マイ・ダディのレビュー・感想・評価
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ムロさんってヤッパリ良い役者さんだったんだな~と再認識した作品
やや…いや かなり唐突ですが、
私がムロツヨシさんを初めて認識したのは某携帯電話キャリア会社の宣伝ありきのドラマで堀北真希さんのお兄さん役を演じられた時でした。
かなりの年月が経っているので殆どの内容は覚えていないのだけど、ただ この兄妹の出身が私の地元熊本って設定で"お兄ちゃん役の俳優さんは初めて見る人だけど、多分熊本出身の無名の人を選んだんだろうな~"というのだけが印象に残っていたのでした。
それから結構な長い年月をかけて今やムロさんを知らない人はいないのでは…?というところまで上り詰められた訳で…。
大抵の方がお気付きの通り、ムロさんは熊本出身ではありません。
これまた大抵の地方出身者が感じられた事がおありでしょうが、出身者じゃない役者さんの使う方言は大なり小なり違和感を感じてしまうものでして。
でも、その時のムロさん演じる熊本のお兄ちゃんは本当に違和感のない熊本弁を話す役者さんだったのです。
かなり長~い前置きでしたが…
何故か今回の この作品を観て今まで殆ど思い出す事のなかったムロさんの多分初期の出演作品を思い出してしまった訳でして…;^^
他の方の口コミにあった"時系列下手くそか…"を見てたので 中盤辺りで あぁなるほどここか~と納得したりもしつつも
私的には其の時系列の悪さ(?)が良いスパイスになっていたのではないかと。
お陰で、ただのお涙頂戴ものだけではなく、途中でダレる事もない良作に仕上がっていた…と、個人的には そう感じた作品でした!
涙あふれます
ムロツヨシを堪能!
それほど気にかけていた作品ではないですが、大好きなムロツヨシさん主演で、レビュー評価も高かったので、鑑賞してきました。率直に言って、ありがちな話ではありましたが、鑑賞後の印象は悪くなかったです。
ストーリーは、白血病の娘を助けようと奔走する父親が、骨髄移植を考える中で、娘の出生の秘密に気づくというもの。今までもどこかで見たことがあるようなストーリーで、特に目新しさはありません。この手の話は、先の展開もオチも十分に予想でき、本作も実際にその通りに進みます。
しかし、本作の見どころは、全編にわたって娘のために全力を尽くし続ける、父親役のムロツヨシさんの渾身の演技にあります。とぼけた笑いを醸し出すいつものムロツヨシは封印し、魂を揺さぶるような演技が秀逸です。娘のひかり役は中田乃愛さんで、新人らしい初々しさを残しつつも、病気と出生の秘密に揺れる多感な娘役を好演しています。奈緒さんも、いつもとはちょっと違う、健気な母親役がよかったです。あと、なにげに光石研さんがいい味を出していて、彼の存在がムロ牧師の温かい人柄を浮き彫りにしていたと思います。酒を酌み交わすシーンや仲間とともに病院に押し寄せるシーンは、思わず目頭が熱くなりました。
ただ、冒頭でも述べたように展開がありがちなだけに、それぞれの人物をもう少し掘り下げてくれたらなと思わなくもないです。毎熊さんの心変わりの理由、スタンドのバイトの兄ちゃんの変容、奈緒さんの苦悩、父娘の確執など、もちろん描かれてはいるのですが、ややあっさりとした印象でした。もう少し御堂牧師との関わりの中で、彼のひたむきさが周囲の心を揺り動かしたと実感できるとよかったかなと思います。
「神は耐えられない試練は与えない」とはいえ、本作で御堂家に与えられた試練は苦しすぎます。しかし、江津子が気づいた娘の出生の秘密、ひかりの白血病と骨髄移植、一男とひかりの血のつながり、この試練を親子三人で8年越しで乗り越えたのかと思うと、胸が熱くなります。ムロツヨシさんが好きなら、彼の新たな一面を発見できる本作を見て損はないと思います。
神とクズ
神は当然いないが、クズはいくらでもいる。
序盤の時間軸が紛らわしく、加えて冗長で少々眠くなった。
折角映画館に足を運ぶのだから、陰鬱な気分で出たくはない。
だから、それなりのハッピーエンドは歓迎だ。
しかし、ほぼ想定通りで起伏の少ない展開で、
ストーリーもどこかで観たようなものばかりでは、
ハッピーも中くらいなりといったところか。
ライトノベルという感じで盛り上がりに欠けた。
それにどうしても腑に落ちなかったのが、
娘が実子ではないと気付かなかったという下り。
だとすると、牧師が相手の弱みにつけ込んですぐにことに及んだことになる。
主人公の人柄を考えると極めて理解しにくい。
月齢ですぐにわかりそうなものだが・・・・。
と余計なことにばかり気が行ってしまった。
ちょっと雑すぎないか。
ムロツヨシさん一生懸命
泣くよ
とても良すぎるお父さんを好演
川口駅前で歌の撮影していたとは気がつきませんでした
チクワは何にでも合いますよねー
娘さん池江璃花子さんに似ていたな
そしてちょい役の小栗旬さんと、いぶし銀光石研さんに助けられたかな
反則やんか、池江選手に似てる女優が白血病の娘の役なんて、泣いたやんか‼️❓
【お前が泣いてどうする、少年!?】
余談だけど、僕は、竹輪(ちくわ)は、カレーより、竹輪天の方が美味しいと思う。
のり弁にのってる竹輪天、大好き。
神様は、人間の作ったフィクションだ。
隣人を愛せとか、赦せとか言うけど、結局、決めるのは自分自身じゃないか。
どれだけ、人は人を許せるのだろうか。
どれだけ、人は人を許さないとならないのか。
考えるだけで、途方に暮れそうになる。
物語は、選択肢は、これしかないというものを示しつつも、いざ、自分のこととなったら、どうなるだろうか、皆に問うているようにも思える。
そして、この作品は、もう一つ、
「天は、自ら助くる者を助く(「Heaven(God) helps those who help themselves.」
)」ということも言いたいんじゃないかと思ったりもする。
日本語訳では、個人が自立して頑張ってる感があるけれども、英語では集団感がある。
ひとりで頑張れというのではない気がするのだ。
上手く行くか否かはあっても、励まし合ってやる方が、一人でやるより頑張れる気がするのだ。
主人公が神父であることも意味があるように感じる。
神父であっても逡巡するし、皆の助けや励ましも必要だし、よく考えて話し合っみることも重要なのだ。
僕は、神様は人間の作り出したフィクションだとは思う。
でも、神様はいるとも思う。
一人ひとりの中にいて、それは、正義とか、道徳とか、優しさとか、人助けとか、エンパシーとか、そういうものの一塊だと思う。
だから、定食屋のお母さんも協力してくれたじゃないか。
だから、少年は泣いたじゃないか。お前が泣いてどうするって思ったけど、もし、自分だったら、やっぱりワンワン泣いたと思う。
そう、だから、白血病を克服したら、マリア様やキリスト様の前であっても、みんなで万歳して良いのだ。
ぜんぜん問題ない。
マイ・ファーザーというタイトルだと神父と勘違いしそうだからダディにしたのかな?
予告でストーリー明かしすぎ。多分ネタバレ禁止もナシってくらいストーリーがわかってしまう。そのおかげで序盤に展開するストリートミュージシャンのHIROのエピソードがそのまま御堂一男の妻になるであろうと想像できてしまい、違う時系列を並行させるギミックが役に立っていない。キーボード弾き語りと賛美歌伴奏オルガンという点くらいかな。
骨髄バンクのドナー登録。大切なことです。以前にも『半落ち』(2003)、『火火』(2004)と骨髄バンクの啓蒙作品がありましたけど、当時は20万人、現在は50万人に増えているそうです。よし登録しよう!という気持ちにもなったのですが、ちょっと年齢制限に引っかかる年齢になってしまいました。おかげでイオンシネマの入場料もハッピー55だし・・・
ちくわカレー。食べたことありません。金沢にもないかと思って検索かけたのですが、「ちくわ」というお店はあるものの、おでん屋さんなのでカレーのメニューは無さそうです。写真見てたら魯肉飯食いたくなってきた(汗)。
終盤にドナーは誰なのかと娘ひかりが父親に問いただそうとするシーンがやっぱり良かった。坊主頭(ツルツルだともっと良かった)にもしているし、中田乃愛ちゃんの迫真の演技。将来が楽しみな女優さんですね。そういや長澤まさみもセカチューで大ブレイクしたんだよなぁ・・・谷村美月『おにいちゃんのハナビ』(2010)、三船美佳『友情Friendship』(1998)も印象に残ります。
この作品のキモとなるのは主人公ムロツヨシが牧師だという設定なのでしょう。自分の子じゃないと知ったときの衝撃は「汝の敵を愛せよ」という言葉も伏線となり、いかに冷静になれるかといった心理描写。出産日でわかりそうなものだけど、おたふくで男性不妊だとかいったことで悦子は安心仕切っていたのでしょう。なんだか民法の再婚禁止期間も絡んできそう・・・ややこしい。
宣伝しすぎ
ムロさんに新しい男のかっこよさをみました。
開始後20分くらいまでメレブ。
配役を知らずに見た方が楽しめる
ムロツヨシさんのファンなので、初主演映画は劇場に観に行かねばと思い観てきました。
あらすじや配役をある程度知った状態で見てしまったので、最初からタネに気づいてしまったのが残念でした。
話の内容からして、ものすごく泣かされるんだろうなと覚悟していたのですが、移植直前のシーンまで泣くことはありませんでした。うるっと来るところは何度もあったのですが...。
ただその分、そのシーンはとても良かったです。
お話はとても面白かったです。
女性目線で見るからか、奈緒さんの演技がとても切なくてよかったです。
ムロさんの泣くのを必死に我慢してる感じもよかったです。
乃愛ちゃんは髪を剃って挑んだということで、女優魂を見ました。
乃愛ちゃんの彼氏が泣くシーンもリアルでよかったです。
毎熊さんは歌が上手くて驚きました。ダメ男ぶりがはまってました。
お医者さん役が平成ノブシコブシの徳井さんなのがちょっと気になりましたが、特に演技が下手なわけではなかったので、こちらの先入観の問題なのかもしれません。
小栗さんはさすがの存在感でした。出演シーンはそんなに長くはないのですが、印象に残りました。
ムロツヨシさんだけに、笑わせてくれるシーンもあるのですが、内容が内容だけに、泣いてるシーンが多かった印象です。
最後に流れる主題歌は、中年親父の歌声がこの映画に合っててとてもよかったです。
カーリングシトーンズをこの映画で初めて知りましたが、すごい豪華メンバーで驚きました。愛なんだぜ、という言葉がこの映画の全てを表していると思います。
見終わった後は何かすっきりしました。泣いたからかもしれませんが、映画を思い出すと暖かい気持ちになるような。
基本的に映画館で観る映画は、アクションとか大画面で観る価値があるものだけにしているので、正直どうかなと思っていましたが、観て損したという感じはないです。
あとは、この映画をきっかけに骨髄バンクの登録者が増えてくれたらいいなあと思います。
参ったね…
竹輪カレーって初めて聞きました。
エンドロールは最後まで見るべし
俳優さん達皆良くて、話も普通に面白くてほっこり感動するので前情報とかなにもなしで友達とかとふらっと観るのには良い感じの映画です。
ただ私には予告通りとゆうか予告がよすぎて期待しすぎてしまったのか、設定配役完璧なわりには感動しきれなかったような。
奥さんは裏切ってないよっていう展開はこっちも最後に知りたかった。
あと何かごめんなんだけど、ムロツヨシと奈緒さんの恋の始まりの回想シーン見てて、キャッキャウフフなムロツヨシにちょっといらっとした。
モテない変なこじらせおじさん役でいて欲しいっていう願望が私の根底にあったのか、もう生理的なレベルでムロツヨシにコメディ求めてるのかも??
本筋関係ないところだと、娘の彼氏のシュンスケ君?がぴゅあぴゅあでこの映画の隠れたヒロインなのでは?と思うくらい可愛いくて癒されました。ほっこり~。
あと幼少期の娘役の子、めっちゃ足長くない?奈緒さんと同じところに腰の位置ない?!って変なところで驚いてしまった。
奈緒さんの光と呵責の念に涙が溢れてしまいます
お、これは群像劇?
ムロさんと奈緒さんは、どこでどう繋がってくるのだろう。と思っていたら「え?まさか、ここで一目惚れの再婚⁉️」と見てるこちらの方が焦ってしまいました。
そういうことではなかったんですね。いやはやなんとも…ただの早合点でした。
奈緒さん演ずる若いママがとても素敵で、ひかりを連れてるシーンの愛情に満ちた母娘の笑顔はそこだけ写真に切り取りたいほど光に溢れていました。
それも束の間、そこから先は思わぬ出会い、そして膨らむ疑念とともに一瞬で心の中が暗転していく様子があまりに痛々しくて、いたたまれなくなります。
その時の江津子(奈緒)の言葉にできない痛切さ、意図などしていないのに愛する夫に嘘をついていたことになってしまった、取り返しのつかない状況への後悔……
江津子の気持ちを知ってしまったあなたは、そこから先は、何がどう展開しようと涙が止まらなくなります。
私はそうでした。
ムロさんも、新人の中田さんもとても頑張っていましたが、この映画は、奈緒さんあってこその感動なのだと思います。
因みに、私は新約聖書を通読したことがあります。
ムロさんの問いかけに挙手できます。
なぜかというと『オーメン』の666がどこに出てくるのか知りたかったからです。
でも、悲しいことに、あの冒頭を思い出すと、最初から読み直すことはまずないだろうな、と思ったことしか覚えてません。
切ない・・
携帯の機種変をして、アカウントの引き継ぎを失敗してしまい、新規で登録し直しました。フォローして頂いてた方、すみません。
さて、肝心の映画のプレビューですが、とにかく切ない。
父親ものや、家族もの題材映画は、なぜか号泣してしまうので、今回も号泣する覚悟で鑑賞しましたが、切なさが強すぎて、号泣にはいたりませんでした。
ムロツヨシさんの演技は言うことないのですが、なんだかな〜ちょっと役にあってない感じを受けたのは私だけ?
他の役者さんだったらどうだっただろうと考えてしまいました。
娘役の中田さんは、なかなか良かったと思います。
子を持つ親としては、なんとも切ない!
もしうちの子が同じような状況に陥ったらと思うと。
ただ、うちは息子2人ですが・・
やっぱり、娘が欲しかったな〜
あんな素直な可愛い娘だったら最高なんだけどな〜
息子達はどんどん生意気になってくるし!
話がそれました。
それにしても、浮気相手の男は許せないな〜
ま〜そこそこ良い映画でした。
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