「まぁまぁ楽しめた」シン・仮面ライダー kita-kituneさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁまぁ楽しめた
スナック菓子の仮面ライダーカードをそれなりに集めたリアルタイム世代。
(ライダーと言えば1号、2号、V3世代・・・あとは知らん)
だが、当時の内容をまったく覚えていない・・・
主題歌は分かるのだが。
悪評も多かったので、見ないでおこうとも思ったが、見るなら音響含めて映画館で観るべきだなと思い、観に行った。実際、そんなに騒ぐほどひどくないのでは?
庵野監督らしい?、なんだか理屈っぽい話だったが・・・
壮大な話のように見えて兄妹喧嘩な感じもして、ちょっとチープな感はある。
1号の池松は、横道世之介の倉持のイメージが強く、本郷猛と言われてもなぁ・・・と思わなくもないが、若いイケメンじゃなく、やはり適役だったのか。
2号の柄本も、同じく横道世之介の小沢のイメージで・・・ あぁ、高良健吾をどこかに配しても良かったような。あのニヒルな感じの一文字隼人と言うより、若干、コメディリリーフな感が。
1号2号が並ぶと、柄本って長身だったのね、と初めて知った。
若干、安っぽい感じがする場面もあったが、当時のTV版のチープさを表現している?
シン・ウルトラマンの面々が出ているのは、「シン」シリーズだから?
長澤まさみのパートはギャグにしか見えなかったが、やっていることは、なかなかにグロい。よくあんな頭にできたと感心する。
ダムのロケがあるのは仮面ライダー、キカイダーでもおなじみ?だが、ちょうど紅葉の季節での撮影だったのか、画がきれい(総じてロケの背景は良いように感じた)。
1号2号のリアルタイム世代は、とりあえず映画館で観るべき、とは思う。
(今の世代が面白いかどうかは、知らん! これが今どきのイケメン俳優だったら興ざめ・・・日曜の朝のやつでやってろ!になってしまいそう)
エンドロールは、懐かしソングがそのまま聞けて、うれしい。
感動するか?と言われれば微妙だが。
パンフレットは完売で買えなかった・・・