性がないのですが(隣りで承認プロセスをやってましたが艦側でもできそうだし)、きっと最後のシーンありきでラクス乗ってくことにしたんだろうなと雑な脚本ができるプロセスを感じて嫌でした。そもそもこの映画自体が愛というテーマありきで作られたようなのでさもありなんという気もしますが。
総じて、懐かしのキャラをてんこ盛りにして仲良くしてキャッキャさせてラブコメ!ラクスが洗脳NTRされちゃうピンチ!でも愛のチカラでなんか凄い必殺技ドカンとやってハッピーエンドでめでたしめでたしって。。。これが正式な続編で大丈夫?と思って見ておりました。
とはいえ、シリアスやSFや本来のテーマなんてどうでもよくて、エンタメやラブコメで主要キャラクター同士が争わずキャッキャしてハッピーエンドになる話を好む人が多いのは事実で、実際評価も悪くないようですね。
SEEDのキャラたちがラブコメするのは嫌ではないのですが、真面目な続編としての期待値が高かった私のような人が散見されるので、それならOVAにするかいっそタイトルをガンダムSEEDFREEDOM~愛は地球を救う~にするくらい最初からエンタメに振って欲しかった・・・
種と種死とスターゲイザー時間かけて再履修したのにこの珍作を見せられた憤りが拭いきれません。
そして私が世代だった種と種死の最後がこんなふざけた話で終わるのが残念でなりません。
映画の後半が特に良かった!
初日の評価を見たら⭐️2.6ぐらいで不安だったけど、⭐️5つけれるぐらいめっちゃ面白かった!特にシンがめっちゃ活躍してたところが最高!シードデスティニーじゃキラに出番取られてあんま活躍できずに最終話を迎えたからシン活躍少ないなって思ってたけど映画で大活躍したからシンのファンもっと増えたと思う笑
個人的に面白かったのは、後半シンに洗脳をかけようとしたらシンの闇が深過ぎて洗脳出来なかったところが面白かった笑笑 アスランもハレンチな妄想して洗脳させないのも面白かった笑 あとアスラン強かった
逆に今回 キラがシンとアスランよりあんま活躍しない気がする 最後キラの機体がチート級に強いけども
あとCGはあんま良くなかったけど、それを忘れるくらいおもしろかった!あと唇も忘れる?かも
シード、シードデスティニーのopでなんでキャラが裸なのかはラストでやっと理解できた あくまで知恵袋の誰かの推測だけど
これで完結なのかぁ 出来れば続編作って欲しい
興行収入次第でできるかも?って関さんも言ってたし
とにかく続編を作って欲しいくらいおもしろい作品だった!まぁ続編決定ってなってもまた数10年後かもしれないけど...
面白かったよ。いや面白かったんだけど…
ガンダムは水星とハサウェイ、SEEDは公式の総集編動画2本見ただけのにわかになります。
ガンダムの映画だけあって面白かったんですよ。いや面白かったんだけど…って言うのが正直な感想です。
ここからは良かった点です。
挿入歌の「ミーティア」のかかりかたはむちゃくちゃ良かったです。最高のタイミングでかかり、さらに場面を盛り上げてきましたね。
SEED(覚醒)演出はTV版から変えすぎずにグレードアップさせた感じがして好きでした。
キャラもよかったですね。
敵でいうと、アウラとモブのブラックナイトスコードの清々しいまでのザ悪役っぷりはいいですね。逆にオルフェとシュラには彼らなりの信念を感じましたし、その信念に比例して強さも強者感もある。描写や行動を見てて、少なくとも今作の敵のなかでは魅力ある悪役だと思いました。あとイングリットは見ててホントに可哀想でした。好きな人が一切こっちを見てくれず、ミスしたら殴られてアウラからも汚物を見るような目で見られて。最後オルフェと少しいい感じになって死んでしまいましたが、彼女にとってはある意味その瞬間だけは少し幸せだったのかも。必ず来世で報われてほしい。
ギーペンラートさんの性格もいいっすね。プライドの権化。そのくせキラに嫌われると不安定になって泣き出す。気になってたシュラにすがり付き、そのままシュラたちに寝返る。そして最後は見下してたやつにボコされる。素晴らしい。見てる分には最高にオモロイ(現実でこんなやついたら即避けるけど)。
味方キャラもそれぞれちゃんと見せ場があってよかったです。特にアスラン。序盤はファウンデーションについて調べて別行動してましたが、その後ブラックナイトスコードにはめられたキラのピンチに颯爽と到着して助けるとかかっこよすぎだろ!最終決戦でもキラのピンチに颯爽と登場(二回目)してキラをかばい、真の姿を解放して相手の1人(シュラ)を引き受けるとかもうかっこよすぎるんよ。しかも精神的にボロボロのキラを奮起させるとかもうどんだけ頼れる相棒なんだよ!
アスランかっこよすぎるだろ(二回目)!
あとシンのデスティニーへの信頼とデスティニーでの無双も最高でした!
展開も良かった。
オルフェのラクス催眠NTR、それを見て苦しむキラとイングリット。そこで追い討ちをかけるオルフェさん。そして罠にはまるキラとコンパス御一行。ファウンデーションの非道ぶり炸裂。だけどアスランのお陰で生き延びたキラたち御一行は奮起。仲間の協力を得て反撃開始していき、囚われていたラクスを助けて最終決戦。王道ストーリーでやっぱり盛り上がるし、各キャラの活躍シーンもちゃんと組み込まれていて、お祭り映画としては素晴らしいと思う。
ここからは僕の評価が下がった理由について述べます。
TVシリーズを見てないせいかどうしても絵柄が古くて僕は合わなかったです。
最終決戦のモビルスーツでのバトルも盛り上がりはするんですが正直分かりづらくて、なにやってるか分からんところは結構ありました。
あと見てると徐々に慣れてくるとはいえどうしても気になる女性キャラの唇。
ここからは批評ではないのですが、かなりぶっ飛んだ展開の連続でつっこみどころ満載だった終盤戦について少し書かせてください。僕は結構(心の中で)つっこみながら楽しんで見れましたが、そこを受け入れられるかどうかで結構評価は変わりそうだと思いました。
以下、個人的なつっこみポイントです。
1:シン対モブラックナイトスコードにて
モブラックナイトスコード4人「闇に堕ちろシン・アスカ!(ここで催眠使ったかあ)」→金髪の少女(イメージ)登場(一瞬カガリと間違えたけどステラだったか)「シンは私が守る!(おお!)」→金髪少女がなんか怪物になる(ファ?!)
私が守る!までは分かったけど、怪物になったのはなんでや!(見てすぐは結構困惑した)
2:ズゴックの中からジャスティス登場(ホンマに中から出てきたよジャスティス。どこにそんなスペースあるんだよ)
3:ラクス
あのスーツはなんだよ!もはやダリフラじゃねえかよ!(結構あれはあれでよき)そしてなんで最初マイティーストライクフリーダムの肩に立ってんだよ危ないだろ!
4:キラとラクス
最後なにロマンティクスしてんだよ!
5:アスランのジャスティス
最後の頭からの攻撃はなんだよ!あれもうウルトラマンガイアのフォトンエッジじゃねーかよ!
ガンダムSEEDオールスターゲーム!最高!
ガンダムSEEDファンは絶対見るべきです。
そしてこんなのガンダムではない!と、宇宙世紀が好きな方々。別にいいじゃないですか!
ガンダム全体として盛り上がり、今後も新しいガンダムに繋がると思えば皆ハッピーです!仲良くいきましょう!
さて、本作ですが、前半はガンダムSEEDらしい展開、後半は新しいガンダムSEEDだと感じました。後半は特に監督の色が出たという事でしたが、まぁ賛否両論聞きますよね。
アスランが‥キラが‥ステラが‥シンが‥ってね。
でも前半が暗いもどかしい感じなので、後半は王道的にスカッとする展開で最高でした!
40点減点160点加点して総合120点の映画
褒める点は他の方が挙げてくれていたので、ちょっと個人的に残念だなと思った部分をピックアップ
・宇宙世紀めいたコズミック・イラらしさのない敵
今回の敵はアコードというコーディネイターから更に発展して創られた新人類なのだが、思考を読み精神を暴走させるなど宇宙世紀もののニュータイプめいた超能力者軍団として描写されている
いままでムウがラウの存在を漠然とした「感覚」で察知するなどの描写はあったが、こういった超能力描写はSEEDシリーズには無かったものであり、今まで築いてきた世界観を損ねているように感じる
また敵の大ボスであるアウラも齢50ながら子供の見た目をしているが、そのことに関しては何ら説明がなされない
メンデル出身でラクスの母親やギルバート・デュランダルと顔見知りであったことを匂わせる描写はあるものの、何かしら若返りのカラクリに言及が欲しかった所
・DESTINY組の扱い
シンは前作SEED DESTINYの主人公であるが、今作ではコメディリリーフとしての役割を与えられ過剰に子供っぽい描写が多くなされている
敵エースに決闘で負けてチャーハンと唐揚げをヤケ食い、ルナといい感じになろうとしてヘタレてしまい体育座り、キラとアスランの喧嘩に割って入ってしまいアスランとキラに殴られる、「この間はジャスティスだから負けたんだ!」と子供じみた言い訳をする…
復讐と憎悪で闘い何が正義かも分からないまま戦い続けたシンの姿は痛々しいものがあったが、今回はそれとは逆に可愛そうですらある
極めつけはルナマリアに対して銃を突きつけ「動くな…」とからかうシーン
相手は銃を携帯している訓練された軍人である(ましてやルナマリアはシンが核爆発に巻き込まれ死んだと思っている)、ルナの引き金があと1秒早かったらシンはヘルメットごと脳天を撃ち抜かれていてもおかしくない
もはや幼児退行ともとれる描写の数々は「失った青春を取り戻しつつある」と評価する人もいるが、それにしてもやりすぎではないだろうか?
またステラも酷い、前作で悲劇的な結末を迎えたヒロインであったが今作では終盤シンの精神世界に登場
「シンはステラを忘れてないんだな」と感動したのもつかの間、ステラは異形の怪物に変貌し敵を襲い始める
仮にも主人公と心を通わせた少女の姿か?これが…
一応ステラ本人ではなくシンの抱えた深い心の闇の象徴として登場しただけなのだろうが、いくらなんでもこれはキャラクターのイメージを損なうものだ、監督はドズル・ザビのオマージュだと言うが流石にこれはやりすぎだろう
前作ではシンの乗艦ミネルバの副官として登場したアーサーも今回では「ブラックナイトだからクロ?」と空気を読まない発言をしたり
玉突き的に副官を降ろされ「ええー!?」と驚くなどコメディ要因に徹している
ドラマCDなどではタリア艦長の遺児を引き取るなど良識人として描写されていたのだが…
ただまあ、彼はアニメ本編でもこんな役なのでその辺は仕方ない
何か1つくらいカッコイイ面も見せてほしかったが高望みだろう
ドム三人組はリーダーであるヒルダはそれなりに活躍の描写があったものの、マーズとヘルベルトは敵の脅威演出のためにあっさり戦死してしまった
序盤ではシン達のよき先輩役として描写されていただけに少し残念な所
・「SNS映え」を意識しすぎ
宇宙戦艦でプガチョフ・コブラを行うノイマン、12連装陽電子砲を真正面から受け止めるハイラインの新兵器、MSより太いビームを反射するアカツキ、スクリーンを半分近く埋め尽くす程分身するデスティニー、粒子バリアを纏い電撃で相手を薙ぎ払うMS型大量破壊兵器と化したフリーダム…
確かにこれらの活躍は格好良かったのだが、外連味を効かせすぎてスーパーロボットめいた非現実感が出てしまっている
キラがディスラプターの使用要請を行いラクスが真横で即承認、マイティフリーダムの放つ重核子レーザー砲で宇宙要塞メサイアを両断した場面は失笑ものだった
またアスランの8割はこれに該当するだろう
味方のピンチにズゴックで現れ弱音を吐くキラを一方的にぶん殴って修正、ついでにシンにも一発、相手の読心能力にはエロ妄想で反撃…キラと志を同じくしながらも悩み戦う青年の姿はそこには無かった(良い意味でも悪い意味でも)
今までいいようにされていた敵に報いるシーンではあるので凄い!カッコイイ!を優先したいのは分かるが、あまりにもトンチキすぎる展開の連続に観客は置いてけぼりにされただろう
全裸・乳揺れなどのお色気シーンや敵ビームに焼かれ火だるまになる子供、ニコル・アマルフィの回想などSEEDらしい描写も健在
とまあだいぶ批判的に書いてしまったが個人的には非常に大満足な映画であった
「愛」をテーマにしたわかりやすいストーリー、SEED DESTINYでは不遇な扱いだったデスティニーガンダムの八面六臂な活躍、成長を感じさせるカガリの政治手腕、「人間らしさ」をはっきり出すようになったキラとラクス、熱い説得でキラを立ち直らせるアスラン、少ない出番ながらも印象深いセリフを残したイザークとディアッカ、個性的かつ印象的な新キャラクター達など評価点はここに書ききれないくらい多数存在する
何よりスクリーンで繰り広げられる圧倒的迫力の艦隊・MS戦は二度三度とこの映画を観させたくなる魅力があり
SEED及びSEED DESTINYを観たことのある人には胸を張ってオススメできる映画と言っても良いだろう
PS:マリュー艦長が「キラく…ヤマト准将」って言い直す所が好きです
これがSEEDなのか!!!!!!!!!
本当に納得行かないです、そこまでSEED愛に満ちた人間ではありませんが、特にカップリングがタイプで何度も見返してます。でも正直ガンダム好きには絶対向かん。
表立って描かれまくった「愛」がうっとうしかったほんとに!!!!!!!!!作品に罪は無いがキラは意思表示すらできないころに戻ってるしシンはなんか……、キラにめちゃくちゃ懐いてる。まあそこはちょっと個人的には萌えた。あとステラのシーン酷い!!!!!!!でもシンの中にステラが残ってるのは涙が滲んだ。でもそこ以外泣けねえ!
オルフェかっこよ!ガチイケメン!今作の中でいちばん好きなキャラです。この作品の「愛」を真っ向から否定しまくったところがいい。でも結局こいつも愛欲しいんかよとはなった。なんやあいつ。
というかあのナチュラルとコーディネーターの戦いは愛があったら止まったんか???愛で片付けられるんか?????????!確かに「恋愛映画」ですと言われればそう。でもこれガンダムですよね……?というか最後のあのカガリはなんなんだ……?というかプルンプルンしてたなラクスの胸……。感動ってなんなんだろう、求めてたのはコレジャナイ感。
オルフェが死んだシーンは良かったです、釈然としないけど愛を貫いたあのシーンは何よりです。
とにかく愛!必ず愛が勝つんだとよ!恋愛映画好きな人は是非とも履修して見に行って欲しいね!!!!
少し期待しすぎたのかもしれません。
SEEDはリアタイ世代ということもありガンダムの中でも大好きなシリーズです。
なのでとてもワクワクしながら劇場に足を運んだのですが、正直言って非常にガッカリな出来栄えでした。途中で出ようかと思うくらいに…。
巷では好評の嵐のようですが、いったいどの層が支持しているのか甚だ疑問です。
個人的に感じた良かった点と悪かった点を記載します。
■良かった点
1. 戦闘シーンに重厚感があり迫力があった(特に前半)
→CGに不安もあったのですが杞憂でした。
2. 過去のMSにもスポットライトが当たりカタルシスがあった
→デスティニーに活躍の場が与えられたのは嬉しかったです。
■悪かった点
1. ファンサービスが過剰
→「お前らこれが欲しかったんだろ?」と言わんばかりの描写や演出が多かった。全体的にファンに媚びているような印象を受けた。
2. キャラクターの性格に連続性がない
→キラはSEED時代に逆戻り、シンは必要以上に幼く描かれているなど、キャラクターの性格に違和感があった。恐らく上記1とも関連しており、長年ファンが訴えてきた不満・要望に対してのアンサーがこれなのだと認識していますが、過程がすっ飛ばされているので違和感しかないです。
3. 終盤の戦闘描写がスパロボすぎる
→世界観を破壊しすぎていませんかね・・・?デスティニーの分身やマイフリのディスラプター、謎電撃、謎刀で本気で席を立とうかと思いました。
よく調べると前半は両澤さんの残したプロットをほぼそのままに基に作られているらしいですね。
私は前半の展開・演出が好きなので非常に合点がいきました。
世間では後半部分が評価されているようですが、SEEDが好きな人であればあるほど受け入れられない作りになっていると感じるので、いったい何が起こっているのかすごく不思議です。
とはいえ、20年越しにSEEDを見られたのは素直に嬉しかったので、シリーズのさらなる展開に期待します。
チート合戦
強くなりすぎた主人公側をボコボコにする為にビーム兵器が効かないチート機体にチート能力者を乗せた敵軍隊が主人公側を罠にハメて徹底的に潰すというハチャメチャな展開
主人公側は虎の子の改修機体を出して反撃し何人かは倒しますが本編の少し前に盗んだストフリ1のデータをチート機体に流用したトンチキ機体には勝てず
主人公側は更なるバックパック状のチート兵器を投入しストフリ2と合体
すると何故か機体性能が急上昇しトンチキ機体を一方的にボコボコにし更には積年の恨みを晴らすかの如く放ったビームはビームが効かないはずの兵器を出力80%で小惑星ごと消し炭にして完了という流れです
なんだこの話?
SEEDの続きなんか必要あっただろうか
監督夫婦の私情でキャストをクビにしキャラクターの設定まで改変して完結したアニメを無理矢理掘り起こしてやってる事は過去のガンダム作品や他のアニメのオマージュである
まあ子供と中二病と萌え属性と腐女子の人達が楽しめれば成功だと思う(多分その辺りの人達が狙いの映画だろうし)
なんといっていいのか
オールスターのお祭り的な映画ですね。派手な戦いを見る映画。
愛がテーマなのでしょうが、
もう少し整理してシンプルな映画にできたと思います。
キラもシンもこんな設定にしてよかったのか。
愛とか何とかそんなのが多すぎて、正直ちょっと嫌になりました。
そんな気持ちのまま、終盤の戦闘シーンを迎えて、
最後の最後に主人公とヒロインが裸で解放感にひたっており、え?って感じで
モヤモヤしたまま映画終了。
正直、感動とかそういうのはありませんでした。
ピンクハロと少しオトナになった彼ら
テレビでガンダムSEED/SEED DESTINYを放送されていた頃から観ていましたが、本作を観に行くにあたってHDリマスター版/スぺシャルエディションを一通り見直してから劇場へ。※4DXではなく、通常上映です。
見返していた時にも思ったのですが、冒頭のBANDAIのロゴのアイキャッチでハロの色がピンクと緑があるんですね(笑)
マニアやファンにとって周知の事かもしれませんが、特に裏付けを取ったり調べた訳ではないので今日劇場で気づいたので感想のどさくさに書き残しておこうと思いました。
振り返るとピンクハロの作品(スペシャルエディション)はキラとフレイの致している描写などがあり、緑ハロの作品は露骨なそれはないように思います。(ちなみにタリア艦長とデュランダル議長の事後と思われる描写は緑ハロでした)
本作はピンクハロでした。という事で、これは個人的な解釈なのですが作中の描写の随所にピンクでした。
カメラアングルや攻撃などがぶつかった際の衝撃の揺れ方や部品の一つ一つが飛び散る描写、爆発などで人が燃える恐怖シーン、種割れの高精細な進化…さすが劇場版という仕上がりでした()
作品の内容については概ね満足しています。初見だと戦闘シーンなどは目が回りそうですが、某汎用人型決戦兵器のシーンに比べれば可愛いものです。
女性キャラクターの口紅はちょっと慣れない感じがしましたが、作中にも懐かしい登場人物たちが出てきましたし、きっと同窓会で感じるアレだと思います。
作中でちょいちょい◯タッチや裏切り、強◯未遂やNTR(BSS)をちらつかせようというシーン、妄想など随所に笑わせてくれる要素もあり、シリアスなシーンもあり、最後は…ああ、種とか種死とか隠語で言われていましたが、本当にそうだったんやなと思いました。
何を言っているのかわからないと思いますが、私も何を言いたいのか分かっていません。
ちなみに⭐︎0.5はステラが登場するのは嬉しいけど、扱いが某特級呪霊みたいなのは元々そういう設定がなかったと思うので解釈違いなので。
あと⭐︎0.5はデュートリオンビームがあんな短時間でチャージ完了される上に、今作では艦隊→MS以外で出来るなんて都合良すぎるという理解が追いついていないニワカのただの愚痴です。
本当に楽しみにしていただけに…
初日、有休を取得して、ガンダム好きの友と行ってきました。感想は一言。「面白かった、酷かったけど。」
ガンダムが好き=ロボットが好き、みたいなところが昔から私にはあって、令和版SEEDの新機体が自由に動く戦闘シーンはさすがです。また、もう新しいシーンを見ることができないと思っていたアスランやキラたちを見れたのはとても良かった。
ただし、一作品としては本当にひどい出来だと思いました。これで面白いとか、高評価が付られる人は幸せだと思う。映画に真剣に向き合ったり、作品としてどうだとか、起承転結とか気にしてしまう人…はたまた読書家な人…ほど、悪い意味でびっくりするような内容だったんじゃないでしょうか。低年齢向けのロボットアニメならこれで良いんですが、栄えある『ガンダム』としてこれは、歴史に泥を塗るということになりませんかね。
SEED、本当に好きだったんですよ。大学から十数年かけて、ゲームもずっとやっていました。フリーダムもジャスティスも好きで…もちろんプロヴィデンスも格好良かった。ジンやシグーですら好きでした。敵も魅力的だし、ニコル~からの相討ち⇒味方に…という激熱展開は今でも鳥肌モノです。正直、続編の方は…リアルタイムで楽しみにしていただけに、尺が足らず、結局良く分からないまま終わり、主人公誰だったの、何が言いたかったの‥?となってしまって感情移入はあまりできませんでしたが。それでも、この映画よりはずっと良かった。
私は、普段アニメの映画作品は見ません。古き良き、ショーシャンクだの、今を生きるだの…ここら辺は繰り返し見るのですが、今のアニメ映画というのは、こういった悪乗りによくわからないエロ。これが普通…なのでしょうかね。水星の魔女も私の中ではかなりの低評価なのですが、あの作品よりさらに酷い…
ユニコーン、ハサウェイと劇場版は良作が続いていたので、完全に油断していました。
水星の魔女とこの作品のおかげで、良くも悪くも、自分の中でのガンダムに一区切りつけることができました。メモ代わりにアカウントを作り、自分の中でのガンダムが終わった記念にコメントを記しておこうと思います。
とはいっても、本当に残念、駄作…としか思わないので、備忘録的に作品として気になった点を挙げておこうかと思います。もし万が一気が変わって2回目を見たりして、分かることがあればいいのだけど。
・アコードは結局超能力者なのか。その生まれもルーツも、たいして語られなかったので、まった感情移入できない。
・ファウンデーションの女王、アウラはどうして幼い見た目なのか。まったく説明がなかった…と思う。仮に、デュランダルと研究施設にいたのがバレないため、ならば見た目を全く変える必要があったのでは‥(アスランにそれで見抜かれているし…)
・キラの不殺はなんだったのか。普通にオルフェを殺して…。。
・アグネスの、作品に存在する意味が見いだせない。敵としても味方としても活躍せず…作品に何のメッセージも持たされることなく、ただただ無意味に裏切って戻ってきて…本当に意味がわからなかった。
・ブルーコスモスのミケール大佐絡みの話が、途中で全く出てこなくなってしまった…。そもそも、平和にならない地球圏VSザフトの構図に頭を悩ましているコンパスの面々だったはずなのに、SEED・運命と続いて満を持して発表した劇場版で、まったく世界に対する答えが描かれず…よくわからない新興国が出てきて、その企みを挫いたからといって、まったくもってハッピーエンドではないのではないだろうか…
・レクイエムも、どうして奪取されたのか‥まったく触れられていなかった。少しくらい、ファウンデーション側の用意周到な策の1つや2つを見せておかないと…舞台装置として必要だったのは分かるが、これもまったく理解ができない。。。「最強」のビームMAP兵器が誰でも使える状態だったのか…
・マイティーストフリ、承認制の意味がないような…恋人同士で承認する意味はあまりないと思う。強力すぎるのなら、せめてコスモス理事とかの承認制にした方が…
・ストライクフリーダム二式およびマイティーストフリの実体剣も納得がいかない。OO一期では、エクシアが実体剣あったが、あれはちゃんと作品内で説明がされた。曰く、「"ガンダム"が万が一裏切った時の切り札」。そういうことか…!と素直に感動したし、とてもスマートだった。翻って、本作の実体剣は…そもそも、アコード側の機体が新技術でビームを無効化する、みたいなことは言っていたと思うが、結局確か最終的に承認制の超兵器で倒していたような…実体剣の意味はないし、アロンダイトも半分実体剣だったでしょう、あれじゃダメだったの?
・ラクスのピチピチのスーツも良く分からなかった。。。Gガンダムよろしく、トレースシステムならまだ分かるんだけど…急にお色気出されても、場違いだと思う。
・そして終局の、二人しての裸。それまでわちゃわちゃ酷いお祭り騒ぎを見させられてからの、なぜか裸で‥本当に頭の中が「???????」となった。どういうメッセージなのだろう。
好き嫌いが分かれる
なんて言うか、まぁサンライズっぽい映画かなと。
廉価版でやられ役の新型機、主役カップルのすれ違いの上敵に恋のライバル、敵組織の目的が世界征服、敵組織の伏線未回収、後半の無双機体の投入、今彼女無視して死んだ元カノと精神パワーアップ、ヒロインの世界観無視したエロコスチューム、締めのラブラブスーパーアタック、最後はスッポンポンで終焉。
僕たちの愛の戦いはまだまだこれからだー!!!
脚本や描写にモヤモヤしました
子供の頃から好きな作品だったんですが…
なんだかモヤモヤする出来でした…
本当に好きな作品で、劇場版が発表された時もとても嬉しかったです
それなのになぜこんな気持ちになるのか、自分でもわからず、気持ちを整理するために初めてレビューを書こうと思います
序盤の戦闘シーンは最高の一言に尽きます
キラとシンが共に戦っている姿を見て感極まりそうになりました
そして葛藤するキラの姿にも引き込まれました
彼が映画を通して、前作から引きずっている問題にどのような答えを出すのだろうか?と
今思えばこういう期待を持って見てしまったのが良くなかったのかもしれません
中盤からは、「?」と感じるような描写やセリフ、見ていて恥ずかしくなるようなシーンがちょくちょく出てきて、前半で作品の世界に入り込んでいたのに、だんだん醒めていきました
確かにテレビシリーズでもマリュー艦長の乳揺れ、キャラ同士の濡れ場など、そういう要素はあったけども…なぜだか今回の映画に関しては受け入れ難いものでした
戦闘中にあそこまで直接的なギャグ描写を入れる作品ではないと認識していたのもあると思いますが
最終決戦で盛り上がっていたところに水をさされたような…そんな気持ちです
化け物になるステラやアスランの妄想、宇宙空間で決めポーズをするラクスを見た時は見ているこっち側が恥ずかしくなってしまい、思わず目をつぶってしまいました
あの描写は必要だったんでしょうか…?
敵に関しても中盤までは「こんな連中にどうやって勝つんだよ…!」と興奮気味に思っていたのですが、終盤になるとあっさりと倒されてしまいちょっと残念でした
時間の制限があるとはいえ呆気なかったな、と
どうしてもクルーゼやデュランダルと比べてしまい、小物に見えてしまいましたね
設定、デザインに関してちょっと唐突だな、まるで別作品のキャラクターみたいだな、と見る前から違和感を感じていたのもあるのですが
細かい描写の話は無しにしても、肝心の答えに関して、「愛」というメッセージは綺麗ではあるんだけど、クルーゼやデュランダルの主張に対してそれでいいのか…?とこちらもなんだか少し拍子抜けに感じてしまいました
キラとラクスの間ではそれでいいんだろうけど…世界に対して出す答えとしてはちょっと矮小な気がしました
総じて「SEEDってこういう世界・作風だっけ?」と個人的には感じた次第です
もう少しシリアスで現実的な雰囲気のある作品ではなかったかな…と
とはいえ、久しぶりにキラたちの勇姿を見ることが出来たのは嬉しかったです!
令和に蘇った伝説は期待に応えた!!
大のガンダムファンであり特にSEEDファンという平成世代バレバレな趣向の持ち主であることをまずは明かしておこうと思う。厳密に言うとSEEDをリアルで見た頃にはまだ幼稚園児で実際にちゃんと見たのはその10年後くらいにDVDレンタルでという感じなのだが、とにかくSEED大好き平成ガンダムファンな自分です。
、、、、というのも今や昔の話で、最近のガンダムすら追っていないしSEEDなんて今更・・・という気持ちも有ってなんだかんだ先日ようやく観てきたのですが・・・・・
結果は大満足だった!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうね、情報が出た当初女性キャラの唇がどうとか言われていたけどね、実際蓋を開けてみるとまず評価したいのが作画なんですよ。本当にこの令和の時代に正真正銘正統派なSEEDが蘇っているんですよ!!そこに変なクセだとかマイナーチェンジも無く、先述した通り若干女性キャラの唇が気になる部分は有りましたが、それ以外は全くの無問題でむしろTV版よりもヌルヌル動くキャラクター達にガンダムから離れていた自分でも惚れ惚れとしました/////
一方で予告編の時から気になっていた肝心なモビルスーツ描写が3Dになっていた事ですが、こちらも実際鑑賞中にはむしろこのヌルヌル感こそが合っているような印象で、勿論2D作画も有りましたし概ね良かったです。ただしやっぱりカクカク感が否めない部分も無いとは言えなかったので、その辺はまあ総合的には御愛嬌という事で。
そして最も肝心なストーリー面ですが、スペシャルエディションも観ている身としてはまず『あの後にまた戦いがあるのかよ!!』ってツッコミについては全SEEDファン共通の思いだろうが(笑)、それらを踏まえてもブルーコスモスの残党だとかディスティニープランに絡めてくるのは概ね予想の範囲内だったと言えよう。
2時間という尺から考えてももっと広げるのは難しかったと思うし、初心者に向けても分かりやすい今回の悪役のような存在はまあ総合的には良かったのだと思う。
ただどうしても小物臭が拭えない今回の敵どもに仮にもガンダム史上稀に見る最終決戦無傷完全勝利を飾ったキラ達がボコボコにされるというのはかなりショックで、でも一方でこれはガンダムファンにとってのジレンマなのだがモビルスーツがボコボコにされるというのはむしろ興奮する材料だったりもして、SEEDDESTINY終盤で得られなかった何かを接種できたような気もする(笑)。
この世界にはフェイズシフト装甲などといった実弾系兵器を無効化する特殊装甲が主にガンダムタイプの機体には装備されているのですが、今作では結構実弾兵器でもボコられていたような気もしてこの設定は?と思う点も散見された。しかしながらスラスター部分とかそういうところならまた別でしょっていう前々から気になっていた部分へのアンサーのような気もして、実際そういうところが破壊されていたような気もする。
かなり脱線したので修正するが(笑)、ストーリーに関してはとにかく欲張りセットでかつ圧倒的なテンポの良さが相まって往年のファンと新規ファン両方を満足させられるような最高のバランスになっていたと思う。全員がシン・ゴジラ顔負けのスピードで話すもんだから、むしろTV版本編中の昼ドラみたいなテンポが一掃されていてコレはこれで良かったりと思ったり。
ただSEED→DESTINY間でもう完全な信頼を築いていそうだったキラとラクスの中高生みたいな色恋展開を見せられるのは今更ながらキラとラクスってまだそれくらいの信頼関係だったのかよ!って部分が有るし、キラがSEEDの頃みたいなオドオドっぷりも見せられてキラファンとしてはちょっとマイナスだったのかなあとも思ったり。
シンの小物っぷりは最早言及するまでも無いのだが、結局悪役共の殆を倒したりとこの辺はカタルシスというよりも尺の都合で一層した感が強くてアストレイ姉妹を思い出すようなアッサリ感は残念だった。そういえば元祖三馬鹿の最後もこれくらいのテンポだったなあと思い出しつつSEEDの複数人系チームメイトキャラって時間が来たらまとめて始末されるのが伝統芸なのかとも思ったり(笑)。
アスランに関しては明らかに登場が温存されていたのでファンサービスの相まって後から優遇されるのかな~でもそれもちょっと違うよな~なんて思っていたら意外とちょうど良い塩梅で出しゃばり過ぎるということも無くてむしろ良かった!
ズゴックが出てくることは流石にネタバレを食らっていたが、それでもテンション上がったしそのズゴックが無双するという事も無くてこの辺も””分かってる””よなあと感嘆した。下手に宇宙世紀ルーツ系モビルスーツが活躍する展開で宇宙世紀ファンに媚びるような(それが悪いという事では無いが)妙なバランスにはなっておらず、もうそういうところも含めてやっぱSEEDの制作陣なんだなと。
ただ欲を言えば音楽も神曲揃いのSEEDで劇中流れたのがミーティアぐらいだったというところでしょうか。。。勿論ライブ映画になってしまうのでそこは難しいところなんですが、もう音楽は全部過去曲で良かったんじゃないかという願望が有ります。
特にミーティアが流れる場面も若干盛り上がりに欠けて、ミーティアの曲に合わせてミーティアでレクイエムを破壊しまくる(既視感有りますが笑)感じでそこで『うおおおおおええええい!!ひび割れたこーこーろがあああ燃え尽きる夜を抱くけどおおお!!!』ってぶち上がるのを期待していたんですが、キラとラクスぼったちのところで割と淡々と流れるのでもうちょっと動きが欲しかったかなあというのが感想です。
公開から三週間ほどが経ってようやく観てきましたが、やはり大ヒットしているのも納得の完成度で何より往年のSEEDファンを呼び覚ますような【あのSEED】が令和に蘇っていてそれは本当に感動しました。モビルスーツ戦もテンポよくバッサバッサ倒してぶち壊れて良い意味で剣戟睨み合いが無いのでむしろこれぞ令和のガンダムという感じで良かったです。
ガンダムと言えばやはりシリアスな展開ですが、本作ではそういう要素をあまり感じず良い意味で娯楽作品として2時間を突っ走るような、そんなある意味現代人にウケが良い構成になっていて結局こういうのがヒットしちゃうのかなあという思いも少し有ったり。。。でもそれが結局は功を奏していて実際面白いのだから勧善懲悪無双物語がやっぱり最強!!って事ですな。
最後に強いて挙げるならもう圧倒的キラ・ヤマト主人公のキラとラクスの物語なので、キラ派VSシン派で争っていたシン派の皆様は本作で描かれるシン・アスカの圧倒的舎弟っぷりとそのサブキャラっぷりに完全敗北して御臨終してください(笑)
真面目さが逆にうざい
Youtubeで公開されている冒頭10分は最高。それ以外はほぼギャグアニメ。
後半の方がよりギャグ色が強く、前半部分はまだそれっぽく見せようという努力が見られる。が、その努力が中途半端で、ハッキリ言ってこざかしい。
テレビアニメの頃から勢力間の駆け引きは半分ギャグに片足突っ込んだめちゃくちゃなものだったけど、劇場版だとさらに拍車がかかってる。どうせまともな国際政治劇なんてできないんだから、どうせなら前半から全力でギャグアニメやっててほしかった。その方がまだ気持ちを切り替えてスッキリ観られたのに
「ユーラシアを巻き込んで、テロ組織壊滅作戦に見せかけキラたちを呼び寄せて、罠に嵌めて、その上で核を撃たれた被害者と見せかけてレクイエムを撃つ正当性を……」とかこのくだりいる? 回りくどいよ。ぶっちゃけ何を言い訳にしようとレクイエム使ってる時点で非難は免れないし、そもそも策略の核心となる要素が何の脈絡もなく出てきた超能力な時点でどう転んでもギャグにしかならないでしょうが
ラクスが「囚われのお姫様」になってキラが一回負けることが重要なんだから、シンプルに自分一人で背負って世界中のテロ活動取り締まって、疲弊しきったところを、謎の第三勢力から奇襲受けてラクスがさらわれたことにしとけ
キラとラクスがすれ違う展開も重要なら、「ラクスのために平和な世界を築こうと奔走するほど一緒にいられる時間が短くなる矛盾」「ディスティニープランを否定したのは間違いだったのではないかという迷い」「遺伝子レベルで作られたラクス婚約者」を組み合わせて悩ませるだけで、キラをうじうじさせることはできるでしょ
ディスティニープランのことで悩んでる最中にラクス拉致られて「実は婚約者でした」ってやっとけば、キラは「僕がやってきたことに意味なんてなかったんだ。ラクスはあそこにいた方が幸せなんだ」とか言い出すから、そこをアスランに「バカヤロー」してもらえばいいじゃん。え? そんなアホな? 元からアホだろ。気にすんな
なんかことごとく回りくどい。潔さがない。ギャグアニメやろうとしながらも真面目さを捨てきれてない。そこにイライラする
キラとラクスの為だけの映画。
悪かった点は内容が薄っぺらいところ。ラスボスのオルフェとアグネスがただのキララクの当て馬。「愛されたい」という身勝手な理由で戦場を撹乱させるってキャラ造形が適当にも程がある。特にアグネスは今回のヘイト担当というだけでいらないキャラだったと思う。このキャラの描写を他のキャラの尺に使うべきだった。
他の方も言っているけど、シンが前作での重い過去や経験がなかったようなキャラにされている。あれだけの経験をして(何だかんだで身内がそれなりに生き残ったキラとは違って)大切な人達を何度も失ったシンが自分の帰りを心配して待っているルナマリアにあんな冗談にもならない悪戯するのも違和感。ムウともステラの件があるのに何の蟠解消描写もない。確かにデスティニーは活躍していたがふざけていたところもある(ジャスティスだから負けた、分身、ステラの怪物化等)。唯一、良かったのはルナマリアとの関係に補足があったところ。
前作も彼なりの想いがあって戦っていたのに議長の駒、フリーダムキラーと茶化すならキラのように前作の議長のDPやデストロイの事を思い出して苦悩する描写を入れて欲しかった。
前作と比べて元気な人物にはなったものの、福田が関わる公式では本質的に報われる事はないキャラなんだと思う。
愛、愛言っている割には結局武力で相手を殺害して終わり。デュランダル議長のDPを代替え案もないのに否定して死なせたのならそれなりの答えを見せて欲しかった。
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