コットンテール

劇場公開日:

解説・あらすじ

リリー・フランキー演じる妻を亡くした男の家族再生を描いた日英合作映画。

兼三郎は妻・明子の葬式でしばらく疎遠となっていた一人息子の慧(トシ)とその妻さつき、孫のエミに久しぶりに会う。酒に酔い、だらしない態度をとる喪主の兼三郎に、トシは苛立ちつつも気にかけていた。開封された明子の遺言状には、明子が子どもの頃に好きだった「ピーターラビット」の発祥地であり、夫婦で行きたいと思っていたイギリスのウィンダミア湖に散骨して欲しいという内容が描かれていた。兼三郎とトシ一家は、明子の願いをかなえるため、イギリス北部の湖水地方にあるウィンダミア湖へ旅立つ。兼三郎役のリリーのほか、錦戸亮、木村多江、高梨臨らが顔をそろえる。

監督・脚本は、英国アカデミー賞US学生映画賞とヨーロッパ人として初めて学生エミー賞をドラマ部門で受賞したパトリック・ディキンソン。

2023年製作/94分/G/イギリス・日本合作
原題または英題:Cottontail
配給:ロングライド
劇場公開日:2024年3月1日

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(C)2023 Magnolia Mae/ Office Shirous

映画レビュー

5.0よく見れば、良い家族、良い映画

2024年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 9件)
猿田猿太郎

4.0クソまみれ

2025年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

 途中までは大したことない物語だと思っていたのに、回想シーンになるとグサリときた。やはり認知症患者を扱った作品では自分の家族のことを思い出してしまうのです。失禁や思わぬ排便・・・まさしくクソまみれでした。映画の中では父親であるリリー・フランキーが息子錦戸亮に見せないようにしたけど、逆に息子の方が手厚く看護するシーン。ちょっとだらしない父親の姿が真に迫っていた。

 もひとつ、入院してからの妻・木村多江の演技。認知症とはいえ、一瞬だけ正気に戻ったような表情が光っていた。あの段階では正気に戻る瞬間が何度もあるはず。その表情が父の脳裏に焼き付いているに違いない。そして忙しさのために面倒を見ることができなかったという後悔の念が彼をも病ませるのだろう。最初はリリー・フランキーが認知症を患ってるのかと思ったほど。

 イギリスで迷子になって世話になったジョンと娘メアリーの優しさにも心打たれました。境遇が似ていたせいもあるけど、普通じゃそこまで優しくできないよなぁ。

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共感した! 20件)
kossy

3.0勝手なじいさん

2025年4月15日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
りか

3.5きっと一緒に

2025年1月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

明子さんも、きっと一緒に「ラビット」を追いかけている。
人の一生なんて、あっという間に終わるんだろうな。
自分自身の最後はどんなふうになるのかとか、
色々考えさせられる。

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共感した! 1件)
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