デッドロック(1970)
劇場公開日:2021年5月15日
解説
独自の世界を追い求めたドイツの孤高の映画監督ローランド・クリックが、1970年に手がけたクライムアクション。閉鎖された鉱山デッドロックの監督官ダムは、荒野で行き倒れになっていた男と大金が入ったジュラルミンケースを見つける。デッドロックには元娼婦のコリンナ、その娘と思われる口のきけない美少女ジェシーがおり、言いようのない緊張感に包まれていたが、キッドはそこで傷を癒していく。数日後、そこへキッドの仲間で非情な殺し屋サンシャインが現れ、ダムをいびって金を奪っていく。サンシャインは単身逃げようとするが、キッドとジェシーが罠を仕掛けていた。登場人物はわかずか7人、劇中の舞台はアメリカだがイスラエルの砂漠で撮影されたドイツ映画で、公開当時ドイツ国内で批評家や同時代のニュー・ジャーマン・シネマの監督たちからは批判されるが、興行的には成功を収め、カルト映画として語り継がれた。音楽を伝説的ロックバンド「CAN(カン)」が担当。2021年に日本初公開が実現。
1970年製作/85分/R15+/西ドイツ
原題:Deadlock
配給:オンリー・ハーツ、アンダソニア
スタッフ・キャスト
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2021年7月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
フライヤーに釣られたヲタ一匹。
あまりの救いのなさに愕然とする。
トミーガンとモーゼルC96とか。ねぇ。
アメリカ陸軍vsドイツ第三帝国軍ですやん!
モーゼルC96で使用するために開発された「7.63x25mm Mauser弾」ってのがあるんですけど。そこまで再現してくれてたら、ガンヲタの伝説的名画でした。
金を奪い合い殺し合うだけなんですが、「交渉の行き詰まり」なんて、どこにありましたっけ?
時代だと言ってしまえばそれまでなんですが、製作国問わず、ジャンル問わず、この頃の「混沌としたもがきのエネルギー」は好きだけど、「救いの無さを好んで使う潮流」は本当にデーキライです。
個人的には、アウト。
若い人にもお勧めしません。
「恐怖の報酬」でも見てください、って言います。
2021年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
- 強盗キッド、サンシャイン。採掘場の管理人ダム、狂女と無口だが綺麗な娘ジェシー、あこぎな生活品の運び屋。非情な鉄道員。
今作品の出演者は、之だけである・・。-
◼️感想
・不条理極まりない"人情があるのかないのか分からない"非情な映画。
・サイケデリック極まりない、太陽ギラギラ、砂埃モウモウの、何処だか分からない不毛な地を舞台にした映画。
<何だか、不思議な格好良さが漂う映画である。音楽も格好良い。
タラちゃんが、今作品が好きなのが良く分かるなあ・・。>
<2021年7月11日 刈谷日劇にて鑑賞>
2021年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
突然砂漠で男同士で揉み合ってそこにおばちゃんと変な娘が絡みあって状況が不明 終始ドタバタして終わり 何を描いて表現したかったのか?
2021年6月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ストーリーはもたついた上に、間抜けな、トンチンカンな内容だが、まぁ、この手の映画には有りがちであり、それは別段気に掛けるべきではない。要は埃と血と汗と体臭が臭って来そうな薄汚さ。下品、卑劣、間抜けさスクリーンでこれでもかと表現するところに価値がある。時代が創り出した映画の価値がここにある。私はこの手の映画が大好きだ。そう、絶対的に一般向けではない。当時は一般向けだったものが現在ではカルト化するのだ。好きな者だけがニヤリと鑑賞すれば良い映画だ。つまり、映画が人を選ぶのだ。選ばれたからと言って、それが何を意味するのか?答えは、無意味なのだ。私は、それを求めているのだ。