おとなの事情 スマホをのぞいたらのレビュー・感想・評価
全133件中、81~100件目を表示
日本オリジナルの演出はいただけない
オリジナル(イタリア版)は鑑賞済み。7人の男女が夫婦の信頼を確認するために携帯に来た電話やメッセージを見せ合うという話。
基本的なゲームのルール(携帯をテーブルを置く、来たメッセージは見せる、かかってきた電話はスピーカーで話す)はオリジナルと基本的に同じだが、若干の違いがあった。それは年齢層。もっと同年代の男女の話だったが、日本版は年齢層の幅が広い。何の集まりだ?と疑問に思うのだが、後々その意味はわかるという流れ。いい話にしないとダメだったのか。もっとコメディとして割り切ってもいいのに。
オリジナルもラストは妙な感じだったのでそちらの方がいいとは言えないのだが、かなり消化不良だったことは否定できない。コメディとして笑えるシーンも実はあまりない。
それに演出が若干ダサい気がしてしまった。既婚であることをわからせるために結婚指輪を光らせるだけでなく効果音まで入れるなんてかなり無粋。カップルとしてのエピソードのシーンで2人の写真を映すだけという演出もなんだこれ?という違和感。ダサいと感じるのは自分だけなんだろうか。こうなると他国のリメイク(特に韓国版)も観てみたくなった。
展開のテンポがいい さすが脚本岡田惠和
終わり方が微妙な感じ
低コストでコロナ禍対応?
少し、強引・・☆
カップルでみたらやばいかなw
前半のノリで最後まで観たかった〜
有名な原作があるようですが、それは知りません。予告編のおもしろそうな雰囲気に惹かれて鑑賞してきました。
あるパーティーに集まった男女が、自分のケータイへの着信内容をオープンにするというゲームを始め、それぞれの秘密が明らかになっていくという展開で、これは予告編で承知済み。今やケータイはプライバシーの塊なので、それを他人に晒すなど考えられません。このゲームを通してどんな秘密が語られるのか、それによって何が引き起こされるのか、観客の興味はそこに集中します。
序盤は、このゲームへの参加をやんわりと回避しようと足掻く田口浩正さんから目が離せません。明らかな動揺と挙動不審が、とても滑稽でした。しまいには隣の三平(東山紀之さん)にケータイの交換を持ちかけ、事態はよりこじれていきます。その後も、ケータイが鳴るたびに持ち主が動揺し、着信相手の名前を見てはホッとして、画面を公開していくという展開がおもしろかったです。
が、楽しく観ていたのも束の間、暴露される秘密がどれも重くて、だんだん笑えなくなってきました。そして、そんな秘密が暴露されれば、当然のことながら、互いの関係に亀裂が生じてきます。ある者は怒り、ある者は悲しみ、ある者は苦しみます。
最後は、このメンバーが出会ったきっかけを思い出し、互いの絆を再確認するという感じのオチでした。秘密を作るのも、その秘密に翻弄されるのも、生きていればこそということなのでしょうか。まあ、なんとなくいい話っぽくまとまるのですが、あんな秘密を暴露されて、これまで同様の関係を続けられるのでしょうか。自分にはちょっと共感しづらかったです。
それに、正直言って観たかったのは、序盤のあたふたする姿とその理由、そして、それを笑い飛ばすような展開です。そんな内容を期待していただけに、ちょっと肩透かしをくらった気分です。つまらなくはないですが、そこまで深みを感じることもなかったので、むしろ笑いに振り切った作品に仕上げてくれた方がよかったかなという印象です。
余談ですが、常盤貴子さんがとにかく美しかったです。三人の子持ちで、姑とやり合う団地暮らしのおっかさん役でしたが、とても見えませんでした。
月は陽の当たる部分だけ眺めているから美しい。
ハートフルコメディが好きであれば、ぜひ!
カミングアウト!?
イタリア版鑑賞済
月食の夜、3組の夫婦と1人の独身男性の7人で、年に1度のパーティーが開かれ、全員テーブルの上にスマホを置いてそこからの通話やメールを晒すというゲームを行い巻き起こる話。
どうしてもオリジナル版との比較になってしまうけれど、コミカルな部分では、原語や考え方や価値観が合っている分ストレートに伝わってきて笑いやすい、というか笑わせてもらった。
ただ、ドロドロの部分では???
何も解決していないし、日本人の気質的にそんなに簡単に切り替え出来ますかね?
そこからの8年前の出来事の件もちょっとくどく説明的に感じてしまったし。
基本的にはオリジナル版に沿ったエピソードが多いけど、感覚が伝わり易い分か、個人的にはこちらの方が好みだし、終わり方も良くてなかなか面白かった。
笑った! 気楽に見てほしい
音楽が邪魔
舞台みたいで面白い!
ストーリー(脚本)と演者だけで見応え十分。
世界でリメイクされるだけはある。次々と鳴るスマホで、テンポよく進む喜劇。
原作を知らないので分かりませんが、とてもよく出来ていて、声を出して笑ってしまいそう。
また、演者の表情だけでいろいろな感情が表現されていて、顔芸だけで笑ってしまう。
常盤貴子と鈴木保奈美が同じ映画でみられるとは。トレンディドラマ時代では考えられない。
最後はもうひと捻りを期待してしまったけど、全体的によく出来ている。
ほぼ、レストラン、1箇所で話が進んでいくので、まるで舞台を見ているようでした。
少しリアリティが無かったり、そんな反応で良いの?と思う点もありますが、舞台だと思えば素直に楽しめる。
予告やタイトルなどからあまり期待していなかった分、とても楽しめた。
シナリオに難あり
全133件中、81~100件目を表示