無聲 The Silent Forest

劇場公開日:

無聲 The Silent Forest

解説

台湾のろう唖学校で実際に起こった性暴力事件を真正面から描き、アジア各国の映画祭で話題となった社会派ドラマ。聴覚障害をもつ少年チャンはろう唖学校に転校し、学校の設立100周年のパーティで見かけた少女ベイベイに心ひかれる。後日、スクールバスに乗っていたチャンは、バスの一番奥の席でベイベイが複数の男子生徒から性暴力を受けているところを目撃してしまう。ショックを受けるチャンに、主犯格の少年シャオは、その性暴力が「ゲーム」であると語るが……。監督は、Netflixでも配信されたドラマ「暗闇は目を閉じて」などを手がけ、長編映画はこれが初となる新鋭女性監督コー・チェンニエン。台湾のアカデミー賞ともいわれる金馬奨で8部門にノミネートされ、ベイベイ役のチェン・イェンフェイが最優秀新人女優賞を受賞。日本でも2020年・第21回東京フィルメックスのコンペティション部門に出品された。

2020年製作/104分/PG12/台湾
原題:無聲 The Silent Forest
配給:ライツキューブ

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映画レビュー

4.0この子はこれからどうすれば…

2022年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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ミーノ

4.0個人の正義が試される優秀作(71点)#2022.17

2022年3月14日
iPhoneアプリから投稿

テーマと絵の感じ、評価の高さから期待し、黄金町の上映終了ギリギリの鑑賞。

2時間未満にしてよくできた作品だと思った。

最初は性暴力の主犯の動機が薄いなあと思っていたけど、中盤から後半にかけて今作のテーマである性暴力からは遠のいていき、学校での経営や教育問題に踏み込み、まあ着地点としては安パイだけどそれで良かったです。

この年頃かつずっと同じ周りの子たちと育ってきたら、仲間はずれを怖がるのも大いに頷ける。

真摯に向き合ってくれた先生が本当に情熱的で、昨今の教育現場で少なくなって来ている彼に救われた映画でもあった。

もう関東では見れないので、配信されたら是非観てもらいたいです。

是非。

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サスペンス西島

5.0あまりに苦しすぎる衝撃

2022年3月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あまりにもショッキングで根の深い問題、実際にあったことに衝撃が大きすぎる。

性暴力の被害に遭ってもそこにしか居場所がないから…
それほど聾唖者への偏見、差別が強く、支援の体制がうまく行ってないのか…辛くなる。
辛い目にあった時、逃げてもよいと安易に言ってしまいがちだが、必ずしも正しいとは限らない。思い知らされた。

問題は生徒より、向き合う大人たち、健聴の人にある。善い人ぶって結局面倒を避けているだけ、そのしわ寄せが子供たちに…
後半明らかになる事実にどうすれば良いんだよと絶句した。

唯一、真摯に向き合ってくれたワン先生が今作の良心。彼がいなければ、観ているこっちもかなりのトラウマになっただろう。

希望のあるラストかと思いきや、問題は終わっていない…
かなり辛い気持ちになる映画だったが、目を背けてはいけない。

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いたかわ

3.5【無言の場所で長年行われていた事が惹き起こして行く哀しくも恐ろしき行為。隠蔽体質が負の連鎖を引き起こす事実を描いた陰鬱な作品。】

2022年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ー 冒頭、テロップで”今作は事実を元にしているが、出演者の名前などは架空のモノである。”と言う趣旨のテロップが流れる。
  そして、映画を観ながら、その言葉に納得する。>

◆感想 <Caution!  内容に触れています。>

 ・台湾の聾学校で長年行われていた、美術教師による小学生だった生徒への忌まわしき行為は、その生徒の心を傷つけつつも、彼も又成長する中で、周囲にとってはモンスターの様な存在になっていく。
 正に負の連鎖である。

 ・普通学校からその聾学校に転入してきたチャンは、バスの車中でベイベイと言う女の子が、性暴力を受けているのに周囲が無関心な事に驚く。
 そして、徐々に何故に周囲の少年少女たちが無関心である理由が明かされていく。
 この過程が、実に恐ろしい。
 被害者が、加害者になって行く負の連鎖。

 ・全ての行為のきっかけになっていたユングアンは前半は、完全なる悪として描かれているが、中盤彼の行為の理由が分かるシーンは悲しい。
 - 彼が、自らの身体を傷つけ、入院していた時に唯一正義感により事実究明するワン先生に言った言葉。
   ”入院している時に、美術の先生が来たんです。僕は、憎まなければいけないのに、アイツに抱き着いてしまったんです。僕は、変態なんです・・。”-

 ・生徒より、学校運営を重視する手話のできない女性校長が、長年隠蔽してきた事。
 チャンが唯一頼るワン先生は愚かしき校長を詰問するが・・。

<無言の世界で行われていた恐ろしき行為を、皆が通常だと思うようになってしまう恐ろしさ。その事実を隠蔽する校長始め、学校側の人間。
 実に嫌な気分で、観賞した作品であった。
 見て見ぬ振りは駄目だ。隠蔽も駄目だ。
 誰かが勇気を持って声を上げなければ、ならないのである。
 それにしても、ユングアン少年の言葉は、人間の性に対する複雑さを感じてしまった。>

<2022年3月5日 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU
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