竜とそばかすの姫のレビュー・感想・評価
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映像は美しい。ストーリーは微妙。
映像(特に背景)は美しいし、歌も良かった。 オープニングは引き込まれて期待が膨らみましたが、残念ここがMAXでした。 あとラストで主人公の鈴が理解できず苦しんだ母の行動を理解したシーンは良かったかな。 とにかくストーリーが微妙、もったいない。 「お!マジか!」みたいな奇をてらう展開がなく、感動というかテンションが上がりません。どれも現実味のある結果に収束します。リアリティを持たせようとしたんだろうけど。逆に最後の鈴の行動に対する周囲の大人の反応がなさ過ぎて「そーはならんやろ!」と思った。あれは要素詰め込みすぎてシーンを入れられなかったんだと納得させてるw ・・・ワンシーンでもあれば印象が変わっただろうに。
惜しい、と感じる
映像、歌に助けてもらってるところが多く感じました。 内容は、意外と薄味。 冷静になったら、「そーわ、うまくいかんだろ」となって冷めせしまうので、難しいこと考えずにみた方が楽しめるかも。 でも、最後の演出はとても良いとかんじました。
滑稽な設定に目をつぶれば傑作
特に事前知識なく鑑賞したが、bellの歌はすごく迫力があったし、映画としてもよく纏っているなーと感じた。 全体としては「人には誰しも秘密がある」がテーマであり、登場人物たち全員に大なり小なり秘密があり、それが中盤以降で明かされていく構成だ。伏線も多く、よく練られたストーリーであった。 しかし、細かく見ようとすると余りに非論理的で一瞬で冷めてしまうので要注意。 まず、Uというサービスは50億人が利用しているらしい。(現在、地球上のインターネット利用者が、36億人であることを考えると途轍もない数字)にも関わらずUには国家が関与せず無法地帯。主人公は高校生まで利用したことがなかったそうだ。それで、世界中を賑わせるbellも竜もペギースーも全員日本人、それも未成年というのには流石に笑った。どんだけ人気なんだ日本人w 現在危険の為封鎖されている高知名物沈下橋を通学路に使ってるし…周囲の建物がリアルすぎてキャラクターが浮いてるし…今回は細田監督の取材の周到さが裏目に出てる気がした。 あと、描かれる群衆やジャスティス、登場人物たちの行動が全員短絡的すぎる。そして思ってることを、逐一セリフとして言わせるから矢継ぎ早に台詞がとんできて割とイラッとする。あと主人公に近づく人間は、みんな人気者で良い人で、彼女を攻撃する人たちは安直で性悪という少女マンガ的な描き方もどうも好きになれない。 ただまあパロディは面白かった。スマホゲームのkingdomっぽいのとか、美女と野獣とか。それに入道雲がだんだん膨らんでいくのが本当にリアルでとても上手なのでぜひ見てほしい。 というわけで、細かい設定には目を瞑ってミュージカルだと思って見たらわりと楽しめると思う。
あなたは……誰?
高知の田舎町で父と暮らすすずは周囲に心を閉ざし、一人で曲を作ることだけが心の拠り所となっていた。ある日、彼女は全世界で50億人以上が集うインターネット空間の仮想世界「U」と出会い、ベルというアバターで参加する。ある時、竜の姿をした謎の存在が現れて…… 前作の未来のミライは個人的にガックリ来たけど、今作はサマーウォーズを思わせるような世界観があるから興味本位で観てみました(゜ω゜)歌だけは圧巻しました……素人のタレントを声優で起用するよりもその道のプロを起用した方が良いのかもね!でも、Uの世界は正式なセキュリティポリスがいないし、いるのは自分たちの『正義』を押し付けるユーザーの自警団たち……ルールの存在しないこのUってほぼ無法地帯でヤバイんじゃないの(;´ω`)?竜の城でベルとのダンスは明らかな美女と野獣のオマージュですね分かります……途中までは面白かったけど、終盤になってからのツッコミどころが満載過ぎて一気に冷めちゃいましたよ(苦笑)竜の居場所を正確な番地を掴めないまま東京にすず1人で行かせるし&その後のあの2人はどうなったかは分からない&あれだけしつこかったジャスティンはフェードアウトだし……せめてUの人たちの力を借りて助けて欲しかったかな(´-ω-`)竜は暴れん坊だし、幼馴染のしのぶくんはクールだし、重い空気を緩めて笑いに変えてくれるカミシンみたいな明るいキャラがいたのが救いですね(*´ω`*)そして、この作品で言いたかったことはどんな危ない状態でも48時間も経たないと動けない児童相談所はクソだということです( ´∀`)b
素晴らしい作品でした
映画を見る前にある程度レビューをネタバレしない程度に見て賛否両論があった為、あまり期待を大きく持たず見たが個人的に完成度は充分に高いと感じた。シーンの飛び方が唐突な部分があり、そこには違和感を感じたが歌と演奏の迫力と主人公の繊細な心が溶け成長していく部分、後半から最後にかけては涙なしには見れないと感じた。この迫力は映画館でしか感じられないと思うので是非、足を運んで見に行って頂きたい。
……最高の一言です。
(ネタバレにならないように) 今回の細田守さんの作品は脚本ではなく、 “物語の本質”&“現実を含めた、ネット上での人々の繋り”を重視したのだと思います。 それにともない(視聴者の方々の)好み&感性&感受性の違いにより、賛否両論の差があるのだと思いますが……。 あたしは個人は、物凄く気に入りましたっ👍 また観たいです!!
映像の素晴らしさとNet の負の部分
予告編のベルがピクサーぽくてちょっと違和感があったが、本編を見れば納得、美しい映像と、今の世の中へのメッセージはとても分かりやすく、ストーリーにスッと入っていけました なんでもかんでも否定するのがカッコいいのか?正義という言葉に違和感を感じる
鳥肌たった。結末は少し想定外。
高知の田舎の風景ものどかで好きだなと思いつつ、仮想世界での流れはサマーウォーズっぽいなぁとか、某ディズニー映画のオマージュか?!っていう感じで見てたけど、クライマックスの歌のシーンで鳥肌がたった。 すごい綺麗な声だなぁ。。。この子。 サントラが欲しいかもと少し思いました。 実際にオンライン配信のライブも増えてきてるけど、いつかこんな感じの感動が受けれるようなショーが観てみたいなぁ。。。 竜の正体と展開は予想を超えたものだった。 細田作品の中で上位の好きな作品になりました。 あと細田作品に出てくるおばちゃんとか大人たちもいつも魅力的だなって思いました。 久々に劇場で見てよかったなって思いました。
わからないけど、涙が…(ღ˘⌣˘ღ)
やばい!なめてた! なんか、よくわからないけど、泣けた! 佐藤健さん応援プロジェクトのつもりで鑑賞しにいきましたが、素敵な映画でした。 アニメとか普段見ないので、健君の声を聞きに行くくらいの気持ちで、見に行きました。 いや〜、なめてました。 多分、周りの誰よりも涙が出てたかも( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ ) 内容的にはそんなに泣ける話ではないと思いますが、何故か自然と涙があふれて… いい映画でした。 見てよかった! ベルが歌う時の、お花の描写が素晴らしかった。 是非、見てほしいです。 でも、龍の台詞の時は、龍が健くんに変換されていた、私ですが…♡♡♡
嫁さんは泣いてましたが
サマーウォーズを超える夏! 凄い歌声! 荒れたレビュー! TVより映画館向きと知り 夫婦でIMAXにて鑑賞 ラララーのシーンで嫁さんは泣いてましたが エコーとかの調整が気になりました もっと地声で聴きたかったな ストーリーも重すぎなので あそこで終わらずに 皆んなUで超ハッピーな大団円とか、ここまでが 中盤でその後更なる脅威に主人公たちがUのみんなと 立ち向かい、、、みたいな感じで終わって欲しかった 後味が悪くてスッキリしないので映画終わってからも しばらく感想について話し合えなかったな ただ 凄かったのが エンドクレジット終わって 照明点くまで誰も動かなかった! 初めての経験でした! 映画好きな私は子供の頃から エンドロールは絶対最後まで見る主義で、最後列の席の後ろに立って 帰る人の邪魔にならないようにしてましたが 生まれて初めてほぼ満員の映画館の鑑賞者の皆さんと 最後まで一緒に観終わる事ができました! これにはかなり驚いて サマーウォーズ超えちゃいそうでしたが やっぱり サマーウォーズが好きなんで 当時の脚本家との次回作に期待したいです
期待していたより佳作
連休4日目 起き抜けに思い立って、朝一番で映画館へ。 正直に言うと、押尾守作品は「サマーウォーズ」以外はあまり良いと思っていないんです。 期待しては裏切られるの繰り返し。 なので、今回も「あー、なんか、また作ったのね」くらいにしか思ってなかったんですよ。 でも、なんか… 音楽がすごく気になっていて。 作品を見る前に、Apple MusicでサントラをDLしてました。 観なくてもいいや、くらいに思っていたわけですが、 「あの曲を映画館で聴いてみたい」という気持ちで、 映画館に来てみたという感じです。 でもね。おもしろかったですよ。 まあ、いろいろ気になる点がなかったといえば嘘になる。 ディスる気になれば、そうすることもできるんですけど… 社会の抱える問題点をいくつか盛り込んで構成しつつ、 説教臭くならず、適度にコメディも織り込んで、 うまくまとめているんじゃないかしらね。 まあ、相変わらず、声優のチョイスは下手だなと思うけど。 別に佐藤健じゃなくて良いし、成田凌でなくて良いし、染谷将太でなくて良いよね。ましてや、役所広司なんて… 彼らの仕事は十二分に立派だけど、彼らの力を必要としないと思う。無駄遣い。 女性陣は「声優としては」力不足。 本職の声優さんを起用すればよかったのに。 主人公以外は、その人である必要性がないもの。 どうも「有名人を起用して、話題性をだそう」という イヤラシサが見え隠れするのがイヤよね。 どうせ起用するなら、それに見合う使い方をすべきだし、 初めて声優をやるような人にも、相応のレベルを求めるべきだと思います。 中村佳穂の歌唱は、素晴らしかった。 ていうか、彼女の声の力があって、初めて成立する作品。 映画館で聴くのをお奨めします。 あ、念のため… 中村佳穂のファンではありません。 知らなかったし。 本人の作品を聴いてみたけど、特になんとも… 彼女の声を「この作品で、このように使える」と見つけたことは、凄いと思いました。 音楽って、技術的に上手ければ良いというわけでもないし、声質・音色が良ければ感動できると言うものでもない。 「相応しい場所で、相応しいものを、相応しい声(音)で演奏する」ことが大切。 この映画では、それがうまく行っていると思います。
映画館で観て良かった作品。
久しぶりの細田監督の作品!楽しみでワクワクして待ってました。 なんと言っても冒頭から鳥肌が止まりませんでした。映像美と音楽が凄かった! 映画の話とはいえ現実でもあり得そうな設定。もう一人の自分。過去のトラウマから自分を出せなかった主人公が、もう一つの世界で活躍し有名になる。正体を明かしてないから誰なんだって犯人探しになるけど、気づけば正体はどうでもよくなる。 竜の正体が誰なのか?考えながら作品を観ていましたがまさかの全然違う人で「エェー」ってなりました。 細田監督の作品は、日常のちょっとした出来事が作品になるから好きです。 作品の内容を一から全部説明しないと納得できないとか、現実だったらあり得ないとか、人それぞれだからなんとも言えないけど、自分は好きな作品のひとつです。
日本の誇ってよい音楽映画
どのレビューもおっしゃっている通りで、映像は素晴らしいです(CGの空想世界も、高知の自然も)。しかし音楽はさらに素晴らしい出来です。日本にこんなにすぐれた音楽映画があったでしょうか。歌唱もアレンジも凄いです。これがディズニー映画だったら、作中のナンバーは世界でヒットしたことでしょう。 観に行かなくてもわかることですのでネタバレには当たらないと思いますが、「美女と野獣」の本歌取り的作品です。つまりベルが野獣を救うお話であるわけですが、では、「助ける」とは何をすることか?という問いかけが映画のメッセージとなります。カンヌで好評だったそうですが、それはこのメッセージがヨーロッパやアメリカで伝わりやすいものだったからかな、とは思います。しかし私も確かに感動しました。 こんなにわかりやすくしなくてもいいのに、と思うところはいくつかあります。しかしそれは、お子さんでもよくわかるということでもあります。暴力的なシーンもごくわずかです。お勧めできます。
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