JUNK HEADのレビュー・感想・評価
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神のアニメーション
まさに神様の映画に出会った感じです
この手の映画をストップモーションアニメというそうだが、「アニメーション」は元々生命のないものに生命を宿すという意味だから普通に「アニメ」と呼んでもいいし「アニメ」そのものだと思う
テーマが凄いよね…電脳化した未来で肉体を取り戻して行く…電脳化の映画は攻殻機動隊などあるし本も色々出ているが、自分は電脳化した世界など滅びると考えているクチなので、主人公が地下で発する「地下の方が生きている感じがする」というセリフがアイロニーで面白い
だいたい電脳化した世界で生殖など必要なのか?という疑問もあるが、普通に考えれば「電脳化した地上」は滅んでおり、地下の人々は地上を神が住む天国と期待して近づくとガッカリするのが定番だと思う
なぜそう思うかと言うと、人間は脳から生まれているわけではなく、むしろカラダの機能をコントロールするために脳は後から発生したものと考えているから。多分作者も同じ考えだろう
あと、この映画を見てデビットリンチの「イレイザーヘッド」を思い出した。あの不気味な世界と通じるものがあると思うし、タイトルから考えても作者は意識しているのではないか?
ストップモーションアニメ?というのは妙なリアリティが存在するが、この映画もしばらく夢に出て来そうな気がする
3部作の2作目が待ち遠しいです
妥協なき作り込みと悪趣味さが抜群!
どうしても最初は、ストップモーション・アニメーションということを意識して観てしまいます。
でも、始まって5分も経つと(大袈裟じゃなく)異様な世界観とキャラクターにグイグイ引き込まれて、エンディングの制作裏の映像が流れるまで、アニメーションであることすら忘れて見入っていました。
監督の妥協なき作り込みと悪趣味さが抜群にミックスされて、どこの世界の何が入ってるか分かんないけど、スゲー美味い一皿に出会ったような衝撃です。
やたらと主人公が酷い目に合うのですが、ダークな世界の中で見事なセンスでユーモア表現に昇華させていて、感情移入させすぎない目線に観客を置くバランス感覚が素晴らしい!
ずっと前に観た「9」という(CGだと思うのですが)アニメーション作品にも似ていますが、「まだまだこんなもんじゃないよ!」と言わんばかりのエネルギーが作品に充満しています。
続編があれば必ず観に行きたい!と思える傑作でした。
未知の世界へ
(内容に触れる前に)
まずはズゴイの一言です。
アニメで作りそうなものをストップモーションアニメとし、その殆どを1人で作り上げる確固たる自信と忍耐力に感服します。日本でもストップモーションアニメを作れる方が居られて嬉しいです。
未知の世界へ身を投じる主人公の冒険物語です。
主人公の住んでる地上の世界は触れ合わない世界(崩れゆく世界)であるのに反して、地下の世界は触れ合うことが基本になっていることにより、弱肉強食だが「生きる」ことへの渇望を感じられる作品です。
また独特のキャラを作り上げ、ストップモーションアニメというツールを使うことで、キャラクターや世界観を魅力的に表現しています。コマどりすることで何処となく不器用な感じがそれぞれのキャラを際立たせています。
むむむむ
ほぼ1人で長期間に渡り製作したと聞いて興味を覚え、なるべく先入観なしに見たかったので、おおまかなあらすじしか頭に入れずに見た。なので、ラストシーンで「続く」感じにびっくりした。後から公式ページをのぞいたら、3部作にする予定だとか。この一作を撮るのに7年かかったということは、続編も何年かかかるのは間違いないよね。うーん、なんと壮大な計画。
誰かの肉体ではなく、物を動かして撮影するって、すごい手間と時間が必要だ。ただ、全て自分で管理できるから、他人に左右されずに監督のやりたいことができる。そこがこだわりなんだろうな。セットもすごいし、デザインが凝ってる。地下をうごめく生物は、ハダカデバネズミみたい。しかし、顔に丸い玉がふたつあるだけで、見てる方が勝手に表情を想像できるもんだなぁ。人形浄瑠璃や能に通じるものがあるね。
ほとんど音楽はつかないけど、逃げる時にはなぜかダンスミュージック的なノリノリの曲が流れる。エンディングも独特のセンス。クレジットの名前がほとんど堀さん(笑)。セリフがどこの国の言葉でないというのは、どこの国に持って行っても字幕になるということで、ある意味公平というか、一種の強みかもしれない。堀貴秀監督、これからのご活躍を期待してます。
やり遂げるという狂気に似た情熱
良い悪いではなく好き嫌いの類い。
「映画として~」とか「脚本が~」とか「美術が~」とかとかとか。そういうのとは別世界に存在している、何だか魅力的なヤツ。それに久々出会えた嬉しさで、つい笑ってしまうエンドロール(冷静に考えるととんでもなく凄いのだが)の余韻と供に暫くニヤニヤしちゃいました。
でも、アーティスティックな何かを求めて来場する方も多く、そういった方々は「え、っと…??」な空気感を出しつつガタガタしてました。それもまたいとおかし、ですね。
映画自体は終始「Mr.Boo!」的な「不思議惑星キンザザ」なので、真面目になる暇すら与えて貰えませんが(素晴らしいこと)、余韻のその先に思うのは、「独りの情熱が何かを成し遂げる凄さ」に対する敬意でした。但し、その時の脳内BGMはエンドロールの歌ですけどね(爆)。
やー、大好きだなぁ…コレ。
いま見ておけばこの先の5~10年ほどは三部作が出来上がるのを待つという楽しみが人生に付与する
文句なしに傑作!
”1人で作ってるにしては頑張ってるなぁ”なんて考えは冒頭でなくなる。
シンプルにすごいクオリティ。
グロくて暗い作風を予想してたけど、ノリは意外にもアメリカのカートゥーン的なナンセンス・コメディ。
毒もありながらアホなキャラ達がドタバタと騒いでる。自分の好きなノリ。
グロい描写もあるんだけど人形だし痛々しさはない。
目を背けないで見れるグロい世界観。いいですねー。
舞台は地下世界。
本当に地下深くの世界にいるかと錯覚させられるのにぶっ飛ばされた。
”え?これセットだよね?”ってくらいに上下のサイズ感がすごい。
と同時に洞窟のダンジョン感はセットならでは。
FF7的な印象的な景色がいっぱいでツボ。
序盤は造形に圧倒される。
中盤は世界観にどうノレばいいのかわかりにくいのだけど、それがドキドキにつながってる。
後半は手に汗握る熱い展開。こうくるか!
見事な世界観もありつつのエンターテイメントとして抜群に面白い。
ストーリーは直球であれど、胸が高まったのは根本的な質が高い証し。
全体的に見せ方が上手い。
自分の好きを詰め込んだ世界観。監督がマニアなのをヒシヒシと感じる。
実際に形にしてるからすごいんだよなー。
最初はどう接していいかわからなかったキャラたちもどんどんと愛着が湧いてくる。
ヒロイン(?)のニコとか普通にかわいいと感じる。
あと見た人全員が持つ感想だろうけど3バカは最高っすなー。
SFで退廃的でナンセンス。
ミッドガル(FF7)、AKIRA、攻殻機動隊、ゼノギアス、キューブリック、H・R・ギーガー、Skinny Puppy……ここらへんのキーワードに引っかかる人は絶対に気に入る。
エヴァじゃないけど、いま見ておけばこの先の5~10年ほどは三部作が出来上がるのを待つという楽しみが人生に付与する。見ておくべき!
ひたすら不思議で謎の世界
ひとコマずつ撮影した作品、ということだけしか知らずにとりあえず見てみました。
昔、教育テレビであったクレイアニメというのでしょうか。撮影の労力を考えると、ほんとに好きでなければ作れない作品だなぁ、と感嘆。
表現は、地底の動物がたまに人を一口で体半分をいきなり食べちゃうとかエグい部分はあるんですが、ギリ見れるレベルかな。
地下世界があったらこうなのかな、とか想像しつつ、主人公はアンパンマンのように、頭だけになってもボディーを付けてもらえたら生きていられます。基本的には人間ではあるものの、体とか存在はロボットの感じ?
地下生物達は、だいたい目は退化していて、深海の生物っぽい感じ?
途中で人の??体を並べて何か体の器官を培養?キノコの栽培みたいにしているところはなかなかエグい表現でしたが、
他の生き物からみたら、人間なんてこうやって必要な食べ物を1つの部屋で並べて育ててる怖い生き物なんだろうなぁ、と思わせられました。
署長?の太鼓持ちの部下とか、あくどいことを考えて人を騙そうとするヤツとか、人間世界にいるなぁ、と思わせる人達も居ました。
ただなんというか。。。とにかく不思議で謎の世界を体験してみた、という感じです。謎の世界をちょっと見てみたい方は試しにどうぞ。
ほとんど一人で作ったとは凄い
人間が住めないほど地上が汚染されたため、地下を開発するための労働力として人工生命体マリガンを創造したが、マリガンの反乱で地下を乗っ取られてしまった。1600年後、遺伝子操作で永遠に近い命を手に入れた人類は、その代わり生殖能力を失い絶滅の危機に陥っていた。そこで、地下で独自に進化を遂げたマリガンの調査を行い、人類再生の道を探るという話。
何を言ってるかわからない言葉で会話を構成し、そこに日本語の字幕を入れる作り方は、声優を呼ばなくて済むから賢いと思った。
それで、この作品が面白いかと聞かれれば暗いし汚いしイマイチかな。
ただし、エンドロールにも出るが、原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果、のほとんどすべてを堀監督が1人で担当したみたいで、そこは凄いと思う。
やってることはすごいけど・・・
キモカワ & 微グロ
発展しすぎてほぼ永遠の生命を手にした代わりに生殖能力を失った人類が地下で独自の進化を遂げた人工生命マリガンを調査するために地下に潜る的な話…らしい
いや〜凄かった
この作品全くのノーチェックで暇だから観た感じだったのだがいやいやヤラレタ
お話自体はなんかゆるいキモカワ&微グロな感じで中盤までは欠伸しながら観ていたのだけど(失礼!!)まさかあんなに熱い展開が待ってるとは…思わず目頭が熱くなったよ
なんとこのストップモーションアニメ7年の時間をかけながらほぼ一人で制作していたらしい
独特の世界観と情熱は注目ポイント
独特の世界観でキモカワ&微グロなんて評したけど人によってはキモグロで受け付けない事もあるかもしれない
だけど僕は見てよかったよ
地下世界の住人が神様をポンコツ扱いしながらも敬っていたのがなんともキュートだった
アイツら本物の神様に会えますように
小学生か!(爆笑)これ褒めてます!!
生殖能力を失って絶滅の危機にある人類だったが
かつて自分たちが生み出した後、
地下世界を征服し
人類の手を離れて独自進化を続ける
「マリガン」と言う人口生命体の世界に
生殖の秘密を求めて一人の青年が調査に向かうのだが…
冒頭、人の乗ったカプセルが深淵な地の底へ
落ちてゆくシーンだけで、
酸欠恐怖症の私はもうクラクラする。
しかし、地下世界はまるで巨大倉庫の連なりの様で
とにかく広大だったのだ。そこに登場する
不気味さと滑稽さが絶妙なバランスのマリガン生命体!
そのおかげで、酸欠恐怖症の私でも物語に没頭できた。
言葉だけで語るにはあまりに勿体ない世界観
これを一人の人間が作り上げたことに
先ず脱帽させられてしまう。
一見の価値あり作品!!
で、月に8回ほど映画館に通う
中途半端な映画好きとしては
この手のデストピアものは苦手なので
実写や普通のアニメだったら観なかったけど
ストップモーションアニメとな!
それも一人で作ったとな??
そして毎度お馴染みTBSラジオの「アフター6ジャンクション」
ライムスター宇多丸さんの激推しもあり、
米アカデミー賞にノミネートされている「ミナリ」と
時間が丸被りの悪条件の中、
「ミナリ」は賞を獲ったら上映延長されそうなので
地方都市では近々に終わってしまいそうなこっちを選んだ!
こんなクレージーな映画、後々、映画館でリアルタイムで観た!
ってことがちょっと自慢できる代物。
まるで小学生の妄想力のまま
、いい大人になってしまった男の
集中力と良い意味での粘着質に拍手!!
ストップモーションアニメと言っても、もちろん大金の投じられた
ライカ社の動きの滑らかさのクオリティーには及ばないが
いかにも1コマ1コマ手で動かした
本来のストップモーションアニメらしいカクカク感が
このデストピア世界を陰惨で絶望的でなく、
どこか愛しい世界に見せてくれているのは大成功だと思う。
公式HPによるとこれは3部作構想とのこと。
ここまで7年もかかっているが
ノウハウも蓄積されて、
人的な協力者もこれからは現れるだろうから
3年後くらいに続編が観られることを期待したい〜
記憶に残る作品
面白い!
不思議なキャラクター、不思議な言語にハマりました。
ストップモーションアニメ大好き、ダークファンタジー大好きなので期待して観に行きました。
期待に違わぬ出来で満足。
最初は分かりずらいけど、途中からどんどん面白くなってきて時間が経つのも忘れるくらい。
観た人の感想でちょこちょこグロいって書かれてたけど、全然グロく無かった。
エンドロールがスゲー短くて良いですね。
最近の映画はエンドロールが長すぎてダルいから、このくらい短いのは助かる・・・けど、この映画のエンドロールは面白いからもっと長くても良いな。
そこで流れる歌もスゲー良い。
もっと聴きたい。
フィギュアなど発売してくれないかな。
ぜひとも欲しい!
パンフレットは1500円と、一般的なパンフレットの倍くらいしますが、一般的なパンフレットより充実してます。
買いです。
とにかく、色々と最高です!
終わりかたが中途半端なので、早く次回作をお願いします!
出来るだけ早く!
「作るの大変だったんだろうな」というのは伝わるけど……
まず前提として、
「ストップモーションアニメ」という手法やジャンル、
「グロテスクなキャラクター造形」「荒廃した世界」という世界観は私は好きです。
なのでこの映画自体に初めから偏見を持って鑑賞したわけではないということだけ前置きしておきます。
まずは造形。
「ほとんど1人で全てこなすにはかなり大変だったろうなぁ」というくらいジオラマやキャラ造形の作り込みは凄まじいものがありました。
強いて言えばモンスターは「どこかで見た事あるな…」と感じましたが、それは些細な事だと思います。
次にストップモーションアニメとしてのクオリティ。
これも私的にはかなり好感を持てました。
アクションも関節の動きなどは少し簡略化されていたとは思いますが、戦闘シーンや度々切り替わる主人公やモンスターの主観視点の使い方や、あえてキャラを動かさずにカメラだけ動かして背景に向けていく手法などの使い方は面白かったです。
血の描写もこちらの感情を揺さぶる描写がありましたし、特にクライマックスの岩を防ぐシーンは哀愁漂わせてくれる好きなシーンでした。
問題はストーリーとそれに伴った世界背景。
ストーリーはかなり寄り道が多く途中でどうでも良くなってくる時間が長く、特にそれがクライマックスへの伏線になってくるわけでもありません。
というか物語のオチもかなり個人的には消化不良でした。
「で、お前さん主人公と別行動しても帰れんの?」
「辿り着かずに終わり??その為に主人公来たのに……」
「主人公の求めてたものの真相がぜーんぶキャラクターの口から説明で終わりかよ…」
と、ツッコミどころは探さなくてもそこそこ出てきます。
後々調べてみたら三部作の一作目という位置付けだそうですが、続編ありき……というより続編依存のお話になってしまっていて、一作目だけじゃ手放しで喜べないのが残念でした。
続編ならもう少し続編を示唆するシーンを入れて欲しかったです。
ただの飲み会後に店の前で「これからどうする?」的に「駄弁って終わり」じゃなくて……
世界背景も「生殖機能を失った」というけど要するに人体の機械化ですよね?
しかも殆ど人と関わらなくていいような世界観なのに感染症で人口の10%以上が亡くなる事態?
あと生殖機能の回復(あれだけのテクノロジー持ってて生殖機能の喪失も微妙ですが)を目指すなら素人1人送っただけなんですかね?
政府が大々的に募集して失業者や主人公のようなワーキングプアの非軍人を危険地帯に送るならもっと人送ろうよ……
その人達がいるという描写を序盤や中盤の最後の種明かしのあたりで少しでも入れてればまた違ったとは思いますが……
総評としてビジュアル面はかなりのプラスポイントでしたが、物語としてはそのプラスポイントをどんどん削いでいったのが非常に残念でした。
せめて脚本は堀さんの世界観を上手くまとめられる人を雇って堀さんの演出でそれをさらにブーストする、という形にした方が良かったと思いました。
アニメのストーリーとしては20年くらい前のアニメにありそうなストーリーでした。
なので、ジオラマやキャラクター造形を目当てで行くことをお勧めします。
くぁwせdrftgyふじこlp
中毒性あり
youtubeでの無料公開版を見てハマり、劇場で見られる日を楽しみに待ち望んでいました。
いやーーー生きてて良かった! 観られて良かったぁ!!
細部まで作り込まれた世界観のひとつひとつにワクワクしながら最後まで楽しみました。
地下世界の様々な空間、廃墟や工場のような混沌とした場所もあれば階段や橋がどこまでも続く荘厳な空間、絶妙に気持ち悪い多様な生き物、おかしな言語まで、この世界が全部1人の脳味噌から生まれているなんて信じ難く、圧倒される。本当、狂気の沙汰だなと思いました(良い意味で)。
気持ち悪さと可愛さのバランスが絶妙。
想像以上にちょいちょいグロかったけど、人形なおかげでちょっとマイルドに。
3バカが大好きで、ラスボス戦でのキャラの変わりようは面白すぎておなかがよじれそうだった。
ケロッとして復活して欲しかったなぁ…(T_T)
クノコが気持ち悪過ぎて脳裏から離れないんだけど、あれは彼らにとっては魚介類の踊り食い的なものですよね。絶妙に気持ち悪いとこ突いてくる、監督の脳内は本当どうなっているんでしょう…
興奮冷めやらぬまま書き散らかしましたが、とりあえずもう1回観に行こう。
どうか3部作実現してほしい。
【ディストピア感溢れる、天上天下唯我独尊ストップモーションムービー。どこの国の映画監督が作ったのかと思ったら、日本人だった!しかも、殆ど一人で作っていた!】
ー 時代は明らかに未來。舞台は、独自に進化した様々なクリーチャーが跳梁跋扈する地下。その様々な生き物の造形が凄い。
そして、ブレイドランナーに漂う、無国籍感溢れる世界観。
一目見ただけでエイリアンを想起する怪物クリーチャーから、可愛らしい人形の様な生物たち、女性と思われる、男性と思われる労働者たちをこき使う生物、そして”神様”・・。ー
・ストーリーに関しては、特に言う事はない。創造・・じゃなかった想像通りである。
・今作で目を見張るのは、様々なクリーチャーたちの生息方法や、姿態の斬新さである。
<スタジオライカが、「KUBO」を作り、ウェス・アンダーソンが「犬ケ島」を作り、殆ど一人で堀貴秀監督が「JUNK HEAD」を作る。
エンドロールで流れた堀貴秀の名前の多さと言ったら・・。
堀監督の執念を再確認する。
あのようなエンドロールは観た記憶がない。
ストップモーションムービーに国境はない・・。>
◆2021年5月16日追記
今作は愛知県では、名古屋の中心部にある都市のシアターでの上映のみであった。
だが、現在「ユナイテッドシネマ豊橋18」でも上映開始となり、今後「刈谷日劇」でも上映となる。
一人の男の執念が、現況化では信じがたい公開館増加と言う状況を生み出している事に、深く頭を垂れるとともに、次回、次々回作の早期公開も期待している・・。
(一作の制作7年って、凄すぎる・・。)
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