ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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事前準備は必須。サムライミ作品なので、ちょっと注意。
先に鑑賞された友人から「ワンダ ヴィジョン」を知らないと分からないことが多い。と教えてもらいました。
あいにく、視聴する権利を買ってないため、幾つか、ネタバレサイトの情報を予習してから行きました。
予習の過程で本作品の内容に触れてしまうところもありましたが、それでも、私は楽しむことができました。
どんなシナリオなのかを事前に知ったことで、純粋に映像に集中することができた。ということかもしれません(笑)
サムライミさんの作品「ダークマン」が好きな私は、今回のような展開がしっくりくる感じでしたが、
これまでのストレンジはちょっと毛色が違う作品であるかと思います。
サスペンス、ホラー、ビックリ、ユーモアを混ぜつつのアクションって感じ。
続編ではありますが、全く違うテイストのストレンジとして観ていただくのが良いと思います。
IMAX 3D 上映を見ることができませんでしたが、通常上映でも、十分楽しめると私は感じました。
ただ、予習をしていかないと「?」マークがたくさん出てきて、疲れちゃうかも。
次も楽しみですね。特にあの「眼」ね。
二作目だけど三作目
他作品にもっと出ているので三作目ですらないかもしれない。
出演作で言うと前作に当たる スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームは未鑑賞の状態で鑑賞。
率直な感想はマルチバースは続けて良いのかこれ。
何でも有りになってしまうのではないかという懸念。
前作「ドクター・ストレンジ」自体は5年前。
薄っすらと覚えていた登場キャラや、他作品含む過去作からも多数参加している。
正義と悪の構図で戦闘ストーリーとなったら強さがインフレし続けてしまうのも仕方が無いとは思いつつ、
ワンダこんなに強かったのねという印象。
大分追いつけなくなってしまったので、
次回作期待しつつ、まずはノー・ウェイ・ホームを見ないとと思った。
三つ目が通る!
何でも有り(笑)の最近のマーヴェリック映画のヒーローシリーズ!
文字通り何でも有りにしてしまうとストーリーも滅茶苦茶で支離滅裂になってしまいそうですが、母親と子供の愛情・絆をメインテーマに据える事で、ドラマ展開に必然性を感じさせ、さらに最新の映像技術やホラーテイストも相まって、正に極上のエンターテインメントな仕上がりになっていると感じました。
もちろん次回作に続きます(笑)が、どんな仕上がりになるのか早くもワクワクしてます。
次は3つ目の眼で見たいと思います(笑)
見どころは多いが...
悪かった点
1.マルチバース言うてるけどそんなに色々な世界行ってない
2.序盤に上がりに上がった熱を中盤に冷め切れてない
3.アメリカチャベスを呼ぶ時にアメリカと言ってしまうせいで地名と勘違いしてしまう
4.ヴィシャンティの書、インカージョン、イルミナティ、、ドリーム・ウォーカーなど専門用語が多い
5.MCUお得意のサプライズ登場で出てきたやつ誰やねん
五つほど個人的に悪かった点があるが特に悪かったのは二番目だ、
今作品は見どころは多いが三幕構成がうまくいってなくスパイダーマンNWHと比べると面白くなかった、最初からクライマックスな展開のせいで中盤に熱が冷め切らないまま終盤へと向かっていってしまった。序盤からいきなりスカーレットウィッチと魔術師たちとの戦いがあり、その後アメリカが追い詰められストレンジと共に漫画の宇宙やジュラ紀を彷彿とさせる宇宙など様々なマルチバースを経由してアベンジャーズやソード、シールドでもない、イルミナティという組織に守られている宇宙に辿り着く流れになっている。この宇宙で長い間過ごしたり、他の宇宙でも旅するような形になっていれば序盤の熱を冷ますことができたと思うが、この宇宙で過ごしたのは数時間ほどと言うだけでなくスカーレットウィッチなんかよりストレンジお前の方が脅威やみたいに言ってたイルミナティを一瞬で壊滅させるなど人が面白いと感じる緊張と緩和における緩和の部分(スパイダーマンだとヴィランたちの治療の方法を模索するところ)が全く機能せず終盤へと向かってしまいそこが観ていて面白くないと感じてしまった。
かといい、序盤のスカーレットウィッチと魔術師たちとの見応えのある攻防戦、アメリカ・チャベスとストレンジともに体験する様々なマルチバース、ストレンジが変異体との戦闘シーンでのおしゃれすぎる音符を用いた戦いや、ゾンビストレンジがウォンを助けるシーンにて、一作目では感情をあまり表に出さなかったウォンが笑顔で「ストレンジ!!」と叫ぶシーンなど言い出したらキリがないほど
見応えのあるシーンがたくさんあるので映画館での鑑賞を推奨します。
最後に、
ワンダ死ななくて良かった。。
サムライミ監督節
ストレンジ先生が好きなので鑑賞。
予告くらいしか情報を追っていなかったので、あまりのホラー映画っぷりに内心驚きを隠せず。
監督らしさが出ていたと思います。
マルチバースに言及した内容は面白かったし、終盤の先生がかっこよすぎた。
今まで放置していたひび割れた腕時計を、自分の手で修理できた(セルフマインドケア)描写が良かったなと思いました。
先生の成長を見れた嬉しさの反面、スカーレットウィッチはもう少し違う掘り下げ方があったんじゃないかという気がしてならない。
子供たちに固執するのは分からないでもないですが、共感できるポイントが少ないからちょっと納得がいかなかった。
まさにマッドネス。予習はワンダビジョンだけで十分?
予告映像にまんまと騙されたというか、期待していたほどではなかったというのが正直な感想です。
残念だった点
予告映像で散々考察されていた多作の主要キャラクターをあんな雑魚扱いするのは残念。「ドリームウォークしてくる魔術師なんか問題じゃない」と言ってるから、『めちゃめちゃ期待させるやん』と思っていたら一撃って、かませ犬とはまさにこのこと。
プロフェッサーXは何をしてくれるのかと思いきや、首をポキッと。ローガンでボケ老人だったからかっこいいところ見たかったな。
ホワットイフやX-MENなどを予習した時間は無駄ではないけど、期待は見事に外された。
イルミナティっていったいなんだったのか。そしてモルドはなんだったのか。
Disney+でしか見れないドラマ作品を絡めると、MCUから離れていく人が増えるからあまりいいこととは思わないが、ワンダがこれほど暴走する同期を理解する(あそこまで闇堕ちするのは理解できないが)にはワンダビジョンが必須なので、どうせならゾンビキャラとか、キャプテンカーターとか、闇ストレンジとかホワットイフと繋げてほしかったかな。
良かった点
監督によってこうもテイストが変わるのかと実感されたれた。
MCUを見にきいてるのにビクッとされられるとは。
展開が早いからあきることはない。
まさにマッドネス。
総合的には面白かった。
ワンダやスティーブのように、幸せな人生を遅れるユニバースもあれば、不幸なユニバースもある。
MCUを見ることができる自分の人生に感謝。このユニバースに生まれて良かったとウォンの最後の言葉で思いました。
ちょっと難しい「マルチバース初級編」
前提として
・「ドクター・ストレンジ」「スパイダーマン ノーウェイホーム」は視聴済
・「ワンダヴィジョン」は未視聴
・その他MCUは映画作品なら大体視聴済
・MCU以外のMARVEL関係作品の視聴割合はまちまち
・原作と思しきコミックは未読
ホラーテイストを取り入れた意欲作でした。
メインの売りはマルチバースですが、少し難しい。
「スパイダーマン ノーウェイホーム」が「MARVELマルチバース入門編」なら、この作品は「ちょっと難しいMARVELマルチバース初級編」と言ったところでしょうか。
その分、MARVEL作品に親しんできたファンなら嬉しいサプライズが多々あります。
今回の黒幕も趣向を凝らした形になっていて、私はかなり好きな部類でした。
これはMCUの良さでもあるのですが、今回も情報量が多い。必要な予備知識からくる敷居の高さは玉に瑕ですが、MCUの特徴でもあるので、しょうがないといえばしょうがない。
主要キャラクターの数は絞っているのでストーリーはしっかり追っていけます。最後の方が少しややこしいけど。
ホラー演出は「トワイライトゾーン」や「キャリー」などの、海外ドラマや映画のオマージュが多そうだと感じました(これらの作品は未視聴なので正確なことは言えません)。昔ながらのホラー演出を、怖すぎないエンタメとして成立する塩梅に散りばめています。
ホラーテイストを取り入れた意欲作ですが、マルチバースという神秘的かつ恐怖と危険に溢れた世界観に見事マッチしています。その世界の中で多種多様なサプライズを入れながらストーリーがうまく纏まっているのです。MCUの新しい可能性を垣間観れました。
ドクターストレンジの成長のストーリー
マルチバースや、他のストーリーとの絡みなど設定は、難解ですが、テーマは割とシンプルな感じ。
笑いあり、ホラーありの沢山の要素がり面白いけれども、ノーウェイホームの重厚さからすると、少し物足りなさも感じる。
キャラクターとして、大好きなドクターストレンジは、どこに向かうのか、そこはとても気になるところですね。
唯物論と唯心論の戦い。
監督の世界観が爆発してて、笑い要素は少ないものの、このなんでもありの壮大な設定を上手くまとめてありましたね。
しかし、切ない。報われない愛と囚われた愛をダークでヘビーなファンタジーとして描き切っていました。
絶望的な悲しみの中にあるとき、自分が人を傷つけずにいられるんだろうか。自分の中のモンスターを甘く見てはいけないなぁ。。。魔が魔と出会うときそれは起こるのかも。
唯物論も唯心論も否定するでも肯定するでもなく、程よく距離を置きたいものです。
てんこ盛りのアクション
頭からお尻までズバーンガシャーンって感じで非常に良かった
キャラもワンダ、ストレンジ、チャベスにイルミナティとてんこ盛り
マルチバースみたいなともすると哲学的になりそうな題材をMCUもエンタメに昇華するのか否かが決まりそうなタイトルで、サム・ライミを起用する神采配。とにかく楽しかった
マルチバースはちゃんと理解してない
マーベル全部見れてないし、ワンダビジョン見れてないけど、ちゃんと面白かった。多分見てたらもっと面白いんだろうけど。
ヒーローも人だし力を持った理由は色々あるから、とくにドクターストレンジは元々医者なのもあって、合理主義というか、いい人の面と悪い人の面があってそこが人間臭くて好き。聖人君主じゃないところ。
何より色んなベネストレンジが見れて満足。
あと、色々と可哀想な死に方をするヒーロー方とプロフェッサーが出てきた時は興奮したし、ホラー要素も強くて個人的にとても良かった。
いろいろぶっ込んできた!(MCU㉘)
ドクターストレンジの2作目はホラー。
監督はサム・ライミ。
いろいろな世界を描く本作。そのイマジネーションと、それを映像化する技術に魅了されました(^^)b
それにしても、いろいろぶっ込んできた。
もう、FOXのマーベルキャラも、どんどん出てきそうで、ますます楽しみ(^^)b
ストーリーは、『ワンダヴィジョン』が大きなキーワードにもなっているので、出来れば必見。
しかし、マーベルドラマも見ないといけないとなると、忙しい…(^_^;)
ってゆーか、スカーレット・ウィッチ…強すぎる(^_^;)
いつものように、エンドロール後のオマケ映像もあるので、要チェック!
ドラマを観てないので~
マーベル戦略と言うかDisney戦略と言うか。
そこがとっても残念だなー。
映画としては映像も演じる俳優陣も凄く良いので大満足なのだけれど・・・
ワンダのドラマは観ていないので(理解は出来るけれど)あれっ?とはなる。
さて。
まさかのソーがコミカル路線まっしぐら?で
ドクター・ストレンジはホラー路線まっしぐらなのねーw
とっても好みヾ(≧▽≦)ノこうゆう作風大好き
だってねー
エンディング途中のあれ。
キャーッ(゚Д゚;)となったわ~
似合うけれど笑笑
クリスティーンがカッコよく
アメリカ・チャベスもイイね~
だからこそ。
ワンダが・・・・・
悲し過ぎる。
大好きなアベンジャーズの仲間が・・・・・
以下自粛
はぁ~
ドラマと連動するならもうマーベルは卒業しようかな
なーんて言いつつやっぱりまだしばらくは追っかるであろう猫なのでしたwww
異色のヒーローに異色のストーリー
【鑑賞のきっかけ】
先日鑑賞した、スパイダーマンシリーズの一応の完結編とも呼べる「ノー・ウェイ・ホーム」。
そこに重要人物として登場するのが、本作品の主人公である、「ドクター・ストレンジ」。
劇映画としては、2016年の作品に続く第2作ですが、この「ノー・ウェイ・ホーム」の続編とも呼べる点に興味を引かれ、鑑賞。
【率直な感想】
<マルチバース>
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と本作品との間を結ぶのは、「マルチバース」という、「多元宇宙」や「並行宇宙」と訳される概念。
「スパイダーマン」では、ドクター・ストレンジが「マルチバース」を使った魔術がきっかけで、世界中に混乱をきたして、「スパイダーマン」がその混乱を収拾するという物語でした。
今回は、この「マルチバース」を行き来できる少女が現われ、そこから起こる世界の危機を救う物語(スパイダーマンは登場しません)。
この「マルチバース」ですが。
偶然なのですけど、レビューを執筆している2022年5月現在、ヒット中の日本製のあるSF映画にも同じ言葉が登場します。
これは偶然の一致ではなく、「マルチバース」は、物理学の一分野である「量子力学」の用語です。
マーベル・スタジオの造語ではないです。
かねてから、映画の世界で、SFの分野に属するものは、その時代の最先端を行く科学を題材に取り入れてきました。
20世紀の作品だと、「相対性理論」。そこから導かれる、「タイムトラベル」や「ブラックホール」が題材として取り上げられてきました。
21世紀は、この同じ物理学でも、急激に研究が進歩している「量子力学」が取り上げられることが多くなりました。
もともと、ドクター・ストレンジは、1960年代に誕生したヒーローですが、この科学の最先端である「マルチバース」という概念を、彼が得意とする「魔術」とミックスして、作品を構成しているところがとても現代的で評価したい部分です。
<サム・ライミ監督の新作!>
マーベル作品としての前作は、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。
「スパーダーマン」シリーズは、3つのシリーズがあって、その第1シリーズ3作品を監督したのが、サム・ライミ監督でした。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」があるのは、この最初の3作品がいずれも大ヒットしたお陰といっても過言ではありません。
だから、「スパイダーマン」を引継ぐ本作品の監督に抜擢されたのかな、と思っていました。
確かに、その側面はあるかもしれません。
でも、もうひとつの要素があるのではないでしょうか。
サム・ライミ監督が映画界で有名になったのは、1980年代の「死霊のはらわた」というホラー作品がきっかけです。
彼は「スパイダーマン」を手掛けた時、その「ホラー」要素は取り入れなかった。
もし取り入れていたなら、一般受けはせず、「大ヒット」とまではならなかったと思われます。
そして、本作品。
物語は、「マーベル・スタジオ」らしいヒーローものの展開が続きます。
ところが。
後半に来て、なんと「死霊のはらわた」風な映像表現になっていくのです。
もちろん、本格的に、「死霊のはらわた」にしてしまうと、子どもが鑑賞できない作品になるため、ホラーの要素薄めですが、私にとっては、「死霊のはらわた」が盛り込まれているじゃない、凄いね、となりました。
サム・ライミ監督は、これがやりたかったのかな、と。
アメコミヒーローものに、「死霊のはらわた」の作風を取り入れるということ。
「スパイダーマン」では出来なかったけれど、今回、「マーベル」は彼の功績を称えて、この作風を取り入れ、監督にオファーしたのではないでしょうか。
【全体評価】
本作品は、もうひとつ特徴的なことがあって、本当の敵が、いわゆるヴィランではないのです。
「量子力学」という最先端科学に、「魔術」の要素を取り入れ、ヴィランではない敵と闘う。
ドクター・ストレンジという異色のヒーローにぴったりな、異色な作風とストーリー展開に満足した作品でした。
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