コンティニューのレビュー・感想・評価
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カラッと軽い歯応えのループ物
ラスボスの動機とか、ループの仕組みとか、トライ毎の変化の緻密さとか、そういうとこは予想通りガバかったですが、その軽さとアクションの軽快さで、とりあえず飽きずにサクッと見られる仕上がり。
期待し過ぎなければ十分楽しめるかと。
うーん、コンティニューしすぎじゃない??
地味な感じの本作。上映館も少なく当初観るつもりはなかったのですが、評点高めだったのと、メル様ご出演とのことで鑑賞です。
ループ物ですね。オープニングの映像からちょいとレトロなゲーム画面を連想させる作り。その意図はどんどんわかってくるのですが。まぁ、「(ある面において)ゲームみたいな」カラクリの中でストーリーが展開していくんですね。
テンポもアクションもなかなか良くできております。映像も演者さんたちもしっかりされてますしね。ストーリーもちゃんと作られています。にもかかわらず、そこはかとないB級感。不思議です。
で、お話の内容ですが、、、きっとこの辺りがB級感を醸し出す要因なんだろうなぁ。。。と思います。
もう一捻り、もう一工夫、もう一踏ん張り・・・欲しかったなー。
ストーリーの帰結はとても良くできていると思います。
うんうん、なるほどなるほど・・。
ほう?え?それで?え?さらに?え?そっちに行くぅぅぅぅ???
みたいに、あぁそっかそれあったか!という展開で飽きさせませんよ。でも、娯楽アクション作品だとしても、もうちょっと丁寧に語って欲しいところあるんですよね。僕が理解力足りないだけだと思いますが、悪者の「悪巧み」がよくわからんっ(笑)だって、動機がわからないし、
「え?それやっちゃったら・・・誰得?」みたいな結末だし・・・狙ってるの。
さらに、ループ構造の説明が少ない(笑)
「とにかくこれでループすることになりました!」みたいだし・・・。
さらにさらに、一番残念なのは・・・RPGゲームテイストを模してしまったところかなぁ。セーブポイントから何度でもやり直せるってのが、緊迫感とスリリングさを完全に無くしているんだよなぁ。できればLIFEは有限でやってほしかったかな。限りあるから、必死になるし、真剣になるし、一生懸命スキルあげていくんだけどな。
でも、まぁ娯楽作としては良作なのかな?
死に戻りループがおもしろい!
イオンワンデーフリーパスポート4本目
事前情報で、大好物のタイムループもののSFアクションと知り、楽しみにしていた本作。ところが、行きつけの映画館では上映予定なし。しかたなく、遠くの映画館までちょっと足を伸ばして、遅ればせながら鑑賞してきました。
もう序盤から、期待どおりのエキサイティングな展開で大興奮!いわゆる死に戻りのタイムループものなのですが、その特徴を最大限に生かしてコンティニューを続ける展開が、作品タイトルにつながっています。行動や判断のミスはすぐに死をもたらすのですが、セーブポイントからリスタートするかのごとく何度もコンティニューし、記憶と経験を持ち越してスキルアップを重ね、少しずつ先に進む展開がおもしろかったです。
よく似た設定の作品は他にもあるので、目新しさはあまりないかもしれません。自分は、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」やアニメ「Re:ゼロ」を思い出しながら観ていました。本来なら「死に戻りループ」は精神的に相当苦しいはずなのに、主人公のロイが途中から完全にゲーム感覚で失敗や想定外の展開を楽しんでるようでした。この演出は悪趣味と言えなくもないですが、なかなかおもしろかったです。
やがてタイムループの謎と理由が明らかになり、ロイのなすべきことが見えてくるという展開も悪くなかったです。ただ、そこまでが少々引っ張りすぎで、途中で少々だれるのはもったいなく感じました。
主演のフランク・グリロは、コミカルとシリアスの振り幅のある役どころを好演していたと思います。元妻役のナオミ・ワッツも、年齢を感じさせない美しさでした。でも、懐かしのメル・ギブソンには、エンドロールまで気づかなかったのは内緒です。
SF版突破ファイル
当初、全く興味を持って無かったが、先日知人が「面白そう」と言っていたので配役を見てみたら『キャプテン・アメリカ』のラムロウが主演ではないか!
「あの子が立派になって、まぁ!」と、晴れ舞台を見に行く親戚のおばちゃん気分
最初、この映画に興味持てなかった理由は「何度も同じ1日を繰り返す主人公」ネタって
🐼...どうせ、『マトリックス』的な“自分の現状が仮想現実と知り”みたいな三番煎じぐらいの映画やろ...
と思ってたから
<ここからネタバレ!!!>
が、この映画は違った!
主人公は出だし
・同じ事の繰り返し...あ~、だっりーな~
どうせ死ぬし
→あれ?俺、ちょっと違う展開に出来るくない...?
→お!こうしたら息子に会えて...
→ん?この無限ループってそもそも前日起因?ってか、元嫁起因?!
(出てくる殺し屋達の「BLACK LAGOON」テイスト大好き♥︎)
まぁ、ここまでは予想通り
「明るい未来目指して俄然、頑張る!」
しかし話は中盤から非凡な展開に
「ボスキャラ倒したら大団円」と思いきゃ「倒したってハッピーエンドにはならず、あずかり知らぬ所で展開していた悲劇」を主人公は知ってしまう
ここから物語は序盤において主人公を苛むだけだった無為な時間の繰り返しだった設定が、ちょっとずつちょっとずつ息子を知り交流する楽しみをもたらすものに価値を変える
迎えるのが世界の終末である事を、主人公だけが何度も何度も繰り返し味わう諦観を土台であっても...
そして、幾度となく繰り返した息子との会話から光明を得る
ここからが痛快大逆転展開!
(ミシェール・ヨウの贅沢すぎる使い方も含めて)
ラストの「私のために来てくれた!」という妻の台詞
彼女は、主人公が自分にたどり着くことは多大な困難を何度も乗り越え、自分が愛した主人公の精神が発揮された時だと知っていたから
信じていたから
この映画が秀逸なのは、最後のシーン
お定まりの「最後は世界を救った主人公は、心を入れ替え家族と幸せに暮らしましたとさ」とならず、自分が消えてしまう可能性に身を投じる
あの終わりに不満を言う人も多いだろう
ただ、最後の主人公の表情が物語っている
彼は、やり遂げたのだ...と
70‘sロックと80‘sゲームへのリスペクト漲る血塗れなのに爽快なタイムリープSFの新たなる傑作
酒場でナンパした歯科衛生士の女の子が傍で寝ているベッドで目覚めた元デルタフォース特殊部隊員ロイは突然正体不明の男にナイフで襲われる。難なくかわすと窓の外でホバリングするヘリがぶち込んでくる銃弾の雨霰、それもかわして路上に出るとそこにも殺し屋が・・・といったサバイバルを幾度となく繰り返す朝に閉じ込められたロイはそのループが始まったのは前日に会った元妻で科学者のジェマを訪ねたことに原因があることに気がつくがどうしても午後12時47分から先には進めず息絶えてしまう。ある朝いつも立ち寄るダイナーで小耳に挟んだ常連客の一言で些細なヒントを掴んだロイは自分がループに囚われたことそのものに意味があると確信、さらに様々なパターンで終わらない朝に挑んでいく。
冒頭に奏でられるシンセサウンドだけで本作の肝を表現するツカミ。原題も邦題も結局これで何度も何度もトライ&エラーを繰り返すアクションゲームへのオマージュで、そこは『ピクセル』にも似たアプローチで80‘sの8ビットゲームに対するリスペクトが滲みまくっています。『パーム・スプリングス』や『隔たる世界の2人』と違って時間に閉じ込められた原因に物語の中盤で辿り着く辺りの展開は往年のタイムリープサスペンスの傑作『リバース』の影響下にあることが見て取れます。あくまでスラップスティックに繰り広げられる血塗れの大殺戮は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』っぽいですがPG12というのがちょっと信じがたいくらいグロいです。R15+指定だった『スモーキング・エース 暗殺者がいっぱい』よりも全然手数が多くてテクニカルで爽快でエクストリームなわけで映倫の仕事なんて建前とは全然かけ離れたやっつけ仕事だということまで垣間見れます。もう一つ注目したいポイントはサントラの選曲チョイスの素晴らしさ。最近グローバルな傾向として70’sロックが重用される映画が多くなってきましたが、こちらもその影響下にあってボストン、レイナード・スキナード、バッドフィンガーといった何処となく埃臭いアナログサウンドがほぼ全編で鳴っていて耳当たりがバカみたいに心地いいです。この辺りはジョー・カーナハンがやりたい邦題やってる感じで爽快感がハンパないです。
共演陣がとにかく贅沢で、それほど出番がないのに主演を食わんばかりにカリスマを醸すメル・ギブソン、元妻ジェマを凛とした美しさと溢れる母性で体現するナオミ・ワッツ、ダイナーにフラッと現れる剣豪役のミシェル・ヨー、ダイナーのオーナー役のケン・チョン等豪華な配役が作り上げる世界観の中で何度も何度も嬉々として蘇る主演のフランク・グリロは今まで観た作品の中で一番生き生きとしていて、本作は彼の代表作として今後語り継がれることになると思います。結末は賛否両論あるかも知れませんが、個人的には観客それぞれが好きなように解釈できる余地をたっぷり残していると捉えていて意外性を楽しめました。
ちなみにロイの息子ジョーを演じてるのが、フランク・グリロの実の息子リオ・グリロ。名前にリオを付けるとはブラジルに何か思い入れあるのかなと思ってググったら、フランク・グリロはブラジリアン柔術の有段者で、ヒクソン・グレイシーに師事したそうです。
いろいろと楽しめる
タイムループものというと、トム・クルーズ主演の映画「Edge of Tommorrow」(邦題「オール・ユー・ニード・イズ・キル」)と、今年日本で公開された「パーム・スプリングス」が頭に浮かぶ。いずれも、どうやってタイムループから抜け出すかがポイントになっていた。
本作品も同じようにどうやってタイムループから抜け出すかが一番のポイントだが、主人公の性格が一筋縄ではいかないところがあって、なかなか面白い。人生を客観視して面白がるようなところがあるのだ。
それ以外は、何度も繰り返すうちにいろいろ学んでいき、時には手順を間違えてヘマをしたりもしながら解決へ向かって進んでいく。このあたりの演出は見事で、飽きずに鑑賞できる。最初に登場する持ち帰り女や途中で登場する子供が意外に重要な役割を果たしているのもケッサクである。
タイムループものにハズレはないが、本作は主人公の慣れと熟達の他に謎解きのような部分もあって、いろいろと楽しめる。ラストシーンがくどくないところもいい。メル・ギブソンの声は何度聞いても痺れるいい声だ。ミシェル・ヨーがこんなところでチョイ役で出ているのも贅沢だと思う。
原題は「Boss Level」で、ビデオゲームの一種であるロールプレイングゲーム(RPG)で、現れる敵が、雑魚レベル、中ボス、大ボス、ラスボスなどとゲームが進むにつれてだんだん強力になっていく。本作品のストーリーをRPGにたとえてお手軽感を出している訳で、観客が楽な気持ちで観ることができる。その点もよかった。
観てると徐々に面白さが倍増して行った感じで楽しめたー!
タイムループ&アクション系作品。
主人公ロイが朝ベッドから目覚めるといきなり刺客が。
殺されると朝のベッドから再スタート。
殺された場面を経験値として少しずつ先に進むストーリー。
最初はタイムループする理由が解らなかったけど少しずつ理由が解って行く展開。
何度も殺されるから、そこを切り抜けるのも馴れたもの(笑)
殺されそうになのに余裕でコーヒーの飲むシーンが笑える。
笑えるシーンも多め。
残酷な場面も何故か笑えるのが本作の良いところかも。
後半、タイムループする理由が解ってからのテンポがとても良かった。
ロイが朝、起きてから短時間でミッションを成し遂げなければならない展開にドキドキ、ハラハラ。
夫婦愛や親子愛もあって終わってみれば満足度は高かったです。
車で人を引き回すシーンはかなり残酷なんだけど、2回目の引き回しは場内は爆笑でした( ´∀`)
とても面白い
タイムループもので次第にスキルアップしていく系。奥さんが朝のうちなら生きていることが分かってからグンと気合が入ってスリリングになる。最後にヘリに乗り込む展開が気持ちいい。何度も戦っているうちに殺し屋たちにもシンパシーが沸く。敵のボスが何をやりたかったのか、今一つ不明だ。
ギャラガやりたい!
「しつこいなぁ〜」「もぉ、いいよ〜」
タイムループ系作品において個人的には何度か舌打ちをした事がありましたが
「こりゃ違う!」…明日を無事に迎えられるのか?自身がゲーム対戦をしているかの様な錯覚感をワクワクしながら楽しみました!
美魔女ナオミ・ワッツ目当ての鑑賞でしたが
何度も何度も殺される主人公ロイ…タフなマッチョマンだが果てしなく自己中で女と酒好き…
そんな彼が受難に巻き込まれ同じ日を繰り返し何度も殺されて行くうちに妻子を守る為だけに闘い、強さと共に心の成長を得て家族愛が築かれる様に胸が熱くなりました…
曖昧な結末に?…ではありましたが決して後味は悪くは無かったなぁ
圧倒的に「老若男子」率高しの客層でしたがスピーディでテンポ良くバイオレンス色満載の中でも笑いとヒューマン要素も織り込まれた新感覚SFアクション作品を女子の皆さんにも是非!堪能していただきたいですね!!
【ゲームのやりすぎ】
昔、RPGをやり過ぎて、いつもは夢なんか覚えていないはずの僕が、しばしゲームの夢を見るようになり、ついでに鮮明な記憶が残って精神的に疲弊したことがある。
佳境のところで、決着などついていないのに、はっと目が覚めるのだ。
ドキドキしてるし、汗もかいてたように思う。
この映画は、その感覚だ。
ゲームの感覚なのだ。
やられたら、元のところにもどる。
少しずつ進んでいるが、なかなか倒せないボスキャラのところで行き詰まる。
だから、僕達のゲームの世界では、攻略本がバカ売れしたのだ。
親友と、大人だってこうなるんだから、子供にゲームやらせちゃダメだよね。勉強しなくなるよねと話し合ったこともある。
今のゲームシーンは知らないけど、僕の時代のゲームは、そんなだった。
あるところで行き詰まって進めなくなったら、実は、発想の転換が必要だったりする。
ある意味、人生にも通じるストーリーを感じさせるところもあるが、この映画で、その教訓を感じるかといったら、まあ、それほどじゃないなあ笑笑。
それに、まだ、続ける気?と。
次、出来るほどヒットしてるの?と、心配になった笑笑。
突然終わるラストの後は……
ここはひとつ、ナオミ・ワッツに免じて
パームスプリングスに続いてのタイムループもので、こちらはアクション。主人公は体育会系でアーミーの特殊部隊の幹部。嫁は天才科学者なんですよねぇ。どんな馴れ初めで、そうなったん?なんて言う疑問は置いといて。
タイムループものって「人知を超えた何者かの大きな力」で繰り返しが起き、キーパーソンが「意味的進化」を遂げる事でループが開く、って言うパターンのファンタジー系が多いと思うんです。ループの開閉の仕組みを「科学的っぽく」説明するのって難しいから。と言うか、どうこじつけても嘘嘘嘘っぽくにしか聞こえないですやん。
それがですよ。今回は真っ向から科学です。ところがですよ。「説明しない自由の行使」で、よく分からないけどループするするする。終いにはですよ。「このトンネルに核レベルで同質量の物質をブッ込めばループは終わります」。
はぁ、そうですか。
でも、なんでですのん?
原理は?仕組みは?何物理?何科学?
なんて疑問は禁止です。なんせ、純粋にアクション映画だから。本能で楽しめば、結構楽しい。ストーリー的には分かりやすいし、テンポ良いし、アクションはよく出来てて楽しかったです。
でも、あそこは日本刀の方が良かったかねぇ、日本人としちゃ。と、男の首は飛ぶのに、女子の首はとばないんだ。やっぱりw
心臓∞
死に戻り系はゲームみたいでとても好きです。ゲームっぽい予告で楽しみにしてました。
初っ端からいきなり殺されかけてからヘリがやってきて、銃ぶっ放して、ヘリの人間を突き落としてから下の道路にあるトラックに飛び降りるというあ〜てんこ盛りな展開に心ウッキウキになりました。基本的にここからこの始まりを軸に物語が展開されますが、中盤までは飽きずにひたすら違う物語なので楽しいです。何故ロイが狙われたかのかは、曖昧すぎる説明でさっぱりでしたが、そんなものは気にせず世界観に浸りました。
ただ中盤から会話が多くなってきたので、少ーし怠い感じになりました。どっちかっていうとアクションを見たい人間なので、このパートは微妙でした。ですが、本部に乗り込んで色々死にながら進んでいく感じは楽しかったです。観音は決め台詞へのスピードが早いのでこっちにも飽きはきました。
最後の何かに続くような終わり方は訳わかりませんでした。あれだけが超汚点。
何はともあれ、部分部分ではかなり面白いんですが、編集での繋ぎ方が適当な感じのせいで、コレジャナイナー感が否めませんでした。惜しい。
鑑賞日 6/6
鑑賞時間 12:35〜14:25
座席 C-4
主役に華がない!!
まあ、B級アクションと思って観たし、メル・ギブソンも最近のブルース・ウィリス同様、脇役扱い(よくあるポスター詐欺!)
と思っていたので、良いのです。(苦笑)
兎に角、第一印象が主役がぱっとしない?
この俳優初めて知りましたが、なんと言うか、悪役の手下の一人くらいな、脇役にいてもいい感じな役者風で、(殺し屋側にもそっくりな風貌の人居るし。それを利用したりするんですが。)
肉体凄いし、アクションも悪くはないのですが、主役やるタイプの役者ではないかなと。
内容として、1日を繰り返すループ系で、そちらを見せることとアクションに注力してるせいか、主役の妻や子への愛情とか関係性が希薄で、ラストの自己犠牲も(しかもどうなったか、はっきりしない)感情移入出来ない。
後半、ループしながら放ったらかしにしていた息子との絆を取り戻すと言うことで、死に繰り返す訳ですが、完全な自己満足で、自身は色々な話を息子から聴けますが、息子は毎回リセットしているので父親への愛など深まらないのです。
まあ、B級だし、いいか。
B級アクションコメディ調でもラストは真面目
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