ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネスのレビュー・感想・評価
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関連作品を見ていないと英語力しだいで詰まる…。
今年126本目(合計400本目/今月(2022年5月度)3本目)。
なぜか変則日程の水曜日公開のこちらの作品。
映画館によく行くようになってから数本は関連作品を見ているはずですが、このシリーズ、恐ろしいほど数が多いらしく(実家情報)、それこそ映画館に10年20年単位でいっていないと全部は追えないのではないかということでした。
ということで、私の知識は「数本は見たことがあるが、系統だって見たことはない」程度です。
このレベルの場合、どんどん固有名詞が飛んできます。固有名詞もシリーズものということもあって知っていれば追えるのかもしれませんが、知らないと事実上「●●●が▲▲▲にいって×××」したのような記号化された状況の字幕になり、そこを埋めるには結局英語力勝負(日本語字幕版でもカタカナのままで字幕が出るので、カタカナ字幕から英単語のスペルを推測し、さらに意味を推測する必要が生じる)になるというところです。
あいもかわらず「過去作品を見ていないとわかりにくい」のは確かですが、一方で登場人物はそれほど多くはないので(少なくとも、作内でキーパーソンとして出る人物は6~7人?)、そこで混乱させる要素はないし、最低限の「自己紹介」はあるので、まずそこから「初心者お断り」という状況にはなっていないのが救いです。後半になるともう少し登場人物や過去作品前提の知識が出てきますが、そこまで来るとただ単にバトルシーンなので、どうであろうがあまり関係がないかな…というところです。
また、今日時点(5月4日)では一応コロナ事情は宣言等はない扱い(まん延防止も含む)ですが、例のごとく「最後までお楽しみがあるので見て下さい」で、これも2つあるので結構長いです。まぁ、大阪市も減少傾向にはあるのですが、コロナ事情とてどこの国でも同じで、2020年ならまだしも2022年というわかりきっている今日の作品において、わざわざ「混ませるかなぁ」という部分は明確にあります。ただこれはコロナ事情ということを考えても公式の商法という論点もあるので、一概にどうこうは言い難いです。
なお、他の方が言及されていますが、いくつかグロい部分があります(モンスターの表現など)。苦手な方は飲食物のうち「食べるほう」は控えたほうが良いかもです。
採点にあたっては下記を考慮しています(関係する知識は下記に入れてます)。
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(減点0.2) やはり関連作品を見ているのが前提で、そうでないと「●●が××して…」という固有名詞というか「空白部分の意味は何でしょう?」のクイズ大会と化す部分があり、しかもそれらの大半は実質ただ単に「英語の知識で埋められる範囲」で、換言すれば「英語力がある人だけがわかってしまう」という部分になっています(高校英語では太刀打ちできない)。もっとも、世界一斉公開のようなので日本(の英語教育事情)に配慮できなかった(できない)部分があるのは仕方がないですが、「ここは日本」です。
(減点0.1) 予告編や本編で、妙にマニアックな表現をするところがあります(下記参照)。この部分も知識がないとハマる一方で「なんでそんな変な表現をするんだろう??」という「知識がある人も混乱させる」ところがあります。
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■ 持っていると良いかもしれない知識
「サンクタム」 → sanctum(単数形/複数形 sancta)。これではわかりづらいですが「聖域」の意味。「サンクチュアリ」(sanctuary)「聖域」と同語源です。
「インカージョン」 → incursion(待ち伏せ・襲撃)。incur(動詞/(被害などを)招く、受ける)の名詞形。これも補足ないんですよね…。
「毎日、同じ夢を見る」 → Everynight, I dream the same dream (予告編。これに代表される、dream のこうした用法) … 字幕だけを追っていると別に違和感はないですが、「21世紀のアクション映画に突如シェークスピアのような英語表現が登場する」というようなものです。
動詞dream「夢を見る」は自動詞です。したがって目的語を取りません。しかし「夢を見る」という意味ですから「夢」に限って目的語を取り、一時的に他動詞化することがあります(このような「関連のある目的語」を同族目的語、といいます)。動詞 dream 「夢を見る」も「良い夢」「悪い夢」「怖い夢」のようなものだけ目的語をとって一時的に他動詞化する現象があります。ただ、この用法は「非常に」文語的な言い方です(日本語でいえば、21世紀の文書に突如、室町時代か何かの表現が出てくるようなレベル)。ここも「夢を見る」 dream が「同じ夢」 same dream という「関連性の深い目的語」を取って同族目的語を取っている(他動詞化している)ケースです。
※ 「夢を見る」という場合、 have を用いて(seeやwatchは使えません) have the dream というのが、およそ普通の英語の用法です。
ドクターストレンジとタイトルが付いているが、どちらかと言うとワンダ...
サプライズよりサムライミ
便利キャラ、ドクターストレンジ待望の2作目。マルチバースの本格的な始まりとして、MCUの更なる可能性を感じる一方、なんでもありだから今後サプライズの驚きが減ってしまう気もする。
とにかく映像が凝っている。どでかいIMAXスクリーンでの見応えが半端ない。
ストレンジが最大の脅威となっていたが、どう考えてもスカーレットウィッチでしょ!
インフィニティーウォーでのヴィジョンとの切なすぎる別れから、ワンダがとにかく不憫で可哀想になってしまい、幸せになっておくれと同情していたら…
とにかく強すぎるのと、中盤のサプライズキャラへの問題発言、ヒーロー映画にあるまじき殺人シーンでマッドネスだあと思った。
ワンダがこんなに闇堕ちする中、家族と親友を失ったソーは太っただけで済んだのでやっぱり強いんだなぁと再認識した笑。
それと、MCU初のアジア系メインキャラ?ウォンの活躍量が増えているのが嬉しい。至高の魔術師としての威厳がバッチリ出ていた。
ホラーテイストは流石サムライミ!恐怖を煽ったり、グロめなシーンもちょいと古臭くて監督の個性が強く出ていて、なんだかスパイダーマン2を思い出した。
サプライズ映像もあの大御所が出てきてびっくり!
『ワンダヴィジョン』観賞を推奨
面白かった♪
メチャクチャ時間すぎるの早くて、まだ1時間ぐらいだろうと思ってたら、あっという間に終わってしまった。
それだけ面白かったって事ですよね?
やっぱり、今回も、終始、視覚効果がスゴくて、いきなり初めから、スゴイ映像の連続に圧倒され、飲み込まれるようでした。
ワンダ役のエリザベス・オルセンも言ってましたが、
『ワンダヴィジョン』観てないと、あまり意味が分からないと思います。
ウエストビュー、ヘックス、ダークホールド、などの単語とか…
スカーレット・ウィッチ、ビリー、トミー、の展開などなど…
映画だけ観てれば分かるとマーベルは言ってましたが、思いっきり話くい込んでます(笑)
言われてたように、ホラー要素ありですが、さすがサム・ライミ、センスいいです(笑)
詳しく書けないけど、ニンマリしました(笑)
今作は、ラブストーリーの要素もあって、
『ターミネーター』の「君に会う為に時を超えて来た」ってセリフに、むかし世界中の女性はトキメいたそうですが、
『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』にも、全宇宙の女性がトキメくであろうセリフがあります(笑)
女性は感動するだろうな(笑)
さすが、ライミ!!
『スパイダーマン』も、ラブストーリーでしたからね。
嬉しいカメオ出演も色々ありで、
やってくれたな!(ダチョウ倶楽部の上島さん風で)
って感じです(笑)
とにかく良かった!!
サム・ライミとマーベルって、やっぱり相性いいですね♪
トムホのスパイダーマンを監督したいと言ってますが、
ぜひ実現してほしい!!
サム・ライミ IS BACK!!
内容も戦闘シーンもGood
公開当日に観に行けました!
映画館はかなり激混み…人で溢れてました笑
予告ではソーの新タイトルがあり!こちらもかなり楽しみです♪~(・ε・。)
というわけで、今回の評価行ってみましょう。
【良かった点】
・CMでは他世界線のストレンジが親玉と思わされてたが、そうではなかった点
隠し玉でまさかワンダが親玉とは…予測できてなかった!
・あくまで他の世界線として、プロセッサーが出てきたのは嬉しかった。死んじゃったけどね笑
・VSストレンジ!音符バトルはオシャレで迫力ありで一番楽しめた!
・ワンダの親としての子の見方、悪としてどう見えてるのか、はっきり表現されてて良かった!
・まさか自分の死体を活用するとは思わなかった。先の読めない展開で楽しかった!
【悪かった点】
・特になかったです。
【総評】
いやあホント楽しかった
MARVEL作品になると「辻褄が〜」という人はいると思うが、個人的には「んなこまけぇこと気にすんな!楽しけりゃそれでいいんだよ!」と思ってます
あと、エンドクレジット後のオチは吹き出しそうになりました笑
卑怯でしょあのタイミングでおっさん出してくるの笑
ドクターストレンジは全作見ていますが、今回のは1と比べてもかなりいい出来に仕上がったと思います。
今後どうなっていくのか、楽しみな作品です!
今後も期待してま〜す
IMAX3Dですばらしい映像体験!
待ちに待っていたマーベル最新作。「スパイダーマンNWH」から続くマルチバース物で、ただでさえなんでもありの魔法ワールドが本作ではさらに加速します!
ストーリーは、突如別世界から現れた少女アメリカ・チャベスが持つ、マルチバースを渡り歩くことのできる特殊な能力を奪おうと目論むワンダことスカーレット・ウィッチと、最強の魔術師ドクター・ストレンジの時空を超えた激しいバトルを描くというもの。アメコミの知識が乏しく、MCUも未鑑賞作品が多くある自分には、ワンダは脇役のサブキャラぐらいの認識しかありませんでしたが、とんでもない破壊力じゃないですか!今まで、なぜその力を発揮してこなかったのかとツッコミたくなるぐらいのブッ壊れキャラでした。
相変わらずシリーズ過去作鑑賞必須の展開ですが、メインストーリーは比較的わかりやすいほうで、主要な登場人物もそれほど多くないのですんなりと作品世界に没入できます。しだいに別世界の人物が絡んで徐々に複雑化していく展開は、やや難解に映りますが、テンポよくぐいぐい進むので、深く考えるより興奮のほうが勝ります。別世界のドクター・ストレンジ以外にも、あんな人やこんな人も短時間ではありますが登場して華を添えます(今後の伏線?)。さまざまなキャラを登場させ、伏線を回収しながらのラストで、それぞれの思いにしっかりと決着をつけた脚本は秀逸です。
今回はIMAX3Dで鑑賞しましたが、これがまた最高でした。本作のような魔法とアクションが融合するシーンととても相性がいいと感じました。終盤で別世界に移動するシーンでは、視界いっぱいに広がる不思議な映像と立体感、さらにはカメラワークも加わって、三半規管を激しく刺激され、軽く酔うほどでした。これは絶対劇場で、できればIMAX3Dでの鑑賞をお勧めします。
本編終了後のおまけ映像ももちろんあり、一つめは次作を匂わせる意味深なものでした。今回の後始末的展開となるのでしょうか、早くも続きが気になります。二つめは重要性はないですが、くすりと笑えるものなので、エンドロール後まで席を立たず、しっかり見届けましょう。
主演はベネディクト・カンバーバッチで、ストレンジをもちろん好演していますが、本作の肝はなんといってもワンダ役のエリザベス・オルセン!非情なスカーレット・ウィッチと優しい母親の二つの顔を見事に演じ分けていました。
と、ここまでほぼ絶賛してきた本作ですが、二つだけ気になることがありました。一つめは、グロ描写の多さです。そこまで過激ではないですが、あえて描かなくても…と思わなくもないです。二つめは、ワンダの背景が見えなさすぎたことです。上映予定もないのに劇場でパンフレットを販売していたので、おそらくテレビドラマ「ワンダヴィジョン」と深くつながっているのではないかと思います。ドラマ未視聴なので購入を考えましたが、上映後にはすでに完売していたので入手できず、中身が気になります。ただでさえ多くのヒーローが登場し、マルチバースに、映画にドラマと、予習すべき内容がどんどん増えるので、今後のMCUにはもちろん期待大ですが、ちょっぴり不安も感じます。
マルチバースって便利だな
スパイダーマンノーウェイホームでは気にならなかったのですがマルチバースの便利さがやや気になってきました
便利ではないように見せるために別次元と別次元が干渉してどちらかもしくは両方が消失する危機とか、主人公をピンチに追い込む設定もあるにはあるんですが、どうにもワクワクしません
ストレンジはマルチバースを使いこなせてないですがワンダみたいに使いこなせれば主人公にも有利に働きますよね?
その辺がどうもしっくりこない
脚本が成立しているようで、どっか破綻してるような気がして話に入っていけませんでした
これからもマルチバースの話が続くのは無理があるというか不安です
あと、ワンダの連ドラとか観てないと分からない部分があるようなので、それはどうなの?
と思います
続きはHuluで
と同じ商法は勘弁してほしいですね
まだまだ続く…?
ストレンジってよりはスカーレット・ウィッチの映画でした
予告で出ることがわかっていたワンダ・マキシモフ。
てっきり別バースにいくためのお助けキャラかと思いきやゴリゴリの敵で度肝を抜かれました。
子供に会いたいがためにあらゆるものを、それこそ別世界の自分すら踏み台にするワンダは日本の鬼子母神伝説を彷彿とさせましたね。
己の子供を溺愛する反面、他人の子供を喰らう鬼。
伝説では彼女を諭したのはお釈迦様ですが、本作でその役を担ったのが実際に子育てしている別世界のワンダなあたり、実に含蓄深いな、と。
正直ストレンジ2というよりスカーレット・ウィッチの変遷と収束に焦点が当てられすぎてて、カンバッチの活躍が見たかった自分としては少し物足りない。ので、星4つ。
でも要所の魔法シーンは恐ろしく洗練されててさすがMCUでした。バトルシーンも派手派手で、これぞ映画館で見たい映画でした。
そして…イルミナティ……!
漫画のイルミナティを知ってるのでもしや別世界のアイアンマンが…!?ウルトロンおるし!って思ったら全然違うメンバーでこれまた肩透かし。エグゼビア教授で声出たけどね。
ブラックボルト弱すぎワロタ。
三つ目になったストレンジが今後どんな活躍するのか。
楽しみに待ちます。
そうか‼️❓次作の予告編なんだ‼️❓次作は凄いぞ‼️❓
自作はもうすぐある、それは予告された。
そして、シャーリーズセロンが最後に出てきた、だから、自作には初めて出てくる。
今回初めて、Xメンのメンバーが出てきた、プロフェッサーが。
だから、次作ではXメンの主力メンバーが出てくる、ああ、楽しみだ。
それで、今回のメンバーがしょぼいんだ、でも、良い味は出していた。
マルチバースで、なんでもできることが証明されたんで、マーベルの主役、脇役が次作では、大量に出てくることに期待大です。
死んでは蘇り、マルチバースだから、キャラは無限なんだ。
アメコミらしくチープで脳天気でいいんだ、原点回帰だ。
スパイダーマンの重厚なのがなくて寂しいけど。
マーベル安泰だ、是非。
ホラー調の映像、ドラマ版前提のストーリー、なんでもありが怖いマルチバース設定
今回かなりホラー調、最後に監督サム・ライミってちらっと見えて、え?スパイダーマンのサム・ライミ?って思ったけど、あの監督ホラー得意な監督なの、知らんかった。追っかけてくるスカーレット・ウィッチ怖すぎだし、死体操っちゃうドクター・ストレンジも…(笑)。映画自体はジェットコースターのようなストーリー展開・映像とドキッとさせるホラー演出で2時間が短く感じられるくらい面白かった。ただ今後のMCU展開のうえでいくつか期待と不安が…。
期待したいポイントはまずファンタスティック・フォーやX-MENの合流。前々から噂されてたけどやっとか!って感じ、俳優さんも継続(?)みたいで大期待。なにげにプロフェッサーXとスカーレット・ウィッチの邂逅、結構重要な場面では?と思ったけどあっさりしてたな…。あっさりやられちゃったし、この時空のプロフェッサーXはそこまで重要じゃないのか?なんにせよ今後に期待。
困ったとこはやっぱりドラマ版との連動。スカーレット・ウィッチの設定が完全にドラマ版前提のストーリーなのは結構困るなあ。あらすじだけ知ってたのであとは脳内保管して見てたが…。今後はドラマ版見てる前提になるならますます初心者お断りだし、自分も流石についていけなくなる。せめて見ておくべきドラマ版を1~2個に絞ったうえであらかじめ見とくようアナウンスしてくれ。
マルチバースの設定も不安要素、正直扱いようによっては何でもありだよなあ。スパイダーマンで見せた違うシリーズ作品の夢の共演みたいなファンサービスな方向に使ってくれるならうれしいんだけど。イルミナティのヒーロー達はなんか元ネタがあるんだろうか?もうちょっとカッコ良く活躍したり既存ヒーローとの絡みを期待したけど、あっさりやられちゃって設定の無駄遣い感がががが。
マルチバース設定を悪い方向に妄想膨らますなら、倒したはずのサノスが別時空から登場とか、今回闇の魔術書(名前なんだっけ?)全部焼いたけど実は1個残ってました&スカーレット・ウィッチ復活とか、今後何でもありなので無限に話が終わらない不安をかかえたままシリーズを追っかけないといけない可能性が…。アメコミっぽいといえばぽいがどこまでファンがついていくやら。
徹頭徹尾なサム・ライミワールド!
サム・ライミと言えば『死霊のはらわた』が出世作のホラー畑出身者。ザック・スナイダー、ジェームズ・ワン、デヴィッド・F・サンドバーグ達がDC作品に参加したように、ホラー映画監督とアメコミヒーロー映画はマッチング度が高い。MCUでもオカルトホラー物を得意としていたスコット・デリクソンが前作の監督だった。そういう点でも、魔術という妖しき能力を持つドクター・ストレンジは、悪霊ゾンビ物を得意とするライミにうってつけのヒーローだったのだろう。
そんなわけで続編となる本作は、予想以上にライミ節炸裂のホラーテイストで、エグい描写が結構多い(それでも過去のライミ作品より抑えめ)。特に魔女の暴走を止めるキャラが“らしさ”全開で、よくディズニーマーベルが許したなと思うほど。おそらくだけど監督オファーを受けた際に、「やりたいようにやっていいから」という条件を受けたor提示したのだろうと予測。盟友ダニー・エルフマンが劇伴を担当すれば、ライミ作品に欠かせない幼なじみのブルース・キャンベルがカメオ出演している事からも、徹頭徹尾ライミワールド。
要のストーリーはMCUらしく良くも悪くもな混雑渋滞ぶり。特にドラマ『ワンダヴィジョン』を観ている前提で作っているのは不親切(それを補う為にパンフを販売していた)。まぁ前作同様、お化け屋敷のアトラクション感覚で観られるから良しとしよう。
お楽しみの隠しキャラ登場もあるけど、あの俳優って確か『〇ーガン』出演時に「もうこの役を演じるのは最後」って言ってなかったっけ…
シリーズファン向け
賛否ある内容だと思う 個人的にはサムライミの作風が好みではないが・・
面白かったが脚本や撮り方に突っ込みどころが多かった
サムライミが世界的に評価されるが、無駄に顔のアップが多かったり、演出が古典的
それがあまり好みではないので多様され不安が当たり残念
ワンダヴィジョンで過ちを犯し、改心したはずのワンダの闇堕ちだけは避けてほしかったがそちらも的中
イルミナティのかませ感もちょっと醒めた 今後の広がりを見せる為の要因にしても、重要すぎる組織で扱いに納得がいかない
アース616のモルドはどこに行ったのか、アメリカは家族探しに行かないのか、音符で戦うってどういうこと?
なにより616のワンダが可哀そうで心が痛い
しかし、悪霊や魔物という存在やインカージョン、イルミナティという重要ワードを織り込みつつ、見てるだけで楽しめる表現力と、複雑なマルチバースを扱う今作を2時間にまとめた構成力は監督の力量と思えた
踏みとどまらせる誰かor何か。
面白かったです。
ドクターストレンジの2作目になるんですね。
もう3くらいな気がしてました。
ともかくワンダが不憫すぎる。
ちょっと考えれば、
思いを馳せればわかるのに、
そこまでして求めてしまう。
ちょっと考えることもできないほど
追い詰められ、
また、
誰かが彼女に寄り添ったり、
分かち合う誰かがいなかったのかと。
道を踏み外すギリギリのラインを
踏みとどまらせる人がいなかったのか、
そういう出会いがなかったのかと思うと、
本当に本当に辛い気持ちになりました。
そういう対比で言うと、途中に出てきた
もう一人のストレンジも
このワンダと同じなんだなぁ。。。
ワンダヴィジョンを観ていないので、
映画の最初、
突然悪い子(?)になっちゃってる
ワンダに「え?どうした???」。
鑑賞後、ドラマのあらすじをネットで調べて、
ああ、そんなことがあったのねって。
そんなこんなですが、
最初話の理解に苦しみましたが、
総じて面白かったです。
ストレンジが別のユニバースだけど
ちゃんと告白できたのはよかったし、
最後アメリカへかけた言葉も、
本当ーーーーーによかった!!
このユニバースにはストレンジを
踏みとどまらせる誰かor何かがあったんだね。
それってやっぱり幸せなことなんじゃないかなぁ
と思いました。
あと、ウォンがやっぱりいい味出してる。
しかし、このやり方(ドラマありき)で
これからもmcuが続いていくのは
とても嫌だなぁと思ってしまった。
映画がいいんだよー!!
映画館がいいんだよー!!!
なので、星4つ。
、、、ま、これからも観るんだけどね。
サム・ライミ色全開のマッド・ユニバース!
マーベル・シネマティック・ユニバース第28作。
ドクター・ストレンジ・シリーズ第2作。
IMAXレーザー・3Dで鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読です。
サム・ライミ監督のスタイルが全開でした。十八番のホラー演出(効果音なども相まって本当にビビりました。このホラー感はMCUで一番かも…)とグロ描写はもちろん、「スパイダーマン」三部作を彷彿とさせるダイナミックなアクション・シーンも満載で、興奮しっぱなしの126分でした!
ドクター・ストレンジが立ち向かうマルチバースの脅威は、期待と想像を遥かに超えるものでした。美しく独創的なビジュアルのマルチバース描写に圧倒されっぱなし…
ヴィランはスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフであり、別のユニバースのストレンジ自身であり、錯綜するマルチバースそのものでもありました。まさにマッドネス…
怒涛の展開といくつものとんでもないサプライズ(イルミナティのメンバーがすごすぎる!―チャールズ・エグゼビアにジョン・クラシンスキーのリード・リチャーズ、さらにキャプテン・カーターまで!―でも扱いが雑じゃない?)が飛び出したストーリーの面白さも去ることながら、マルチバースを行き来出来る新キャラ、アメリカ・チャベスの登場(彼女のオリジンとしても機能していた脚本の巧みさに脱帽…)によって、MCUはさらに拡大していくこと間違い無し!
マルチバースの扉が開かれたことによって、もはやこれからどうなるのか、まるで予想がつきません…。悪く言えば、なんでもありな展開が待ち受けていそうです。一応別のユニバース同士が接触するとどちらかが崩壊すると云うルールが披露されたので、ある程度のブレーキは効きそうですが…
いったいどこまで我々を連れて行ってくれるのか…?―無限に存在するマルチバースの如くどこまでもどこまでも、そしていつまでも、楽しませて欲しいなと思いました。
いつもの如く、次作へのブリッジも…
ドクター・ストレンジが三つ目がとおるになっちゃった!
そして突然のシャーリーズ・セロン…あんた誰や!?(笑)。
[余談1]
私が観た回は満席でした。
こんなの久しぶり。とても嬉しい空間でした。
[余談2]
MCUがより一層一見さんお断りシリーズになっていく…
本作から本格的に、Disney+にて配信されているドラマ・シリーズとの関連性が強まって来ました。
決して必須とまでは言いませんが、「ワンダヴィジョン」を観ていると、より楽しめるのではないかと…
未見の場合、ワンダが何故ヴィランになってしまったかの背景説明が殆ど無いので(セリフなどから想像することは出来ますが)、少々分かりづらいことは否めず、ワンダが迎えた結末についてもカタルシスが薄まってしまう懸念があり、ここは評価が分かれて来るところではないかなと思いました。
欲を言えば、「ホワット・イフ…?」も観て下さい…(笑)。
[余談3]
本作とは全然関係無いですが、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の特報が本作上映前に流され、パンドラの海の青の圧倒的な美しさに息を呑みました。
※以降の鑑賞記録
2022/08/16:Disney+(4K UHD・IMAX Enhanced・吹替)
まぁ、色々ありますね
前作のレビューで、レイチェル・マクアダムスについてこんなことを書きました。
君に読む物語における可憐、
アバウトタイムにおけるキュート、
スポットライトにおける知性。
構成要素としては短時間なのに、魅力を存分に味わうことができて、監督に感謝です。次作以降もお願いします。
今回もちゃんと起用してくれたのですね。
しかも、最初の世界ではもう関係終わり?と思ってたら、メインの世界ではかなりの活躍❗️
関係者の皆様、ありがとうございます🙏🏻
いきなりですが、心理テストです。
あなたの会社であなたにとって評価が一番低い人を思い浮かべてください。
では、その人の短所を5つあげてください。
直ぐに3つも4つも浮かぶような人なら、本当に今の仕事が向いていない人かも知れません。
けれど、客観的に見て短所と言いきれるような欠点は意外と思い浮かばなくて、いざ書いてみたら、ほとんど自分にとっては困るけれど、他の人にとってはさほど影響がないようなことばかりということがあります。
つまり、最初に抱いていた低評価は、実はかなり個人的なバイアスのかかったものである、ということですね。
マルチバースの異なる世界で、顔と名前は同じだけど、内面は微妙に違う人と会う、というのはそういう一面もありそうです。
そういう意味では、マーベルのさまざまな映画も、観る人それぞれの好き嫌いが、作品にも各キャラクターにも存在するので、あっちの要素、こっちの要素、まあ、色んなことに影響されて、その時の評価もフラフラと変化する、みたいなことになっているような気がします。
私はこの作品、結構好きです。
全493件中、441~460件目を表示