グラデーション
劇場公開日 2021年6月19日
解説
東京の古き良き住宅街が広がる碑文谷と再開発の進む武蔵小杉を舞台に、青年2人の恋とも友情ともつかない交流を描いたドラマ。立ち飲み屋でアルバイトをしている大学生のジュン。趣味であるカメラを片手に町歩きをしたり、だらだらとした夏を過ごしていた。そんな中、バイト先の常連客で、キャバクラのボーイをやっているヤスさんと知り合う。ジュンはヤスがかつては写真家を志していたことを知り、写真について語り合える唯一の存在であるヤスに憧れを抱いていく。ジュンの生活は次第にヤスを中心に回り始めるが、ある日を境にヤスは立ち飲み屋に現れなくなる。監督は本作が劇場公開デビュー作となる椎名零。池袋シネマ・ロサの「新人監督特集vol.7」にて劇場公開。
2020年製作/64分/日本
スタッフ・キャスト
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2021年6月21日
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碑文谷で独り暮らしをする男子大学生の一夏のお話。
バイト先の立ち飲み居酒屋に現れたサラリーマンともホストとも違うけれど、スーツを着た20代のイケメンと知り合い巻き起こるストーリー。
彼女はいない様だけどモテ男でセフレと思しき女性がいる主人公が、いつもつるんでいるモテない友達に付き合って訪れたキャバクラで、ボーイとして働く件のスーツのイケメン兄さんと再会し、交流が始まっていく。
参加している囃子にしても、女にしても、何だか地に足がつかずモヤモヤしている主人公が、何となく憧れた身近な人との交流で自分を考えるってことですね。
自分とはかけ離れたタイプではあるし、憧れる相手もう~んというところはあるけれど、そのぐらいの年齢を考えたら、気持ちは判らなくはないかなとは思うし、少しは自分がみえた、若しくは、その切っ掛けは出来たのかな。
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