「【朝鮮王朝の名君、世宗と王妃と”儒教の国の仏僧”が、民と国の行く末を考え、行った尊崇な行為を描く。古代漢字研究の第一人者であった故、白川静教授のコメントを聞いてみたいです・・。】」王の願い ハングルの始まり NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【朝鮮王朝の名君、世宗と王妃と”儒教の国の仏僧”が、民と国の行く末を考え、行った尊崇な行為を描く。古代漢字研究の第一人者であった故、白川静教授のコメントを聞いてみたいです・・。】
ー ラストのテロップを見て驚いた。
王妃を演じたチョン・ミソンさんが48才と言う若さで亡くなられた事に哀悼の意を表します。ー
◆ハングル文字が作られた理由、過程を面白く鑑賞。
・世宗(ソン・ガンホ)が”誰もが、読み書きできる国”を作るため、”訓民正音”(ハングルの正式名称)を造り上げる過程が、知的好奇心を擽られ、とても面白かった。
・”高麗は仏教を信仰していたために、滅んだ”と信じた人々は、儒教思想を基に朝鮮を起こした訳だが、当然朝鮮では、仏教徒は白眼視される。
特に、官吏達から・・。
・そのような状況下、仏教徒はチベット密教で使われていたサンスクリット文字を使う事に気付いた世宗が、臣下達の猛反対を押し切り、仏教の僧侶シンミ(パク・ヘイル)を説き伏せ、ともに新しい文字を作り出す、艱難辛苦の過程が実に面白い。
それまで、表意文字の漢字しか使ってこなかった朝鮮で、陰陽五行の考えを取り入れたりしながら、サンスクリット文字を参考に新しき表音文字を徐々に創り出して行く姿。
ー それ故に、当時の朝鮮の民は、文盲が多かった。ー
・臣下達の反発に悩む世宗を”仏教徒”だった王妃(チョン・ミソン)が励ます姿。それは、彼女が死しても・・。
<知的好奇心を、凄く刺激された映画。
可なり、脚色があるという事だが、全く気にならず。(と言うか、事実を知らないから・・。)
時折織り込まれるユニークなシーンも、佳き哉。
故、白川静教授が今作を鑑賞されたら、どの様なコメントをされたのだろうか・・、と思ってしまったよ。>
NOBUさん
おはようございます。
映画館で寝た事がないNOBUさん、さすが✨普通に観ていたはずだったんですけど💦まさかラストを観ていないとは😭
エンドロール、お名前や撮影場所(邦画しか読み取れませんが😅)を見るのも楽しいですよね。
NOBUさん
コメントを有難うございます。
NOBUさんのように向学心から、ではなくソン・ガンホさん観たさ👀で足を運んだようなものなので😅(にも拘らず終盤寝落ちした私って。。)
ショートスリーパーなんですね!身近に危険が迫った時に、かなりアブナいので、お気を付け下さいね。
「世宗大王 星を追う者たち」天体の話も絡んでいるようで面白そうですね👀
機会が有れば外さず観ますね。