エージェント:カーター 暴走列車
2020年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Search and Destroy
スタッフ・キャスト
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ディラン・ブルース
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セルゲイ・バデューク
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ジュリアン・コストフ
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レスリー・グランサム
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ティム・フェリンガム
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オーウェン・デイビス
2020年製作/93分/アメリカ
原題または英題:Search and Destroy
ディラン・ブルース
セルゲイ・バデューク
ジュリアン・コストフ
レスリー・グランサム
ティム・フェリンガム
オーウェン・デイビス
カット割りとかは割と細かく丁寧で、編集・演出の腕はある 低予算なのも仕方ない(戦車の砲撃シーンとか、砲撃予算がないせいで、cgでマズルファイアだけ被せる情けなさ)。潜水艦シーンとか、肘掛けつきのもこもこソファーみたいな椅子に座ってブリーフィング聞いてんのwww そんな軍用潜水艦あるわけないだろアホwww とはいえ基本的に設定・脚本がクソな上、役者が大根揃い おまけにそこここに破綻がある 酒飲んでツッコミどころを探しながら観ると笑えて楽しい そもそも主役の名前からしてcutterなんだから、カーターじゃなくカッターじゃん。翻訳チーム恥を知れwww 一番酷いのは潜水シーン。水中で全員レギュレーターを咥えているのに普通に会話できてて草。水中だから無理以前に、物理的に無理。お前らテニスボール口に咥えながら会話できるのかと。水中で会話させたいなら、顔全体を覆うフルマスク+無線装置じゃないと不可能だろというね。 おまけに特殊部隊の潜入シーンというのにリブリーザーすら使わず安もんのファンダイバー装備で大笑い。映画「seals」の爪の垢煎じて飲めよwww 水中で出会った敵のダイバーがまた「アメリカ兵だ!」とか叫んでて笑える。いや水中で会話できないし、そもそも暗い水中で怪しいダイバーを見ただけだぞ。百歩譲っても「敵だ」だろ。どうして相手がアメリカ兵だってわかるんだよwww 第一幕からこの始末で、第二幕になると邦題どおりにテロリストが乗っ取った列車内のアクションになるんだが、この列車がおかしい。引きカメラで映る列車は、四両編成。映画に出てくる車両と突き合わせると、「機関車」「客車」「テロリストが女といちゃつくサロンみたいな謎車両」「有害廃棄物ドラム缶入れた貨物車両」で四つ。かろうじて整合性は取れているが、そんな四両編成の列車あるかあ? 普通客車6つに貨物車6つくらい繋がないと採算取れないだろwww おまけにたった四両の列車に、なんで謎サロン車あるんだよwww テロリストも作戦進行中なのにシャンパンとか飲むわけないだろwww あと音楽が最悪。全然シーンに合わない80年代ディスコみたいな謎曲を延々流すだけ。これも作曲してもらわず、ありもんの曲適当に買ってきただけだろ 一箇所だけ入る、コメディー映画みたいな場面転換SEも謎。なんであんな「びよーん」みたいな音入れたんだろ。しかも一箇所だけ。 さらに映画最後にメイキングついてて作り手が「大作映画に求められる要素が全部入ってる」とか自画自賛してるの最高に笑える。いや普通この映画の作り手なら恥ずかしくて顔出せないだろwww
ヒーローは元特殊部隊のジョン・カッター、私設軍隊まで持つ極悪武器商人一味が核爆弾を列車で輸送、果たして奪還なるかという筋立てだが「テロリスト・ゲーム(1993)」をはじめ似たような映画は多いので新鮮味に欠けますね。
ヒーローものにする為の設定だが、こんな重要なミッションをたった一人の元軍人に託す軍もいい加減過ぎましょう、列車指令所の居眠り係員や大声で熱唱する運転手など間抜けの登場でやきもきさせてどうするの、稚拙な脚本です。
エンドクレジットで監督のダニー・ラーナーさんに捧ぐと出て8分間、キャストやスタッフのダニー・ラーナーさんを褒め称える動画が流れます、ダニーさんは2015年に癌で亡くなっておりその追悼と思われます。本作のリリースは2020年なのですが随分前に撮っていたのですね・・。
こんなにも全ての音楽がシーンに合わないと感じた映画は初めてかもしれない。その雰囲気に合わない音量大きめの曲が、シーン毎に耳に障る事でセリフが頭に全く入ってこない。各シーンもカットの繋ぎ合わせ感が常に見えてしまい、臨場感と没入感が大きく損なわれている。演出が酷過ぎる。 無意味なセリフも多く、ジョークも酷い。とても作戦とは思えない内容で、潜入も雑。エージェント、特殊部隊とはとても思えない質。いつ見つかるか分からない場所に潜入しているのに、全員で銃を構えて真ん中を堂々と進む神経を疑う。 爆発する要素の無い所もとにかく爆破の演出で派手に見せているが、どうにも昭和の特撮レベルなので醒めた目で見てしまう。挿入歌も謎。大袈裟な爆弾の設定だが見た目も残念。これだけ危険で大事な案件?を、融通のきかない列車で運ぶリスクを選択する理由もわからない。 最初から最後まで脚本がザル過ぎて驚く。続編を匂わせるラストにまた驚く。さらに製作が2020年と知ってさらに驚く。ここまで来ると逆に凄い。 自身のレビューでこんな総評★0.5を付ける作品に出逢えるとは思わなかった。寝ないで観終えた自分に拍手。