ホロコーストの罪人

劇場公開日:

  • 予告編を見る
ホロコーストの罪人

解説

第2次世界大戦時、ノルウェーの秘密国家警察がホロコーストに加担していた事実をもとに、あるユダヤ人家族が直面する悲劇と運命を描いたドラマ。第2次世界大戦中のノルウェー。ユダヤ人一家のブラウデ家はボクサーの息子チャールズが結婚し、幸せな空気に包まれていた。しかし、ナチスドイツがノルウェーに侵攻したことで状況は一変する。チャールズたちユダヤ人男性はベルグ収容所に連行され、過酷な労働を強制される。一方、残された妻や母たちはチャールズらの帰りを待ちながら、スウェーデンへ逃亡する準備も進めていた。しかし、1942年11月、ノルウェー秘密国家警察によってユダヤ人全員がオスロ埠頭へ移送される。そこには、ユダヤ人を乗せてアウシュビッツへと向かう船が待ち構えていた。出演は「獣は月夜に夢を見る」「トム・オブ・フィンランド」のヤーコブ・オフテブロ、「ソフィーの世界」のシルエ・ストルスティン、「ミレニアム」シリーズのミカリス・コウトソグイアナキスら。監督は「HARAJUKU」のエイリーク・スベンソン。

2020年製作/126分/PG12/ノルウェー
原題:Den storste forbrytelsen
配給:STAR CHANNEL MOVIES
劇場公開日:2021年8月27日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

特集

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16

(C)2020 FANTEFILM FIKSJON AS. ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

4.0浮き彫りになる幾つもの表情に胸えぐられる

2021年8月30日
PCから投稿

ナチスによる大量虐殺を描いた映画は数多い。が、本作のような作品に触れると、その一つ一つに事情の異なる惨劇が刻まれていることに胸えぐられる思いがする。例えばこの映画の舞台はノルウェーで、当地には当地特有の、今なお禍根を残す事情が刻まれている。ここにはナチス侵攻後、手先となってユダヤ人政策を推し進めた秘密警察の存在があった。すなわち同国民の手によって多くの人が収容所へ送られたのである。幸福の中にあったユダヤ人家族がたどる運命に焦点をあてつつも、やはり強烈な印象を残すのは、ごく普通の人々が淡々と職務を遂行するように政策遂行に手を染める姿。人はおのれが悪魔へ変貌しているときほど、その事実に気づかない。あるいは気づいていても平然と自分を正当化しようとしているかのようだ。そうした幾つもの表情が本作では克明に浮き彫りにされ、言いようのない衝撃が広がる。これもまた人類の教訓として受け止めるべき一本である。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
牛津厚信

3.0知られざるノルウェーでのホロコースト

2023年1月30日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
REX

3.5ユダヤ人について勉強不足で…

2022年2月6日
Androidアプリから投稿

同じ人間なのになぜこんなにいがみ合い、殺しあうのか悲しくなる。宗教、肌の色の違いなど原因は様々だが、解決する日はくるのか…。私の勉強不足でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ろくさん

4.0ユダヤ人としての誇り。

2021年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲惨さは語らずも、ナチスの酷さがノルウェーまで及んでいたという事にも驚く。

国がユダヤ人を登録させた時に誰もが無視をしていたら…。
誰がユダヤ人なのか?分からなかっただろうなと思う。
敢えて自ら登録してしまった経緯がユダヤ人なんだなと思う内容でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
April
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る