MIRRORLIAR FILMS Season1のレビュー・感想・評価
全11件を表示
1番面白かったのはB級文化遺産
初鑑賞
『暴れる、女』
監督は『イン・ザ・ヒーロー』『百円の恋』『嘘八百』シリーズ『銃』2作『ホテルローヤル』『アンダードッグ』前後編の武正晴
脚本は『百円の恋』『14の夜』『嘘八百』シリーズ『こどもしょくどう』『喜劇愛妻物語』『アンダードッグ』前後編の足立紳
【レビュー】
舞台は堺
出所した響子に車で迎えにきたのは男の舎弟だった
シャバ出た途端に舎弟を殴るわ蹴るわ犯すわやりたい放題
車に向かった先は
えっ終わり!?これからでしょ
カラミを見せないデビュー作のサンプル動画みたい
友近は迫真の演技でカッコよかった
【配役】
模範囚を装い仮出所したヤクザの女・響子に友近
響子の男の舎弟・友広に渡辺大知
『無事なる三匹プラス コロナ死闘篇』
監督は『リンダ リンダ リンダ』『マイ・バック・ページ』『苦役列車』『僕のおじさん』『ハード・コア』の山下敦弘
脚本は『リンダリンダリンダ』『マイ・バック・ページ』『ふがいない僕は空を見た』『愚行録』『ある男』『マイ・ブロークン・マリコ』の向井康介
【レビュー】
真夜中の子供シアターはタイトルではなく制作プロダクションだった
モテないおじさん3人が浜辺でナンパするもうまくいかない話
横書きの文字は読めたが白い空に縦書きの白い文字は読みづらかった
山本浩司のしまりがない上半身裸のあとだけに水着姿の女子3名はまぶしかった
【配役】
モテないおじさんに山本浩司
モテないおじさんに宇野祥平
モテないおじさんに水澤紳吾
モテるおじさんに山本剛史
水着姿の女子3名のうちの1人に益子寺かおり
水着姿の女子3名のうちの1人に中尊寺まい
水着姿の女子3名のうちの1人に山本ロザ
『INSIDE』
花⽥陵監督作品脚本作品初鑑賞
【レビュー】
母から外に出してもらえない少女
家では親子揃って白い服
母は海女さんだろうか
ついに母を振り切り外に出る少女
水槽が壊れた金魚の避難先は流しじゃなくコップとか茶碗だろう
残酷だよ・・・いや自由になったら残酷じゃないのか?そういう暗喩か?
あの宗教的なマークはなんだろうか
【配役】
少女に山中蓮名
少女の母に木村多江
『Petto』
監督と脚本は『少女邂逅』の枝優花
【レビュー】
大学進学よりトリマーになりたい春乃
パパ活の噂がある幼馴染が気になる春乃
春乃はペットをこっそりと飼っていた
ペットは見たことあるおじさんだった
SMの世界にどっぷり浸かった渡辺哲はわりと衝撃的だった
【配役】
高校生の春乃に吉田美月喜
春乃の幼馴染に横田真悠
春乃の母に河井青葉
林為三内閣総理大臣に渡辺哲
『充電人』
⻄遼太郎監督作品脚本作品初鑑賞
【レビュー】
朝目覚めると臍から電源ケーブルが生えてきた雷太
それだけなのに気持ち悪い
体から高圧な電気を出せる体になっていた
充電しないと生きられない
デート中に死にそうになったが救ってくれたのは瑠輝
似合いのカップルだ
やっぱり男が電源ケーブルなら女はコンセントなのね
エンドロールは全て○○人
人に拘った作品と言える
【配役】
ある日突然充電しないと生きられない体になってしまった轟雷太に本田響矢
雷太のカノジョ神名瑠輝に永井理子
『無題』
藤原和之監督作品脚本作品初鑑賞
【レビュー】
偶然出会ったホームレスの少女を主演に映画を撮った映画監督
彼女が撮った作品は好評
「本編と宣伝は違う」たしかにそうだが言葉として耳にするとちょっとショック
最後の方は理屈っぽく言い訳がましい
エンディングテーマが流れる川のシーンが無駄に長い
あそこからエンドロール始ればいいのに黒くなった途端にキャストやスタッフ紹介が早すぎて読めない意図は奇を衒ったのか全くの意味不明
【配役】
若手映画監督イツキに仁村紗和
ホームレスの少女ヒカリに奥村心結
『B級文化遺産』
針⽣悠伺監督作品脚本作品初鑑賞
【レビュー】
B級文化遺産のマンホールを踏んだばかりに組織から命を狙われるスケボーを嗜む男アキラ
3分間逃げ切ればセーフ
マンホールや電柱や信号などがメカニカルなシステムで銃火器になっている
設定は色々と無理があるがそれはまあいい
辿ってきた道を戻るシーンは『幸福の鐘』を思い出した
【配役】
アキラに春日潤也
『さくら、』
安藤政信監督作品脚本作品初鑑賞
【レビュー】
この作品がこの企画の1番の売りだったと思うが一番シュールでわけわからん
三角関係の終焉は友人の突然の死だった
森川葵のキレ芸だけは光った
あと食事のシーンが印象的
【配役】
主人公に山田孝之
友人の恋人に森川葵
主人公の友人に安藤政信
『inside you』
三吉彩花監督作品初鑑賞
相羽咲良脚本作品初鑑賞
【レビュー】
バスで移動中に窓からぼんやりと河川敷を見つめてるとクラシックバレエを踊る女が目に止まる
バスを降りて持っていたカメラでバレリーナを撮影する主人公
鮮血みたいな赤が意味不明
【配役】
主人公に山口まゆ
バレリーナに飯島望未
個人的に面白かったのは3つくらいかな
mirroRliarにより36名の監督が「変化」をテーマに制作した短編映画を4シーズンに分け「MIRRORLIAR FILMS」として上映のシーズン1。9話有った。
「暴れる、女」武正晴監督
刑務所を出た友近が迎えにきた舎弟とセックスして暴力を振るう話。
刑務所では9番、ミシン使う、大福好き、暴力を振るう。
なんなんだろう?
⭐︎2
「無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇」山下敦弘監督
誰とでもセックスするあいこちゃんとセックスしてない主人公。
十年後コロナ禍で東京から来た海岸でビキニ3人の女の子と戯れる話。
冴えない男の話なのかな?
⭐︎2
「INSIDE」花田陵監督
白い服を着た少女が母親に家に閉じ込められ食事をして薬を飲む話。
その薬は毒だったのかな?
以前観たRUNに似てる不気味さがあった。
木村多江の怪演。
山中蓮名が可愛かった。
⭐︎3.5
「petto」枝優花監督
神様の様に思っていた同級生のエルメスのえみこがペットを飼っているというので見せてもらいに行ったら、林為三総理が鎖に繋がれてペットになってたという不思議な話。
⭐︎3
「充電人」西遼太郎監督
ある日カミナリが鳴って、起きたらヘソから電源プラグが生えてた男が、女の子とデートしたらその子はヘソがコンセントで相性バッチリだったという話。
面白かった。
永井理子が可愛かった。
⭐︎3.5
「無題」藤原知之監督
両親を亡くしブルーシートで暮らすホームレスの少女ヒカリを題材に映画を撮る話。
少女は怒ってた?
主演の仁村紗和が眉が太くて石原真理子に似てた。
⭐︎3
「B級文化遺産」針生悠伺監督
B級文化遺産に触ったという罪で3分間の攻撃から逃げる話。
なかなか迫力あって良かった。スケートボードが上手かった。
⭐︎3.5
「さくら、」安藤政信監督
山田孝之、森川葵が出演。
食べる抱くで短いのに寝落ちしてしまった。
⭐︎2
「inside you」三吉彩花監督
白いバラ、バス、バレエ、カメラ。
何のこっちゃかわかんなかったが、バレエダンサー役の飯島望未は美しかった。
それだけでプラス1の⭐︎3
それぞれ15分もない短編なので仕方ないけど、訳わからないのが多かった。
面白かったのは3話くらいかな。
続きを観るか悩ましい。
何を見せられているのか
ショートショートの映画は好きです。
散らかった机を見に来たわけではないので、映像美を追求するかハナシをまとめるかしてほしい作品がいくつか。
充電人
B級文化遺産
inside
無題。
おもしろかったです。
それぞれに注文するとすれば、名の知れた俳優さんじゃなくても面白いかなと思いました。
だいたい話の顛末が読めちゃう話がそのまま結末になってしまうか、まったく意味がわからないか。どうした???映画って何?
TV番組を超えるか!
エンドロールがそれぞれ特徴が有って、それだけ見比べても面白いかも。
前半の作品は残念ながらつまらない。殴る女は何か伝えたい?何を見せたい?
充電人からはやっと面白くなって来たという感じ。
特徴、特色、ガツンというのが、もっとあってよかったのではないでしょうか。
9人の監督たちによる“映画フェス”
まあびっくりするほど個性の被らない9作品ですね。
全編何か繋がりがあるのかと思いましたが、特になかったみたいです。
音楽フェスの映画版みたいな感じです。とは言っても、大御所監督を後に持ってくるのではなく、
コメディ色の強い作品⇒ビジュアルも重視したシリアス作品というようなタイテの組み方のようです。
ネタバレしない程度にざっくりとした内容。
①『暴れる、女』
武正晴監督(『百円の恋』や『インザヒーロー』)
友近氏が出所後にいろいろとやりたい放題やる話。特にそれ以上でもそれ以下でもない。
多分、任侠ものを彷彿とさせるスタッフロールの絵を撮りたかったんだと思います。映えてます。
②『無事なる三匹プラスワン コロナ死闘編』
⼭下敦弘監督(『天然コケッコー』『苦役列車』)
性欲から卒業したいオッサンとその悪友達とのビフォーアフターを描いた話。卒業できていない。
この監督、こんなライトな話がつくれる人だっけ…と観ながら遠い目になる作品。
③『INSIDE』
花田陵監督。あまり情報がありません。
特にASMR中毒の方にとって必見の作品。野菜をボリボリ噛む音とかミルクを飲む音が耳に心地良いです。
部屋に閉じ込められている少女vs母親。9作品の中で一番五感を刺激される作品でした。推し。
④『Petto』
枝優花監督(『21世紀の女の子』『放課後ソーダ日和』)
横田真悠氏が美人過ぎて度肝を抜かれる。
“エルメス”と綽名を付けられているかつての親友兼同級生に久々にあったら、とんでもない生き物をペットにしていたという話。
「女性は産む機械」に対してのリプライ的作品。これもなかなか面白かった。
⑤『充電人』
⻄遼太郎監督。この方もあまり情報がない。
朝起きたらプラグ人間になっていた青年の話。無論、9作品の中でもかなりの異色。
ガスプラグ老夫婦が可愛い。
…ここからちょっと順番に自信がないです。
⑥『無題』
藤原知之監督作品。帰ってから知ったんですが、トリック劇場版と矢部謙三にも関わられてたんですね。
映画の監督兼脚本家(だと思う)がホームレスの少女に出会ったことを機に、彼女に関しての作品を作り上げる。ところが…という話。
確かに長尺で撮られた風景の写真&超高速で駆け抜けるスタッフロールは堤監督譲りっぽい。
⑦『B級文化遺産』
針⽣悠伺監督(『ホメられたい僕の妄想ごはん』)
2013年の作品のようです。マンホールの蓋やその辺のベンチ等、身近だけど価値のあるものを『B級文化遺産』とし、損ねたら3分間の狙撃タイムが始まる。
見せ方が現代風で面白かったです。洋ゲーやってる人ならテンション上がりそう。あとラスト5秒のオチが笑える。
⑧『さくら、』
安藤政信監督。なお共演は山田孝之氏と森川葵氏です。強い。
男2名と女1名の生活。ある日、男のうち1人が息を引き取る。残された女は生き残った男に対して、“彼が死んだのは貴方のせい”だと言うが…。
びっくりするほどビジュアル映えのする映画でした。なんだろう、蜷川実花氏とタイマン張れるくらいの映像美。
結構激しい役柄をやられている作品を拝見していたので、意外でしたね…。
⑨『inside you』
三吉彩花監督。こちらにもプロデューサーとして山田孝之氏が関わっているようです。
写真家として活動する主人公。行き詰まりを感じるうちに、ある日乗ったバスの車内から河川敷で踊るダンサーを発見する。
思わずバスを降りて彼女の元に駆け寄った彼女は…という話。
モデルさんが日頃見ている瞬間美を映像の形に昇華させたもののように感じました。
9作品の中ではトリを飾られただけあって、一番印象に残りました。
…だいたいこんな感じですかね。
面白かったです。一本の映画料金で九つの作品が観れるなんて、お得感ありますし。
ただ正直な話、もう少し作品を絞っても良かったのでは…という気がします。
あと監督によって短編作品が得手な方、正直苦手かも?という方に分かれた印象がありました。
まあ、でもこのプロジェクトは続いてほしいです。
日頃出会えないような作り手さんや作品と出会える、素晴らしいきっかけとなるので。
【変化】
この作品は、変化をテーマにした短編のオムニバスだが、作品ごと対立するようなものもある。
なかなか、面白い。
変化したくても変わらないもの
変化なんか必要のないもの
実は変化なんて簡単なもの
こんな変化がもしかしたらあるかもしれないなんて思えるもの
変化しても残そうとするあまり迷惑なもの
変化してないことが実は怖いもの
闘わないと変化しないもの
そして、最大の変化とは
更に、変化するからこそ、はかなく美しいもの
自分の身の回りにある変化したもの、変化しているもの、変化しないもの、形而上学的な変化まで、ふと考えてみるきっかけになったら面白いと思う。
この時代に必死に生き続けることは無様で苦しいけれど素晴らしいことだと思いました。
さくら、
森川葵さんの変容に驚愕しました。「つぶやき英語」からこの人を知ったのですが、妖艶な存在感には震えました。きらびやかと同時に怪しい耽美な異様な世界観に時間を忘れました。死者への想いとか、罪の意識とか、自死への誘いといった断片的に散りばめられた凶気のかけらが鑑賞後の脳裏にひっかかりました。「さくら、」というタイトルも、散りゆくものとか、「、」というものに、話の続きというか、煮え切らない意図を感じました。 引きずられる映画は好きです。
Petto
あの工場が最高でした。黒沢清監督の『CURE』の幻想的な建物や、怖い話シリーズに出てきた民家の中にある檻に引けを取らない、おそろしい場所だと思います。異界につながる空間としてぴったりでした。そこにつなげられているPettoを見て、ゾッとして笑うこともできました。悪夢のようなリアルのようなその狭間の不気味さがすばらしくて印象に残りました。 吉田 美月喜さんと横田 真悠さんの会話が成立しているようで何かがずれているようでその空気がまた怖くて楽しめました。
暴れる、⼥
これって、SEASON2に続きますよね。『その男、凶暴につき』『新・仁義の墓場』に並ぶ凶悪人間として活躍してほしいです。ヘラヘラが怖い渡辺 大知さんの爆発にも期待してしまいます。
充電⼈
むちゃくちゃ面白かったです。井口昇監督作品の西村造形作品がポップになった感じがちょうどよくて楽しめました。特殊効果、すばらしい。
INSIDE
白色の狂気じみた使い方が美しくて怖かったです。牛乳って怖い。「最後の晩餐」のような居住空間が幻想的で美しく感じました。自我に目覚めて食事のテンポがずれていくのが気持ちよくて、その雰囲気を楽しめました。
B級⽂化遺産
遮断機が素晴らしかったです! 最後の遺産については社会への批判の意図もあってアメリカンニューシネマかよ!と燃えました。社会風刺とアクションを同時に観られてとても充実した時間を過ごせました。
無題
タイトルが「無題」だともったいない気がします。たとえば「歪」とか? 衣装がすごくて、あの女の子のピンクの上着は現実味が半端なくて驚きました。 最後の女の子の主人公に浴びせるセリフは主人公がそう感じたかったという自虐的な心象を表したものではないかと思いました。 宣伝についての会議シーンが気持ち悪くて楽しめました。
inside you
踊る白衣に散る紅は彼岸花のようでした。踊りという神事につながる行為と時間を切り取るという撮影という行為の組み合わせの表現に監督の美しい狂気を感じました。
無事なる三匹プラスワン
コロナ死闘篇
生きるって大変ですよね。。。仲間って大事だなあ、コノヤロー!
振り幅広いっす
「変化」をテーマにした各話に繋がりのない9本のオムニバスで、全4シーズン中の1シーズン目。
暴れる、女
面白くなりそうな話の「起」だけ、というか「起」の途中で終わりという感じでこれだけみても何も終わらず始まらず、To Be Continuedはネタなのか本当に続くのか…。
無事なる三匹
大きな盛り上がりはないけれど、ありがち非モテモンキーズのグダグダ感は嫌いじゃない。
INSIDE
閉塞感と、不信感からの行動はワクワクしたけれど、これで終わりじゃありきたり過ぎにかんじた。
Petto
主人公のめっちゃんへの思いとか、めっちゃんの思想は良かったけど、オッサン…w締まった様な締まらない様な。
充電人
世にも不思議な微笑ましい物語がgood
無題
嘘をつきたくないという言葉から生まれる矛盾と葛藤は良かった。
B級文化遺産
ユニークではあったけど、最初に思った通りこれってエンドレスですねw
さくら、
設定がイマイチ入ってこず、だからかその激情的な感じが???良くわからなかったけど、無力感?
inside you
これはその前の作品と反対側にある開花ですかね?しっかりと受け止められたとは言えないけれど、光をを感じた。
ショートだから仕方ないけれど、描き切っている感じがしたのは半分以下という感じかな。
だいぶきつい
表現する場を山田孝之が中心となって、36人の監督に提供し、4シーズンに別けて上映する企画の第一段。短編という制約があるので仕方ないのですが全作品多少の幅があるものの基本雰囲気だけか、内容が薄いかのどちらかになってしまっています。
「暴れる女」友近が出所したばかりの極妻を演じる作品。やさぐれた女を熱演していますが、リアルな役作りを笑いに変える芸風の彼女が演技の世界でどれだけ上手く演じてもいつものコントにしか見えないのです。しかも急に終わります。シーズン2で続きやります?やれないですよね?4人の監督でこの話だけ回すのかな?それならいいのですが。
「無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇」
オチが文章で出てるのですが、白い空に白い字で書くから全く読めないだろ!完成した後一回も試写してないのか!
「INSIDE」
なんの捻りもなかったオチ
「充電人」
今回一番バランスよかった作品。ただ、エンドロールはすべってると思いました。
「pet」
なんかよく分からんけど出オチは成功。こういうオチかな、と思っていたら上を行かれました。どうしてそうなったのか意味は分かりませんでしたが。
「B級文化遺産」
箸休めに気楽に観るにはいいのですが、設定とか整合性を考えるとイラつく作品。
「無題」
これもなかなか良かったです。主演の子が見たことある子で、名前なんだったけな、とエンドロールを待っていたら3秒くらいで超早回しされました。多分制限時間(今回参加にあたり制限時間の制約がある)に引っ掛かったのでしょうが、エンドロールって制作スタッフへの感謝のためのものなのですから、あれは良くないと思いました。映画とか芸術だって言えばなんでも許されると思ってるの?
「さくら、」
これが金沢でロケしたということで、安藤正信監督、山田孝之、森川葵が舞台あいさつにイオンに来ましたが抽選外れました。正直訳分からなかったので抽選に当たっていたら気まずかったと思うので外れてよかったです。ちなみに今日は貸し切り状態でした。写真の世界を映画にしたら大体退屈になります。
「inside you」
写真を映画にしても面白くないのよ第二弾。
という感じで文句なしが一作もなく、まあまあましが二作という厳しい結果に。
混ざり合う才能の海を泳いで、ピンキリあるオムニバス
バーチャルシネマによる試写会で鑑賞。このアプリがめちゃくちゃ重いので、全然楽しめなかった。しかし、捻りの効いたアイデアを感じさせる作品も(僅かだが)あった。楽しめていないことによる感想であることを承知していただきたい。
この企画は、監督を本業とする人、俳優、新人までが顔を揃える短編映画プロジェクト。だから、テーマも表現の仕方もイコールではない。そうすると、必然的に作品の合う合わないはいつもより出てくる。全体的に試行錯誤を重ねた意欲作が多く、芸術性のみを追う作品が連ねた印象だった。
好きな作品で言えば『Petto』と『充電人』の2つ。『Petto』は枝優花監督らしい儚げなコントラストを用いながら不穏で衝撃的な世界へと導く作品。また、『充電人』は意欲をすごく強く感じる作品で、オチまで秀逸。これは一本取られた。他は見辛い環境もあってあんまり入れず。ちゃんと観れるならもちろん観たほうがいい。笑
Season1なので、まだまだやっていくつもりなのだろう。ただ、オムニバスは馴染みが薄く、イオンシネマの限られた劇場でしかやらない状況を考えると、次があるか微妙なところ。劇場が少ないので、配信に来たらまた観ようかなと考えている。
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