ライアー×ライアーのレビュー・感想・評価
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映画俳優・松村北斗の誕生の瞬間!
初主演映画というのは、その俳優の今後の名刺代わりになると私は思っています。
浜辺美波『君の膵臓をたべたい』、奥平大兼『MOTHER マザー』など、
まだ名前が知られていない若手俳優達にとって、
他の映画やドラマに出演した際に「あの映画の主演の子か!」と、
映画ファンや世の中に名前を知らせる為にとても大事です。
そして今作は昨年ジャニーズから新たにデビューしたSixTONES・松村北斗さんのデビュー後の記念すべき初主演映画です。
私は個人的に松村氏の事は俳優として知っていました。
ドラマ『黒の女教師』で1話で榮倉奈々と真正面からぶつけて来た演技にあるシーンに衝撃を受けて、
それを鮮明に覚えていましたが名前まではその時は知りませんでした。
ですがドラマ『パーフェクトワールド』で義足の青年役で明暗の心情の切替と表情が見事で、
あの時の少年かと思い出して名前を覚えました。
その後SixTONESがデビューして初めて松村氏がジャニーズのアイドルだと知りました。
今作で初主演となった訳ですが、正直いうと彼がこの題材を選ぶ事が意外でした。
過去出演作のドラマや映画「少年たち」(この松村氏の演技が見事なのでおススメです)を見る限り、
コメディは彼に合っていないのではと思っていました。
ましてや記念すべき初主演映画にラブコメはどうかと不安でした。
ですが、これが見事にハマり役でした!
普段はクールな性格で女性から凄くモテるイケメンですが、
恋人といるとまるで子犬のような無邪気な性格でコロコロ表情が変わるのです。
振り幅が大きいこの主人公を大袈裟にせずリアルに演じたのは、
松村氏の実力があっての事でしょう。
今作を見て松村氏に感じたのは、彼は良い意味で個性が無いと思います。
顔や体格といった見た目、
性格や言葉遣いによる中身、
これらの個性が強いと俳優本人にしか見えず、
役として見る事が出来ないのです。
それが作品や演出によって良く見える事があるかもしれませんが、
そういった作品はごくわずかです。
松村氏はそういった無駄な物が一切なく、
どんな場面でもどんな役でも取り込んで役そのものになれる才能があると思います。
同じジャニーズ事務所の岡田准一さん、二宮和也さんもそういった才能があり、
映画俳優として第一線を走っています。
松村氏には先輩の彼らの背中を追って、
今後も多くの映画に出演して経験を積んで欲しいです。
「ラブコメか、どうしよう…」と観る事に躊躇している方、
是非新星の映画俳優・松村北斗をその目で観て下さい!!!
予告だけで判断しない方がいい
少女漫画好きの原作ファン。
完全に期待はしてなかったし舐めてました。
実写化は正直「は?終わった少女漫画漫画なのに今更なんで?」としか思えなかったしまたジャニーズ(笑)の話題作りかと思いきやとんだ怪物だった主演の御二方。
俳優さん方の力量で素晴らしい作品になっていると思います。
クソみたいな胸キュン(笑)シーンもなく、変なクサい台詞もなく、下手な芝居が全く無くて自然に観られました。
今までのジャニーズ主演で少女漫画原作の実写化は酷かったのですがこれは大成功だと思います。
少し複雑な設定なようだけどそうでもないシンプルでわかりやすく、序盤はポップでコメディ、終盤にかけて切なさと苦しさが混じって身体が熱くなった。あの時こう思ってたのか!と思いながらまた見返したくなる作品でした。
後ほど知ったのですが、予告は監督以外の人が作ったそうです。是非予行から流れるナンチャッテ少女漫画原作の実写化だろ?って思わずにとりあえず一度劇場に足を運んで欲しいです。
2020/02/24
2度目の鑑賞。
やっぱり2度目に「この時透はこう思ってたのに〜!」と思いながら客観的に観れました。
1度目は自分が登場人物に感情移入し過ぎてしまいボロボロに泣いてしまったのですが、2度目はこうして客観的に映画全体に浸れるという発見が出来て良かったです。
ちょっとラストは
森七菜さん、とても楽しみな女優さん。
これがダブル主演となっているのはいろいろな力関係の結果でしょうね。森さんの視点から終始語られる物語とそれを表現する演技が素晴らしかったです。
天気の子、ラストレターからさらに進化してますね。
一方の松村北斗さんもとても魅力的な俳優さんで、すでにドラマでも活躍してらっしゃいますがますます楽しみ。じっくりものを考え込む役が合いそう。
エンディングの軽やかな楽曲、松村さんの所属するグループのものだそうですが悪くないと思います。
多幸感溢れる映画
少女漫画だからこそ成り立つような展開のお話なので、正直これを実写化するのか…と言う感じでしたがとても上手くまとめられていたと思います。
松村北斗さん森七菜さんの演技で上手く落とし込んでいたなぁという感じ。おふたりだけではなく他の役者さんたちもいいスパイスになっていて見入ってしまいました。後半になるにつれてどんどんストーリーが展開されていってどのシーンも飽きずに見れました◎ とても綺麗。
特にエンドロールは絶対に見るべきです。
まさに「ラブコメ」を感じました。曲ともぴったりですね。
登場人物に悪い人がいない。見終わったあとの多幸感がたまらない。そんな映画でした。
ツッコミどころの宝石箱やぁ〜
好きでなきゃ観るのがツライ?
開始15分でエンディングが見えて来ます。
『花束ー』がド直球のストレート勝負ならこちらはカウント稼ぎのくさいコースを突いていくような…
塾一緒だった彼がホテルから1人帰るときに(お人好しすぎるけどw)「あーあ◯万使っちゃった」くらいの憎まれ口が有っても良かった。
みんなが良い人だと作品に深みが出来ないと思うんです。
最後まで爽やか路線しかとれないのがジャニーズ絡みの恋愛作品の宿命なの?
大人も泣ける少女漫画
予告を見た時はそこまでピンとこなかったけど、始めから最後まですごく惹きこまれる映画でした。
大人が見ても感動できます。
エンドロールで流れるSixTONESの曲も併せて、素敵な世界観が作られている映画でした。
小さな恋のラブストーリー
最初はちょっとくだらない、幼い話しだなーって、失敗かも?って思いながら観始めたけど、後半から希望?期待を込めて鑑賞。最後はちょっとウルっときたし、嬉しかった!ホッコリ。普通に観て良かった映画です。若い女子には全般ウケるはず!大人や男子にはちょっと良さが分かって貰えないかも。
エンディングロードが更に発展ストーリーが出るのでご注意!さっさと終わったーって帰らぬように!
勿体ないですよ、あれを観なきゃ。(笑)
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