明け方の若者たちのレビュー・感想・評価
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期待はずれかな~
全体として深みのない作品
二人の恋愛にしても彼女が既婚者なのに
海外赴任中の夫のいない中での不倫
それも自分から誘って…
夫がいない三年間を自由に謳歌したいと
……罪深いね~
二人の男を悩ませて
主役は北村匠海で結婚している人と出会い
何年も気持ちが断ち切れない男
周りの脇役の人たちに助けられている感じ
特に同期だった井上裕貴くんの印象がすこぶるよくて
好感度は主人公を抜いていた
黒島結菜は体型が中学または高校生な感じで
女性らしさが~ちょっと足らない感じかな
……花束みたいな恋をした
と比べちゃうと遥かに花恋の方がセリフも
良かったし有村架純の方が断然魅力が。。
この男女二人の会話に全く惹き込まれず
この作品に魅力は感じなかった
男二人の物語とすれば普通なのかもしれない
時を渡る若者たち
原作は未読です。
私鉄沿線の駅とその周辺の夾雑な一帯が舞台。青インクが染み出したような朝の空に、薔薇色の陽光が射す。恋に傷つきながらも、人生の時間を、自分なりに愉しむ若者。
◉いずれにしても、私の恋と私の人生
「僕は最初からわかっていた。いつか、この時間に終わりがくることを……。」とキャッチは呟き、三人の男女は飲んだくれた夜明けに、今こそマジックアワーと叫びました。しかし彼らは過ぎ去った時間のみを哀惜していた訳ではないと感じました。恋人のいた過去と、恋人が去った今も、かけがえのない時間。
彼らが愛するものは、過去、現在、未来をゆったり流れゆく時の全て。それが自分の時間であると分かれば、落ち込んだ時も、また落ち着いて歩き出す。
◉素敵な暗い青年
主人公の青年はやる気はあるが、あまり無理はしないし、周囲や常識も気にするから、自分としての実りは少ない。人妻の遊びにフッと乗ってしまい、最後は相手のペースに合わせて別れる。優しい。
鬱屈と傷つきやすさも抱えて、晴れた日はあまり似合わない青年。しかし不貞腐れていると見えて、生真面目さや意欲はキチンと保っている。そのような青年を、北村匠海さんは好演していたと思います。
こんな若者に微笑んだところから、また新しい物語が始まったりする。
黒島結菜に濡れ場を経験させたかった作品
黒島結菜の『院生のお姉さん』感がすごいのね。こんな人に誘われたら一発で落ちるわっていう。
「こんな風に誘ってもらえるとはさすが北村匠海」と思って観てたけど、女性からすると「こんな風に誘えるなんてさすが黒島結菜」になるのかな。
大学生もしくは院生までって、自分の生活に自分で責任もってないから、けっこうカッコいいこと言えるよね。北村匠海と黒島結菜の二人もそう。就職しちゃうと途端に現実がのしかかってきて、キラキラ感がなくなるね。
デキる同期役の井上裕貴が良かった。たしかにデキそう。しかし会社内でのし上がるのではなく転職を選んでるから、意外とデキないのかも知れない。
三人が高円寺で朝まで飲んだシーンで「もうここでエンディングでいいよ」と思ったな。どうせここからウダウダした展開になるだけだから。
「どうも二人はここで別れるんだな」っていう旅行で、バスローブを着たままセックスするんだよね。これは「この二人は変態だ」と思ったね。バスローブを着たままやるなんて変態だよ。そして、最後の夜で、そんなことやってる二人は別れるね。黒島結菜が脱げないからなんだけど。
そして別れた理由は、なんと、黒島結菜は人妻だったのでした!
「えー! びっくり!」とはならなくて、シラけたな。しかもそのこと登場人物は全員知ってるんだよ。観客もしくは読者に隠す意味はなんなの。とにかく意表を付けば良いっていうジャパニメーション展開かな。
「話はヒドイな」っていう感想なんだけど、観終わってそんなに悪印象はないの。黒島結菜の綺麗さが心に残るね。この人を手放すことになったら、たとえ人妻と分かっていたとしてもシンドそう。
それと最後に話をするシーンの「好きだったよ」がいいね。北村匠海は精神的なものを求めていたのに、黒島結菜は肉体的なものを求めていたと解釈したよ。これを演技でやらせきった松本花奈監督は偉い。観終わって悪印象が少ないのも監督の手腕かも。
舞台の明大前とキャストに惹かれたが、内容が残念すぎる
時間とお金を返して欲しいくらい、残念な内容でした。気になる方は観てみてください。残念な気持ちになれます。
主人公は今も十分に幸せだと気付けるだろうか
何を描き、何を伝えたいのかが分からなかった。見せるシーンと見せないシーンの棲み分けが曖昧で、具体的に挙げると、キスシーンはやたらと濃厚なのに対して、セックスシーンは不自然なバスローブ姿だったり。加えて窓の外から行為を覗くように映す謎のカットも差し込まれる。さらに、浴槽で歯磨きするシーンでは長回しかと思えば、カットを入れて口から吐き出す姿を2人分描く。中華屋での何気ないやりとりも、あまりにも何気なさすぎていて、『街の上で』や『花束みたいな恋をした』にある同様のシーンとは一線を画す。劇中の転となる「ある事実」についても、観てきた関係性と衝撃の度合いのどちらも半端な印象に留まるのが惜しい。“人生のマジックアワー”に浸りたくなる気持ちは分かるが、仕事にしても友人にしても、いまの幸せに気づいてほしいと思わずにはいられない。友人のキャラクターは良く、スピンオフではむしろ彼を見せてほしいと感じてしまう。
黒島結菜さん最高
黒島結菜さんが、こんなにも色っぽい役をやられているのにビックリして、「これは観なきゃ」と思い観ました。
想像以上に役ピッタリで女の私でも見惚れてしまうほど、美しくて魔性の女性でした。
「花束みたいな恋をした」に似ているような…似ていないような…
何より、マカえんの曲が最高でした。笑
まさかこんな作品とは
北村匠海&黒島結菜という今をときめく若手俳優を迎えて、いかにも爽やかな青春映画と思いきや、まさか不倫を扱った作品とは。
黒島結菜の役がまさに魔性の女。最初から既婚を隠さず後輩男子を誘うなんてどう考えてもヤバい女なのだが、それが全く不自然に感じられず、尚且つ非常に魅力的という絶妙なバランス感覚。
こんな爽やかな不倫映画(笑)も初めて。凄い作品。
結ばれないと初めから分かっている恋愛を楽しみつつ、突然の別れにしっかりと傷付きながらそれでも受け入れ、ラストは男同士の爽やかな友人関係で癒される。
不倫を扱いながらもどこまでも爽やかな青春映画である。
好みは分かれるのかもしれないが、自分は大好物だ。
個人的"あの頃"系邦画1位
2022年劇場鑑賞3本目 秀作 69点
当初2021年ラストに鑑賞予定でしたがずれ込んで1月の2週目くらいに鑑賞
花束みたいな恋をしたより数段好き。
なんなら花束アンチだから尚更で、今作は女性監督でそれ故かベットシーンのエロさが無い。一見マイナス要素だけど主演の二人がそもそも幼く見えるし今作にエロさは無くて良かった。
スピンオフ作品のレビューでも書きますが、黒島さんが結婚してる背景がとにかく薄い。大学院生にも関わらず早くに結婚してるのなら間違いなく出来ちゃった結婚だと思ったけど違かったから尚更不可解だった。
あと中盤から後半の間のなんか余計なシーンが多いし長った気がする。それならどうにかスピンオフ詰め込めたでしょ。多分今作は北村匠海くん目線のみで仕上げたかったんだと思うけど。
是非
R15という異常なワクワクドキドキ感
2022年映画館鑑賞3作品目
1月30日(日)イオンシネマ石巻
原作未読
監督はオムニバス映画『21世紀の女の子「愛はどこにも消えない」』の松本花奈
彼女の長編作品は初鑑賞
脚本は『さがす』の小寺和久
妻夫木聡や成田凌のようなイケメンは好きだが北村匠海も好き
朝ドラ主演が決まり全国的に知名度がアップするであろう黒島結菜が花を添える
R15+作品である
グロい系の暴力映画ではないので黒島結菜が一糸纏わぬ素っ裸になるのだろうかと少しだけ淡い期待をした
しかし乳首を出すのは北村匠海だけで黒島を含め先っちょを披露する女優はいなかった
どうしても観たいわけじゃないが絶対に観たくないと言えば嘘になる
でもバスローブ姿でのカラミのシーンはあまりにも無理があった
黒島結菜が吉永小百合と同じ理由で胸を露わにすることを拒否したのかもしれない
もしくは若い頃にやんちゃして見事なタトゥーがあるという可能性なくもない
それにしてもなぜこれでR15なのか理解に苦しむ
まさか切断された指?
若い男女が出会い付き合い別れるだけのありふれた話
だからといって『花束のような恋をした』に似てるとは感じなかった
一時間後にネタバレ
決定的に違うのは不倫モノだということ
だがそれもありふれていた
にも関わらず眠気は無かったしわりと面白かった
監督が有能なんだろう
カメラ割は特に気にならなかった
走るシーンはインディーズや若い監督にありがちで別に普通
次回作に期待したい
携帯電話を無くしたフリをして相手の電話番号をゲットする彼女
外で飲まない?とLINEで誘う彼女
もう一缶あるのに飲みかけのハイボールを渡す彼女
馴れ馴れしく体を触る彼女
あざとい
これがあざとかわいい(笑)ってやつか
夫がいるとわかっていて付き合い始めた
好きになったら仕方がない
2番目でもいい
女優の山本陽子を思い出した
共感できないが面白いか面白くないかとは全く関係ないと少なくとも僕は信じている
不倫した芸能人を叩くような正義感は自分には微塵もない
「僕」がバスローブ姿でことを済ませたあとに涙を流すという不自然さはネタバレしたあとすとんと落ちる
彼女の夫は登場しない
数年後再会するが「僕」は本気になり「彼女」は火遊びだったに過ぎない
『愛の渦』の池松壮亮と門脇麦が演じた2人が再会し話し合うシーンを思い出した
北村匠海の後ろを歩くエキストラがなぜか気になるシーンがあった
「彼女」が「彼」にオスことを求めてくるシーンで隣の店の看板が「突破」なのは偶然か
あと場面は違うが「洋食の店クロンボ」は今の時代やばすぎると思うがセーフなのか
2人で風呂に入りながら歯磨きするシーンがあった
ソープランドじゃあるまいしと思った
下北沢の演劇は本当につまらん
お高く止まった東京のインテリがああいうものを好むんだろう
比較的おしゃれなイメージの地名ばかりが登場する
池袋とか浮間舟渡とか金町とかではダメなんだろう
夜明け前の3人のシーンで「もう今日も終わりか」とかなんとか言っていたが既に日付はだいぶ前に変わっているのでおかしいと思う
欧米では昔は日没後で日付を変えるらしい
最近の東京ではその逆が主流なのかもしれない
総務をバカにしてるとけしからんとお怒りの人をよく見かけるが見下しているわけでないはずだ
置かれた場所で咲きなさいという教えもあるが自分がやりたい仕事じゃなかったのだろう
ハンコを斜めに押す理由がわかり自分はためになった
失恋で会社を何日も休むなんて世の中なめすぎ
福山ロスのOLだって大人なんだから出社はするでしょ
「僕」に北村匠海
「彼女」に黒島結菜
腕が細い
「僕」の勤め先の同期で親友の尚人に井上祐貴
「僕」の大学時代の友人石田に楽駆
「僕」の勤め先の同期・黒澤に菅原健
「僕」の勤め先の後輩・桐谷に高橋春織
桐谷
「僕」の初風俗の相手になるデリヘル嬢ミカに佐津川愛美
「僕」の上司・中山に山中崇
「僕」の母・知子に高橋ひとみ
明大前の沖縄料理屋宮古の女将に濱田マリ
あと誤植くらいであれだけの人数あの対応は大袈裟だと思う
誤植なんてサンケイはほぼ毎日のことだし僕のレビューもほぼ毎回だ
映画comだって『麦子さんと』の解説に誤植があるくらいだからドンマイドンマイだよ
マジックアワーと若者たちへのエール
下北沢や明大前って最近あまり行かなくなってしまったが、やはりあの雰囲気はいいなあと実感。
明け方まで飲み明かし、壮大な夢を語るのはこの歳になると逆に新鮮で、どの世代の人たちにも今の窮屈でどこかくらいこの世の中を少しでも幸せな時間を取り戻せるのかもと思いました。
若い時は年上の異性に惹かれることは誰にでもあるはず。既婚者との恋愛経験は自分にもあるが、時間が経った後思うといい経験だったと言いきれます。
黒島結菜さんと井上佑貴さんの映画出演は今回初めて見ましたがとても良かったです。黒島さんの凛とした美しさは本映画の伏線とも言えます。
そして山中崇さん、佐津川愛美さんの脇役の演技も良かったです。
来週は部下にエールを送ろうと思います。
なんか思ってたんと違うええ映画でした。
思ってなかったストーリーと
それぞれの若者から青年になっていく気持ちが、よく分かると共に。
それだけの話しでは、終わらないストーリーに少し驚きと戸惑いと切なさが、
ギュッときました。
観てよかったと思いました。
夜明け前
黒島結菜さんが良い。
サクラダリセットとはまるで別人で大人っぽくて妖艶で北村さん演じる「僕」が心を奪われるのもさもありなんと思わせる良い出来。
僕自身冒頭から心を掴まれてこの黒島さんの誘いに乗るように映画の世界にのめり込んでいった。
北村さん演じる「僕」もいい。
世の中に抱く“夢”と厳しい“現実”の狭間で揺れ動くまだ大人になりきれない学生から社会人への移行期間を上手いこと表現していた。
特に配属先が総務に決まった時の反応なんか「このダサい所で働くの」という心の声が聞こえてくるようで素晴らしかった。
その他にも表情で心情が伝わってきて凄かった。(表情で芝居をしているとかそう言う事ではなく、表情を変えなくても心が伝わってきた)
話自体も途中まで特段何か大きな展開が起きるわけではないのだが不思議と観れてしまった。
一つは社会人になりきれないという状況が僕自身同じような状況に置かれてるので妙に共感できたのもあるかもしれない。
ところが途中からどんでん返しが起きる。
もちろんその種明かしの前にも伏線のように違和感は張られていたのだが、全く違う系統の展開を予測していた為大変びっくりした。
良い驚きで更に作品に引き込まれた。
余計な事だが、明大前で出逢い下北沢辺りで仲を深めるというのは去年公開された映画「花束みたいな恋をした」を連想してしまって少し困った。
もちろん原作がある作品だしたまたま似ただけなのだが去年の「花束〜」がまだ残ってるので余計に連想してしまった。
だからこそ純愛系のストーリーを連想して余計にどんでん返しに驚いたというのはあるのだろうが。
最後にこの映画を見終わった後に感じたことを一つ。
この映画が社会人なりたての人に向けた映画であることは明白だが、その世代に対して「社会の歯車になるな!クリエイティブに生きろ!」みたいなテーマを伝える作品が世の中に多い中、この作品は「歯車でもいいんだ。その中で懸命に回ればいい。歯車になることは悲しいことでもなんでもないんだよ」というようなメッセージを感じた。
「明け方の若者たち」という、個人的にはしっくりくる題名
原作はカツセマサヒコの小説。主な登場人物は僕と彼女、そして親友の尚人の3人。東京で生きる僕が就活を終えた21歳から始まり、社会人として働き始め29歳ぐらいまでのお話。題名にある“明け方“というのは、個人的には夜(現状)とのお別れが迫り、また朝(未来)が始まろうとしている時間だと感じた。作中では、彼女(既婚者)と付き合うことを決めた明け方、友と朝まで飲み語らいいつまでも朝が来ないでほしい明け方、彼女との時間がこのまま続けば良いと思える美しい明け方(彼女との最後の旅行)、彼女と別れ絶望に陥る明け方など様々な明け方の描写があった。大学生で企画の仕事をしたいと未来に希望を持っていたが、社会人になり地味な総務部に配属になり現実に打ちのめされ「こんなはずじゃなかった」という僕。そして彼の世界は彼女で満たされていく中、既婚者の彼女の夫が突如帰国しそんな恋も終わりを告げる。そしてまた少しずつ前へ歩みを進めていく。親友の尚人も転職をし、僕も新しく新設された企画の部署に異動となる。若者たちにまた新しい明け方が訪れたのかもしれない。
PS.このお話も私と同年代のお話だったので刺さる部分が多かった。また監督の松本花奈さんも23歳と歳が近いのにこんなに活躍されていて良い刺激になった。
すべてがひどい。 すべてが稚拙。 私は必ず、触れたもののいいところ...
すべてがひどい。
すべてが稚拙。
私は必ず、触れたもののいいところを見つけようとするのですが、今回はそれがどうにもできませんでした。
結論
「大人を巻き込んだ自主制作映画」。映像やロケーションはお金がかかっていましたが、ストーリーやらカメラワーク、編集、全てがひどい。
映像体験
ひどい。カメラワークのことを詳しくは知りませんが、「ここが見たいんじゃない」感が否めない映像ばかりでした。
例えばカフェで向かい合って話しているシーンでは、頭から脚まで映っており、「随分と頭が画面の上にあるなぁ」と感じました。じゃーその代わりに貧乏ゆすりなり、拳を握りしめたりと、映像の下半分で何かを表しているのかといえば、特に伝わってこない。ひどい。
他にも濡れ場では、なぜか部屋の外、カーテンの隙間から行為を覗き込むシーンがありました。「え?盗撮?なにこれ」感、満点!ひどい。
極め付けは、明け方に走り出すシーンにありました。タイトルにもなっている重要な明け方という超インポータントなシーンで、まさかの手ぶれ。昇ってくる朝日に向かい叫び、走り出す。クサクサのど臭い演出には目を瞑りましょう。しかし、駆け出したら一緒にカメラマンも走り出すではありませんか。映像がブレッブレ。表情はわからないし、空間は揺れまくるし、「上手に撮れたね!」と褒められるレベルでした。ひどい。
ストーリー(ネタバレあり!)
か、書きたくないなぁ、、、レベルにひどい。
まず恋愛映画?なのに楽しくなさそう!ちょっと古着屋デートをして花火をしたと思ったらすぐに冬。旅行に行ったと思ったら、写真を撮って、シャンパンを開けて、枕投げをして、ヤって、泣いて、終わり。黒島ちゃんの演技を見ていて思ったことなのですが、役に入り込めていないんじゃなくて、入り込む役がなかったのかなーと思います。後に失恋をするのですが、「お前そんな凹むほど好きだったの?」ってくらい好きが伝わってこない。ひどい。
また映画は主に二部構成で、前半は恋愛、後半はお仕事になっているのですが、お仕事パートもまぁひどい。就活→総務やだ→失恋休暇→従業員の指が飛ぶ→くらいだったかなぁ、、、成長は見られないし、受け入れたのかもわからない。現状をどう認識したのか、これからどうして行きたいのか、さっぱりわからない。沼のような5年間と宣伝文句にはありましたが、「いや沼から抜けてねぇじゃん」という感想ですね。ひどい。
その他
絶対にやっちゃいけないことは明大前で物語を始めること。「絶対に花束みたいな恋をした」との比較が脳内で始まるにもかかわらずなぜ挑んだ。勝てるわけがないのに。ひどい。
黒島ちゃんとの出会いも大変!
黒島ちゃんに「携帯がないから、番号教えるから鳴らして」と頼まれる。いやなんかこじつけっぽいなぁ!と思っていたら、SMSで「私と飲んだ方が楽しいかもよ笑?」と。モテモテか。と思っていたら後から「(実は結婚している)旦那の横顔に似ていたから誘った」へ?。挙句の果てには、出会った初日に「もっと押してくれてもいいよ」とお泊まりの提案。ビッチか。ビッチならビッチに徹してくれればいいのに、妙に清純感があって一貫性がない。嫌な女としても、それでも好きな女としても描かれておらず、まさにただの女。黒島ちゃんがかわいそう。ひどい。
細部
1, 主人公と黒島ちゃんが一緒にお風呂に入るのですが、その際歯磨きをしています。まさか、、、と思った次の瞬間、「ぺっ!」。。。おい、やるなよ?と思った矢先に「グチュグチュ、ぺっ!」。やーめてくれーい!こんなん見せないでくれと思いましたね。ちなみに、黒島ちゃんと別れた後、彼女の歯ブラシをぶちまけるシーンがあるのですが、歯ブラシが綺麗なんですよねー。ほぼ新品。これって、A, あんまりこの家に来ていなかったことを表現したいのか、B, 上手に歯ブラシを使う子として描きたかったのか、わけがわからないですね。ひどい。
2,バスローブ着てヤるわけねぇじゃん。
しかもお風呂上がり。暑いし、動きにくいし、まさに挿入目的の行為で、そりゃ振られるわ(腰じゃないですよ!)と推測も可能なくらいひどい。
もっと細かいことを言ってしまえば、キスの後主人公が、画面から消えて下半身の方へ潜るのですが、なにしてたん?感。前戯にしては短いし、ゴムの装着なら黒島ちゃんずっとなにに喘いでたん?って感じもするし、腰の振り方も入っていない感。やるならやるで、ちゃんとやれ。って感じでした。半端でひどい。
3, ラブホの朝、iPhoneのアラームで起きるシーンがあるのですが、妙に低音が効いている。おそらくiPhone4, 4sの見た目でしたが、もっとひどい音のはず。そこらへんのリアリティもない。ひどい音だけど、沁みるよね!っていうあの特別な感じが描かれていない。ぶ、Bluetooth接続されてるのかなーって思いましたね。ひどい。
4, 最後のクレジットで出演者のテキストの出現方法が雑。「あれ?これ俺の編集?Final Cutだよね?」感満点!物語の一番最後に、終わりを告げる超重要なテキストなのにもかからわらず、大学生の発表を見ている気分になりました。
ひとこと
まぁ、、、ガンバッテクダサイ。若い監督さんということなので、ひとつお伝えできるのなら、もっとインプットをしっかりしてください。
総括
まぁー、これからだとは思いますが、この映画はお勧めしません。
まとめ
黒島ちゃんかわいい。
同世代が観て
原作未読で鑑賞しました。
私も20代前半で、自分に近い感覚で鑑賞することができました。
飲み会中、言い寄ってきた女性と抜け出して
意気投合して楽しく過ごしている。
大学時代にこんなこと、自分にもあったなぁ〜という感覚でいましたが
黒島結菜さんのすべてを覆す発言。
あの発言を含めても
そんな関係でも好きなら、若けりゃこういう決断しちゃうよね〜って思いました。
多少の違和感があっても、ストーリー自体はなんとなく理解することができました。
何より若年層にウケる、バズるような音楽を流しておけばいいだろ感に冷めてしまいました。
エモい音楽集の映像にしか感じられませんでした。
エイリアンズはなんとなく話の流れ的にも必要かと思いましたが、マカえんもきのこ帝国もMVにしか感じられませんでした。
ただ北村匠海さんと黒島結菜の体当たりの演技は鳥肌モノです。
特に全てが溢れ出してしまう風呂場のシーンはグッとくるものがありました。
特に事件が起きる訳では無いけど
何処にでもありそうな日常が淡々と描かれているだけ、だけど何故か見た後、何回も思い出して考えてしまう映画。
良作。
僕と彼女の関係が進む所のシーン。
昔、こんなシチュエーションあったなーと思い出され、、うん、あるあると。
演出も丁寧ですよね。
ささやかな、明日へのエール
主人公の心のうちを、彼自身から語られる言葉ではなく、彼の行動から伝えようとするのが非常によかったです。
北村匠海さんが、観る人に想像を巡らせるような、絶妙な佇まいと空気感で、最後まで惹きつけられました。
黒島結菜さんの、かっこよく、凛として、でも最低な彼女を美しく演じていたのも良かったです。
彼らと年齢が近いこともあり、終始共感というか、いい意味で心に残る作品で、
私は、
「若者よ、病んでも、つまずいても、立ち止まっても、だいじょうぶ。そうやってみんな大人になっていくから。たまに心の中のささやかな希望を思い出して、また進めるようになったら、前に進め」
というエールをもらった気がします。
二人とも大人になったねぇ。
エロと重め。もったり。
最近ラブシーン激しくなりましたよね、色々規制がある中何故ここだけ解禁?
最初はただ日常を切り取っただけじゃない、なかなか面白いかも、と思った。
進むにつれ、モッタリ、重さが。
匠海くんも役を全う。太った感じすらあってダラけた、髭の、そんな鼻の穴大きかった?と、決して美男とはいえない。
黒島さんも何様だ、オマエ。
という感じ。
匠海くんも黒島さんもあまりイメージになかった役で『大人になったんだなぁ』と。
そんな中で古賀役の井上くんのスーツの爽やかさ。意外に劇中の癒しでした。
とにかくイケメンイイヤツ。
何が解決する訳じゃない。
本当に日々の、誰にでも起こることのお話。
途中サクッと伏線回収。
ここまではなかなか面白かったんだけどなぁ。
以降は重め。
明け方の三人。
ムビチケの画はそれだったのね。
そこだけ何だか感慨深かった。
期待値
綺麗な映像とオープニングのようなエンドロールとテーマ音楽。リアル感のあるストーリー、エンタメではなく等身大の現実を体感できる良い映画だったと思います。どんでん返しやエンタメ期待したいのなら、別作品に行くのが賢明だと・・・
正しいお別れ(女々しく事件性もない)、リアル感のある喪失と回復、最後の公園も男子ならではの女々しさがあり、懐かしい心のきびを感じました。分かった上で、傷つく練習、好きと言わない彼女の理由の回収、順序の整った感じ好きでした。
全160件中、61~80件目を表示