劇場公開日 2021年4月23日

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SNS 少女たちの10日間のレビュー・感想・評価

全113件中、101~113件目を表示

3.53人、10日のチャットで、「2458匹ワンちゃん襲来」の衝撃。

2021年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

SNSというのは、「つながる」ためのツールである。
そこに「承認欲求」や「マウンティング」といった心の昏い要素が絡みついてくるのでややこしいが、機能自体は「どこでもドア」みたいなもので、今まで特定の人物としかできなかったやり取りが、不特定多数とつながれるようになった、ということに尽きるだろう。

問題は、家族や町内会や会社や趣味の仲間の域を越えて、赤の他人とも「交流」するとなると当然ながら、一定数のろくでなしや反社連中ともつながる可能性が生ずるということで、「誰もに開かれたSNS」で子供と犯罪者が出逢ってしまうのは、むしろ必然だといえる。
昔はつながりにくかったところに、「ルートが開通」してしまったのだ。

僕自身は、TwitterもInstagramもネトゲもやらないし(だいたい「つながりたい」とか思ったことがないw)、会社に言われてコロナでZOOMを初めて使ったくらいのもので、それこそ映像チャットなど未だにSFの領域の技術だと感じている。
性的な内容ならずとも、そもそもネットを介して見ず知らずの人と顔出しでやりとりした経験自体がない(おそらく今後もない)。
てか、日本の人たちはホントにテレビ電話(古い)なんかやってるの? 会ったこともない人とチャットするとかマジ?? くらいの感覚で生きている。

なので本作は、自分にとって全く未知の領域を垣間見ることができたという意味で、本当に興味深いドキュメンタリーだった。
あまりに知らない世界なので、気持ち悪いとか、生理的嫌悪感を感じるというよりは、純粋に「へええええ」っという驚きの感覚と、知的好奇心の高揚がまさった感じである。

にしても、まずは「数字」に驚かされる。
3人の偽ロリで、10日間チャットをやって、よってきた変態が2458人ですって?
マジですか? そりゃすごいな、おい。
人口1000万人の国で、そんなにいるんかいな。 ひぇー。

日本でも、可愛い小学生がサイトを開設したら、こんなにオッサン寄ってくるの?
てか、不特定多数とチャットできるサイトとか、そうホイホイ子供は立ち上げてるもんなのか?
正直、にわかには信じられないが、きっとそういう実情は日本にも何がしかあって、反応する男側のありようもチェコと似たり寄ったりだったりするのかもしれない。

男たちが揃って、ほぼしょっぱなから「胸見せて」を連呼するのも、モノ丸出しぶりもすごかった。
女性のエッチ動画はゴマンと見てきたが、誘う男性側のリアルを見る機会など、なかなかない。
あんな顔して、あんなしゃべり方するんだ。
とにかく、まずは胸なんだな。胸。
で、自分のモノを見せたくてしょうがないのか。
うーむ。新鮮な衝撃だった。

この集まってくる男たちの、異様な速度感や、圧倒的な人数や、似たり寄ったりの振る舞いぶりを見るにつけ、きっとこいつらは「常時接続してずぅぅぅっとチャット界隈を監視してて、新たな魚影をSNSの釣り堀で見つけたら、何はともあれ釣り糸を垂れてみる」一定層として存在するのだろう。

いや、彼らからすれば、「釣り師」は「少女」のほうで、自分たちは餌を取り合う魚群の側のつもりなのかもしれない。
「クローズドじゃない形で美少女がチャットルームを開設するなんて、最初からエッチな目的以外ありえないんだから、まずは俺が最初にゲットしてやるんだ!」くらいの意気込みなのではないだろうか。そのくらいもう、なんというか一定のルールと、やりとりの「型」ができていて、前提抜きでがっついてきてる感じが、ありありと伝わってきてビビった。

この映画でそこをあまり強調すると、作品のメッセージ性が台無しになってしまうのでスルーされるのは当然だが、このとんでもないろくでなし共の「数の多さ」と、「速度感」、そして「要求の直截さ」が示しているのは、おそらくなら「成功体験の多さ」であり、「さくっと同意してエッチになびく少女の多さ」である。
要するに、映画では「無垢」な少女が食い物にされるという図式だが、実際は、もっと嫌あな感じで、もっと毒の回った「需要と供給のシステム」がすでに出来上がってるんじゃないかと。
いや、別に少女にも非があるといいたいのではなくて、毒はもはや社会全体に浸透しているのではないか、ということだ。

実際、パンフを読むと、女性監督が本作に本腰を入れて取り組んだきっかけは、罪のない少女がSNSで変態に食い物にされたから「ではない」。
「クラスの女子全員が、とあるオッサン相手に性的なやりとりを嬉々としてやっていて、それをやっていない唯一の女の子がKYとしてクラスからハブにされて、泣く泣く自分の裸の合成写真を作って相手に渡した」という男性監督の知人の話をきいたからだという。

少女を狙い、性的要求をつきつける変態たちを一網打尽に撲滅できれば、ことは一番簡単だ。
だが、実際には、それはとても難しい。
世の中から、詐欺師も万引犯も人殺しも決していなくならないのと同じだ。
一定数の男性にとって、性欲の本質が「狩り」であり、「マウント」であり、「征服欲」である以上、容易には撃てない若鹿を狙うより、簡単に仕留められる小鹿を狙う連中が出てくるのは、自明である。
彼らのなかで、小児性愛者自体は3%に過ぎないとの作中の指摘は、きわめて示唆的だ。
彼らは、「子供に欲情する」というよりは、「支配しやすい相手を支配する」ことそれ自体に、ハントゲームとして無性の喜びを感じているのだ。

では、その変態に対して「少女性」という圧倒的な稀少価値を振りかざすことを、年頃の子供たちに「やめとけ」と説得することができるだろうか?
僕はそれも、正直とても難しいと思う。
子供の側にも、「からだが承認欲求を満たす絶大な武器になる」という、浅はかだが一定の真理をついた知識が、思春期の抑えがたい性への好奇心とともに蔓延している。
昔は、女子高生あたりが直面する話だったのが(ブルセラとかありましたね)、今はおませも進んで女子小学生あたりにまで低年齢化しているということだ。

すなわち、本作で描かれているのは、一朝一夕では解決することのできない、きわめて深刻な問題である。
「子供に手を出すなんて、マジ気持ち悪い」といくらいったところで、何も事態の解決にはつながらない。
今の子供たちは、自分の部屋から魔法の機械を使って、勝手に世界中のだれかと「つながって」しまうし、親はそれを止められない。意外に状況は「つんで」いる。
「現実を知った一人ひとりが、変えるために行動しなければ」とかみたいな決まり文句を軽々しく口にする気に、僕はなれない。

ぶっちゃけ、映画の手法自体には、若干ひっかかる部分もある。
やってることは、まごうことなき「おとり捜査」だ。
しょうじき、あまり気持ちのいい罠の張り方だとは思えない。
しかも、実際には彼らは「18歳以上の女性を誘惑している」ので、これで身バレして人生が台無しになった変態が出たとして、「ざまあ変質者」で終わりというのも、なにか違う気がする。

それでも。
ヤコペッティ映画の話ではないが、「実際に、チャットを始めた瞬間に、さあ服脱いで服脱いでと連呼し、イチモツを放り出しにしていじってハアハアしてくる男性がこんなにもたくさん存在する」というありのままの現実を、リアルに、映像の形で、何度も、何度も、何度も見せられるというのは、やはり特別な体験だ。

子供を狙う大人たちが、意外なくらいに能弁で、活動的で、快活なことにも驚いた。
単なるネット無双というわけでなく、のこのこみんな子供に会いに出て来ることにも驚いた(3Pしようぜって男女のカップルもいたなあ)。
とくに、あのラストで大演説をぶってたオッサンがチャットで見せる、満面にはりついたチェシャ猫のような笑顔と、少女の後ろ姿を目で犯す鋭い捕食者の視線には震撼させられた。
どうも、われわれが思っている「キモオタ」とはずいぶん違う生き物なんだな、こいつらは。

「どういう輩が真に危ない捕食生物か」を知るという意味でも、本作には一見の価値がある。
とすれば、大人だけじゃなく、子供にも見せる意義はあるのではないか?
出演したアネジュカ・ピタルトヴァーは、パンフで「上映された今、子どもたちでいっぱいの映画館を見ると、とても嬉しく思います」と述べている。
要するに、チェコではこれを「子供に見せている」のだ。
日本でわざわざ本作を「R15」に指定しているのは、はてさて良いことなのかどうか。

僕個人は、10歳くらいになったらもう、世の中にどんだけ悪いヤツらがうようよ蠢いてて、どんだけ恐ろしい事態が自分の身に起こりうるかって現実を、さんざん恐怖心に訴えてる形で叩き込んでおいても構わないと思っていますが、まあそのせいで男嫌いになられても困るし……やっぱり難しいもんですね。

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じゃい

4.5大人はちゃんと考えないとね

2021年4月24日
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鑑賞方法:映画館

衝撃的でした。未成年、特に中学生以下を守るために法律だけでなく教育としてCMや YouTubeとかで怖さを知らせるべき。勝手な性的欲求で未成年を苦しめてはいけない!
よい映画でした。

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陸恵

4.5すごい作品です。

2021年4月24日
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鑑賞方法:映画館

しっかりよく考えたドキュメンタリー。
素晴らしい対応の男性は、途中から顔出しには、ビックリしました。
この作品を資料としてチェコ警察が動いたことには、驚きました。
映画関係者に頭が下がります。

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かん

3.5ネットの恐怖

2021年4月24日
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この映画はネットの恐ろしさを表しているが、ハッキリ言うと、子供には伝わらない。しかし、この映画を見た親の方々が、自分の息子娘にネットの恐ろしさを伝え、少しでも、ネットでの犯罪(主に青少年の性犯罪等)やいじめなどが無くなる事を祈る。

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映画感想Newton

2.0ドキュメンタリーとして掘り下げがとても浅い。

2021年4月24日
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成人女性が未成年という設定のもとSNSへ登録すると、どういったことが起こるかを検証するという着眼点は面白そうですが、それから起きることが一度もこちらの想像を上回りません。
ロリコンのオッサンが裸の写真を要求するとか、写真を拡散させて少女への要求をエスカレートさせるとか、自分の股間を見せるとか、マスターベーションを始めるとか、リアルに会おうとするとか、そりゃ起こるだろうな、と思うことしか起きません。
1人だけ若いイケメンが登場してきて、それはすごく良い人なんですが、そりゃSNSにいる男が100%ロリコンだとするのは無理がありますから、そんな人もいるよと。
しかし、このイケメンはドキュメンタリーの趣旨とは違うので、編集でカットしてくれて良かったとも感じました。良い人の例としてわざわざ若いイケメンを選ぶことに製作者の悪意も感じます。
オッサンはロリコンで、若いイケメンは良い人だったって、ただの偏見ではありませんか。
最後に身元が分かったロリコンに監督出演者スタッフが直接接触を試みますが、ロリコンが逆ギレします。そりゃ捕まるかもしれないから認めるわけがありません。
それで映画は終わってしまいます。
この先があるかと思って期待したのですが、一度もこちらの想像を上回るような事態は起きません。ドキュメンタリーを作ってみて分かったこの社会問題における新発見が1つも無いんです。

冒頭、オーディションで成人女性たちは、子どもの頃の性被害を熱心に語ります。
ナレーションで「ほとんどの女性が子どもの頃に性被害に遭っている」と断定していますが、映画の趣旨から言ってオーディションに受かろうとしている女性たちが「性被害に遭ったことはありません」と言うはずがありません。
客観的なデータには成り得ない証言で、これも製作者の悪意を感じます。
悪意でなければ、ドキュメンタリーの作り手として未熟過ぎます。

成人女性が未成年という設定のもとSNSへ登録する、という設定はある意味でおとり捜査ですから、この映画には実際に性被害に遭っている未成年の少女は1人も登場していません。
被害者もいないのに、被害者に取材もしていないのに、第三者である作り手がおとり捜査で一方的にロリコンを断罪しようとしている状況がドキュメンタリーとしてとても浅いと思いました。
森達也みたいに、世間一般で言われていることが本当に真実なのか、一度でいいから疑ってみて欲しかったです。

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東鳩

4.0【忍び寄る魔の手】

2021年4月24日
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最後の場面、小児性愛(ペド=ペドフィリア)の男と言い争う場面を見ていて、Twitterで、ペドを諌めようとする女性のコラムニストに絡んでいたペドの投稿を思い出した。

そいつ曰く、頭の中で思い描くだけだから罪にはならないとか、(そのコラムニストに罵声を浴びせるように)お前なんかにどうにも出来ないとか、実害を及ぼさない限りジェンダークィアのように自分達はもっと受け入れられるべきだとか、そんな書き込みだった気がする。

これは、チェコの話なのだけれど、男性の3-5%にペドの傾向があるとの研究結果に驚く。

去年、バカなことを繰り返す安倍晋三のコア中のコアの支持者は2-3%程度と読んだことがあって、40人クラスに一人くらい、しょーもない奴はいるなと思って納得はしたが、もしかしたら、その倍はいる可能性もあるので心配になる。

日本でも、もう少し、具体的な罪状のガイドラインは必要なのではないかと思う。
あと、その啓蒙も。

彼らに、密かにカウンセリングを受けられるような体制づくりも必要かもしれない。

これ、娘を持つ親は見るべきかもしれない。
男が(ボカシは入っているが)性器を見せて、場合によってはマスターベーションを見せる場面も映るので、僕が見てても、正直、キッツイ。
だから、女性は嫌悪感を覚えると思う。

カフェでペドの男の座る椅子の脚にワンコが片足上げてオシッコをかける場面がある。
偶然とはいえ、なかなか良かった笑

基本、子供のSNSを放置しておくのはリスクだと思う。

あと、逆はあるのだろうか。
幼い男の子を狙うペドの女性だ。

あと、同様な追跡を日本でやることは出来るのだろうか。

やってみたら、もしかして、抑止力になるかもしれないと考える。

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ワンコ

4.0あんなところでおしっこする!?

2021年4月23日
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鑑賞方法:映画館

お笑いが好きでドッキリ系の番組もよく観ている。モニタリングより水曜日のダウンタウンやロンドンハーツの方が好きだ。人間の嫌なところをほじくり返すような仕掛けがいい。両番組ともドッキリのためにここまでやるの?と驚くことも多い。やりすぎてしまい軽くひくようなドッキリがあるのも事実。笑えないドッキリは好きじゃないけど、たまに考えさせられたり感動したりするから侮れない。
だから本作は笑えないドッキリを観ているかのような感覚になってしまった。ドッキリだから、ネットの向こうの男たちが本心と本能をむき出しにするのも視聴者としては慣れたもんだ。でもかなり気持ち悪かった。何であんなに「胸の写真」要求と自分のイチモツ写真送信ばかりなんだろう。
ここらへん、男女の意識に決定的な違いがある。男は女性の裸を(写真であれ)見ると嬉しい(人が多い)。では女性はどうか?イチモツの写真を見て、まぁ!なんて喜ぶ人なんていない(だろう)。自分が喜ぶことは相手も喜ぶと思い込んでるのかもしれない。この意識の違いって相当に大きい。改めてそんなことを考えてしまった。
さて、映画の話だが後半にはドッキリのお約束、ネタバラシのお時間も少しだけあった。素性を明かしたのはあのおじさんだけだったのかな。これはこれで気分が悪くなる。見事な開き直り。でも奴(おじさん)が言ってることが100%間違ってるとも言えない気がした(やってることは100%間違ってるのだが)。少女たちは誰かとつながりたくて、誰かと話したくて、誰かに受け入れられたいんだ。そりゃ、別の受け皿がないと同じようなことが起こってしまう。エンドロールのメッセージも重く受け止めたい。
予想はしていたが、最後まで観てもスッキリした終わり方はしないし気分も悪くなる。出てきた男たちは何かを反省するとも思えないし、また別の少女を狙っていくだけなんだろう。でも、ものすごく価値のある映画なんだと感じた。映画としても面白かった。ドッキリとしての凄さは水ダウやロンハーには勝てないけど。
でも、あんなところであいつがおしっこするなんて、ヤツのところに笑いの神が降臨したことは褒め称えたい。ドッキリっぽい瞬間だった。本筋とは全然関係ないが一番印象に残ってしまった。

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kenshuchu

5.0言葉にできない。

2021年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

映倫区分は、「R15+」で、15歳未満は観覧禁止です。
被害の対象となる12歳の少女はこの映画を鑑賞して、現実を知ることはできません。

子供を持つ親や子供を持つであろう人が、鑑賞し、警戒しなければなりません。
親子であっても、性に関する問題については、話すことを躊躇します。
この映画を鑑賞して、現実に向き合い、親子で性の問題について話をすべきです。

12歳の少女がFacebookとskypeを利用しただけで、次々と大人が友人申請して、猥談をします。

インターネットに国境はありません。
チェコの公用語は、チェコ語で、人口は1,000万人で、インターネットに国境はなくてもそんなに多くの人が、チェコ語で少女と話ができるとは思えません。
英語圏に住んでいる人はもっと多くの被害にあっているのではないでしょうか?
日本の少女が、このような問題が発生する可能性ははるかに高いです。
日本のメディアは、このような問題があることを報道しているのでしょうか?

「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によれば小学生でも約5割が自分のスマートフォンを持っているそうです。
ネットの危険から子供を守るために保護者ができる3つのポイントとして、
以下の3つが指摘されていますが、この方法で子供を性被害から守れととは思えません。
1.お子さんのスマートフォン等の利用状況を把握するために、ペアレンタル
 コントロールを活用しましょう。
2.不適切な情報や危険な出会い等を防ぐために、フィルタリングを賢く利用しましょう。
3.家庭のルールをお子様と一緒に作り、成長とともに少しずつ改定していきましょう。

子供にFacebookとskypeをしないようには記述されてはいないのは明らかです。

最も最初に教えるのは、政府、総務省も警察も学校も友達も守ってくれる人は誰もいないという現実でしょう。

インターネット上には、法の支配が徹底していないということです。
インターネットでは被害に会う方が悪いとされ、被害者が守られていません。

私もインターネットで詐欺に会い、警察に行きましたが、私権を制限することはできないと加害者を繰り返し言って、被害者が悪い当もう少ししてからもう一度出頭するように、門前払いをくらいました。
私を担当した2人の刑事は「警視庁総合相談センターは、全くの役立たずで、何の意味もない」と言っていました。
警視庁総合相談センターも警察も「被害に会っても、加害者を罰する手段はない」ということばかりを強調されました。
日本の警察は、明らかな性的な異常者として、日本の警察は、相手の私権を制限することはできないと言って、逮捕することはできないでしょう。

菅義偉首相は、「デジタル庁」を2021年9月1日に、500人規模で発足させる計画を盛り込んだ「改革の基本方針」を決めたそうです。
「デジタル庁」に参加する500人は、まずこの映画を観るべきです。
インターネットの危険を放置して、促進をするということは避けなければなりません。

12歳というと小学校6年生か中学校1年生です。
確かに、この頃になると少女は性の問題に関心を持ちます。

私の記憶では、小学校5年生の頃に少年、少女に対して性教育が行われました。
少女の方が長く、詳しい教育を受けていました。

この映画で扱っているのは、犯罪行為であり、年齢に関係なく、気分が悪くなります。
少女と会話してくる男が、全て猥談か、それ以上というのは、衝撃です。
あまりにも同じような男ばかりなので、105分と短い映画ですが、上映時間が長く感じました。
途中で、退席したくなる気持ちは分かりますが、最後まで鑑賞する覚悟を持って、鑑賞してください。

この映画を鑑賞する男の中にも少なからず、このような男がいると思うと暗い映画館で観たくなるような映画です。

チョコ・コルナというチェコの通貨が出てきます。
1,000チョコ・コルナは、5,000円くらいです。

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ノリック007

3.0「見えないから」の恐怖

2021年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

おとり捜査のような手口でのドキュメンタリーを作成するにあたり、
まずは協力してくれる成人した女優のオーディションから始まる
インタビュー(オーディション)にきた殆どが、被害の経験者であり、中には写真をばらまかれ脅迫された経験のある者もいた
選ばれた三人の女優に、セットの中で12歳になりきってもらい、”架空の”SNS(facebookとskypeのアカウントを作成し、実験は始まる
アカウントを登録したとたん、蜜に引き寄せられるハチのような反応
そして、12歳の少女に対して、(例えそうでなくても)考えられないような、発言や卑猥な映像が送りつけられる
実をいうとその内容(やりとり)のひどさ途中で吐き気を催して退出しようかと思った
実験を監修した心理学者や弁護士の言う通り、そういう画像を送りつける事自体が大きな犯罪である

自分の孫でもおかしくない世代の少女たちに、性的な要求をする輩たち
どう対応してわからず、過ちをおかしてしまう、少女(あるいは少年)たち
送った画像は一瞬に世界中に拡散され、そしてそれが新たな脅迫の対象となってしまう

最後まで見届けて、便利になった分、恐ろしい犯罪が蔓延している事の恐怖を覚えた
技術やSNSは否定しないが、その便利なものを使うには知識が必要だと感じた作品である

子供たちに見せるにはあまりにも衝撃的だし、親に見せると、不安を植え付けてしまうのでお勧めするのが難しい作品だが、見たあと色々な事を考えさせられた。

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tochitli

1.0モザイク薄くて驚いた

2021年4月6日
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鑑賞方法:試写会、映画館

単純

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J24

2.0チェコのネット犯罪事情

2021年4月5日
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鑑賞方法:試写会、映画館

難しい

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たぁぼぅ

5.0親は必見。

2021年2月27日
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凄い実験したねぇ。

R15+?
出来れば中学生にも見て欲しいけど、人間不信になってしまうかな?

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Patalliro

3.5プレデターはネット上にもいる

2021年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

未成年者に性的いたずらを働く変質者を、英語で「プレデター」と呼ぶが、本作にはそんなプレデターがわんさか登場。
アーノルド・シュワルツェネッガーが闘うプレデターは姿を消す能力を持つが、こっちのプレデターは、自らの醜態を臆面もなくさらけ出す。
そのあまりにもバカらしく滑稽な姿に笑ってしまうが、それにいちいち応対しなければならない12歳少女(という設定の18歳女性)たちがいたたまれない。
予告でスマホに興じる少女たちが映るが(本編での冒頭映像)、本作を鑑賞後に改めて見返すと、手軽にスマホを使いこなす彼女達に、逆に戦慄を覚えてしまった。
SNSで友達依頼をしてくるのが全員プレデターというわけではない、という事が分かるのが本作唯一の救い。

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regency