JUNK HEADのレビュー・感想・評価
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一人で作り上げた凄さ
なかなか面白い世界観で、造形もよく作り込まれていた。
字幕の上映で、まぁ雰囲気は出していたが、若干話がわかりにくかった。
もう5分短いと尚よかったかな。
ストップモーションとしてよく出来ていて、これを一人で作り上げたと思うと称賛を送りたい。アニメーション表現の勉強になる。
メイキングを作って欲しいと思う。
今日見ました。
噂を聞いて、今日観ました。
監督さんの執念とアホさ加減がうまくミックスされてて、良かったです。いろんな設定が常軌を逸してます。
今の少子化やコロナ禍の状況にも通じるものを感じました。
続きも早く観たいです。
映像は凄いです
まず映像の完成度の高さに圧倒されます
……が、それは最初の10分くらいで慣れてきて、段々ストーリーの底の浅さを感じるようになりました
この途方もない設定の世界観なのですから、もっと軽快でブッ飛んだシナリオを期待していたのですが、残念です
おそらく、ストップモーションアニメを作りたい❗というのが動機付けの全てで、ストーリーとかは二の次だったのかもしれません
続編があるならば、プロの映画監督・脚本家の力を借りるか、お任せしたほうが良さそうです
それにしても、これだけの映像を7年間ほぼ一人で作り続けるとは……
制作者の頭の中(ジャンク・ヘッド)を覗いてみたくなりますね
総長風エレベーターボーイ
監督の表現しようとする世界観が私の嗜好に合っていました。
キャラクターデザインや人物設定も気に入ったものが多いのですが一番のお気に入りは暴走族総長風の無言の昇降機操縦士。
爆音と共に上下する昇降機もカッコ良い。
星4個なのはもちろん次回作への期待を込めて。
自主製作でこれはすごい……
ストーリー展開(脚本)や演出(カット割り)にハテナな箇所は散見していましたが、自主製作で7年もかけてほぼ1人でこの作品を作り上げたという事実だけですごい。
この世界観を評価しないといけない。
監督の才能は商業映画界が必ず拾い上げて、今後もコンスタントに沢山の作品を作れるようにしてあげてほしい。
そうでないと海外に流出してしまうぐらいの才能です。とにかく素晴らしい。
ストップモーションの最高峰
本業が内装業で、映画製作素人の堀隆秀が、独学で映画作りのための原案から脚本、撮影、セット、アニメーターとありとあらゆる役割を独りで担い、7年の歳月をかけて作り上げたストップモーション・ムービー。14万枚もの膨大なショット作業を、たった独りで作り上げたとは、信じられない力作であり、秀作である。
物語は、永遠の命を得た代償として生殖能力を失った人類が、生殖再生を願い、地下都市に住み、自我に目覚めた人工生命体マリガンの調査に行くストーリー。その調査の中で、地下に潜む、恐ろしい生物や虫に襲われながらも、マリガン達と協力して、生殖の秘密を目指して冒険していく。
調査隊と任命されたダンス講師の男の紆余曲折のあるストーリー展開も面白いが、場面場面の背景やセットの壮大さは、とても仕事の作業場を改良して作ったとは思えない精密さと壮大さを感じ、ハリウッドのSF映画に引けを取らないし、それ以上に、一つ一つの小道具等のディテールの高さは群を抜いていると感じた。
今やCGが当たり前となった映画製作において、とにかく一コマ一コマをアナログで作り上げていく作業は、気の遠くなる作業であるが、だからこそ描ける、質感や温かさが伝わり、観ていただけたら、そのスケールの大きさも頷けるだろう。
また、ストーリーの中に子供心を忘れないおふざけやクスっと笑ってしまうシーン、かと思うとB級的なグロさも盛り込んだ、エンターテイメント作品として仕上がっている。そして、滅茶苦茶な言葉(台詞)も聞いているうちに、その表情から何となく内容が理解できてしまうのも不思議な感覚だった。3部作で続編があるようなので、また、ぜひ観てみたい。
探していたのは尻尾ではないんですよ
うわさに違わず、とんでもない怪作だった。まず、世界観がいい。ひょっとしたら風刺ファンタジーなのかなと思っていたら、地下世界で出てくるクリーチャーたちの捕食シーンを見て思わず声が出そうになった。グロさもいい、食物連鎖の非情さをまざまざと見せつける演出もまたいい。
とてもほぼ1人で制作したストップモーションアニメとは思えない。登場人物は、無音声でなく無国籍風の言語で喋る。この奇妙な言語に字幕が付くからホントに未来のデストピアって感じがする。
地下世界の人工生命体マリガンが、人間よりも人間っぽいのが笑える。ゴマスリ野郎もいるし、チンケ詐欺を働くクズ人間もいる。主人公を騙して、生きたソーセージ?を横取りしたこのくず人間の末路が面白い。この作品の中で一番のカタルシスかな。
この作品は、見逃したら後悔するやつだった。続編の予定があるっていうから楽しみでしょうがない。
ストップモーションアニメでここまで表現出来るとは…!
ストップモーションアニメでここまで滑らかなアクションを表現していたのも驚いたが、グロさや痛みがここまで表現出来る事に1番驚いた…!世界観やストーリー、音楽は個人的に好きでめちゃくちゃおもしろかった。AKIRAや攻殻機動隊が好きな人には絶対に刺さると思う。あとこの作品はスタッフロールまでちゃんと観てほしい。スタッフだけじゃなくて声優も堀貴秀だらけで、ほぼひとりで作った作品なのが分かる。ひとつ気になるのが終わり方が中途半端というか続編に続きそうというか…続編を制作しているのかな?それはそれで楽しみが増えたからいいけど
クノコって何ですか?
地獄の3鬼神とかのキャラクターがユニークすぎる。主人公の元ダンス講師パートンが地下調査員となるものの、あっというまに頭の中身だけ残されロボット化された。第一層(?)で可愛らしいアンドロイドとなり、人々からは「神様」と呼ばれるのですが、気持ち悪い造形の地下生物と戦いながらもさらに地下深くに落ちてしまうのだ。かなりオンボロなロボットにされ、言葉も失い、雑用係とされてしまった・・・
とんでもないSF世界をストップアニメーションで描いた堀貴秀監督すごすぎる!神様として扱われていた頃といい、オンボロロボット“ポン太”としてクノコの買い物をさせられた頃といい、可愛すぎる。大阪弁風のおっちゃんにも騙されるが、素直なために何でも言うことを聞いてしまう。そんな風に、世界観のみならずそれぞれの性格が作りこまれているのです。
シリアスなシーンばかりじゃなく、わけのわからない言語や大人しいモンスター“トロちゃん”の生殖器に惹かれていくところなど、笑えるところも満載。やっぱり3鬼神のおかげで笑いも絶頂になりました。名前がちゃんとあるのですが、わかったときにもクスクス・・・コロナ禍なので声に出して笑えないのが残念。
グロいシーンも多いし、モンスターの色がほぼ同じなのでどちらが捕食者なのかわからないという難点もある。ウ〇コにモザイクかけるなら、あちらの方にも・・・と、笑いツッコミが相互に訪れる面白さ。3部作という超大作らしいけど、1作目に7年かかってるんだから、最終章公開まで生きていられるかが心配です・・・
圧倒的な熱量で作られたSFと愛らしいキャラたち、言葉遣いが気になる点も…
ファーストカットにワッと広がる、機械的で奥ゆかしい町並み。いきなり忘れかけていた…。これがストップモーションの世界ということを…!
SFらしい設定から、細々と丹念に練られた世界で、人間と新たな生物の交流を描いた本作。あくまで人間の感覚が"郷に従う"ことになるので、その異質な世界をとくと堪能することになる。人間が神様として崇められたと思ったら、ガラクタ呼ばわりされたりと、異文化を隔てて魅せることで、未知な世界を作り出している。その中でも、死生観や生物を取り巻く環境、村などの文化的な構築といった、類似点を生かした展開も面白い。序盤から笑えたし、途中まさかグッとくる場面に出くわすことになるとも思わなかった。そういう意味では、着想と展開がしっかり連結しているからこその厚みなんだと感じた。
一方言葉遣いの乱暴さは気になるところ。ところどころ投げるセリフが時代錯誤で、古さを感じる。3部作を想定しているとのことなので、次回は改善されてほしい。どうももったいない気がしている。その言い回しがキャラ本来の愛らしさを無駄にしている。男性社会を引きずっているより、もっと共栄した和やかさがあると良いのに…と思った。
まさかの逆輸入でミニシアターを賑わせている本作。笑えるところに一体感を覚えるので、劇場の距離の近さを改めて感じた。トリコになる人がいるのも分かる、とびきり濃くて熱いSFモノだった。
新しい世界観
事前調べ全く無しで見に行き どこの国の映画とも知らずに不思議な世界観にのめり込みました。
最近コロナであまり映画館では映画を観てなかったが ここ最近観た中ではダントツに面白い映画でした。最後のエンドロールで日本人がほぼ一人で製作した事に気が付き また驚きました。
三部作ってマジですか?
バイオレンス・ボイジャーって言う、一人で作ったゲキメーションがあってですね。コレが無茶苦茶オモロかったんですが、その上を行ってます。入りが分かりにくいけど、世界観が好き。
全てを一人で作り上げて、しかもストップアニメーションとか、アタマどうにかなりそうなくらいですよ。好きものの鑑として絶賛したい。三銃士キャラとか最高。コレは良いです。
問題はですね。
三部作の超大作らしいけど、流石に飽きる。風呂敷の広げ過ぎも、B級カルトの流儀に反する気がするし。
2作目・3作目も、確実に見に行くとは思いますが、風呂敷は小さ目が良いなぁ、って思いました。
次は列車を目指してのロードムービー?
どんな展開が待ってるか、期待してます。
これはすごい!
この作品をほとんど一人で、制作していることに驚きです。
当初ノーマークの作品でしたが、先日別の作品の鑑賞後、観客の表情を見て観ようと思いました。
いい仕上がりでした。ストーリーもバッチリ!
エンドロールの歌、日本語でとてもほっとしました。
次回作楽しみにしています。
今年、100本目の作品でした(^_^)
シュールなのにキュート!
シュールな世界観に、お下品やら、グロテスクな場面もあり、正直ちょっぴり体調不良にはなってしまいましたが、クスッと笑える場面や、作品への熱量を感じることができ、良い作品だと思いました。後半はちょっとめまいもしてきて、見落とし場面もたくさんあるので、家で観られるようになったらリベンジします!
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