漁港の肉子ちゃんのレビュー・感想・評価
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さんまちゃんから二千翔くんへのメッセージと受け取った
血が繋がってなくても親子なんだという愛に溢れた話。
さんまちゃんが大竹しのぶさんと結婚してた時の、しのぶさんの連れ子が二千翔くんなんだけど、
今でもさんまちゃんと親子として関係が続いていると昨年テレビで言っていたのを思い出した。
父と息子、そして映画では母と娘と、性別は違えど、これはさんまちゃんから二千翔くんへのラブレターだろう。
しのぶさんと離婚して20年以上経つのに、こうやって一緒に仕事をしたりしてる所にも愛が溢れている。
cocomiちゃんも役にピッタリで、予想外にうまくて驚いた。滝沢カレンがカモメって言うのもウケるが。
傑作ではないけれど、心は温かくなりました。
お腹いっぱい美味しいもの食べよう!
美味しい食事をする話
辛すぎる映画を見た後だったので気分転換に鑑賞。
正直まったく期待してなかったけれど、いや~心にしみました。
スタジオ4℃の作品なので綺麗で丁寧で安心できます。
吉本興業が制作、明石家さんまがプロデューのアニメってだけで変に身構えていたけれど、素直に物語に入り込めたのは物語に優しさが溢れてたからなのかな。
声も違和感無かったし絵も綺麗、ストーリーもいい、文句なしですよ。
女子の派閥とか気になる子とか親の事とか、まさに思春期、誰しも通る道。
自分も少なからず共感できる部分が有ったしアニメでの表現もソフトで心地いい。
実写で撮ってたらこんなにも明るい話にはできなかったように思うし、アニメで見れたからこその非現実感がほっこりさを生んでいた。
こんだけほっこりさせられたのは「若女将は小学生」以来です。
児童向だけれど大人も考えさせられる素晴らしい作品なんですよね若女将。
本作は所々、ジブリのネタがちりばめられている、主にトトロだけれど、それ以上にジブリ感が現れているのは食事シーン。
食べ物シーンが多いんですよ、それでいて全部が美味しそう。
食事シーンがいいアニメは良作とはよく言うけれどこの作品にもばっちり当てはまった。
「ガールズ&パンツァー」も食べ物が美味しそうな作品なんですが、肉子ちゃんに触発されて、さらに美味しそうな食事シーンを入れてくれたらうれしいな。
いやガルパンはそれ以外でも妥協点がないくらい作りこまれてるからそれだけで良作なんだけれどもね。欲をいえばね…。
話が脱線したけれど「漁港の肉子ちゃん」いい映画でした。
カッコいいシーンとかゾクゾクするようなシーンはあまりなかったし、泣けはしなかったけど、ほっこり温まるし家族の愛も伝わってくる。
晴れやかな映画です。
エンディング後のさんまのトークもいい具合に蛇足感あって笑えるし、しんみり来る。
吉本提供のアニメに期待が膨らみます。これからもアニメ作ってほしいなぁ。
「生きてるだけで丸儲け」
儲けってなにもお金だけじゃないんだよね、深い言葉だ。
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劇中セリフより
「生きてる間は恥のかきっぱなしだ」
どんなに迷惑かけても許し合える間柄って家族なんですね。
他人だってその間柄になれれば家族なんだ。
美味しいご飯たべて寝て起きて家族がそばに居る、これほどささやかで最高の幸福が他にあるだろうか。
吉本だからギャグ映画と思ったら日常映画だった。
まあ期待どおり。気楽に見れて良い。アニメはこれくらいで良いのだ。
今、「エヴァンゲリオン」だの「ガンダム蒼穹の何やら」だの「コナン」だの映画館はアニメ映画ばかり。
人それぞれで良いけども、「ヤマト」と併せ戦闘ヒーロー系のどこが面白いのか??
そもそも大の大人が・・・って思う【あくまで個人的感想です。否定しているわけではないです念のため】
その点この「肉子ちゃん」は気楽でいい。ひたすら明るい主人公。鄙びた漁港の町の描写が何気に良い。
でも本当は男関係等で苦労してきている。
似ていない聡明な娘。子供の人間関係も大人同様大変だな。でも戦後すぐじゃあるまいし、船上生活って現実離れしているが、それでもひたすらパワフルで食いしん坊で、焼肉屋の看板娘?看板オバサンの肉子ちゃんがアッケラカンとしていて良い。なんか見ていたら焼肉のミスジ。無性に食いたくなってきた。
「エヴァ」と異なり観客は少なかったけど、笑い声も多く、みんな満足している模様。
日航ジャンボ機墜落事故をほんの一瞬の偶然で免れた明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」精神が清々しい。たまにはこんなアニメ映画もいいじゃんと思わせる佳作。オススメ。あとフレンチトーストと大きなオニギリも食べたいなぁ、
肉子ちゃんみたいに豪快にね!
良いことばかりではないけれども前向きな肉子ちゃんが良い。絵的にも丁寧な描写で好感持てる。
人情ものとか好きな人にお勧め
フーテンの寅さんや、こち亀の人情物編とかが好きな人にお勧めします。
派手なアクションとかはないですが、代わりに飯が美味そうな描写が沢山ありました。飯テロ映画でもあります。観てると腹減ってきます。
あと何となくですが、ヒロインが若い時の大竹しのぶさんに似てるような気もしますw(二宮も若い時のさんまさんに寄せてる?)細かいところに元夫妻の小ネタが挟んであるのに笑いましたw
【”人生賛歌””人生イロイロあるけれど、笑顔でご飯を沢山食べて前を向いて生きていく・・。”肉子ちゃんと多くの善人の姿に笑い、肉子ちゃんの尊崇な行為にジワリと目頭が熱くなります。】
ー 明石家さんまさんの”生きてるだけで丸儲け”と言う考え方は有名だ。娘さんの名前にもしている。
今作は、さんまさんが”現在の状況下”少し疲れている万民に贈ってくれたメッセージではないかな・・、と思いながら鑑賞。ー
■感想
・肉子ちゃんは、何度男に騙されても、常に笑いながら前を向いて生きている。
・肉子ちゃんは、誰に対しても公平に接し、優しい。
・肉子ちゃんは”頼まれると”断れない・・。
ー 後半のキクコの”真実”のシーンは、沁みたよ・・。ー
・肉子ちゃんは”トトロ”に見える・・。
・キクコちゃんは、大人びているが、未だ子供。
ー キクコちゃんの周囲の友達たち。時に些細な事で揉めたりしても、大事にはならない。
特に二宮君の普段はミステリアスだが、”自分が住んでいる街を愛している”事が分かる幾つかのシーンは良かったなあ。ー
<キクコちゃんは、肉子ちゃんの事が疎ましい時もあるけれど、仲良し。
皆、肉子ちゃんの事が好き。
だって、肉子ちゃんは、誰も憎まないし、前向きだし、感情を我慢せずにストレートに出すし・・。
そんな二人が、東北のとある漁港で暮らす日々を、ホンワカとしたトーンで描いた作品。
ラスト、キクコちゃんに訪れた事を、肉子ちゃんが喜ぶシーンも良かったよ。>
下野さんの声確認でしたが
花江夏樹さんと下野紘さんの声を確認したくて、
ほかはあまり期待していませんでしたが、
cocomiさんの声、昔声優スクールに通っていた程度しか知りませんが、そんなに悪くなかったです。
ただ、他の作品に出た時、漁港の肉子ちゃんの娘役の人の声だ!と区別出来るほどの個性はまだ出てなかったので、知らずにまた声を聴いた時に分かるかどうかは不明ですが。。さんまさんがキムタクと仲良くて、彼女が子どもの頃から知ってるというだけのコネ出演だ!!という話も知っていましたが、とりあえず今回の作品ではそれほど悪くない声優だったかな、と思いました。
ストーリーは、似てない親子だな、と思っていたらまさかの同居していた友人が産んでそのまま置いていったので肉子さんが育てていた、というオチで。。
なんとも暗くなりがちだし、そこまで友人の子どもを女手ひとつで苦労して育てられるものなのか?いくらなんでも肉子さんお人好しすぎないか?若干精神に疾患があって騙されやすいのか?どういう人物像を想定したアニメなんだろうか??と少々疑問でしたが、
とりあえず、産みの親より育ての親、という王道でしめくくるのは、すんなりまとまって良かったと思います。
花江夏樹さん演じる男の子、たまに変顔してしまうけど無意識にそうなってしまうことが抑えられない、みんなそうかと思ってたら違った、そんなのは周りでは自分だけだった、と、やはり若干の病気というかチック?というか。。そういうものを抱えて生きている男の子でしたが、
世界観として基本的には明るく、「自分は周りと少し違うみたいだけど、必要以上には気にせず生きていこう」としているキャラクターが多かったので暗くならずに済みました。
肉子さんに育てられた娘、自分が出生の秘密を知ったら、何の血の繋がりもない、実の母親の友人が自分を赤ちゃんの時から育ててくれていた、と知ったらどう思うのだろう?と思いつつ、
やっぱり赤ちゃんの時に自分を見捨てずにそばにいてくれた人を選ぶんだろうな、と思いました。
最後の最後、さすがさんまさんプロデュース作品、ということでここ、付け足したかな?(笑)というシーンが少しあって面白かったです。
下野さんの声、落ち着いた感じのトカゲで、確認しに行って良かったです(笑)
不思議と退屈しない作品
大竹しのぶさんに脱帽
キクリンが良かった。
タイトルなし
本当に素晴らしい作品でした。
残念でした。
予備知識なしで、さんまさんプロデュースのみの選択で見ました。
笑いがわかりませんでした。
関西の方は面白いのかな?
要所要所に笑いを求められるのですが、何を言ってるか、よくわからず。
ジブリ風の始まりで現代の面白さもあるのかな?の入り口から、あっという間に帰りたくなってしまう退屈さ。
リアルに帰ろうかなと思ったけど、番宣で最後のあれは。。。って言うさんまさんがいたので、我慢しました。
確かに泣く。
でもほんと一瞬で終わってしまった。
ストーリーのつくり、つなぎ目、展開、繰り返し、フューチャーする部分、映像優先のいらない演出。
申し訳ないけど素人から見ても残念です。
いきなりブツっと切れたり、薔薇からの雪とか、今そこじゃなくて素直に演出してよ!って思ってしまいました。
西加奈子はプロレスが好き
トイレに貼ってあった何気ない落書き。まさかと思って調べてみたら、原作の西加奈子は本当にプロレス好きらしい。そんな彼女の原作に惚れ込んだのか、明石家さんまが初プロデュースで元妻の大竹しのぶが声優として出演。しかも作画がSTUDIO4℃とくれば見ないわけにはいかない。
男に騙され、また騙され・・・と不幸の連続だった肉子ちゃん。借金を返してすぐに引っ越すものの体はボロボロだ。不幸な半生を娘のキクリンに語らせ、まるで『嫌われ松子』?なんて思っていたら、マツコ・デラックスも参加していました。借金の肩代わりをしてもいつも笑顔の肉子ちゃん。焼肉屋“うおがし”で働いているのですが、焼肉なのにうおがし??と、こんな設定からして笑えます。あぁ、ミスジを食べたくなってきた。注文したことないかも・・・
小学校での女子の派閥争いや気になる男子。そして孤独さえも経験するキクリンだったけど、気になる男子の変顔、そして模型造りなど、ネタが豊富だった。それにしても松本、櫻井、二宮って何だよ(笑)
ジブリの『となりのトトロ』に限りなくオマージュを捧げたり、「ライ麦畑でつかまえて」や「峠」などの小説。説明はないけど、ヤモリやセミの声が聞こえるといったキクリン。この小動物に関してはもうちょっとわかりやすくしてもらいたかったところ。音楽は挿入歌として吉田拓郎のデビュー曲「イメージの詩」のカバー曲を稲垣来泉が歌っています。これがまたいい。
途中、過去の映像がいきなり流れてくるのですが、もう一人のホステスみう(吉岡里穂)のキャラがとてもよかった。最終的には彼女の存在に泣かされる・・・わかっちゃいるけど、もうボロボロだ。
お暇なら観てよねぇ〜
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