劇場公開日 2023年11月17日

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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価

全632件中、201~220件目を表示

4.5水木しげると地続きの新しい物語を観れた

2024年1月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

単純な「ヒーロー鬼太郎」像を描いているものではなく、戦争と戦後の暗澹とした部分にいる人たちを描いている作品。
貸本版の墓場鬼太郎と一般的なアニメ版の世界を綺麗に繋げ、語られなかった物語を巧みに導いていた。水木しげるの戦争体験や価値観も反映されており、今現在の世界情勢を踏まえると、この社会自分が何のためにどうするべきなのか、自分が決めた意思や目的は本当にあるのかまでも考えさせられた。キャラクター個々人の思惑が微妙な表情や行動に表れており、そういう点でも大仰でない分できた余白によって、観客自身で心情をよく想像することができ面白かった。

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うおつか

5.0これでも推敲しました

2024年1月8日
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悲しい

怖い

興奮

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乱丁

4.0子供向けではないかな

2024年1月8日
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口コミがすごい良かったので見てきました。
ゴリゴリの村ホラーで妖怪やお化けより何より人間のエゴや強欲が出ててアニメなのに良い感じにイライラ出来たので最高でした!
ゲゲゲの鬼太郎は3期以降見てなかったので猫娘がスタイリッシュになってて驚きました。
OPとEDの伏線回収はお見事でした♪

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アリさん

4.0グロテスク

2024年1月8日
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悲しい

怖い

鬼太郎の誕生の理由が知れてよかった。
グロテスクなシーンも多かったが、ストーリーは面白いなと感じた。

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しょうま

5.0時弥君、我々は君の期待に添えなかったようだ、済まぬ。

2024年1月8日
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泣ける

楽しい

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カンタベリー

5.0面白かった

2024年1月7日
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大阪鯉

4.5お化けは死なない

2024年1月7日
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幸せ

この映画を全く観るつもりありませんでしたが、かなりいい評判を聞いてるうちに観てみたいという気持ちが芽生え、予備知識ゼロで観に行きました。
評判通り、深い人間ドラマがありました。権力者がいかにして人を搾取するか、搾取されている人はそのことにすら気づかないように巧妙に支配されている。妖怪たちの力を借りて、その構造を見事に炙り出した物語で眩暈がするぐらいシビれました。
恐ろしく、美しく、躍動的で興奮と気づきに満ちていて、とても哀しくて、でも希望を失わない、そんな映画でした。完璧な映画だ。

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ゆか暖房

4.0想像以上に良い作品だったが・・

2024年1月7日
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yone

4.0関俊彦の活躍が素敵すぎる

2024年1月7日
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採点3.8
ノーマークでしたがやたら話題で気になっており、何の情報もなく観たがこれは面白かったです。
まず声優がとんでもなく豪華。ベテランからレジェンドまで幅が広く
また、舞台となる村。これが良いですね。
この閉ざされた村や集落の闇が好きで、鬼太郎にとてもマッチしてました。
キャラデや作画クオリティには少し思うところがあるものの、ずっと楽しく観ていられました。
ここら辺は脚本の美味さと、声優陣の厚みのある芝居でしょう。
中でもゲゲ郎こと鬼太郎の父役、関俊彦の活躍が素敵すぎる。
「片眼で十分(といった意味な)」など、色々なパーツを散りばめながらたどり着いたラスト。
そのエンドロールで原作の一話に繋げるのは見事でした。

そして鑑賞して分かりましたが今回の「ゲ謎」人気。あれは完全に女性オタクから広まってますよね。
そうゆう要素かなり見られましたし、どうしたってドキドキしちゃうでしょうよ。
新たにファン層を得て、今後また鬼太郎の世界が広がりそうで楽しみな作品でした。

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白波

4.0みんなで歌おうゲゲゲのゲ

2024年1月6日
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笑える

楽しい

怖い

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ムービースター

3.0ゲゲ郎の決死の戦い、遠くに響く下駄の音、 カラ〜ン♪コロ〜ン♪カランカラン♫コロン♬

2024年1月6日
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鑑賞方法:映画館

予備知識なく観賞。
最新のTVシリーズの流れにある映画だったとは、ツユ知らず。
ネコ娘が美脚の大人なのと、目玉オヤジの声を野沢雅子が担当していることに驚いた。さらに、鬼太郎の声が峰不二子(沢城みゆき)だったとは!
TVシリーズの設定・キャスティングなのだろう…。

東映アニメーションが水木しげる生誕100周年の記念に制作したらしい本作は、なるほどの力作だった。
最近の超ハイクオリティーなアニメーションとは異なる、往年のセル・アニメ感を残した画面デザインで、日本最古のアニメーション・スタジオの意地を見た気がする。
ただ、私にしてみるとキャラクター・デザインがいただけない。こういう絵柄でなければ今世代に訴求しないのかもしれないが、もっと水木しげる画風で通して欲しかった。
ねずみ男(少年版)の絵柄が極端に浮いている違和感もあった。
原作キャラクターとアニメオリジナルキャラクターの不統一感は「ルパン三世」シリーズで顕著だが、「クレヨンしんちゃん」のように統一感を保ったシリーズもあるのだ。

私は、40年ほど前に水木しげる先生に直接サインを頂いた。何かのイベントでのサイン会だったと思う。戦争で腕をなくされた左の肩口で器用に色紙を押さえて、鬼太郎と目玉オヤジの絵をササッと描いてサインをしてくださった姿を思い出す。
予備知識なしとは言っても最初のTVシリーズはリアルタイムで観ているし、原作漫画も「墓場の鬼太郎」時代から少年マガジン誌上で断続的に読んでいた。主に理髪店の待ち時間にだ。
テレビで人気が出てからは、貸本屋で単行本を借りて読んだりもした。併せて、前身の「墓場鬼太郎」(少年マガジン以前の作品)の単行本も借りて読んだが、そっちは思いのほか怖くて初めの方しか読まなかったと思う。
やはり、悪い妖怪と戦うゲゲゲこそが私にとってはヒーローだった。

昭和31年が鬼太郎の生まれた年(という設定)かどうかは知らないが、この年を舞台にした本編では主人公の水木がやたらとタバコを吸う。水木が龍賀一族の郷へ向かう列車の中でも多くの乗客がタバコを吸っていて、意味深に咳き込む少女がいた。
そういう時代なのだが、今の若者は驚くだろう。
水木がゲゲ郎(鬼太郎の父)と初めて遭遇する場面だ。
「墓場鬼太郎」では鬼太郎もタバコを吸っていて、ゲゲゲのファンだった私は衝撃を受けたのを憶えている。

鬼太郎の誕生秘話的な触れ込みの本作に、原点回帰を期待したのは間違いだった。全くオリジナルな誕生前夜の物語だった。
だが、制作陣は原作を深く研究したのだと思われる。
幽霊族という設定は、テレビ化以降のゲゲゲでは妖怪と幽霊が明確に区別されているので違和感がある(アニメ第3期以降は知らない)が、鬼太郎漫画の初期は妖怪とは呼ばれず幽霊と呼ばれていた。つまり「オバケ」として一括りだったのだ。テレビの主題歌でも「オバケは死な〜ない〜🎵」と唄われている。
更に、水木しげるの戦争感を出すことにも注意が払われていると感じた。これは水木しげる生誕100周年記念なら欠かせないテーマだったと思う。水木しげるは戦争の不条理を多くの随筆で訴えていたのだ。
敢えて言えば、もう少し本筋にこの反戦テーマを反映させられなかったか…と、思う。

ストーリー自体には不完全さを感じた。
龍賀一族の設定が序盤の横溝正史的な土俗的因襲と血縁の因縁を感じさせる雰囲気から、物語が進むに連れて妖怪を超える異形の超自然的な存在にエスカレートしてしまい、やや収拾がつかなくなった印象だ。バトル・アクションを入れなければならない作劇の都合もあるだろうが、伏線の未回収・ストーリーの破綻を感じざるを得ない。
前述したキャラクター・デザインの点もあって☆は辛めの採点となったが、アクションに迫力もあって面白かった。

この映画の最後に片目の赤ん坊が墓の下から這い出てくる場面が描かれているが、これが「墓場鬼太郎」の最初の場面だったと思う。抱き上げる人間(=水木)はいなかったと思うが。

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kazz

4.5素晴らしき誕生秘話

2024年1月6日
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面白いと聞いてハードルを上げて観ましたが、軽く超えていきました。ストーリーはもちろん、描写と構成が素晴らしいと思いました。猫娘ってあんな背が高かったっけ?

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ももじろう

4.0犬神家から墓場の鬼太郎へ

2024年1月6日
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たっちバイク

4.5なかなか怖い!作画はキレイ退屈しない

2024年1月6日
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なかなか怖いです。
緑の山や水、風景からの音、完成度高い。
ときどき実写を見ているような錯覚に陥る。

犬神家の一族、八つ墓村、鬼滅の刀、ルパン三世、このあたりが絶妙にブレンドされていて完成度はかなり高い。大人のためのアニメ。

見る予定なしでしたが、時間空いたのと安い日だったので旦那と二人で鑑賞しました。面白かったです。旦那の感想は鬼太郎のお父さんはカッコイイ!でした。

白黒のおどろおどろしいアニメを再放送?見ていたので、ある意味イメージぴったり!!。できれば、白黒の当時の映像と歌をエンドロールで出してほしかったな〜、そしたらより完璧。無かったのでマイナス0、5です。

あとはもうちょっと鬼太郎の活躍も見たかったかな~。

鬼太郎好きじゃない人が見ても面白いですが、過激だったり暴力的な画や話もあります。それらが苦手な人には不向です。

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ころん

3.0あれ?老眼・・・

2024年1月6日
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エンドロールが小さすぎて、かつ見づらかったのは、気のせいでしょうか。

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おかちゃん

5.0ワクワクハラハラ展開

2024年1月5日
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映画をとりあえずみたいならこれを見ればいい作品
アクションシーンは少ないがいろんな戦い方をしていて楽しい、ストーリーの作り込みもしっかりしていてわかりやすくいろんな小ネタなどが出たりして最後まで没頭できました。映画の時間もそこまで長くなく安心できます。

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ニック

5.0沼ると深い

2024年1月5日
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泣ける

悲しい

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くらげ

4.0よくわかってらっしゃる

2024年1月5日
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Peinyo

4.0ゲゲ

2024年1月5日
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悲しい

怖い

興奮

 墓場鬼太郎的なアニメーションかなと勝手に想像していたので、冒頭の鬼太郎、猫娘の登場で最新のキャラデザだったのと、朝9時のアニメーションのクオリティ的に「子供向けのTV盤をただ映画化した感じかー。」と思ったが、全体を通してストーリーや構成もちゃんと映画のクオリティになっていてとても良かった。

 子供も観れるかと思うが、流石に描写がキツいか。かなり大人向けに作られていてちゃんと観れた。

 あとBGMがミステリーの雰囲気があってよかった。

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え

4.0昭和31年

2024年1月4日
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原作にもないであろう水木しげる先生が墓場の鬼太郎を生み出す物語。
昭和31年はきっと絶妙な年。第二次世界大戦の傷も癒えぬまま、高度経済成長も未だ見えない。後ろを振り向けば戦争の匂いが漂い、先も見えずにがむしゃらという言葉が似合う頃か。
日本のどこにも山間には村々があり、きっと至る所どこにも妖怪がいたような気がする昭和31年。
水木先生とゲゲ郎の絆と鬼太郎誕生の物語。時弥くんの聞く、川上哲治の2000本安打の件には凄い時代考証と最後の時弥くんの怨念退治には今の時代のあの頃の未来とはかけ離れてしまったことに感涙。
最後の最後にタイトルが出るところ、エンドタイトルでの誕生はカッコよし。
それにしてもネコ娘は暫く見ない間になんとも可愛くなったものだ。

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AKIRA