エターナルズのレビュー・感想・評価
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今までのMCU映画と同じく突っ込み所は沢山あるがメインのプロットがなかなかクレバー。「騙しの天才」クリスティっぽいプロットが他の欠点をカバーしてくれた。
①何か段々話を接ぎ木していってワケわからんようになっていった以前のMCU映画に比べて最初から世界観を決めているのは気に入った。(然し、この映画の世界観で行くとアベンジャーズでは結局地球の破滅は止められなかっただろう訳だし、何のために地球を守ってきたのかという素朴な疑問に行き着いてしまう…)。単純に善悪が決められない世界観も大人っぽい。②『人類を(ディヴィアンズによる)絶滅から守るために(しかし人類の発展に介入してはならない)』7000年前に地球に派遣されたというエターナルズのミッションが実は大嘘で、「人類が一定の人口に達したら遥か昔に地球に植えた生命体が人類のエネルギーを吸収して出現し地球を破壊して新たな銀河系を造る」為に人類がその時まで滅亡しないようにしておくのが本当のミッションだった、というお話。観客を初めからミスリードする(騙す)プロットはクリスティの代表的な諸作を思い起こさせる。③寿命がつきた星系・銀河系が爆発して新しい星系・銀河系が誕生するという営みは宇宙の真の姿として今や常識なので、それにリンクした世界観(まあ、ここでは宇宙観というべきか)であることを考えると、セレスティアスのやろうとしていることは彼らからすれば正義であり善ではあるのだが、滅ぼされる側の人類からすれば勿論悪である。スーパーヒーローものは最終的には人類の味方でないといけないので最後はセルシ側が勝つのは予定調和的だが、なかなかに葛藤はすんなりと解決できない展開はリアルでもある。④その容姿といい最も強力なパワーを持つ今までのヒーローものなら確実にヒーローになる筈のイカリスが実はラスボス(セレスティアスが悪とすればだが、一概に悪と言えないところが難しい)だったというのも賢い作劇。それでも彼がセシルを止められなかったのはセシルへの愛だったし、セシルが本来のミッションに背いたのは人類への愛であった。結局何でも「愛」が全てを優先してしまうのはこういう映画では約束事とは言えもう少し工夫は欲しいところ。⑤ただ、セレスティアスの立場から見ればイカルスはあくまで使命に忠実であっただけだし(少々やり口は乱暴過ぎたとは言え)、セルシたちは逆に裏切り者になるわけで、なかなかこっちは悪、あっちは善という単純な割りきり方が出来ない重層的な話の構造は面白いと思うのだが、そこまで考えてくるとセレスティアスは何故エナーナルズたちを人間的な感情を付加して作っのか(最初から使命を理解していてただ使命の遂行に忠実な者たちを造ればこと地球に関してはプロジェクトが頓挫することはなかったのに)、やはりこの辺りにMCUの話の作り方の緩さは残っていると思う。⑥ここで視点を変えてみると、サノスがやった指パッチンも宇宙の環境を守るためにした事とすれば、環境問題的には決して間違った考え方ではないと『インフィニティー・ウォー』を観たときに思ったものだが(勿論消される側からすればトンでもない話ではあるが)、そんなことをすればセレスティアスのプロジェクト(宇宙の再生)を後退させるわけで、なぜセレスティアスはあの時何もしなかったんでしょう。その謎がこれから解明されるのか、それとも(これまでのMCU映画がそうであったように)適当にうっちゃられるのか次作がその点では楽しみ(かな?)。ただ、これまでのMCUの世界観とこの映画の世界観とをどう結びつけるのかを考えると、またワケのわからん話のひねくり方になってしまう恐れはあるが…⑦クロエ・ジャオ監督は2時間半の長尺を感じさせない演出力はあるし、登場人物たちの心理描写にも冴えを見せるが、やはり『ノマドランド』のような社会派ドラマを作っている方が良いだろう。しかし、彼女が監督をしたら『エターナルズ』も中国では上映出来なくなるだろうにディズニーはもう世界最大の映画マーケットである中国は見限ったのかしら。⑧これまでのMCU映画が白人オンリーだったのにくらべ(ブラックパンサーという例はあったけれど、あれは白いハリウッド対策みたいなあざとさを感じたし映画もそれで実際以上に高く評価されたきらいあり)、ヒロインはアジア系だしエナーナルズの一人はGBLTQ+のキャラクターだし聴覚障害のメンバーはいるしで多様性の世界を表現するような多彩なキャストは良いのだか、セレスティアスが(人種は別として)そんなエターナルスを造る?ということに考えが及ぶと、話の整合性よりも世間に迎合するあざとさをそれとなく感じてしまう。⑨演技陣の中では、使命の達成の為には仲間もを犠牲にする非情さを持ちながらもセシルへの愛情との間に板挟みになる相剋と後半まで仲間の前で偽りの演技を表現しなければならないリチャード・マッデン扮するイカリス役が最も難しい役だろうか。大スターであり今では大女優と言ってもよいアンジェリーナ・ジョリーがMCU映画に出るのは今更という気もするが、生き残ったエターナルズのメンバーがスターのオーラに欠ける面々なので、次回以降は彼女がもっとメインになるのかな?⑩どうも誤解されているようだがエターナルズたいは純粋に言えばスーパーヒーローではない。宇宙の再生を司る創造主の為に“その時”まで人類を守って来ただけ。その中で“人類の何処が良かったのか”人類を滅亡から救った者達がたまたま(人類側から見れば)スーパーヒーローになっただけで、創造主側から見れば裏切り者でしかないんだけど(折角なら裏切った時に自爆するような仕掛けを仕込んどけば良かっのに…その辺りがMCUらしい緩さか…)
MCU for Adult かな?
MCUの世界観で大人のラブストーリーをやったらこうなる!という感じのクロエジャオMCU。
ラブシーンや時間の経過とともに耐えられなくなる人間関係など、そりゃあるよねという部分をしっかり表現している辺り、クロエらしさがあります。
ディズニーも中国人監督をあてるのはチャレンジだったのではと思いますが、中国では要注意人物みたいなのでシャンチーとのバランスを取りに来たのかなぁ。
さて、シャンチーが公開されたばかりなのでどうしても比較してしまいますが、アクションはシャンチーが勝ちます。エターナルズはXメンみたいなもんだし。代わりにエターナルズは多彩な登場人物が楽しめます。
みんな大好きマ・ドンソクさんの男気溢れるギルガメッシュ、アジアンビューティーのセルシ、慈愛に満ちたゲイのファストス、スピードスターのマッカリ、思春期丸出しドルイグ、誰がどう見てもアンジーにしか見えないセナなど(他にもいるけど、疲れた)。それぞれ神のような力を持ち使命を実行つつも悩みを抱えている魅力的なキャラクターです。
突出?しているのはムービースターキンゴのマネージャーのカルン。キンゴに心酔し、うざいキャラかと思いきや、ユーモアとエターナルズへの信心深さ、自分の無力さを良く分かった非常に徳の高そうな人でした。次作もぜひアベンジャーズのドキュメンタリー製作とかで出てほしい。
ヴィランである強めのディヴィアンツですが、なるほどそれで君だけ強いのか、氷河期からずっと氷漬けでファストスになぜか見つからなかったのか、殺される運命が嫌で死にたくないのか、セレスティアルズの計画を破ろう!となるのかと思いきや扱いが割とひどくて、一瞬の共闘シーンの後に普通にセナに殺されてしまいます。あぁ無情。あれは寝返ってイカルスと相打ちとかやろ。
長くなりましたが、結論としては見るべき。ポリコレがどうとかつまんないこと考えないでエンタメとして楽しめるはずです。
神話、ヒーロー伝、そして人間ドラマ
不死の種族であるエターナルズが地球の危機に立ち向かう物語。
エターナルズは人間社会では神話として語り継がれており、ゆえにこの映画での彼らの立ち位置は神あるいは英雄といったところ。と聞くと、やはり雷神ソーを思い出す。しかしソーのシリーズとは異なり、かなり『神話』的な描かれ方がされていると感じた。
というのは、話の登場人物は二人を除いてエターナルズのみだからだ。その二人の地球人のうち一人の出番は少なく、もう一人はまさにエターナルズの『神話』を記録する語り部として振る舞う。ソーにあまり『神話』を感じなかったのはメインキャラクターが地球人、しかも科学者でソーとまあまあ対等にやりあっていただったからだろう。ラグナロクは神話がどうとかいうレベルではないし。
しかし、今作エターナルズは『神話』として描かれるだけではない。いつものマーベル作品同様ヒーロー伝でもあり、そして人間ドラマも描いている。
まずヒーロー伝。コスチュームに身を包んだ10人の超人たちが、各々の能力を駆使してディヴィアンツと闘う。当然、まずかっこいい。そして、10人も新しく出てきたのだから、当然過去のヒーローと能力が被っている。しかしそれがいい。強さや利便性を突き詰めれば、超常能力は必ず似るものだ。私は賢くデザインされた能力を見るのは好きだ。また、能力には戦闘の向き不向きがあるが、彼らが地球人類の繁栄を補助する目的で派遣されたことを考えれば、それも妥当だろう。
次に人間ドラマ。彼らも人間同様に恋もすれば葛藤もし、家庭を持ったり社会的成功を望んだりする。しかも、単に人間ドラマをエターナルズに置き換えたわけでもなく、各々彼らなりの悩みを抱えて生きてきたことがわかる作りになっている。
何よりも良いのが、彼らが決して無敵の力を持つ完璧超人ではないことだ。彼らも不意打ちを食らえば死ぬし、戦闘向きでない能力を持つ者は前線に立たず補助に努める。戦闘力で言えば、ソーやハルク、ヴィジョンなどより強そうな者はたくさんいる。しかし、だからこそ、それが良い。神話的存在が人間を導いているが、高みから操るわけでもなく命がけで戦い、オフの時には人間らしく振る舞う。この段階的なギャップがこの映画の魅力といってもいいだろう。
最後に予告と実際の内容の違いについて話したい。予告では「エンドゲームは始まりにすぎなかった」と銘打たれっていた。そう聞くとつい、これからのMCUフェーズがエンドゲームを超える大規模な物語を紡ぐものと思ってしまうが、そうではない。ただ単に、この映画の物語がエンドゲームで起こった出来事を発端として始まったというだけだ。
シャンチーのときには「最強ゆえに力を封印した」などと大嘘で宣伝していたが、それよりはマシか。だがどうにも最近予告と実際の内容が大きく異なる作品が増えている気がする。
156分 編集が悪い
アメコミ・アクションものなんだから、もっとポンポンと物語が進む軽快なテンポが必要。編集が悪くてダラダラと物語が進み、全体的に暗いトーンなので途中眠くなる。
エンタメの基本に戻るべし。
さすがMARVEL。文句なし
文句のつけ所がないですね。さすがMARVELさんです。9月のシャンチーから10月を経てやっと11月に待望のMARVEL作品が出ました。とても嬉しく思います。やはり他のアクション映画とは違う何かがありますね。ストーリー性があって面白い。戦闘場面がリアルでかっこいい。やっぱり自分の期待を裏切りませんでした。スパイダーマンから引き続きアイアンマン役の方が出演されていました。本当に興奮しました。最高です。
これがフェーズ4かぁ。
期待していたフェーズ4。
でもコレは難しい!
まずキャラ多い、セレスティアルズとか巨神兵みたいなやつ出てくるし。
そしてキャラクター達が皆なんか楽しそうじゃない。
楽しく振る舞ってるキャラクターも居るけど、ちょっと無理してるように思えた。
何故なら、やろうと思えば無駄な諍い、争いを止める事が出来るはずなのに命令でそれが出来ない。
人間に干渉出来ない事を罪に感じて、そんな背徳感から承認欲求が強くなったのかなぁ。
あと、なにより印象的なのは広島。
やっぱりあの映像を大画面で観るのは心にくる。
嘆き悲しんでるあの姿は目頭が熱くなった。
でも決して良い気持ちではなく、悲しい気持ちからなので求めてたものとは違うなぁと思った。
ただ、世界中でたくさんの人が観るであろうMCUで、あの映像を作ってくれたのは日本人としてありがたいと思う。人類として大きな過ちだったと世界に訴えて、忘れないようにしてくれるので、とても重要な事だと思う。
そう思う。そう思うけどその反面、心の奥ではMCUでこういう気持ちになりたくなかったなぁとも思う。
なんかフェーズ4に入ってから愛とか正義を考えさせるような場面が多くなったように思う。
絶対悪だと思ってたサノスでさえ、ある意味間違ってなかったのか?と戸惑わせるような気にさせる。
頭の中があまり整理できてないけど、テーマがいろいろ複雑で難しいなぁと思った。
パッと思いつくのは欲、愛、罪、罰。
その他、アクションシーンは安定の最新CG技術でど迫力!最高!
ストーリーもテンポが良くて3時間弱なのにそんな長いとは感じなかった。
(ただ、最後の方はトイレ我慢するの大変だった。)
そういう意味では流石はMCU。シリアスな話でも退屈させないようにいろいろ詰め込みまくって気持ちを離さないで居てくれる。
あと要所要所でホッとするような綺麗な自然の映像も印象的で、コレはクロエジャオ監督の特徴なのかなぁと思った。
総合評価は内容ムズいけど、MCU大好きなので、少し甘めに星4つ。
壮大な内輪揉め
地球をディヴィアンツから護る為に惑星オリンピアからやって来たエターナルズ達の話。
これから始まるシリーズの序章としての能書きの多さは仕方ないし、壮大な物語ではあるけれど、話や時間があちこち行ったり来たり。
それぞれの持つ能力も、パワー系じゃないメンバーの力が本来最初から圧倒的だと思うのですが…。
やっとみえたアリシエムの語る真実から葛藤のドラマになるけれど、エターナルズも失敗作ですかね?
ラストをみるにアリシエムなら自分でディヴィアンツ何とか出来るんじゃ?
今作に纏わるドラマの展開まで遠回しにタラタラとみせるから、テンポ悪くてダルくって、たたでさえ長い尺が非常に長く感じた。
もっとスッキリ作ってくれたら結構面白そうだったんだけどね。
人間不在の人間くささ
アベンジャーズの世界に結合させる必要があったのかな。これはこれで独立した世界の話にすればよかったのではないか。
エターナルズはギリシャ神話の神々であり、恋したり妬んだりして、それが物語の駆動力になっている。その彼らを作った神様(ロボットみたいな外見)も出てきて、人間はほとんど無力。だが、人間臭さが神々に強い影響を与える。スケールはデカいはずだが、やっていることはソープドラマと変わらない。
その他大勢としての人間はいるが、固有の存在感を持った人(人間)は二人しか出てこない。基本、神々の愛憎劇。ドラゴンボールでいえば、ナメック人たちの話であって、ヤムチャやブルマの話じゃない。
エヴァンゲリオンで巨大化した綾波みたいなのが目覚めかけるが食い止める。銀河を作る能力を持っているらしい。いずれも人間タイプなのは、考えることを放棄しているというか、あまりにベタで、客はこんなもんを見せとけばいいと思っているからか。サノスの指パッチンというギャグのような行為で宇宙の生き物の半分が死ぬという映画が興行トップになるくらいだから。
神様が人型ならその神様を作ったのは誰なのかと問いは遡行する。新井白石が既に指摘している問題だ。人の頭は江戸時代から進歩していない。
中国系の主演女優、手話、インド人と幅広い。時代も空間もあっちこっち行ったり来たりと、これまでに例がないめまぐるしさ。
不老不死だったり、空を飛んで目から光線を出したり、素早く移動したり、指デッポウみたいにポンポン撃ったり、力持ちだったり、人の心を操ったりといった能力も、これまであるものをそのまま使うという安易さ。宙に浮かぶとき両手を少し広げるというのもお約束のポーズ。怪物も古臭い。新しさを感じさせない。
長い…
とりたててMCU作品に思い入れはないです。
ただ、劇場公開された分は全部スクリーンで見てきました。
ま、思い入れなくても友達と楽しく見れるのが良いですね。
今回もIMAXなので見たような感じです。
LGBT問題とか色々と現代的な問題も取り込んでいるのが伺えますが、
現在と過去を行き来する構成が…。
過去のエピソードが、内容の割に長い。長い!!
だらだらした会話が多くて、ちょっと目を瞑ってしまったシーンも…。
あと登場人物の名前が多すぎて、今誰の話をしてるのか分からなくなったりも(笑)
シャン・チーに続いてアジア勢大活躍ですが、人件費だいぶ削った印象。
いつも通り、エンドロール後に次作へ続くシーンがあります。
評価は割れると思いますが、特殊な事情もあるのも事実…。
今年163本目(合計227本目)。
※ 私は18歳まで広島市に住んでいました。
私は原作は見ていないほうです。よって、ストーリーが理解しにくいという点は、ある程度は仕方がないと思います。とはいえ、満足できるほどではないにせよ、ある程度の導入はあるので、前作などを見ていないと置いてけぼりにされるということはないと思います(ただ、完全に差を埋めることはできない)。
ここの評価サイトの評価が割れているいるのは、結局のところ2つあり、1つは「ストーリーが理解できない」(登場人物が多すぎる)ということと、「日本での公開を考えたとき、不穏当な描写がある(広島の原爆の描写)」という点に尽きるのだと思います。
ところでこの映画、あってもなくても構わない過去の歴史の描写があります。それこそ猿人類時代と思われるところから、グプタ朝(インド)から、色々存在します。その中で、20世紀の出来事として、上記に書いた広島(長崎にしても結局は同じ)の原爆の描写が登場します(ほか、イラクとの戦闘を想定したと思われるイラクも登場する)。
ただ、20世紀前半の歴史上の描写を描くとすると、色々考えられますが、本映画はそもそもアメリカ作の作品であることを考えると、自国(アメリカ)にとって不利になるような描写は避けるはずです。また、他国の法律(憲法が最たる例)を考慮して、「最もトラブルになりにくい」描写を選んだ結果、日本の広島の原爆の描写が登場したものと思います。
描写として描くだけなら、朝鮮戦争(現在も停戦状態)もあり得ますが、北朝鮮からの抗議もあり得ますし、ベトナム戦争はアメリカにとっては不都合な描写になります。そのようなことを考えると、消去法的に広島の原爆の描写が描かれたと考えられるのが自然で、確かに「日本での公開に際して配慮が足りない」というのも理解はしうるものの、日本のみ作り替えることもできませんし、もうそれは仕方がない(日本における、言論の自由と、北朝鮮における言論の自由を考慮すれば、前者を優先するのはやむを得ない)のではないか…と思えます。
(※) 韓国はともかくも、北朝鮮を敵に回すと、それこそミサイルが飛んでくるので。
評価に際しては、、とはいえは、上記の点は気になったものの、別の点も気になったので、下記のような評価にしました。
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(減点0.3) この系統の映画は、最後に「最後にお楽しみがあるので最後まで見て下さい」と表示されるものが多いです。とはいえ、公式も日本(というより、世界各国)のコロナ事情は知っているはずです。
現在は大阪市も含め全て緊急事態宣言は解除されていますが、それをもって「好き勝手にしてもよい」ということは意味せず、各自で防衛しているのが実情です。そうであれば、そのような事情(さっと入って、さっと出る)は考慮されるべきであり、コロナ事情に配慮が足りないかな…というのは明確に思えました。
(※) タイトルを忘れましたが、「モロッコでパンを作って女性がパンを売る」趣旨の映画は、三密回避の観点から、最初に「評価を入れていただければ抽選でアマゾンカードプレゼント」など、最初にQRコードとクリアファイルを配っており、そのような配慮は当然あってもおかしくはなく(このことは、著作権表示を省略しても良い、ということを意味しない)、そのような例がある以上、そこは配慮が欲しかったです。
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ただの恋愛ドラマ
まず、ここでの最低評価は俺も同意。
マーベル至上最低評価。
キャラの魅力、興奮、感動、迫力、恐怖、
全てにおいて欠落。
なぜノマドランドの監督をマーベル映画で採用した???
まるで安い恋愛ドラマを観てるかのようで、
これは決してSFではない。
全体の9割近くは、だらだらと会話。
眠気すらきた
監督はそれでも物語として足りないと言ってるらしいが、
問題はそこではない。
自分の得意分野をあてはめているだけで、
絶妙にシンプルなのがSFの良さなのに、
ドラマに振り切ってどーする????
という感じ。
期待はしてなかったが、その期待以上の不出来。
エターナルズの宿命
人類の繁栄・進化を支えてきたであろうエターナルズ。彼らの宿命は思ってたより重かった。色々考えるだろうし、そりゃあぶつかり合うだろうな、、、。
今回は、アクションメインと言うよりはストーリー重視な感じ。〜年前みたいな運び方は段々と色々分かってきて相変わらずいいと思う。ただ、王道的なところ推しとしては、絶対の悪を圧倒的なパワーで倒すのが好きだから今回はそこそこ。敵が内部戦争感あるし、強さも強いんだけど、、うーんって感じ。ただマッカリとセナ、ギルガメッシュはすごい好きになった。
とりあえずは、次回の展開にとても期待しながら待つことにします!
つまらなくはない。
しかし、同じMCUのアベンジャーズやスパイダーマンと比べてしまうと……………う〜んと自分は思ってしまった😔
序章って感じが
あとエンドロール(?)後の次はこのキャラが出るかもはやられても、ピンとこなかった。
米国内なら「おー」とかなるんだろうけど、アメコミをあまり知らない自分は「?」だった。←後で調べたらブラックナイトというキャラクターだった。
ただ、続編で他のMCUが絡んでくると面白いんだろうなぁと思った
映像とアクションだけ❓は凄いぞ‼️
なんだかスケールが大き過ぎて、神を負かすか殺すかくらいとか、宇宙の成り立ちを否定するくらいなんで、その割に、戦いのスケールが小さいんで、驚愕よりも戸惑いが先行してしまうのです。
だから、戦い以外の展開は、とても退屈です。
しかし、アクションや映像はピカイチです、特にエターナル同士の戦いはセンス抜群。
エターナルは人類の最大公約数みたいに、人種は欧米、中国、インド、中東から、ゲイや障害者まで多様で、それぞれ個性的で演技も素晴らしい。
監督はエターナルが変身するとき以外は力が入り過ぎて空回りしたかな、少し残念だけど。
マーベル好きなら是非。
デイズニー色なところもあるので、ファンタジー好きなら是非。
好みの問題かと思うが…
結局内輪揉めかい!という気持ちが映画を観ていて一番強く残った念です。
あと自分たちディヴィアンツ以外の争い事には介入しませんキリッ!って言ってるけど
その強さだったら介入しても微妙だったんじゃないかって思う程度の強さな気がした。
とはいえコメディ要素は面白かったし、会話も所々面白かったので
映画の話自体がつまらなかったわけではない、ただやっぱり神っぽい雰囲気なのに
思ったよりも頼りなく些細なことで争うだなぁってキャラクターとして
あまり魅力を感じなったです。
しかし今後こんだけキャラとチームがたくさん増えいくものを
一つの物語に集結するとしてまともに全員活躍できる映画に落とし込めれるのだろうか?
あと折角TCX巨大画面で観たのに、なんか全体的に暗くて見づらく良さ半減だったの
悲しかった
大人向けに再構築された神話
マーベルが『エターナルズ』の監督としてクロエ・ジャオに白羽の矢を立てた理由がよくわかった。スクリーンいっぱい広がる自然の美しさに陶酔してしまう。『ノマドランド』でもそうだったが、映像が何かを語っている。
それに加えて、人間の内面も丁寧に描かれている。過剰なセリフもなく、予備知識がなくても登場人物のパーソナリティが自然と理解できる物語仕立てになっている。10人もメンバーがいるのに全然こんがらないのは不思議。
チームがまとまって人類の危機に立ち向かう単純な展開を予想していたが、500年の空白期間があったために個々の考え方に多様性が生じ、思いもよらないドラマを生み出している。意表をつく展開に、思いっきり引き込まれた。
バラエティに富んだ人種で構成されるヒーローチームというのは定番になってしまったが、エターナルズには、手話を使う聴覚障害者も含まれている。そして同性愛者も。
クロエ・ジャオ監督が描く多様性は、押し売り感が全然なく、物語に自然に溶け込んでいるところが素晴らしい。そして、人類の悪行の象徴として原爆で破壊し尽くされた広島を映し出す勇気を褒め称えたい。
メンバーの名前が神話由来であるのは、一目瞭然だが、この『エターナルルズ』は大人向けの神話として見事に再構築されている。ラストで見せるイカリスの行動は、神話にふさわしい。
いきなり10人は覚えられないよ
出来るだけ予備知識無しで映画を鑑賞しました。
アベンジャーズみたいのが、10人登場して最初に1人死んじゃうんですが、名前を言われても誰だか全く分かりません。
スケールが大きいと言えば聞こえは良いですが、余りに現実離れして何とも。
他のMCUメンバーと一緒に出来ないのではなかと思います。
エターナルズは戻ってくるそうですが、期待薄ですね。
スケールの大きさが違う
新たに送り出すヒーローチーム「エターナルズ」の始まりを描いたアクション大作。ストーリーは平凡で協調するような内容はないがスケールの大きさが違う。シリーズ化を前提としている作品のようなので今後の続編にも注目したい。
2021-171
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