デッドロック（1970）

救いが無さすぎる。

ドイツ、アメリカ、日本、イスラエル、合作。

非、日常だと思うか？
…いや。
日常だ。俺たちは3食飯を食ってる。
卑怯な自分の代わりに誰かが殺した生き物をだ。
この世は弱肉強食だよ。
この映画をみて、（な？欲を出せば誰も得しない、欲をかくから不幸になる）と思ってるのか？
だったら食欲も我慢するんだな。
…牛さんや豚さんだってキャベツやニンジンだって怪我したくなけりゃ死にたくないだろうよ。
…
今は可愛すぎる歳の愛娘だが、将来は愛情持ちの男とくっついて欲しいものだぜ………🚬

フライヤーに釣られたヲタ一匹。
あまりの救いのなさに愕然とする。

トミーガンとモーゼルC96とか。ねぇ。
アメリカ陸軍vsドイツ第三帝国軍ですやん！

モーゼルC96で使用するために開発された「7.63x25mm Mauser弾」ってのがあるんですけど。そこまで再現してくれてたら、ガンヲタの伝説的名画でした。

金を奪い合い殺し合うだけなんですが、「交渉の行き詰まり」なんて、どこにありましたっけ？

時代だと言ってしまえばそれまでなんですが、製作国問わず、ジャンル問わず、この頃の「混沌としたもがきのエネルギー」は好きだけど、「救いの無さを好んで使う潮流」は本当にデーキライです。

個人的には、アウト。
若い人にもお勧めしません。
「恐怖の報酬」でも見てください、って言います。

－ 強盗キッド、サンシャイン。採掘場の管理人ダム、狂女と無口だが綺麗な娘ジェシー、あこぎな生活品の運び屋。非情な鉄道員。
今作品の出演者は、之だけである・・。－

◼️感想
・不条理極まりない"人情があるのかないのか分からない"非情な映画。

・サイケデリック極まりない、太陽ギラギラ、砂埃モウモウの、何処だか分からない不毛な地を舞台にした映画。

＜何だか、不思議な格好良さが漂う映画である。音楽も格好良い。
タラちゃんが、今作品が好きなのが良く分かるなあ・・。＞

＜２０２１年７月１１日　刈谷日劇にて鑑賞＞

突然砂漠で男同士で揉み合ってそこにおばちゃんと変な娘が絡みあって状況が不明　終始ドタバタして終わり　何を描いて表現したかったのか？