浄め

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浄め

解説

「インディアンムービーウィーク2020」(20年9月11日~10月9日、キネカ大森/20年9月25日~、新宿ピカデリー)上映作品。

2017年製作/116分/PG12/インド
原題:Shuddhi

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
アーダルシュ・H・イーシュワラッパ
音楽
ジェシー・クリントン
  • ニウェーディタ

  • ローレン・スパルターノ

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映画レビュー

3.5【インドで増加しつつある女性への性的暴行をテーマに、サスペンスフル且つミステリアスに”ある事件”の顛末を描いた作品。】

2020年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

ー米国女性アーリンスミスは、バンガロールのホテルにチェックインし、電話で誰かと話ヲしてから、街に出て裏通りで拳銃を危険な目に会いながらも、何とか手に入れる・・。
 一方、二人のインド人女性ジャーナリストは、女性の人権を啓蒙するようなコンテンポラリーダンスを各所で催す。-

 ・劈頭、24H ATMの灯りが映され、ピストル音が4発・・。
 -ん、何だか”通常の”インド映画ではないぞ・・ー
  捜査に当たる、インド特別捜査官たち。

 ・サスペンス要素溢れるストーリーと、時系列を巧みに操作した構成が面白い。

 ・アーリンスミスが、インド人の名前を書いた紙をボードに張り、襲撃作を練るシーンの合間に何度もフラッシュバックのように挿入される”ある”シーン。

<楽しい踊りや、音楽は一切出て来ない(コンテンポラリーダンス風のものは何度か映されるが)インド映画。
 インドで多発する(と、劇中語られている。特に少年の比率が増加している事)女性への暴行事件をテーマに掲げ、インド伝統宗教要素も絡ませながら描いた作品。>

■蛇足
 ・私は数年に一度、インドには仕事で行く。今作でも、主要な舞台となったバンガロールへも・・。
 私自身は怖い思いをしたことはないが、”確かに年々治安が悪くなっている・・”と、現地社員が言っていた。
 世界的なこの嫌な流れは、止める事はできないのであろうか・・。

<2020年10月25日 刈谷日劇にて鑑賞
              ”インディアンムービーウィーク2020”の一作。>

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