劇場公開日 2021年5月28日

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明日の食卓のレビュー・感想・評価

全121件中、81~100件目を表示

3.0やはり3話同時進行はややこしい

2021年6月4日
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鑑賞方法:映画館

別に同じ名前にしなくても良かったし個々の話は良かったのに作品に集中しずらかった!

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ゆたぼー

3.0誰にでも起こり得る

2021年6月3日
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鑑賞方法:映画館

65席ミニシアターを独占鑑賞。3人の豪華女優陣を配してそれぞれの家庭を独自の切り口で描いている社会派ドラマ。どこにでもあるような幸せな家庭が徐々に崩壊していく姿は観ていて痛々しく感じる。母と子の繊細な感情を上手く表現しながら観る者に問題提起している巧妙な作品。
2021-70

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隣組

3.5子は鏡で見る親の姿

2021年6月3日
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重たい話です。辛辣です。
子供は親のダメな部分を吸収して映し出していく「鏡」である、と。
実は躾(しつけ)なければならないのは、子供ではなく親自身なのではと、本作は突き付けてきます。

子どもは人格を持った存在で思い通りにはならない。

そして、親自身も完璧ではなく、感情コントロールなどできない未熟な存在である。
カッとなって子供を殺めてしまうなんて局面は、誰しもありえることで、特別なことではないという厳しい現実。
3人(+数人)の母親は、女性に対し「よくいる貴女自身ですよ」と語りかけているようでした。

同時に、「女性を苦しめるのは男がダメな場合がほとんどだ」というメッセージになっている気がしました。
出てくる男がどいつもこいつもダメ人間。

そんな親たちを、子供はよく見てるんですよ、と。
善人の仮面をかぶった悪人だったり、我儘で暴力的だったり、異様に気を遣って辛抱強かったり。
それは、親の姿そのものなのかもしれません。

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コージィ日本犬

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2021年6月2日
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大吉

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2021年6月2日
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りゃんひさ

4.0高畑充希の肝っ玉母ちゃん感が良い

2021年6月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

同じユウという名前の子供を持つ3人の立場も住む場所も階級も違う母親たちを描く話。
.
最初に1人のユウという名前の子供が母親に殺されることが提示されてから、3人それぞれの描写が始まる。生活の苦しいシングルマザーに、裕福そうな家庭の専業主婦に、共働きし始める中流階級の母親。
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全く立場が違う3人でも、誰が1番大変で誰が1番幸せそうかという優劣を全くつけない描き方で、この映画の終着点「自分の子供を殺した彼女は自分だったかもしれない」へと向かっていくのが良い。
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そして、一見良い奴に見える2人の旦那と1人の弟の3人の母の周りの男たちは、何か問題が起きるとたちまちダメになる。比較的男の人の方がダメージを受けやすく、肝心な時に全く頼りにならないというのが頷ける。
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男たちをダメ人間に描く一方で、3人の母以外にもあすみの姑さん、加奈のお母さん、加奈にコンビニで絡んでくるクラスメイトのお母さんなどそれぞれの母親にも目配せが行き届いているのが暖かい。
.

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せつこん

4.0母の抱えるもの・・☆

2021年6月2日
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鑑賞方法:映画館

2時間を超える映画なので、長く感じるかな・・と思って行ったが、
場面展開が絶妙で全く長さを感じなかった。
菅野美穂、尾野真千子、高畑充希がとにかく上手い。
個人的には、高畑充希のエピソードが好きだが他の二人のものもとても良かった。

この物語は、三者ともそれぞれに共感する人(特に女性は)多いのではないか・・
母となって、子供を愛してもそれ故に振り回されて自分の存在さえも
脅かされていく。
子育ては綺麗ごとではなく、闘いの連続。
それに、夫やその他の家族が絡むので 余計に複雑になっていく。

少しの救いのメッセージはラストに示されるものも解決されるわけではない。
闘いは続く。。でも、自分のため、子供のため母は闘いつづける。

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☆ムーミン

4.0菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の三者三様の家族模様

2021年6月1日
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鑑賞方法:映画館

今の時代遅れな日本の子育て事情を映し出してるような作品。
未だに仕事をしてても、子育てや家事は母親の仕事と思ってる父親が出てくる。
父親の存在ってなに?

菅野美穂、高畑充希、尾野真千子の三者三様の家族模様。
演技としては、尾野真千子がダントツで上手い。序盤の頼りなげな表情が終盤少しづつ変わって見えるのと絶望的な表情が素晴らしい。高畑充希も若いママで必死に働き瑞々しい。実際にいてる様でリアル。菅野美穂は滑舌が気になるが、体当たりな芝居は良かった。どちらかというと、あすみの家庭が一番問題を抱えてるので、あすみが主演でもよかったのでは。

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みな

4.0タイトルなし

2021年6月1日
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ゆっこ

4.0難しい題材を描こうとする姿勢は良かった

2021年6月1日
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難しい題材を描こうとする姿勢は良かった
が、3人の女性主人公のストーリーはそれぞれ独立していて全くリンクしていない
3人+1人の子供の名前が同じだからリンクしてると言われても無理がある
人間って同姓同名の人間だけに興味を持って生きてるわけではないからだ

だから、別の話3つをただカットバックで見せられているだけで、そのカットバックのタイミングはすべて監督のご都合だ
キャラクターがアクションを移したから必然的に場面転換するわけではない

そして、主人公それぞれの子供たちの心情や葛藤はほとんどが描けていない
大事なポイントはモノローグで語らせるし、最後は何がキッカケで心変わりしたのか、子供側のカタルシスはなぜ氷解したのかが分からないまま終わった

まぁ、3人も主人公がいればさらに子供側の心情まで丁寧に描く時間が無いのは分かるし、だとしたら主人公を1人に絞ってくれたら良かったと思いました

厳しい指摘もしましたが、この難しい題材を描こうとする心意気、作家の視点には拍手を贈りたくなる映画で間違いないです

尾野真千子さんも単独主演だからといって茜色の宣伝だけするじゃなくて、こっちの映画を世間に知ってもらった方がよいかなと

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東鳩

3.5普通の人だった。私と同じ。どこにでもいる、普通のお母さんだった。

2021年6月1日
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三人の"石橋ゆう"と、それぞれの母親。その三組の母子のごくありふれた日常。十人十色と言わんばかりに、三組三様の家族環境。子への接し方も様々。でも、子を思う母の気持ちは一様に愛にあふれている。痛いほど、その子のために生きている母親。三人の演技がそれぞれいい。尾野真千子は「茜色に焼かれて」とは違った母親を見事に演じていた。菅野美穂の苛立ちはまるで自分にも心当たりのあるものだった。特に高畑充希が追いかけて抱きしめた時、こっちまでぎゅっと抱きしめられた気分だった。そんな、あふれんばかりの愛がありながらも、当たり前だと思ってた日常がささいなことから転げ落ちていこうとする怖さ。それがどこにでもありそうで、自分にもありそうで、それゆえ感じる背筋の寒さ。
予告でいう「息子を殺したのは私ですか?」にはオチがある。(映画ニュースなどは目にすると、見当がついてしまうので見ないほうがいい。)その言葉が気になって、観賞中、それは誰だ?、という犯人捜しの目線になってしまうのは、良し悪し。ミステリーとして見たければ良し、三人を思いやりたい気持ちで応援したいなら悪し。

時間に追われる。
貧乏から抜け出せない。
周りを気にしておろおろする。・・・
精神的に追い詰められ、そのことで忘れてしまう、一番大事なもの。
子を持つ親なら、ああこれあの時の私だ、あああれはあの時の俺だ、という疼きが必ずある。あって当たり前。もし全然ないというのなら、それはそうとう稀な幸せな家族なのか、そうそうお気楽な危機察知能力の欠けた家族だろう。

そうか瀬々監督か。監督の撮る作品は多彩だけど、中でも社会派がいい。「楽園」「64」「友罪」、特に「悪党」がひりひりしてたまらないなあ。

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栗太郎

4.0結婚して子供がいたら幸せなんて、誰が決めたのか?

2021年6月1日
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菅野美穂に感情移入して最後まで観ました。
職場の人には「いいお母さんだもんね」と言われますが、鬼のように怒りまくって、脅しのように威嚇して、子供の態度に感情爆発すればコントロールもできません。
育児書のようにはいかないのが子育て。
逃げ出したくても、逃げられない。
投げ出したくても、投げ出せない。
そんな想いを抱えながら、みんな必死に子育てしている。
私も石橋ゆうくんたちの母親と何ら変わりない。
自分だけが辛い想いをしているんじゃないかと思うときもあるけど、それぞれがそれぞれの環境で辛い想いも優しい気持ちも抱えながら生きている。
今日は帰ったら、子供たちに笑顔で抱きしめることができるように。
案外、帰るといつも通りになる気もしますが…💦

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みさこ

3.5速水輝也の助けが必要

2021年6月1日
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泣ける

悲しい

幸せ

ワンデーフリーパスポート最後は「明日の食卓」です。
特段期待している訳でもなくて、かといって期待していない理由もない。なんとなーくで見よっかな〜と思ってたので鑑賞。

いやいや、面白いじゃないですか。
かなり見応えもあって考えさせられる。
この映画、結構好きですよ。

同じ学年で同じ石橋ゆうという名の男の子を持つ3人のお母さん。1人目の石橋ゆうのお母さん(菅野美穂)は、出版社で働きながら鬼ママと題してブログを書いている。2人目の石橋ゆうのお母さん(尾野真千子)は、姑の家の隣に家を建て専業主婦をしている。3人目の石橋ゆうのお母さん(高畑充希)は、シングルマザーとして朝から晩まであらゆる仕事をこなしている。

3人の話をひとつの映画にするのは難しい。
偏りがあったり、浅くなってしまったり、3人それぞれの終え方が難しかったりと結構大変。
だがこの映画は、3人均等に話が組み込まれており、その上でかなり考えさせられるほど深い脚本で、終え方もなかなか上出来。「糸」の監督とは思えないほど構成がしっかりとしていて驚き。

中だるみを懸念していだが、大丈夫だった。
凄くのめり込めて、あっという間にエンドロール。
結構ビックリした。この手の映画で「あっという間」という感想を抱くとは思わなかった。

しかも見応えがかなりある。
誰にもぶつけられない子育ての大変さ。子どもは想像以上に気を使っていて隠し事も沢山しているし、親が知らない部分も持っている。3人の家族を通して色々なことが考えさせられ、胸を打たれ、かなり沁みた。

また、役者全員輝いている。
菅野美穂の仕事は出来るがあたりの強い鬼ママ、尾野真千子の思いを口に出せない冷静沈着な母、高畑充希の息子の為に最善を尽くす優しいオカン、そしてその息子たちである「石橋ゆう」役の子役、夫や職場仲間、友人など全員印象に残る素晴らしい演技をしている。特に菅野美穂の叫びは恐ろしさと共に悔しさが垣間見えて、彼女の演技力の高さに驚かされる。個人的には高畑充希の関西弁母ちゃんがスゴく好きでした。役幅広っ!

ただ、ラストはどうかなと。
結構呆気ない終わり方で、菅野美穂一家単体の締め方はすごく良かったのだが、そっからが蛇足っぽくて何だかなと言う感じ。無理して繋げる必要あったのかな。繋げるにしてももっと綺麗なやり方があったのでは?

あと、予告とポスターが悪い。
確かにこれは動員少ないだろうなと思う宣伝。
予告は大袈裟で、ポスターはなんの映画か分かんない。非常に勿体ないなと感じた。

他にも尾野真千子の家族に疑問が残ったままだったが、全体的に見ればなかなかよく出来た映画だなと思った。不意の当たりはやっぱいいですね笑
あ、余談ですけどタイトルの速水輝也ってのは「騙し絵の牙」という小説・映画の主人公です。

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サプライズ

3.5無題

2021年6月1日
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「茜色に焼かれる」で主演女優賞最有力の尾野真千子が真逆の母親を丁寧に演じている。
茜色といい『心の傷を癒すということ』といい『ヤクザと家族』といい本作といい、今年の尾野真千子は秀作ばかり。
賞レースに絡みそう。

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にちろ

3.5見える子供、見透かされる大人

2021年5月31日
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悲しい

難しい

幸せ

優、悠宇、勇とそれぞれ字は違う「石橋ゆう」という小学5年生の息子を持つ母親3人の子育てと家族の話。

ブログがどうちゃら程度のすれ違いはあるけれど、基本絡みのない3つの話のオムニバスを同時進行でみせていく。

優等生の息子を持ち波風立てず面倒な事から目を背ける母親、良い子過ぎて溜め込む息子に知らず知らず頼る母親、わんぱく小僧だけど彼なりに考えていることに気づけない母親等、勿論映画なので極論に近い話ではあるのだけれど、現実にもあり得る流れで、噛み合わなくなっていく姿が、恐ろしくもあり悲しくもあり胸が痛い。
あっ、あとダンナはことごとく…w

4人目をフリにも出来るし、他のケースでいくらでも続編つくれそうだけど、あまり楽しんで観る作品じゃないしもういいかな…。

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Bacchus

4.5我が家も!

2021年5月31日
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共働きで財布も別、高1・中1の男の子がいる!
毎日子供達はお菓子を食べ、コミニケーションの
時間も少なく凄く気にしていた。
去年のロックダウン時に仕事も少なくなり
自営業だったが仕事を辞めて主夫になった!
生活費は以前と変わらず、
言われた額を渡している。
嫁は何年も前から不誠実で、
毎年の運動会も昼食になれば
自分だけコンビニ弁当を買いに行ってた
何年も会話すらまともに出来ずにいる!
昨日の鍋は嫁が作ったが、食べるのがほとんどなく
子供の前で「もう別れようか!」って
ボソッと言ってしまった・・・
重い空気の食卓で子供達は黙っていた。

予備知識なく映画を見て、
菅野美穂の夫婦と正に同じで、胸が苦しい!
今から家に帰り夕食の準備をする。
子供達を思い、自分の事を思うと
この「試練」がどうしても辛すぎる!
映画の中もそうだが親と子には愛がある
それがせめてもの「救い」!

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明日行く!

4.0それぞれのゆう君

2021年5月31日
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それぞれの家族の親目線、子供目線で描かれた映画。
すれ違ったり、気遣ったり、親が思う以上に子供は色々考えたり、見てたりするということを、大人になると今の自分に忙しくて忘れがちだけど、思い起こさなきゃね。

長い割に飽きないし、複数の家族の話が同時進行で描かれても混乱しない。
ラストもいい着地点。

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Oyster Boy

5.0反出生主義

2021年5月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

三者三様のドラマが並行して描かれるが、どれも誠実で混乱する事もダレる事も無い 先ずそこが凄い

脇も含めた女優たち全てが素晴らしいパフォーマンス
(藤原季節のクズ弟も)

母に成っていく女たちと成長せずに姿を消す男ども

それぞれの家庭モデルに欠落している父親像の不在
その根本を解決しない限り、ダメ男の再生産が起きそうな、、

逃げ場の無い家庭内の地獄 地域コミュニティとの軋轢
不安定な雇用情勢 これでもかと押し寄せるプレッシャーに立ち向かう母性の物語

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労働4号

5.0とても良いストーリー

2021年5月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

とても感動した。
親から子供への視線はもちろんですが、子供から親への目線た涙。子供が気をつかって何かを我慢したり大人を思いやるシーンには弱い。

石橋ゆうには感涙。

予告からのミステリー要素も良くて、最後までどうなるのかわからない展開も良かった。

すべてスッキリとは言いませんが、それぞれのストーリーに終わりがあって、それぞれ色々な意味で良かった。

唯一、、、映画館が少ない。なんででしょうね。

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だるまん

4.0母子のそれぞれの模様が描かれているさくひんだったが、役者さん、演出...

2021年5月30日
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母子のそれぞれの模様が描かれているさくひんだったが、役者さん、演出、脚本が非常に良く、ぐっと迫ってくるものがある良い作品だった。菅野さんはやはり素晴らしい女優さんだと認識。親になったらよりぐっとくるのかな?と思った。

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共感した! 27件)
おれ