明け方の若者たちのレビュー・感想・評価
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【なんか懐かしい。淡々としていて起伏がなくても最後まで観てしまう映画】
・2021年公開の日本の恋愛青春映画。
・北村匠海さん演じる「僕」と黒島結菜さん演じる「彼女」の恋愛模様と、就職した「僕」のモヤモヤが淡々と描かれていく という大枠ストーリー。
・カツセマサヒコさんの原作小説(2020年刊行)を映画化したもののようです。
[お薦めのポイント]
・大学生活をサークルなどで没頭した人は「懐かしさ」を感じると思います
・「それいる?!」くらいのびっくりの展開
・「僕」の同期の尚人君が清々しいほどに爽やかイケメンで観ていて気持ちよい
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[物語]
・就活~就職後の「僕」と「彼女」と仕事が淡々と描かれる物語で起伏はないのですが、どこか気になって続きを見てしまう世界観。観終わった後の達成感などはないのですが、不思議な懐かしさを覚えました。学生や社会人になって間もない方にはどう見えるのでしょうか?飲みに行ったり、夜更かししたり、直コミュニケーションを取りづらい現状のコロナ禍では、共感できる人は少ないかもしれません。しかし、コロナ前に卒業したり、社会人経験を少しやられている方は、割と共感できるのではないかと推察します。
[演出]
・ラストシーン、早朝の闇に若干の青がかかった空とテロップ。淡い思い出がよみがえり懐かしさを感じずにはいられませんでした。
[映像]
・際立って感じたことはありません。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・北村匠海さんの演技がリアルすぎて、自主制作映画のような「本当のリアル」さを感じました。一つ間違えば、三文芝居のようにも感じたり、一つ間違えば学生の作った映画のようにも感じてしまう。でも、そうはならない。絶妙なラインで演技されていたような気がします。
・黒島結菜さんの大人っぽさと子供っぽさが入り混じった演技も素敵でした。
・「僕」の同僚役の井上祐貴さんの演技・役柄、かなり好きでした。最初は、嫌味な同僚、になるのかな、と思いきや、滅茶苦茶良い奴。清々しいほど爽やかで良い奴。こんな友達が欲しくなります。笑
[全体]
・演技の部分で書きましたが、一つ間違えば「学生の作った自主制作映画」のように思えてしまうほど「本当のリアル」を感じました。でもそうはならない。その微妙なラインを保ちつつ、淡々と物語を魅せてくれます。その流れが気になって、最後まで観てしまう。決して、大きな盛り上がりはないのですが(驚きの展開は1か所あります笑)、それでも観てしまう。これがこの映画の素敵な点かと。
・今回は、ながら観したこもとあり、詳細な台詞などまでは覚えていませんが、要所要所に哲学的なワードも盛り込まれていた気がします。もう一度、腰を据えて鑑賞したら、青春時代にモヤモヤしていた過去の自分に対して刺さる思考を与えてもらえるかもしれない!とちょっとワクワクします。そんな簡単には何とも言い難い映画。楽しませていただきました。ありがとうございました。
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#全体3.4 #物語3.5 #演出3.4 #演技3.6 #配役3.4 #映像3.3 #音楽3.4
固有名詞が多くて、伝わる人には伝わる映画
最近公開してる邦画は似たような雰囲気の恋愛映画が多いけど、どれも等身大ではたからみると少し変わっている2人の関係性の形を描いていて、結構好きだなぁと思う。
まずは前半の部分!「初期のラッド」とか当時の少しサブカルな固有名詞が多くて、かなりターゲットを絞ってるなぁと。私は20代前半なのでその当時はもう少し若かったけど、ラッドのトレモロとか有心論とか当時は「知る人ぞ知る」だったよなぁと。
「今の」20代後半にしか響かないだろってことが多いなと思った。
大学生から社会人になったときの理想と現実のジレンマとか、朝まで仲間と飲むとか、うまくいかない恋愛とか、人生のマジックアワーが共感できた人には、ぐっと感情移入できる映画だと思う。
後半部に入り、2人の関係性に関する秘密が明かされる。あの宝物のような日々や2人の関係は「不倫」なんて言葉では言い表せない・言い表さられてたまるか、という気持ちになった。
元々私は不倫や浮気の関係や心情を肯定してるのであれだけど、この愛の形については否定したくなる人も多いと思う。前半部分で「不倫」ということを隠したまま2人の宝物のような日々を見せることで、より多くの人が2人に感情移入できたのだと思う
20代後半が自分語りしたくなる映画
主人公ほどの野心はなかったけれど、社会はもう少し生きやすい世界だと思っていた新入社員の自分と重なって心にきます。やりたい道を選んだはずが会社に勝手に進路を変えられる。そして仕事を続けていくとやりがいと安定で悩み、結局勇気が持てず気付いたら20代後半になって何やってんだろうと思うのもあるあるなのかな、と。
肝心の恋愛は急展開でびっくり。どちらも本気で好きだったと信じたい。だけど彼女は本当に好きだったなら最後のお別れは突き放すくらいしてあげないと。あんな表情で「ごめん」だけではもしかしたら自分の元にいつか帰ってくるのではという邪念が拭いきれないのも無理はないかなと思ってしまいました。
最後にこの映画の肝はなんと言っても謎の同僚。めちゃくちゃ良い奴。大手勤務、イケメン、仕事できる。なのに結婚も彼女もいそうにないという不気味な存在。
彼は夢の話を主人公と一緒になって熱く語ってくれたり、数日会社を休んでいたら心配して家まで来てくれます。彼がいなかったら主人公は心身共に疲弊して社会からフェイドアウトしていたかもしれない。一度フェイドアウトを経験した私としてはとても羨ましい存在でした。いつか私も彼のようにそっと気遣える優しい存在になれるよう生きていこー。
時を渡る若者たち
原作は未読です。
私鉄沿線の駅とその周辺の夾雑な一帯が舞台。青インクが染み出したような朝の空に、薔薇色の陽光が射す。恋に傷つきながらも、人生の時間を、自分なりに愉しむ若者。
◉いずれにしても、私の恋と私の人生
「僕は最初からわかっていた。いつか、この時間に終わりがくることを……。」とキャッチは呟き、三人の男女は飲んだくれた夜明けに、今こそマジックアワーと叫びました。しかし彼らは過ぎ去った時間のみを哀惜していた訳ではないと感じました。恋人のいた過去と、恋人が去った今も、かけがえのない時間。
彼らが愛するものは、過去、現在、未来をゆったり流れゆく時の全て。それが自分の時間であると分かれば、落ち込んだ時も、また落ち着いて歩き出す。
◉素敵な暗い青年
主人公の青年はやる気はあるが、あまり無理はしないし、周囲や常識も気にするから、自分としての実りは少ない。人妻の遊びにフッと乗ってしまい、最後は相手のペースに合わせて別れる。優しい。
鬱屈と傷つきやすさも抱えて、晴れた日はあまり似合わない青年。しかし不貞腐れていると見えて、生真面目さや意欲はキチンと保っている。そのような青年を、北村匠海さんは好演していたと思います。
こんな若者に微笑んだところから、また新しい物語が始まったりする。
舞台の明大前とキャストに惹かれたが、内容が残念すぎる
時間とお金を返して欲しいくらい、残念な内容でした。気になる方は観てみてください。残念な気持ちになれます。
主人公は今も十分に幸せだと気付けるだろうか
何を描き、何を伝えたいのかが分からなかった。見せるシーンと見せないシーンの棲み分けが曖昧で、具体的に挙げると、キスシーンはやたらと濃厚なのに対して、セックスシーンは不自然なバスローブ姿だったり。加えて窓の外から行為を覗くように映す謎のカットも差し込まれる。さらに、浴槽で歯磨きするシーンでは長回しかと思えば、カットを入れて口から吐き出す姿を2人分描く。中華屋での何気ないやりとりも、あまりにも何気なさすぎていて、『街の上で』や『花束みたいな恋をした』にある同様のシーンとは一線を画す。劇中の転となる「ある事実」についても、観てきた関係性と衝撃の度合いのどちらも半端な印象に留まるのが惜しい。“人生のマジックアワー”に浸りたくなる気持ちは分かるが、仕事にしても友人にしても、いまの幸せに気づいてほしいと思わずにはいられない。友人のキャラクターは良く、スピンオフではむしろ彼を見せてほしいと感じてしまう。
黒島結菜さん最高
黒島結菜さんが、こんなにも色っぽい役をやられているのにビックリして、「これは観なきゃ」と思い観ました。
想像以上に役ピッタリで女の私でも見惚れてしまうほど、美しくて魔性の女性でした。
「花束みたいな恋をした」に似ているような…似ていないような…
何より、マカえんの曲が最高でした。笑
個人的"あの頃"系邦画1位
2022年劇場鑑賞3本目 秀作 69点
当初2021年ラストに鑑賞予定でしたがずれ込んで1月の2週目くらいに鑑賞
花束みたいな恋をしたより数段好き。
なんなら花束アンチだから尚更で、今作は女性監督でそれ故かベットシーンのエロさが無い。一見マイナス要素だけど主演の二人がそもそも幼く見えるし今作にエロさは無くて良かった。
スピンオフ作品のレビューでも書きますが、黒島さんが結婚してる背景がとにかく薄い。大学院生にも関わらず早くに結婚してるのなら間違いなく出来ちゃった結婚だと思ったけど違かったから尚更不可解だった。
あと中盤から後半の間のなんか余計なシーンが多いし長った気がする。それならどうにかスピンオフ詰め込めたでしょ。多分今作は北村匠海くん目線のみで仕上げたかったんだと思うけど。
是非
R15という異常なワクワクドキドキ感
2022年映画館鑑賞3作品目
1月30日(日)イオンシネマ石巻
原作未読
監督はオムニバス映画『21世紀の女の子「愛はどこにも消えない」』の松本花奈
彼女の長編作品は初鑑賞
脚本は『さがす』の小寺和久
妻夫木聡や成田凌のようなイケメンは好きだが北村匠海も好き
朝ドラ主演が決まり全国的に知名度がアップするであろう黒島結菜が花を添える
R15+作品である
グロい系の暴力映画ではないので黒島結菜が一糸纏わぬ素っ裸になるのだろうかと少しだけ淡い期待をした
しかし乳首を出すのは北村匠海だけで黒島を含め先っちょを披露する女優はいなかった
どうしても観たいわけじゃないが絶対に観たくないと言えば嘘になる
でもバスローブ姿でのカラミのシーンはあまりにも無理があった
黒島結菜が吉永小百合と同じ理由で胸を露わにすることを拒否したのかもしれない
もしくは若い頃にやんちゃして見事なタトゥーがあるという可能性なくもない
それにしてもなぜこれでR15なのか理解に苦しむ
まさか切断された指?
若い男女が出会い付き合い別れるだけのありふれた話
だからといって『花束のような恋をした』に似てるとは感じなかった
一時間後にネタバレ
決定的に違うのは不倫モノだということ
だがそれもありふれていた
にも関わらず眠気は無かったしわりと面白かった
監督が有能なんだろう
カメラ割は特に気にならなかった
走るシーンはインディーズや若い監督にありがちで別に普通
次回作に期待したい
携帯電話を無くしたフリをして相手の電話番号をゲットする彼女
外で飲まない?とLINEで誘う彼女
もう一缶あるのに飲みかけのハイボールを渡す彼女
馴れ馴れしく体を触る彼女
あざとい
これがあざとかわいい(笑)ってやつか
夫がいるとわかっていて付き合い始めた
好きになったら仕方がない
2番目でもいい
女優の山本陽子を思い出した
共感できないが面白いか面白くないかとは全く関係ないと少なくとも僕は信じている
不倫した芸能人を叩くような正義感は自分には微塵もない
「僕」がバスローブ姿でことを済ませたあとに涙を流すという不自然さはネタバレしたあとすとんと落ちる
彼女の夫は登場しない
数年後再会するが「僕」は本気になり「彼女」は火遊びだったに過ぎない
『愛の渦』の池松壮亮と門脇麦が演じた2人が再会し話し合うシーンを思い出した
北村匠海の後ろを歩くエキストラがなぜか気になるシーンがあった
「彼女」が「彼」にオスことを求めてくるシーンで隣の店の看板が「突破」なのは偶然か
あと場面は違うが「洋食の店クロンボ」は今の時代やばすぎると思うがセーフなのか
2人で風呂に入りながら歯磨きするシーンがあった
ソープランドじゃあるまいしと思った
下北沢の演劇は本当につまらん
お高く止まった東京のインテリがああいうものを好むんだろう
比較的おしゃれなイメージの地名ばかりが登場する
池袋とか浮間舟渡とか金町とかではダメなんだろう
夜明け前の3人のシーンで「もう今日も終わりか」とかなんとか言っていたが既に日付はだいぶ前に変わっているのでおかしいと思う
欧米では昔は日没後で日付を変えるらしい
最近の東京ではその逆が主流なのかもしれない
総務をバカにしてるとけしからんとお怒りの人をよく見かけるが見下しているわけでないはずだ
置かれた場所で咲きなさいという教えもあるが自分がやりたい仕事じゃなかったのだろう
ハンコを斜めに押す理由がわかり自分はためになった
失恋で会社を何日も休むなんて世の中なめすぎ
福山ロスのOLだって大人なんだから出社はするでしょ
「僕」に北村匠海
「彼女」に黒島結菜
腕が細い
「僕」の勤め先の同期で親友の尚人に井上祐貴
「僕」の大学時代の友人石田に楽駆
「僕」の勤め先の同期・黒澤に菅原健
「僕」の勤め先の後輩・桐谷に高橋春織
桐谷
「僕」の初風俗の相手になるデリヘル嬢ミカに佐津川愛美
「僕」の上司・中山に山中崇
「僕」の母・知子に高橋ひとみ
明大前の沖縄料理屋宮古の女将に濱田マリ
あと誤植くらいであれだけの人数あの対応は大袈裟だと思う
誤植なんてサンケイはほぼ毎日のことだし僕のレビューもほぼ毎回だ
映画comだって『麦子さんと』の解説に誤植があるくらいだからドンマイドンマイだよ
マジックアワーと若者たちへのエール
下北沢や明大前って最近あまり行かなくなってしまったが、やはりあの雰囲気はいいなあと実感。
明け方まで飲み明かし、壮大な夢を語るのはこの歳になると逆に新鮮で、どの世代の人たちにも今の窮屈でどこかくらいこの世の中を少しでも幸せな時間を取り戻せるのかもと思いました。
若い時は年上の異性に惹かれることは誰にでもあるはず。既婚者との恋愛経験は自分にもあるが、時間が経った後思うといい経験だったと言いきれます。
黒島結菜さんと井上佑貴さんの映画出演は今回初めて見ましたがとても良かったです。黒島さんの凛とした美しさは本映画の伏線とも言えます。
そして山中崇さん、佐津川愛美さんの脇役の演技も良かったです。
来週は部下にエールを送ろうと思います。
なんか思ってたんと違うええ映画でした。
思ってなかったストーリーと
それぞれの若者から青年になっていく気持ちが、よく分かると共に。
それだけの話しでは、終わらないストーリーに少し驚きと戸惑いと切なさが、
ギュッときました。
観てよかったと思いました。
すべてがひどい。 すべてが稚拙。 私は必ず、触れたもののいいところ...
すべてがひどい。
すべてが稚拙。
私は必ず、触れたもののいいところを見つけようとするのですが、今回はそれがどうにもできませんでした。
結論
「大人を巻き込んだ自主制作映画」。映像やロケーションはお金がかかっていましたが、ストーリーやらカメラワーク、編集、全てがひどい。
映像体験
ひどい。カメラワークのことを詳しくは知りませんが、「ここが見たいんじゃない」感が否めない映像ばかりでした。
例えばカフェで向かい合って話しているシーンでは、頭から脚まで映っており、「随分と頭が画面の上にあるなぁ」と感じました。じゃーその代わりに貧乏ゆすりなり、拳を握りしめたりと、映像の下半分で何かを表しているのかといえば、特に伝わってこない。ひどい。
他にも濡れ場では、なぜか部屋の外、カーテンの隙間から行為を覗き込むシーンがありました。「え?盗撮?なにこれ」感、満点!ひどい。
極め付けは、明け方に走り出すシーンにありました。タイトルにもなっている重要な明け方という超インポータントなシーンで、まさかの手ぶれ。昇ってくる朝日に向かい叫び、走り出す。クサクサのど臭い演出には目を瞑りましょう。しかし、駆け出したら一緒にカメラマンも走り出すではありませんか。映像がブレッブレ。表情はわからないし、空間は揺れまくるし、「上手に撮れたね!」と褒められるレベルでした。ひどい。
ストーリー(ネタバレあり!)
か、書きたくないなぁ、、、レベルにひどい。
まず恋愛映画?なのに楽しくなさそう!ちょっと古着屋デートをして花火をしたと思ったらすぐに冬。旅行に行ったと思ったら、写真を撮って、シャンパンを開けて、枕投げをして、ヤって、泣いて、終わり。黒島ちゃんの演技を見ていて思ったことなのですが、役に入り込めていないんじゃなくて、入り込む役がなかったのかなーと思います。後に失恋をするのですが、「お前そんな凹むほど好きだったの?」ってくらい好きが伝わってこない。ひどい。
また映画は主に二部構成で、前半は恋愛、後半はお仕事になっているのですが、お仕事パートもまぁひどい。就活→総務やだ→失恋休暇→従業員の指が飛ぶ→くらいだったかなぁ、、、成長は見られないし、受け入れたのかもわからない。現状をどう認識したのか、これからどうして行きたいのか、さっぱりわからない。沼のような5年間と宣伝文句にはありましたが、「いや沼から抜けてねぇじゃん」という感想ですね。ひどい。
その他
絶対にやっちゃいけないことは明大前で物語を始めること。「絶対に花束みたいな恋をした」との比較が脳内で始まるにもかかわらずなぜ挑んだ。勝てるわけがないのに。ひどい。
黒島ちゃんとの出会いも大変!
黒島ちゃんに「携帯がないから、番号教えるから鳴らして」と頼まれる。いやなんかこじつけっぽいなぁ!と思っていたら、SMSで「私と飲んだ方が楽しいかもよ笑?」と。モテモテか。と思っていたら後から「(実は結婚している)旦那の横顔に似ていたから誘った」へ?。挙句の果てには、出会った初日に「もっと押してくれてもいいよ」とお泊まりの提案。ビッチか。ビッチならビッチに徹してくれればいいのに、妙に清純感があって一貫性がない。嫌な女としても、それでも好きな女としても描かれておらず、まさにただの女。黒島ちゃんがかわいそう。ひどい。
細部
1, 主人公と黒島ちゃんが一緒にお風呂に入るのですが、その際歯磨きをしています。まさか、、、と思った次の瞬間、「ぺっ!」。。。おい、やるなよ?と思った矢先に「グチュグチュ、ぺっ!」。やーめてくれーい!こんなん見せないでくれと思いましたね。ちなみに、黒島ちゃんと別れた後、彼女の歯ブラシをぶちまけるシーンがあるのですが、歯ブラシが綺麗なんですよねー。ほぼ新品。これって、A, あんまりこの家に来ていなかったことを表現したいのか、B, 上手に歯ブラシを使う子として描きたかったのか、わけがわからないですね。ひどい。
2,バスローブ着てヤるわけねぇじゃん。
しかもお風呂上がり。暑いし、動きにくいし、まさに挿入目的の行為で、そりゃ振られるわ(腰じゃないですよ!)と推測も可能なくらいひどい。
もっと細かいことを言ってしまえば、キスの後主人公が、画面から消えて下半身の方へ潜るのですが、なにしてたん?感。前戯にしては短いし、ゴムの装着なら黒島ちゃんずっとなにに喘いでたん?って感じもするし、腰の振り方も入っていない感。やるならやるで、ちゃんとやれ。って感じでした。半端でひどい。
3, ラブホの朝、iPhoneのアラームで起きるシーンがあるのですが、妙に低音が効いている。おそらくiPhone4, 4sの見た目でしたが、もっとひどい音のはず。そこらへんのリアリティもない。ひどい音だけど、沁みるよね!っていうあの特別な感じが描かれていない。ぶ、Bluetooth接続されてるのかなーって思いましたね。ひどい。
4, 最後のクレジットで出演者のテキストの出現方法が雑。「あれ?これ俺の編集?Final Cutだよね?」感満点!物語の一番最後に、終わりを告げる超重要なテキストなのにもかからわらず、大学生の発表を見ている気分になりました。
ひとこと
まぁ、、、ガンバッテクダサイ。若い監督さんということなので、ひとつお伝えできるのなら、もっとインプットをしっかりしてください。
総括
まぁー、これからだとは思いますが、この映画はお勧めしません。
まとめ
黒島ちゃんかわいい。
特に事件が起きる訳では無いけど
何処にでもありそうな日常が淡々と描かれているだけ、だけど何故か見た後、何回も思い出して考えてしまう映画。
良作。
僕と彼女の関係が進む所のシーン。
昔、こんなシチュエーションあったなーと思い出され、、うん、あるあると。
演出も丁寧ですよね。
ささやかな、明日へのエール
主人公の心のうちを、彼自身から語られる言葉ではなく、彼の行動から伝えようとするのが非常によかったです。
北村匠海さんが、観る人に想像を巡らせるような、絶妙な佇まいと空気感で、最後まで惹きつけられました。
黒島結菜さんの、かっこよく、凛として、でも最低な彼女を美しく演じていたのも良かったです。
彼らと年齢が近いこともあり、終始共感というか、いい意味で心に残る作品で、
私は、
「若者よ、病んでも、つまずいても、立ち止まっても、だいじょうぶ。そうやってみんな大人になっていくから。たまに心の中のささやかな希望を思い出して、また進めるようになったら、前に進め」
というエールをもらった気がします。
二人とも大人になったねぇ。
エロと重め。もったり。
最近ラブシーン激しくなりましたよね、色々規制がある中何故ここだけ解禁?
最初はただ日常を切り取っただけじゃない、なかなか面白いかも、と思った。
進むにつれ、モッタリ、重さが。
匠海くんも役を全う。太った感じすらあってダラけた、髭の、そんな鼻の穴大きかった?と、決して美男とはいえない。
黒島さんも何様だ、オマエ。
という感じ。
匠海くんも黒島さんもあまりイメージになかった役で『大人になったんだなぁ』と。
そんな中で古賀役の井上くんのスーツの爽やかさ。意外に劇中の癒しでした。
とにかくイケメンイイヤツ。
何が解決する訳じゃない。
本当に日々の、誰にでも起こることのお話。
途中サクッと伏線回収。
ここまではなかなか面白かったんだけどなぁ。
以降は重め。
明け方の三人。
ムビチケの画はそれだったのね。
そこだけ何だか感慨深かった。
共感出来る内容ではあったが、「で?」という感は否めなかった印象。前...
共感出来る内容ではあったが、「で?」という感は否めなかった印象。前半がまとまってない印象を受けたが、中盤以降は落ち着いて観れて良かった。ただ、俳優に引っ張ってもらったなーという作品ではあった。ベッドシーンもあんなにいらなかったかも。
マカえんの曲はぴったりだったなあ、思っていたとおり。
深く刺さるストーリーで、
結末を原作で最初に知ってても楽しめる?、しんみりさせられる作品。
誰もが人生に何度かはこんなはずじゃなかったと思うはず。
それはみんな同じだから、一緒に乗り越えられる尚人みたいな仲間がいるといいね。
マカえんの曲がぴったり合う。
挿入歌ヤングアダルト最高。
主題歌ハッピーエンドへの期待はもとってもよかった。
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