劇場公開日 2021年1月1日

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Swallow スワロウのレビュー・感想・評価

全127件中、41~60件目を表示

3.0特殊事情に起因した心の病気

2022年1月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最後には乗り越えた感じだったが…面白くはありませんでした。

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tuna

3.5女性の解放にばかり目を向けると失われる命への想いが軽んじられてしまう

2022年1月29日
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Swallowは名詞ならツバメだけど、
動詞では飲み込むという意味です

英語が苦手なんで調べたんですが、普通の人は知っている事かな
恥ずかしい

押しピンとか危ない物を飲んだら、内蔵を傷つけるし、どっかに引っかかって出てこないかもしれない
うちのバカ猫は消しゴムを丸呑みして手術したからね
これはストレスによる自傷行為といえます
なんとなく、やってはいけない事をやりたくなる気持ちもわかる
でも排泄の時に血だらけになるのは、さすがに見てられなかった
このへんは、リアルに想像できるからね
これは、体験したくないわ

ラストのトイレのシーンは
堕胎した胎児を排泄物として表現したのだろうか
出すものを出して、スッキリ新しい人生を歩いていく
胎児は可能性であって人格は無いと思っているんですが、この割り切り方はさすがにひきます
気にしない人は一生気にもならないんだろうけど
流された子供の事は、歳を取れば取るほど心に重くのしかかるようになる

ヘイリー・ベネットはマグニフィセント・セブンのヒロインだった時に記憶に残っていますが、なかなか面白い雰囲気をまとった女優さんですね
注目です

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nakaji

3.0深過ぎる闇

2022年1月1日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

ジャケットがオシャレ✨
赤の背景に青のセーターをもってくるなんてセンス良すぎだろ。監督さんは色彩の魔術師さんですか?どれどれ、どんな映画だ?と、気軽に観始めたら…。深い…心の闇が深過ぎる。観ているこちらがやられちまうよ。

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movie freaks

4.5美しい。

2021年12月20日
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P.N.映画大好きっ子さん

5.0決定権は誰の手に

2021年10月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

玉の輿婚に成功も「こんなはずじゃ、、」

保守的な人々の価値観と相容れず飛び出した妊婦

過去との訣別と残忍な決断

女性性を問い直す孤独な戦い

エンドロールの長回しが効く

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労働4号

3.0『ハードコア』や『ガール・オン・ザ・トレイン』では感じなかったが

2021年10月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

特にポスターのヘイリー・ベネットを見るたびに、金髪が妙に浮いているというか合ってないウィッグをつけているような違和感を感じていた。

人間はセルロースは消化できませんよー

ラストは…そういうことな…の…?ハンターはそういう選択だった。最後は髪型変わってたけど、別に違和感もなく。
エンドロールが風変わりで見入ってしまった。

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なお

4.0良かったね

2021年10月2日
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三毛猫泣太郎

2.0プロ意識のかけらも無い看護師

2021年10月1日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

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√

4.5恍惚した表情にやられた。

2021年9月20日
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強烈な映画だった。
倦怠夫婦モノとしては、ゴーンガール以来の衝撃ではないだろうか。

男性優位の社会における女性の生きづらさ。
義理の両親との歪んだ関係性。
一見すると自由に見えて、その実誰よりも抑圧された生活を強いられている様子が丁寧に描かれる。

それゆえ、見る人は"異食"という奇行に走る彼女に否応なしに感情移入してしまう。
何故ならそれが、彼女に唯一許された"自由"であるのだから。

異物を飲み込む時の痛みと快感は、見ているこっちも辛くなるほどのものだった。
そう言った意味では、そこらのスリラーやホラーよりも見るものに精神的苦痛を強いる映画ではあるだろう。

しかし本作を見終わった後に感じたのは"解放"だった。
どこか晴々とした気持ちでエンドロールを見ることができた。
不快な題材と映像表現であるにも関わらず、エンタメとして成立しているのは。
ひとえに本作の映像美ゆえだろう。

徹底的に練られた構図、ライティング、繊細なSE。
ここにヘイリー・ベネットの美しさと素晴らしい演技が乗ってくるから成立するのである。
これら一つでもバランスを欠いてしまったら、この映画は成立しなかったであろう。

どこまでも繊細かつ大胆な映画だ。

儚げなヘイリー・ベネットが異物を飲み込む時の恍惚とした表情には誰もが唸るだろう。
自宅で鑑賞する際にはヘッドフォン推奨。
喉を通る異物の音、痛みと快感の感じ方も倍増する事請け合いだ。

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ジョイ☮ JOY86式。

4.5そのときになにをつたえるか

2021年9月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

死んだらおしまい

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kana

4.5病気の背景にあるもの…。

2021年8月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

こんな病気があるなんて知らなかった。
自分を痛めつけてまで、行動してしまう事に驚いてします。
やっぱりとか思ったけど、彼女の生誕の秘密もあり。
親がいて、当たり前に愛情を貰えるという状況で育つという事の大事さを感じる。

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April

4.0「自分」の居場所を探して

2021年8月25日
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鑑賞方法:DVD/BD
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maru

3.5【彼女が様々な”異物”を飲み込んだ理由・・。】

2021年8月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

難しい

ー 序盤のハンター(ヘイリー・ベネット)と夫リッチーの夕食のシーン。リッチーは妻の問いかけにもうわの空でスマホでメールをしている。
  ガラス越しに、映し出された二人の夕食風景の寒々しい事・・。ー

■ハンターの周りの、様々な”異物”
 ・裕福な両親に育てられたリッチー。
 一見、妻であるハンターを愛しているように見えるが、彼の言動を見ていれば、その愛情は薄っぺらい表面的な事が良く分かる。

 ・リッチーの両親。夕餉で、ハンターの言葉を遮り自分の事を喋る父親。ハンターに事前連絡なく、妊娠したハンターに”私も妊娠した時に読んだの・・”と本を押し付けて、さっさと帰る母親の姿。
 ー リッチーの両親は、ハンターを”孫を産む存在”としか見ていない。
   ふと、『83年生まれ キム・ジヨン』を思い出す。
   人間は、自己の存在意義を認められないと、精神に異常を来すことがあるのであろう。ー

 ・ハンターの母親。そして、愚かしき”実の”父親。
 ー あろうことか、リッチーはハンターの”異食症”を”悪意なく”周囲に言い触らしていた事が分かるシーン。
 そして、更に明らかになる、ハンターの出生のヒミツ。
 彼女が、幼い頃から心に大きな傷を負っている事が、見る側に伝えられるのである。
 更に、施設に入れられる事を拒んだハンターに対し、電話越しに言い放ったリッチーの言葉。彼の愛していた筈の、妻ハンターに対する本音が出たシーンである。ー

<ハンターは、彼女の周囲の”異物”を自分の身体に収める事で、自我を保とうとしたのだ。
 ”異物”達から自由になったハンターは、徐々に強迫性障害による、”異食症”を克服し、新たな人生をお腹の子供と共に歩んでいく事を願いたい、と思った作品である。>

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NOBU

3.0異食症、初めて聞いた!

2021年8月21日
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 こんな病気があるんだ。まあ、確かに土を食べるとか,聞いたことはあるが。まだよくわかっていない病のようだが、ストレスが原因のこともあるようで、この映画の主人公のハンターは、自分の出生の秘密がストレスだったのか、それとも旦那さんの家族との関係性がストレスだったのか、そのあたりがよくわからず少しモヤモヤしたままおわってしまった。
 それにしてもなぜあんなものを飲み込んでしまうのか、、、ちょっと理解できない。しかもしっかりと体外に出た異物を丁寧に洗ってコレクションするとは!
 ただ理解しかねるのは、トイレでゴム手袋をはめて異物を洗うけれど、その手袋をたとえ洗ったとしてもタオルと一緒にしまうってありえない👎と変なところがとても気になってしまった。
 それにしてもあんな形で飛び出して、一人でどうやって出産,子育てするつもりなんだ?
モヤモヤが止まらない。

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アンディぴっと

3.0尖ったピン

2021年8月21日
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衝動の原因は分かるが、行為そのものが理解困難で、何らかのメタファーなのかとその謎解きに頭がいってしまって集中力を欠く。異物として家庭から出され、再び上流家庭に異物として飲みこまれる。
最初は属することを望み、しかし人として尊厳が与えられず、最後はシリア人に同情されるまでの地獄から這い出る。上流家庭だとかクソ旦那というお決まりの構図が、理解を困難にしているようにも思う。最後のシーンの通り、それぞれが様々な個であり、属する属しないの拘りを捨てて自由になる。しかし、それがどのような環境であってもそうなわけで...
自由に生きられればそれで済む世の中でもないわけであるが。思い返せば、同僚の妻にハグしたがる狂った男を抱きしめ、浮かべたときの表情に彼女の個の幸福論があったように思える。

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Kj

4.0ヘイリー・べネットの美しさに見惚れる

2021年8月19日
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uruseizo

3.0飲み込み症

2021年8月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公はお金持ちと結婚、専業主婦として、何不自由のない生活を送っている。
妊娠してから、誰からも頼りにされないからか、異物を飲み込むようになる。
異物を飲み込み、出すという行為がとてもエグい。
気持ち悪いけれど見続けてしまうのだが、主演女優のヘイリー・ベネットの力かも。

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いやよセブン

3.0難しい…

2021年8月16日
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KEI

3.5懐かしのビー玉

2021年8月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 夫は将来のCEOを約束されるほどビジネスで成功したエリート。郊外の邸宅で何不自由なく暮らせるはずだった妻ハンターだったが、妊娠してから孤独感が高まり、ついつい異物を飲み込むようになってしまう。

 夫が留守の間、暇があるとついスマホのゲームをしてしまうハンター。俺だったらビー玉で遊んじゃうけどな・・・などと考えつつ、驚きのビー玉飲み込みもフロイトの言う口唇期だとか赤ちゃん返りなんじゃないかと思ってしまったけど、異食症という病気があるんですね!知らなかった。氷食症からはじまったり、妊娠期における鉄欠乏症が原因の摂食障害の一種だとか。

 精神科医に診せたり住み込み看護師をつけたり、夫の愛情だって薄いわけじゃなく、たまたま自己中心的な対応だったりしただけ。のちに彼女の深層心理にある出自を聞かされたのはショックだったろうし、もう妻への対応ができない状況に・・・

 女性の自立がテーマでもあるようだし、宗教的保守による妊娠中絶禁止という問題も提示している。レイプされて妊娠しても中絶できない!などといったアメリカを分断するかのような政治的争点。そうしたレイプの悲劇がハンターのトラウマともなっていたが、終盤にはその実父と対峙。これで吹っ切れるかと思ったら、最後は予想外の方向に行ったので、映画ってあなどれないよなぁ~としみじみ。

 シリア出身の看護師が言う「生き抜くことばかりで考える暇なんてない」ことも一つの解決策なんだろうけど、夫の同僚でハグ魔の男も解決策の一つだったのかも・・・

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kossy

4.0男性に観て欲しい

2021年8月5日
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この映画を観た男性は、何を思うだろうか。

一見幸せな生活を送っているが、本当は孤独でさまざまなことを抱え込むハンター。彼女を取り巻く様々な人や環境が、彼女の孤独とこの映画が伝えたいことをより一層際立たせていたように思う。

夫や義父母は、一生懸命理解しようと必死だったが、やはり感情的に、自己中心的に考え、行動してしまっていた。異食をやめさせようと必死にあらゆる策を講じているようでは、ハンターは変わらないし、どんどん悪い方へいってしまうのに...。映画を観ながら憤りを覚えた。しかし、これが人間世界で生きていくことの難しさだとも感じる。

育ってきた環境が違えば、考え方や価値観が異なるのは当然のこと。だからこそ、互いに歩み寄ることが大切であると、改めて考えさせられる作品であった。
ジェンダーとかマイノリティとか、様々なことに溢れている現代だからこそ、多くの人へ届けられるべき映画なのではないだろうか。

演技だとはいえ、主人公の女性の怪演っぷりには圧倒された。観る人の感情を操る演技だった。

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ミナ