Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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バイオレンスに特化した名作
よけいな描写を出来る限り排除したシンプルな展開が清々しい。とはいえ主人公の人間性に共感できる最低限のエッセンスは忘れていない。冒頭からやたらとテンポがいい。細かいカット割りとダイナミックなサウンド。ああ、この映画はこういう見せ方をするんだな、と理解させる。まさにおれが観たかったヤツ。スローモーションを多用した映像と音楽の使い方がスタイリッシュで心を満たす。それにいちばんの売りのバイオレンスシーンはものすごい迫力だ。おもしろい!でも途中からロシアによるウクライナへの虐殺行為が脳裏に浮かび、目一杯楽しむ心情になれなくなった。。世界情勢が落ち着いた頃にビールをじゃんじゃん飲みながらこのバイオレンス傑作映画をあらためて楽しもうとおもう。
ミスター普通のおじさん(嘘)
これ設定とか見た目とか96時間のリーアム・ニーソンやん!
って思ってしまったけど、銃撃戦満載のアクション映画として普通に面白い。
たった一人のおじさんが闇の組織を壊滅させていく映画はよくあるけど、たまに見たくなるし、尺も長すぎず金曜ロードショーとかにも丁度よさそう(^^)
一線超えたら絶対殺すマン
だんだんとおじさんの強さが明かされていくプロセスが楽しい。
そこそこダメージ喰らいながらのアクションはまるで普段の生活でそこそこのストレスをずっと喰らいながら生きている我々のようさ。
楽しかったー。
とにかく爽快!
ノーバディの元所属組織どこなんだろう?
父親のFBIの身分証明をわざわざ持ち出すあたり元FBIではなさそう・・
銃の名前を間違えたあたりにキーがありそうで
ググってみたところ ワルサー PPK と
H&K UPS サプレッサー付きとの事
調べてみると、どちらもドイツ製
主に使用していて共通している組織名はBND
主人公がドイツ系俳優でありロシアの裏組織に疎い
という事も含めて考えると、それっぽく見えてくる
何となく気になった事 でした!
同ジャンルの映画の中でも特にヤバい主人公
冴えない日々を過ごすハッチ。ある夜、強盗と遭遇したことをきっかけに彼の本性が明らかになり…。
喧嘩を売った相手がヤバい奴だった系映画の中でも特にヤバい奴が主人公の作品。悪人の大量殺戮があっさりと楽しめるとても好みの映画でした。
正義を求める『イコライザー』のマッコールさんも復讐一筋のジョン・ウィックも行き過ぎててヤバい人だけど、ハッチさんは一般人に擬態し過ぎて殺人欲を抑えきれなくなってる人なのでさらにヤバくて好きでした。
やりすぎで爆笑
おいオッサン!こらオッサン!やめろオッサン!止まらないなオッサン!どーしたんだジイさん!ネコちゃんあったじゃないかオッサン!まだやるのかよオッサン!懐が深いね奥さん!
いやー最高でした。続編楽しみ🥰
おっちゃんが強い…!爽快でした…!
TSUTAYAランキング2位だったので、借りてみました。
1位のモンスター●ンターより遥かに面白かったです…笑
最初の20分は大人しいけど、途中暴れるあたりからどんどん楽しくなってきました。スカッとしていいですね。
実は無敵なオヤジパターン
冴えないオヤジは実は無敵というパターンのアクション。
嫌いじゃないけど、何故かこの手のアクションって冴えないシーンが
少ないんだよね。72時間のリーアム・ニーソンもそうだけど、
日常生活が駄目、娘に甘々的なシーンを描いて、実は父さんカッコイイという
この落差が重要なんだと思う。そこが描ききれていないのでイマイチカタルシスが
感じられないのかなと。
強盗夫婦が原因なのだけれど、最初のシーンでハッチはあの二人を
見逃したにも関わらず猫のストラップだかを取り返しに行ったことが
すべての原因。
バスで倒したチンピラたちって殺さなきゃならない程
悪いことしてたかな?
あれがなければハッチは今までの生活を送れていたのではないかと
思うのだが。
アクション的にはハッチが殴り合いは結構ダメージを
食らうのでピンチな感じはあるんだっけど、最後は普通の
主人公には当たらない弾丸だったので、安心というか残念というか。
ジョン・ウィックの脚本家ということでアクション中心で設定自体は
取ってつけたような感じなのはなんかわかった気がする。
ストレスフリーになる映画
ストーリーは、いたって単純でありふれた感じだが、テンポのいい演出、細部まで計算されたリアリティーのあるアクション、見終わったあと、こういった映画にありがちな煮え切らない部分とか難解な部分もなくストレスなく終わる あー面白かった。って感じだった。できれば続編に期待したい。
脚本がジョンウィックの人なので、確かにジョンウィック感がある。
惜しい
少しストーリー展開が雑なような気がします。
子供のネコのアクセサリーを強盗宅に取り返しに行くのですが(結局は自宅に落ちている)アクセサリーでわざわざ強盗の所に行く?動機が少し弱い。
強盗は貧しい普通の家庭で、何もできず、怒りのやり場所がない所に、バスで輩と遭遇、その輩に憂さ晴らし?で大暴れ。腹を深くナイフで刺されていて、見た感じ致命傷のような気がしますが、直ぐに復活。
その輩の兄が、たまたま?極悪なロシアンマフィアの大ボス…ここからマフィアとの大戦争、無双が始まります。自分の勤め先を、わざわざ大金で購入(親族確執があった)し、マフィアとの最終バトルステージに改修。黒人と老人の父が参戦。この父、どこかで観た事あると思ったらバックトゥーザ・フューチャーのドクで有名な、クリストファーロイドでした。良いタイミングでスケットに来た黒人の方のストーリー背景をもう少し描いても良かった気がします。昔、一緒に作戦に参加した写真?短い映像が入っていたら黒人さんにも感情移入できたかもしれません。
アクションは観ていて気持ち良かったし、音楽も良かっただけに、ストーリーをもう少し丁寧に展開させてもらえたら、よりもっと楽しめたと思います。
あえてノーバディ
銃器天国のアメリカで、お祭りの前の準備ほど楽しそうに見えるものはない。あれもこれもと、まるで戦争でも始めるかのようだ。しかし、逆に祭りの後ほど寂しいものはない。残されるのは、現実だけだ。ノーバディとは、誰でもないというより、むしろ誰しもがヒーローになれるようなイメージを抱かせるが、結局、誰のために大暴れしたのかと考えると、あえて名前を名乗るのは、少々臆する気がする。正義のためになどと言わず、あえてノーバディで通すところが、奥ゆかしい戦争の作法だ。
うーーーむ、普通だったかなぁ
「実は・・・・」系のよくあるストーリー。面白いんだけど、どこかで見たことあるストーリー。だからこそ、何か光るものがないと辛いかな。予想超えてこないのです。そーなるよね、ま、そーいうことだよねの連続で。かなり強引な因果の作り方はあまり好みじゃなかったかな?個人的に。
もっといっちゃうと、結局、家族、家庭は置き去りストーリーだから、描く必要ある?って感じ。何にも回収されないしね(笑)bとcの中間級アクション映画でした。演者さんも悪くないんだけどなぁ。合わなかったかな。
普通に面白い
この手の映画は全部普通に面白い。
そして、既視感がいくらあっても
楽しく見られる。
ただ、またあの手の映画かと
見る選択肢からは外れていく
王道ジャンルなのかも知れない。
普通の男性が実は最強戦士でした。
このジャンルは、観なくても損はしない。
新しい試みは何か、そこで差別化する必要があるとすれば
この作品のストーリーは凡庸。
アクションは、まぁまぁ。
だとすれば、新たなアクションヒーローの登場には期待感がある事か。
良いおっさんがアクション界にやってきてくれた。
今後も楽しみにしている。
共感爽快アクション映画
B級アクション映画かなと思ってたら違った。
ド派手爽快アクション映画でとても面白かった。
きっかけはそんな事かよと思うかもしれないけど、
子どもにバカにされ、妻な相手にされず
家族と距離を感じる親父の悲哀に満ちて共感出来て、
このまま行けるところまで行ってしまえ!と
観ているお父さんはみんな思ったはず!
普通のお父さんがどこまで出来るのか?から始まり
コイツ何者と言う疑問が湧いたところへ
ロシアンマフィアが絡んで来て、
最後はクリストファーロイドのガンアクション。
完璧なストーリーと演出でした。
音楽、車、殺し方。
楽しめるポイントが多くて続編が観たい映画でした。
ジョン・ウィックと絡んでも面白そうだけどな…
ハードボイルド
といえばそうなるが、
きれたらなんでもありの感じ。
決して最強というワケではなく
チンピラにやられるし。
だけど、そういうのが味があって良いのか。
あとお父さん!
クリストファーロイド!
チェックせずに見たら、気がついた!
意外。
大人のストレス発散映画
一見、面白みのない冴えない平凡な男。だがその正体は実は…!?
その昔、シュワちゃんやセガールでお約束であった、「今は静かに暮らしてるけど、実はすごく強かった」的な映画です。こういう系統のアクションは久しぶりに観た気がします。
アクションに関しては、テンポもよくて爽快そのもの。初めはぎこちなくて泥臭かった動きが、物語が進み戦闘を経験するにつれて段々と洗練されていく様子は見ていて痛快です。約90分の映画ですが、楽しみどころ満載で十分楽しめました。ストレスのたまる鬱屈した日々を送っているの大人のためのストレス発散映画です。
ただ、主人公が敵役に狙われる原因については、どう考えても自業自得。むしろ主人公にこそ問題があるとしか思えません。家族を守るためとはいえ、いくらなんでもやりすぎでは?と感じてしまい、主人公に共感はできませんでした。
オデンカークがすごい、だけじゃ済まなかった
『ブレイキング・バッド』は、オデンカーク扮するソウルが登場したあたりで脱落したけど、あんまりピンとこず。観る前は『ハードコア』の監督と『ジョン・ウィック』の製作陣なのねフーン、位の感じ。
ちょっと訳ありっぽいけど、冴えないとうちゃんの冴えない日常…からの限界突破大爆発。昔取った杵柄ってレベルを遥かに凌駕する鬼神降臨。でもやれれば痛いし、血も流れて怪我もする。それでも家族に手を出したらタダじゃ済まないってことでロシアン・マフィアと全面戦争。一人だとちょっと厳しくないかな? って思った途端にいきなり登場してお茶吹いたのがクリストファー・ロイドおじいちゃん。嬉々としてぶっ放すスゴイヨアナタサイコウニカガヤイテルヨ。
アクションもだがそれを切り取るカメラワークも好き。バスの中、家の中、工場の中など限定された環境下でのアクションシーンの演出は小道具など含めて素晴らしかった。
何者でもない男、取り扱い注意につき
普段は地味で冴えない中年男。
が、ある事をきっかけに覚醒。家族にも隠す通す本当の顔…。
アクション映画界にまたまた現れたハード・アクション、“実は最強”親父ヒーロー。
その名は…
家族を愛しながらも、家と義父が経営する工場を往復するだけの退屈な毎日を送るハッチ。火曜日のゴミ出しも遅れ…。
ある夜、自宅に強盗が侵入。チャンスがあったのに反撃せず見逃した事で、妻や息子は失望。そのダメっぷりの噂はあっという間に広がる。
親父はつらいよ…。
この強盗事件が全ての引き金。
末の娘の猫のブレスレットが無い。
強盗を探し出す。
ここからいよいよ彼のおかしな行動が…。
地味で冴えないダメ親父の筈なのに、その捜索っぷりは何かのプロ…?
誰かと無線でやり取りし、強盗の銃の種類、さらには銃に弾が入っておらず、だから反撃しなかった事を告げる。この驚異の観察力は…?
老人ホームへ。老いた父が居る。が、その父と何か分かってるようなアイ・コンタクト。ちなみに父は元○○○。
強盗を割り出す。若い夫婦。痛め付けた矢先、呼吸器を付けた赤ん坊が泣く。
結局ブレスレットを取り戻せぬまま引き下がる。堪えようのない怒り。
運命のバス。チンピラ連中が乗ってきて、他の乗客に迷惑を掛ける。
さあ、ハッチ。今こそその怒りを爆発させ、封印していた力を見せる時だ!
地味で冴えないダメ親父の筈なのに、チンピラ連中を驚異的な戦闘スキルでフルボッコ。
しかし、これがまた運命の分かれ道。
チンピラの中に、ロシアン・マフィアのボスの弟が居た。
瞬く間にハッチ、彼の家族、父親の居場所まで特定する。
血も涙も無い非道なロシアン・マフィアとの死闘。
彼は家族を守りきる事が出来るのか…?
『ハードコア』の監督×『ジョン・ウィック』の脚本家×『アトミック・ブロンド』のアクション・コーディネーター。
そりゃあアクションは激しい訳だ。
ハッチが覚醒するバス車内のアクション。
自宅に侵入してきたマフィア相手に、身近にあるもので格闘。
ド派手なカー・チェイス。
クライマックス。工場での銃撃戦。
アクション!アクション!アクション! あらゆるアクションを見せてくれる。
ハッチは“沈黙の男”や“96時間の親父”のように、無敵無双ではない。
深手を負いながらも闘う。
痛みが伝わってくるリアルなアクション描写。
それがまた見応え充分。
ストーリーはドミノ倒し的に展開していくが、シンプル。
激しいアクションの合間にセンスのいい楽曲、ユーモアを挟み、スカッと痛快。
主演のボブ・オデンカークはTVドラマで知られているようだが、個人的には初めまして。
渋い佇まいは好み。
本作はハード/バイオレンス・アクションだが、彼の雰囲気と作風が何処となく往年のハードボイルド・アクションを駆り立てる。
他キャストで嬉しかったのは、ハッチの父親役のクリストファー・ロイド。80歳を超えても尚のクセ者ぶり、銃をブッ放す健在っぷり! ブラボー!
2021年公開のアクション映画では秀逸。面白かった。
本作でハッチの正体は全て明かされない。
本人曰く、三文字の組織の元会計士。あれこれ浮かぶ…。
仄めかされたり、仮面が剥がれ始まる程度。
だってそりゃあ、次も期待したいもん。
普段は地味で冴えないダメ親父。
しかし隠し通す本当の顔。
その名は…
“Mr.ノーバディ(=何者でもない男)”!
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