「シン・ウルトラマンの様なテイストの仮面ライダー」シン・仮面ライダー ひろちゃん千葉さんの映画レビュー(感想・評価)
シン・ウルトラマンの様なテイストの仮面ライダー
概ね仮面ライダーの最初の頃をリブートした感じ。
コミュ障で大学卒業してバイクで放浪の旅?プータローしていた本郷猛が拐われいつの間にか改造人間に。
気づいたら何者かに追いかけられていて謎の女とバイクで逃走、訳の分からないまま話は本編に突入。本郷猛がわざわざ選ばれた理由とは…
いやアクションは凄いし血飛沫飛びまくるからR12指定なんだろうけど…
とにかく動く度に画面が激しく動くのはどうか?
実際の目線に近づけたいのだろうけど見ていると気分を悪くする人も出るのでは?とにかく目が忙しかった。
あとシンウルトラマンの時も違和感あったけど今回も仮面ライダーは戦いが始まるまで突っ立っているだけ。怪人もか。動と静を表しているのかも知れないが何か微妙な絵面。これから戦おうと言う雰囲気がまるで無い。話し合いで決着つけようと言うか決闘で構える前見たいと言うか。
コミュ障の本郷猛もどうかと思うが、オリジナルも今となってはそんな感じに見えなくもない。
それと喋り方が機械が喋っている様な感情を押し殺した感、だけど心の中はそうでは無い演出。
今回のテーマが心の傷とそれを乗り越える的な所があるから意図的なんだろう。
怪人も凶悪と言うより紳士的。殺し方も町を破壊がある訳でなくクールすぎて物足りない。
皆ある意味大人すぎて激情を表に出さない。
大人過ぎるビターテイスト。
それと想定外の石森ゲストキャラが出てきて驚いたり。
まあ70年代の石森作品の色々なオマージュがあって面白くはあったが今の人に分かるのだろうか?
そうそう出てきた聖地は既に行ったり見たりした所が多かったのである意味新鮮さが無かったな。
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