映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園のレビュー・感想・評価
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犯人意外とわからなかった
勘がいい方ではないのですが、いつも犯人を予測しながら見ているので当たらなかったら悔しいです。全然ちゃんと見ていなかった彼氏があててむかつきました。
クレヨンしんちゃんって感じのいい映画でした。
シリーズの中でも上位
サスペンスとクレしんの世界観がよくマッチした映画だと思います。 野原一家はほぼ出てこないので、それを期待してる人には物足りないかな? ラストは泣けました。 大人になったせいか、最近のクレしん映画で毎回泣いてしまいます。笑
しんちゃんと風間くんには一緒にいてほしい
ここ数年のしんちゃんの映画はいいの多い! 最初の頃はギャグ要素多めで面白系だったけどここ数年は泣かせにきてる。 そんなところで今作は、前半パートは微妙だったけど、後半パートの風間くんとの勝負はすごく良かった。 誰よりも仲間思いの風間くん、いつまでも一緒にいたいけどそうはならないことを理解してての行動、やりすぎな部分もあったけど良かった。率直に言えてればもっと良かったんだけどね。 風間くんの手紙も効果的だった。みんなの評価の仕方が絶妙! しんちゃんと風間くんは最高の相棒だからいつまでも一緒にいてほしい!
不覚にも泣いてしまったよ
最後のちしおちゃんに涙、涙、涙〜 全てを抱きしめるあの瞬間が私の中で響きすぎて最高のシーンだった というかこの映画、傑作では?? 子ども向けとは思えない謎解き、裏テーマ、友情物語… 本当に本当に誰が見てもどこか胸に響くところがあると思う ところでクレヨンしんちゃんの映画は久しぶりだったけど、しんちゃんって結構感情的になるのね? 相手が風間くんだからかしら? だとしたら胸熱じゃん 固い友情感じちゃう . 登場人物なら33代目が可愛くてイイね 器物損壊するけどおにぎりまさおに懐かれてるし(因みにまさお君はお茶目さんというしんちゃんの解釈も好き) でもアイツ顔と体がチグハグすぎてウケた 何をどうやったらそんな頭があの豪傑首にくっつくねん . ついでに「風間くんも5歳だゾ」ってセリフがお気に入り そういえば君たち5歳だったね
小学生くらいで止まっていたクレヨンしんちゃんに対するイメージが良い...
小学生くらいで止まっていたクレヨンしんちゃんに対するイメージが良い意味で変わった作品。普通に面白かった。 このシリーズ自体は、キャラクターが歳をとらない形式の作品ですが、今作では一つのifとして幼稚園のその先を上手く描いていると思いました。 一般的な?5歳児として描かれているいつもの4人と、何かと一般の5歳児より出来ているであろう風間くんとの意識の差とそれに焦り寂しく思っている風間くんの描写が良かった。何時迄もみんなと一緒にいたいと願っている風間くんのいじらしさが可愛く、見ていてとても共感出来た。 ストーリーに絡めた謎解きも良く出来ていて風間くんが残したヒントもある意味5歳児らしくて良かった。 とても久しぶりのクレヨンしんちゃん映画でしたが観て良かったです。
クレヨンしんちゃんは素晴らしい
しんちゃんの映画ってあんまり当たり外れ無いし大人になっても絶対観たくなるんだよな〜 吸血鬼は一体誰だ....!?って一緒に探したり、ボーちゃんの恋に一緒になって喜んだり悲しんだり....ずっと目が離せなくて面白かった!! 春日部防衛隊の友情は勿論、しんちゃんと風間くんの友情は本当に素敵で尊い.... みさえのなんだかんだ寂しがってるのグッてくる.....
二次創作として
自分の中でクレしんというものはカスカベボーイズで終わったものであって、〜宇宙のプリンセスあたりまでは作画の雰囲気もどうにかクレしんを保っていた時期で、それ以降は作画も脚本も二次創作で作られた物のように感じていましたし、もうそういうものだと思って見てました そういう風に割り切って見るとB級グルメやロボとーちゃん、ユメミーなんかは面白いなぁと思えました。二次創作として、ですが。いや、二次創作じゃないですよ実際は。ちゃんとした本家ですけど、揶揄として ︎︎ ただ、しんちゃんもひろしも声が変わった今はもはや完全に、揶揄なんかではなく二次創作アニメなんじゃないか? と。原作リスペクトも一切感じられないですし、しんのすけのキャラが崩壊してて可愛くない違和感のせいで作品をちゃんと見ることができない。それはそれで監督や関わった人に失礼だし、しんちゃんが声変わってからは映画もアニメも完全に離れていました。クレヨンしんちゃんというアニメは終わったんだ、という事で自分の中で完結したものとしていました。クレヨンしんちゃんのアニメはもう見ることはないだろうな、と。少なくともムトウが離れて原&水島が帰ってくる、なんてお祭りでも起きない限り だから今作も一切見るつもり無かったですし、情報も一切仕入れてなかったんです。ただ、どうしても見なければならない事情が出来てしまった。出来てしまったというか、情報が耳に入ってきてしまった。 CVを齋藤彩夏さんがやってる、と。そう、つばきちゃんの声の人です。つばきちゃんの声の人がまたしんちゃんに関わってる!? と(日常アニメの方でも1回出たみたいですが)。これは絶対に見なきゃということで、レンタルしに。最近レンタルされたばかりで、そんな時期になるまで一切情報に触れてこなかったんだなと思うとしんちゃん愛も完全に尽きたなぁ、なんてしみじみ 見て収穫できたのは、きっと普通に見に行ってたら絶対齋藤彩夏さんって分からないだろうなって言う荒々しいハスキーボイスで話すろろだけでした。これつばきちゃんと同じ声優なんか……という声優の凄まじさを見せつけられたような。モフるんとかルビーとか、貧ちゃんとかゆるふわなキャラばかり演じてるのでこんな齋藤彩夏ボイスが聴けるってだけでもファンは見る価値あり。目を閉じて、声だけを聞いて「共犯者だな……」なんて、悪ぶったつばきちゃんに言われてるって想像できる材料ができただけでも大きな収穫です いやでもね、作画は割と近年よくなってきたなぁとは思います。一時期めちゃくちゃ酷かったじゃないですか、特に原勝徳作画。アレも拒否反応出て見なくなってた原因の一つなんですけど、自分の好きな針金屋、間々田タッチのしんちゃん多めで個人的にはよかったかな、と。多分普通の人からしたら作画監督とかどうでもいい事なんだろうけども 全然内容に触れねーじゃん! って思うかも知れんけども、そんな語る内容ってないんよな。なんというか、もはやしんちゃんオタクが今のしんちゃん見て楽しめる部分ってもうそういう作画とか、荒川さんの音楽だとか、cvだとかそういうものになっちゃうというか。このしんちゃんが好き! って言ってる人は、言い方は悪いかも知れないけど、あまりよく知らないけどなんとなくの"クレヨンしんちゃん像"みたいなものがあって、なんとなくそれっぽくしんちゃん風なことしてるのを見るのが好きなんだろうな、と。それが決して悪いという事ではなく、むしろそういう風に広く受け入れる心を持ってこそ創作物ってのは楽しめるものだろうしさ。俺らみたいなオタクの方が悪だと思ってるし、思ってるからこそ見るのを辞めてた部分もあったしね そういう、"なんとなくのクレヨンしんちゃん像"で作った作品って感じなんだよ今のクレしんは。なんかオネェっぽく喋るキャラって思われてるけど、実際しんちゃんがオネェキャラやるのなんて作中の1〜2%くらいの成分だったのに、今はもう80%甲高い声でオネェやってるから別キャラなのよ。pixivとかTwitterとかの素人が描いたクレヨンしんちゃんの漫画見てる気分になる。でも俺はそういう二次創作を結構楽しんでる方で、よく漁ったりしてる。二次創作って分かってるから、各々のクレしんへの解釈があるんだなって分かるし。だからこそ、本家にはちゃんとしたクレしんであって欲しい、みたいな願望があるのかもしれないね だから、そういう意味でTwitterとかにあるような二次創作のクレしんアニメって考えて見ると、ちゃんと作画もほどよく動いて、なんと豪勢にもかすかべ防衛隊やみさえ・ひまわりは本物の声優さんが担当してくれてるしクオリティ高いじゃん! と。めちゃくちゃ金だして有志が作ったアニメと考えるといい出来なのよ。motherをTobyFoxが真似して作った、みたいなね。糸井重里のテキストではないけど雰囲気はmother、みたいな 一応最低限ミステリー物としてミスリードや、推理シーンもいれて考えさせる作りにはなってる。子供が犯人は誰だろう、あの人かなっていう推理として楽しむ場合、コナンよりよっぽど子供向けな推理物として完成してるようにすら思える。青春について、とか、チシオのコンプレックスの話なんかはコンプレックスまみれの自分には結構刺さる話でうるっとも来た。でも全体的に作りは雑というか……、近年あらゆる作品に言えることな気がするけど趣がないというか、脚本が綺麗だなって思える作品がほとんどない。脚本はそんなに評価されてないものでも、「AKIRA」なんかはその雰囲気、圧倒的作画で評価を得てるし。昔のクレしんは、そういう静的な美しさ、暗い芸術みたいなものが確かにあったんだよ。レイ・ブラッドベリに通ずるようなさ 齋藤彩夏さんに釣られてってのが視聴した理由の9割だけど、結構高評価だったから少しは期待してもいいかもっていうのもあって観たんだけどね。ちゃちな出来でも、趣旨さえ形になってれば大衆は評価するものなのだろうなという感想を抱いた。きっと、作品というものにそういう理想を抱く時代は終わったのかもしれない。わかりやすく、それなりに娯楽として整っていれば満足って人の時代なのだろう しんちゃんと風間くんの友情も、各々の恋模様も、SSを見てるような気分になった。でも俺も好きなんだよ、二次創作としてはこういうのがさ。だから二次創作みたいなことを本家がやってても何とも思わないって言うファンだったらきっと評価するだろうなって内容だと思うし、だからこそのこの評価の高さなんだろうと思うわけだ。昔のクレしんが好きって人は、これは有志が作ったアニメとして観るといいよ。俺はそうして見ることで十分楽しめた でも……それでもやっぱり心の底のどこかで俺は、それを本家がやるのが許せなくて、どうしても昔のクオリティばっかり追い求めてしまう。こんなんじゃオトナ帝国で未来を掴んだしんちゃんに、カスカベボーイズで空想からの未練を断ち切ったしんちゃんに、怒られちゃうだろうね
そもそも『クレヨンしんちゃん』って、野原家とふたば幼稚園を主軸にし...
そもそも『クレヨンしんちゃん』って、野原家とふたば幼稚園を主軸にした埼玉の物語ですよね?
確かに、映画オリジナルの舞台も大事な要素ですが、『クレヨンしんちゃん』の映画である以上は”野原家””ふたば幼稚園””埼玉”のうち最低一つは本筋に絡ませないといけないと思うんです。
今回、野原家もふたば幼稚園も本筋とは全く関係ないし、全編通して天カス学園の中だけでストーリーが進行するので、埼玉らしさも微塵もない。
これだと、『クレヨンしんちゃん』という作品でやる必要全くないですよね。
全然別の作品に、しんちゃんのキャラだけゲスト出演させても問題なく成り立つんですもの。
それでストーリー自体が面白ければまだいいけど・・何ですか?これ・・。
最後はなぜか焼きそばパンを巡る駆けっこ勝負になってるし、しかもストーリーの途中で突然ぶつ切りのようにエンディングになるし。
当然ですが、歴代のクレしん映画の中でも断トツの駄作ですわ。
クレしんの大事な要素を全て捨てた挙句にこの有様では褒める所が全くありません。
こんなことは初めてです。
今までだったらどんなに面白くない映画でも、褒める所は必ずあったのに。
もう、クレしん映画はダメですね。
脚本が死んでます。
カスカベ防衛隊の友情はスーパーエリートだゾ!
映画クレヨンしんちゃん29作目。
毎回毎回ユニークな題材やジャンルの映画クレヨンしんちゃん。
今回は予告編を見た時から面白そうと思った。
クレヨンしんちゃんで“青春×学園ミステリー”!
こりゃまた面白いところを持ってきた、と。
で、実際に見てみたら、安心安定の面白さ! 近年の映画クレヨンしんちゃんMY BESTは『ユメミーワールド』なのだが、それに次ぐくらい。
話そのものやしっかりとしたテーマ/メッセージ性が良かった。
風間くんの誘いで、全寮制の名門校“私立天下統一カスカベ学園(通称“天カス学園”)”に一週間体験入学する事になったしんのすけたち。
エリートを育て、エリートだらけの学園。
エリート街道を目指す風間くんにとっては憧れの場所。将来、絶対この学園に…!
全教科1位の超天才、見た目はギャルだが多くのコンクールの優勝者、人間嫌いだが自然と動物好きの野生児、マラソンの花形選手の生徒会長…それぞれの分野を活かした個性的なエリート面々。
その一方、学園にはエリートだけじゃなく“落第生”も。
素行の悪い不良たち、落ちぶれ生徒、彼らの兄貴分存在の33代目鉄仮面不良番長…。
実は、しんのすけたちの案内役の生徒会長チシオもこちら側。正確にはマラソンの“元”花形選手で、ある理由から走れなくなってから落ちこぼれに。(“生徒会長”は建前で実際は雑用係)
この天カス学園では、優秀な行い、成績、実績を見せれば、“エリートポイント”が溜まり、エリートたちの“天組”に。待遇も食事も豪華。
が、素行の悪さ、校則違反、ちょっとした喧嘩やいざこざ、間違いをしただけでも、“ノーエリート!”。ポイント減点。ポイント低い者やポイントマイナス者は“カス組”。待遇は勿論、食事も焼きそばパンやパンの耳…。
校内ヒエラルキー激しい天カス学園。
体験入学でもポイント稼げば、特待生として入学も夢ではない。
張り切ってエリートポイントを稼ぐ風間くん。
が、案の定、しんのすけが足を引っ張る。
ある時しんのすけと騒ぎを起こしてしまい、ポイント大幅減点。風間くんにとっては死活問題!
怒り心頭、もういい加減うんざり!
僕はエリート、お前は落ちこぼれ。
口喧嘩の末、風間くんはしんのすけに絶交を言い渡す…。
この学園生活や校則だけでも、今回のテーマやメッセージは明確。
エリートでいれば、人生薔薇色なのか…?
確かにエリートでいれば、学園生活も社会に出てもその後の人生も約束されたも同然。
しかしエリートにありがちな、孤独や悩みや葛藤…。
落ちこぼれは、世間や周囲から見放され、見下され、のけ者、笑い者。
落ちこぼれはダメダメ…?
否!
心優しき者、頑張り者…。ポイントはエリートでなくとも、人間性はエリート。
その区別は本当にポイントだけで分けられてしまうのか…?
エリートはエリート、落ちこぼれは落ちこぼれ…簡単に仕分けられる事じゃない。
それぞれの良さがある。強さがある。悪さがある。弱さがある。思いがある。
エリートならいい、落ちこぼれなら悪い。そんなの、良き社会とは言えない。
個性や多様性の受け入れ、誇りを訴える。
いつぞやニュースで中国の未来図だったと思うが、国民の言動がポイント化されるというのを見た。
国家に対し良き言動をすれば、ポイント貯まる。生活、進学、仕事、社会、将来、全てに於いて優遇。
その一方…。減点したら、“国家の落ちこぼれ”のレッテルを張られる。
このニュースを見た時、ゾッとした。リアル管理社会。こんなんで本当に良き社会になるのか…?
ますます格差だけが激しくなるのでないか…?
そのせいで人間性、人間関係に支障が出、犯罪にも影響あるだろう。
息苦しい未来図…。
何だか見てたら、これに対しての風刺に思えてきた。
絶交を言い渡した後、風間くんの身に大事件が…!
禁断の時計塔で、びしょ濡れ姿で発見。何者かにお尻を噛まれ、傍らに“33”…?
意識を取り戻した風間くんは何と、しんのすけ以上のおバカになっていた…!
実は天カス学園では、同様の事件が続いていた。
被害者は天組もいればカス組もおり、一見何の共通点も無さそうだが、皆“エリート”に悩んでいた者たち。ポイント減点となった風間くんも然り。
唯一の手掛かり…? もう一つ。
事件の犯人とされるのは、時計塔に潜むと言われる謎の“吸ケツ鬼”。
その正体は…? 事件の真相は…?
しんのすけらはチシオと“カスカベ探偵倶楽部”を立ち上げ、謎を解明する…!
本作のメインの一つである“学園ミステリー”。
さすがに『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』のような巧妙なトリック、鮮やかな名推理!…ってほどではないが、なかなか本格的ではある。
“33”の意味、怪しげな容疑者、ヒントや伏線もそれなりに。謎が謎を呼ぶミステリー…!
謎の“吸ケツ鬼”が絡む“学園七不思議”的な雰囲気は『金田一少年』っぽい。
トリックや謎解きは多少強引でもあるが、『クレヨンしんちゃん』らしいおバカさを絡め、面白味あり。
犯人の動機、事件の“発端”などもそつなく。
あなたにこの“おバカミステリー”が解けるか…?
頭ではなく、“お尻”を冴えさせよ!
今回、悪役的なキャラは居ない。犯人も事件の発端者も。
敢えてしんのすけらと対する者を言うならば、風間くん。
ある経緯により、“スーパーエリート”となった風間くん。…いや、“スーパーエリート風間さん”!
そんなスーパーエリート風間さんによる、“皆スーパーエリート化計画”。
皆、僕のようなスーパーエリートになれ。天才、羨望の眼差し、人生の勝者で覇者。
それに比べたら落ちこぼれは…。いや、落ちこぼれなんてまだいい。人生の敗者、負け犬。価値などない。
そんな事ない!
スーパーエリートなんかになりたくない!(←ここ、普通だったら落ちこぼれなんかになりたくないって所だが、『クレヨンしんちゃん』らしい逆の発想)
風間くんは風間くん。カスカベ防衛隊だゾ!
クライマックスはスーパーエリート風間さんと焼きそばパンマラソン対決。
スーパーエリート風間さんはロボット変形。
卑怯だぞ!
卑怯? これが現実です。
そう言う天カス学園AIロボット“オツムン”がクセ者。
事件の発端者とは別に(正確には命を受け)、このオツムンこそ事件の拡大者。
犯人を唆し、風間くんに囁く。
「エリートになれる“裏道”があります」
何だか現実社会の“不正”を見ているような…。
スーパーエリート風間さんに劣勢のしんのすけたち。
だけど、諦めない。こういう時こそ、カスカベ防衛隊ファイヤー!
友情パワー、それぞれの力を合わせる。
走れなくなったチシオも参戦。走れなくなった理由、それは…走っている時、ヘン顔になるから。
皆に笑われる。それがイヤだ、怖い…。
しんのすけがエール。チシオちゃんはヘン顔じゃない、頑張ってる顔だゾ!
笑いたければ笑え。もう私は自分を恥じない。これが私!
鉄仮面番長らカス組の面々、野生児ろろも協力。
スーパーエリートに落ちこぼれはそれぞれの能力、力を合わせて挑め!
そんな彼らの姿に、当初はスーパーエリート風間さん派だった生徒たちもしんのすけらを応援。
何故? 何故落ちこぼれを応援する? 皆、スーパーエリートになりたくないのか…?
今回、野原ファミリーの出番は珍しくほぼナシ。それでもラストのマラソン観戦中、さすがビシッと名台詞!
「頑張ってる人を笑う奴は、ハゲワシに頭をつつかれろ」(みさえ)
「どんなに笑われても、何かに頑張ってる我が子は誇り」(ひろし)
前半のしんのすけと風間くんの口喧嘩。風間くんある一件に対しみさえを「お前のママはダメダメだ!」と言い放ち、しんのすけが言い返す。「オラの母ちゃんはダメダメなんかじゃないぞ!」。
今回はカスカベ防衛隊がメインだが、野原ファミリーの絆も勿論忘れずに。
しんのすけとスーパーエリート風間さんのマラソン対決はいよいよ拮抗。
オツムンには分からない。何故人は負けると分かっていても、こんなにしがみつく…?
青春とは…?
友情、奮闘、汗、恋、涙…。
一つだけに留まらない。
だからこそ、謎。
青春は、ミステリー!
風間くんは何故、この学園に来たがったのか…?
将来、エリートになれる。実は、ただそれだけじゃなかった。
マラソン始まる前、体験入学するに当たって学園へ宛てた手紙。
それには、友達への思いと皆がそれぞれエリート。
誰よりも友達が大好きな風間くん。毎度毎度イライラさせられるおバカなしんのすけの事も。…いや、しんのすけの事は特に。
風間くんがしんのすけに宛てた“エリート表現”は、『クレヨンしんちゃん』ファンなら誰もが知ってるし、胸打つ。
今は皆一緒。だけど、小中高と成長していけば、いつまでも一緒とは限らない。いつか、離れ離れになる日も…。
そんなの、絶対イヤだ! 皆といつまでも一緒にいたい。皆一緒にエリート学園に進学に。
一途かもしれないが、独り善がりかもしれない。
だけどね、風間くん。例え将来進学や人生がバラバラになったとしても、友情までバラバラになったりは絶対ない。
だってオラたちは、友情がスーパーエリートのカスカベ防衛隊だゾ!
エリートとは…?
学園ミステリーと青春。
そして、友情…。
それらを『クレヨンしんちゃん』らしい表現力とイマジネーション、笑いと感動で贈る、好編!
尚、本作の原点であるとされるのは、『クレヨンしんちゃん』原作の中でも名編中の名編『オラの心はエリートだゾ!』。
エリート×しんのすけと風間くんの友情エピソードで、共通点あり。
初めて原作漫画でこのエピソードを読んだ時、本ッ当に感動! 名作と誉れ高い映画『オトナ帝国』に負けず劣らずの屈指のエピソード。
本作を見たならば、合わせて是非!
さすが、侮れない傑作!
本作(シリーズ29作目)は、さすが、侮れない傑作だった! この前作(同28作目)を映画館で観て「最近、クレしん映画のクオリティが落ちて来た感」があったので、本作は映画館で観なかったが、それを後悔させられる見事なミステリー映画だった。 本作は「エリート」を物語の軸としているが、いつものクレヨンしんちゃんメンバーで「エリートに一番近いのは風間くん」であり、風間くんの希望でカスカベ探偵団の5人が天カス学園という「エリート教育する学園(なりそこなった者はカス扱い)」に体験入学する。 そして、1週間の体験入学を通じて、学園内で発生した「吸ケツ鬼事件」(ケツを噛まれるような事件)が起こる。 風間くんも、その被害者となってしまうのだが、「いったい誰が吸ケツ鬼なのか?」・「風間くんの残したメッセージの意味は?」などなど、いろいろな謎が生まれて、それを解決しながら友情も描く見事なストーリーはアッパレ!! ところどころで見られる「しんのすけギャグ」(「よろしく…」が「よろ乳首…」と言いながら乳首をいじる)などは笑える。 とても楽しいミステリー映画であった。
一番実写化出来ないアニメシリーズ最新作
しんちゃんの身体の形状は 一体どうなっているのだろうか。 おしりにはヴェノムが 宿っているのか?とさえ思う。 そんな誇張表現が子供心をくすぐり爆笑w 物語自体は大人でも泣ける物語に仕上げる。 一歩間違えれば奈落の底。 しかし今作も素晴らしい。 何でしんちゃんに半べそさせられてるんだろう。 ちゃんと感動、頂きました。 余談だが俺なら出口で 焼きそばパン売るね。 凄い売れると思う(^_^;)
ミステリーと青春、どっちつかずになってしまったような・・・
ミステリーと青春の学園ストーリーにしたかったと思うのですが、 結局どっちつがずになってしまった感は否めないです。 高評価に期待して映画館に足を運びましたが 最後お腹いっぱいになってしまいました。
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