ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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思った以上にサム・ライミだったけど想像以上にドクター・ストレンジ。
フェーズ4になってマルチバース設定が入り、「スパイダーマン/ノーウェイホーム」のアレで「もう何でもありじゃん!」ってなったMCUだけど、本作はマルチバースを描くお手本のみたいな見事な作劇だった。
また、あのサム・ライミが監督ということで、期待半分、不安半分だったけど、思った以上にサム・ライミだったのに想像以上にドクター・ストレンジだったのも見事。
MCU……というかディズニー作品としてはギリギリな残酷描写をギャグっぽく描いちゃう悪趣味さとかはしっかりサム・ライミ印なんだけど、全体的なホラー感も含めて、ドクター・ストレンジというキャラクターや世界観を的確に捉えて表現してるんだよね。
あと、本作のストーリーがドラマ「ワンダヴィジョン」から直結してる問題について、個人的にはドラマを見てなくても劇中の説明を「そういうもの」と飲み込めさえすれば過不足なく楽しめる印象。
そのうえで、気になる人は“答え合わせ”として「ワンダヴィジョン」を見ればいいんじゃないかな。
ほぼ『死霊のはらわた』
深く考えずに感覚で楽しむ映画、かな。
予想以上にサム・ライミ節がさく裂していて、特に中盤以降はあまりにサム・ライミが過ぎるのでもはや笑ってしまうほどでした。しかも初期のあのサム・ライミwww
良くも悪くもサムライミ、という問題は置いといて。
(何回言うねんサムライミ)
(言いたいだけ)
(死霊のはらわた嫌いじゃないです)
数カ月前には「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」に大感動した私ですが、こちらにはちょっとついていけなかったです。はい、Disney+の「ワンダヴィジョン」は観ていませんし、よく考えれば1作目の「ドクター・ストレンジ」さえ未見でした。アベンジャーズシリーズを観ているから観た“つもり”になっていたのですね。もうどれを観てどれを観ていないのかさっぱりわからなくなってきていますMCU。
私の「スパイダーマンNWH」大絶賛レビューの最後にこう記しています。
“ただね、これ単体としてはどうなのかなと。これまでの作品をあまり見てきていない人にとってはそこまで感動はないのかも。”
と、(ありがとうマーベル 大号泣)の気持ちでいっぱいの当時もそこだけは引っかかっていたんですけど。
このドクターストレンジMoMを観て、とうとうDisney+のシリーズまで観ておかないと置いてきぼりくらっちゃうのかと、寂しい気持ちに。やっぱり映画って単品でも成立してなきゃいけないと思うしシリーズ初めましてのイチゲンさんにも優しくしてほしいんですよね。
マルチバース自体も正直よくわかっていないのですが、まぁ何でもアリになることだけはよくわかりました。
轟音シアターで鑑賞したので、映像と音の迫力にグイグイ引っ張ってもらえたのであまり深く考えずに楽しめましたけど。大きなスクリーンで観ないと厳しいかもですね(私の場合)。
これからのMCUはどうなるんでしょうね。
期待と不安。
最初から最後までおもろかった🎵
観ていてワクワク感がない
ベネディクト・カンバーバッチは繊細な演技のできる名優である。アカデミー賞にノミネートされた「パワー・オブ・ザ・ドッグ」では高い演技力を発揮していたが、あまり目立たなかった映画「クーリエ:最高機密の運び屋」の演技も凄かった。このふたつの作品ですっかり気に入ってしまった。
前作の「ドクター・ストレンジ」はまあまあ面白かったし、引き続きカンバーバッチ主演ということで鑑賞することにした。
期待外れというほどではなかったが、どこまでいってもMARVELであり、そしてディズニーだ。つまり家族第一主義で恋愛至上主義だ。そこには子供の保護者に対する配慮があると思うが、当方はこういう映画は逆に子供に悪影響を及ぼすと考えている。
世界の問題は悪役が起こしているという設定は、必然的に勧善懲悪の二元論に行き着く。悪役さえ倒せば平和を取り戻せるという単純な理屈は子供たちに受け入れられやすい。
もちろん実際は世界の問題は人間が引き起こしている。現実は複雑だ。子供たちの多くはそれを感じている。大人が思う以上に子供たちはいろんなことを理解しているのだ。しかし複雑さを言葉で表現できない。その結果、二元論に飛びついてしまう子供もいる。
善か悪かの二元論は魅力的である。それ以上考えなくていい。実は子供よりも大人の方が二元論に陥りやすい。プーチンが悪でゼレンスキーが善だと思っている人は多いと思う。実際のウクライナ戦争の状況と経緯はそんなに単純ではない。
二元論はともかく、本作品は家族第一主義が悪の原因となるところがユニークだ。しかし殺せる敵を殺さないというドクター・ストレンジのドクターらしさが封じられてしまった。パラレルワールドは使い古し感があるし、観ていてワクワク感がない。カンバーバッチは好きだが、このシリーズは次の続編があっても多分観ないと思う。
ドクターストレンジは嫌いじゃないが。
別世界の扉を自由に行ったり来たりできるドクターストレンジはアベンジャーズの中でも重要なキャラクターです。
オープニングの一つ目のタコ怪獣との戦い引き込まれました。
ただ、その後の本題となっていく自分の次元の違う世界でのいろいろな出来事が少し廻りくどくて面白くなかった?
別世界で仲間との戦いは観たくなかった。
サノスのような敵とストレンジ、ウォンの2人での掛け合いの戦闘シーンがもっと観たかった。
夏公開のソーに期待します。
やりたい放題サムライミ
サムライミ監督という事前知識がなかったら恐らく度肝を抜かれていたと思います。サムライミ色出すぎ!
ホラーじゃん!みたいな場面も沢山ありましたが、幸い私には合っていたのかとても楽しめました。
戦闘シーンのバリエーションの豊かさに感心しましたし、アクションやCG、カメラワークなどは流石でした!曲の使い方もちょっと独特?でしたがとても良かったと感じました。
ただ、他の方もおっしゃっていますが、ドラマシリーズや他作品を鑑賞していることが大前提のような作りには疑問です。他作品との横の繋がりは、わかる人はわかる程度のサービスシーンに留めておいてほしいなぁと思いました。
(今回に関しては私はワンダヴィジョンとwhat ifを履修済みでしたので理解が追いつきましたが、観ていなかったら心にひっかかりがあるまま話が進んでいったかもしれないので。)
とはいえ全体的に大満足でした。でっかいスクリーンでまた観たいです!
カメラぐるぐる。
エリザベスオルセン好きです。
やっぱり思った通り難しくていまいちマルチバースわからんかった。まあDr.もわからないと言ってる訳だから観てる僕らがわかるわけもなく。もう登場人物もめちゃくちゃが過ぎる感じで、、こんな使い方するとキャラクターの価値がどんどん低くなってるように感じるのは私だけでしょうか?
話はこっちの人があっちの人に憧れて成りすまそうとして、あまり推奨できない方法を使ったら皆んなにそれはやめとけと言われたが血行して、失敗というか自爆したって言う話しっぽいです。
退屈はしませんが僕らの理解はそっちのけでストーリーはグイグイ進みカメラはぐるぐる回ります。
あ、やっぱり監督はサムライミだった。
音楽はダニーエルフマンだ。
素晴らしかった
ワンダが何故?
始めからスカーレット・ウィッチの好きにさせてやれば良かったのでは?
アベンジャーズの一員であったスカーレット・ウィッチが、ヴィランにしてラスボスであることに、まず驚かされる。そして、遂にXメンやファンタスティック・フォーとの合流を果たすことになるイルミナティの登場や、ドクター・ストレンジのゾンビの活躍など、いつもながらのサービス精神に嬉しくなる。
何よりも、サム・ライミが、自らの好みのままに、楽しみなから本作を作っていることが、こちらにも伝わってくるのが良い。
ただし、結局、あのような形でケリが着くのであれば、最初から、ワンダの良心を信じて、彼女の望む通りにさせてやれば良かったのではないかという疑問は残る。そうすれば、あんなに多くの犠牲者が出ることも、関係のないユニバースがとばっちりを受けることもなかったはずである。
いずれにしても、アベンジャーズの中でも最強レベルであることが明らかになったスカーレット・ウィッチが、今回で見納めということになるのであれば、寂しい限りである。
3Dメガネ楽しい
ちょと期待し過ぎたところがあったせいで普通の評価になってしまったけ...
期待してたよりも………
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