人数の町のレビュー・感想・評価
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あなたのコミュニティーは妥当?
一般社会に居場所が無くなり、ある程度自由な謎の町に連れて行かれた男性の話。
閉鎖された町や施設での場所話と思ってたが違った💦
「一般社会にもう貢献しないのか?」と思いきや、違う意味で貢献したり。
「一般社会に振り廻されるのはもう沢山だ!!」と思いきや、違う意味で一般社会を振り廻す側になっちゃったり。
一般社会で個人的価値を見失い、謎の町社会では個人価値を見出される皮肉さ。
それでも自己満足にて謎の町が好きな住人達。
コミュニティーの大小や違いを活かした内容が面白い。
コミュニティーにて保証される人間的および個人的価値。そして戸惑う人間。
数字で読み取る日本社会情勢、タイトル的な「人数の街」の付け方も上手いなぁ✨と思う。
逆に謎の町の生活習慣がソフトで低予算過ぎたのが残念💦紅子の子はいつ?
やる事をしっかりしていたら高評価だったw
一般社会コミュニティーの固定概念に縛られちゃうとつまらなく感じちゃうこの映画。
戸籍や住民票って大事やね✨
毒にも薬にもならない‼️❓すべりまくる‼️間延びしたおはなし‼️
人間それぞれの生き方を見た気がします
中村倫也くん2回目の主演映画を見てきました
ディストピアミステリー映画
前半と後半で町の真相が明らかになりますが
見てるときの自分は最初はよくわからないこともありましたが
バスに乗っていくうちに選挙当選を指名された場所に入れたり
オープンするお店に行ったり
テロ事件だと思わせたり
反対行動をしてみたり
もう見ているうちに自分は言葉が出ないほど衝撃的でした
ヒロインが登場したときに
行方不明の娘を探しに町にやってきたところで
主人公と協力をして娘を連れて脱出する計画を立てます
実行の夜に二人は脱出ができましたが
見つかってしまい町に戻されるところでもってた石で頭を殴ります
行き場もなくした三人はどこからともなく移動することができなくて
中村倫也くん が お金を盗むために強盗をしてしまいます
二人は海で座っておりましたが
子供がいないことを知ってすぐに探し始めますが
ヒロインが突然倒れてしまいます自力で車に戻ってクラクションを鳴らします
病院に来て容体の話を聞きに行きます
そこにまた例の人がやってきて
二人は対立します
翌日3人は家を買い
平凡な生活を送っておりました
最後は中村倫也くん が 町のリーダーになって
物語は幕を閉じます
個人的な感想は
最初から最後まで不思議な気分を味わったのと
何が正解で何が間違いなのか
分からなくなるほど
凄い映画を見てしまいました
まだ見ていない方はぜひ見てください
ディストピア状態により荒廃した社会を描いた場面が好き。 途中からま...
ディストピア状態により荒廃した社会を描いた場面が好き。
途中からまともな人物(姉)が登場し、それに引きづられる感じで主人公もまともな行動(脱出)を目指すため、ディストピアに疑問を持った人間が脱出を志すというよくあるパターンとなってしまったのが残念。
設定が好きだっただけに残念。もっと荒廃したディストピア、堕落して目の死んだ人物を描いてほしかった。
予告を観て面白そうだなぁと思い鑑賞。空想な世界のなかで、票の事とか...
社会に蔓延る愚かさ、残る違和感の答えは現実にあるのでは
近未来的SF要素とリアルが交錯した、ある種のイヤミス、に感じた。映し出される数字と、人数のために働かされる理由。ラストの着地は少し腑に落ちないが、答えは、現実のなかにあるのではないか。
そもそも、この監督は新人らしい。ここまで建設的な世界を造り上げただけでも驚き。しかし、その世界はあくまで、現実ととなり合わせなのである。だから、他人事に聞こえない。従事しているのは、リアルを塗り替えるためである。人間の都合を人間が造る。だからこそ、どこか気持ち悪くて、目を背けたくなるような節がある。ちょっと現実が怖くなるくらいだ。
問われるかのように突く、人間の愚かさ。この心に残るわだかまりの答えは、現実に落ちているのかもしれない。
【”この景色が美しいのは、自由だからだよ・・”黒沢清監督初期作品のテイストを漂わせる面白き疑似ユートピアー”あちら側”と”こちら側”の奇妙な繋がりーを舞台にしたSF作品。】
■劇中出てくる不思議ワード及び仕掛け
・”チューター” 黄色い服を着て、”疑似ユートピア”を管理している人々。
アオヤマ(中村倫也)は、現実世界で借金取りに追われている際に、”チューター”のポールに助けれられ、”疑似ユートピア”に来た。
・”デュード” お前みたいな感じのスラングだが、今作品では”疑似ユートピア”で、無為に暮らす人たちを指す言葉のようだ・・。ある女性チューターは”あちら側”では使い物にならい連中が・・”などと言っている。
・””疑似ユートピア”に”入室”する際に、首に埋め込まれる装置”
無断で外室しようとすると、ノイズが脳内に大音量で流れ、動けなくなる。
・”ただいまから、絶賛タイムです”
”ただいまから、ディスリタイムです”
と放送が入ると、皆一斉に機械で何やら書き込みを始め、食料にありつく・・・。
―”あちら側”の世界で、イロイロな所で有効に使われているようだ・・”-
・時折、”デュード” 達はバスに乗せられ、”あちら側”に行って、”投票”をする・・。
ーコレマタ、”あちら側”の世界で、”有効”に使われているようだ・・”
・社交場のプール。男女が共有。お気に入りの人には部屋番号を書いた紙を渡す。一番人気はプロポーズ抜群の緑(立花恵理)。
ー女王様キャラであるが、ある哀しい過去を抱えていた・・。ー
■そして、徐々にこの町のルールを理解し始めたアオヤマの前に、ある日紅子(石橋静河)がある決意を秘め、現れる・・。
アオヤマは、紅子と緑の娘と3人で、”あちら側”へ脱出しようと試みるが・・。
<荒木伸二監督(兼脚本)。
良くもまあ、ここまで奇想天外な世界を考えたモノである。
漂う世界観とチープさが(褒めてます)初期、黒沢清監督の”こちら側”と”あちら側”を描いた数作品と、何となくテイストが似ているなあ、と思った作品である。>
<2020年10月10日 安城コロナワールドにて鑑賞>
幸せとは何か
中村倫也くんが好きな友達に誘われて鑑賞。
ハミダシモノが集められる町。人数の町。
ふと、気になってしまったのはその街の人たちはどうしてそのハミダシモノのこと知ってるの?
都合よくタイミング狙ったように現れるの怖すぎるなぁって。
中村倫也くんが演じた蒼山も借金取りにボコられてるところ助けられてたけど
「いやなんでいるの?」って思っちゃいました
あと妹を助けに来た紅子さんと会話してた男性は何者なの?
なんで街のこと知ってるの?
街のこと知ってるのに何も介入しないのは何故??
なんか色々わけがわかりません
バイブルであるガイドを熟読することみたいな文言、大したこと書いてなくないですか??
要するに町からは出るな、やることやってりゃ命はある、ただそこに権利だったりは存在しない
ただ命が繋がっているだけで自由もない(快楽を得られること衣食住があることを自由、幸せと感じる人もいるだろうからそこで最初の幸せとは何かにつながるんだけれど)
蒼山くんが紅子に愛してる!というのも「え?」ってなりました
あなた最初緑に部屋に来るように誘ってなかった?気持ちの切り替え早すぎて怖すぎるし
そんなやつのこと愛せる紅子もお察しだなって思っちゃう
契約書に簡単にサインしすぎじゃない?
何が書かれてるのか知らないけど
戸籍を失うことも、恐らく書いてあったわけでしょ
それで怒るのはお門違いだよねって感じだし
そもそも計画立てて子供と3人で逃げるけど
計画性なさすぎない??
あと見張りの人機械置きっぱで出てくとかありえないでしょ..
あと病院に最初蒼山助けた男の人が来るけど
首に埋められたチップにGPS入ってるんだとしたら
逃げてるのもっと早くからわかってたわけで
本来だったらもっと早く見つかって処罰だって受けてるわけで
全部が全部ご都合主義すぎて「???」って感じ
最後の蒼山が結局人数の町の人間として生きていく描写で
デュードなる男の子と景色眺めて「なぜ綺麗かわかるか」「自由だからだ」みたいなセリフあるけど
「自由じゃなくね..?」って思っちゃう
あれも蒼山が狂った、という描写なのだとしたら薄すぎるし
あれだけ逃げたがっていたくせに紅子は蒼山のこと見て見ぬ振り???
もう色々よくわからんかった笑
設定自体は悪くないと思います
難し
ディストピアを描きました
中村倫也は設定だけあってキャラ設定がゆるい映画を選んで出てるのかな。「俺の演技でキャラの弱さはなんとかなる」って感じで。《消えた水曜日》もそんな感じだったんだよね。
話は、世の中からツマハジキされた人が集まる町があって、そこの人たちはネット世論操作したり、他人になりすまして投票したりしてんの。
この投票シーンがあれなんだけどさ、バスで投票所に行って、一日に何回か投票すんだけど、それ、せいぜい数百票だよね。それで投票率変わったり、当選者に影響与えられるって、どこの村の村長選挙なの。めちゃくちゃ嘘くさかったなあ。
あと町を離れると、首に埋め込まれた何かの影響で、頭の中に耐えられない騒音が鳴る設定なんだけど、その埋め込んだ物はどんなものなの。そんな装置あるかな。
中村倫也と石橋静河がディストピアを抜け出そうとして、けっきょく抜け出せませんでした。権力って恐いなあって話なんだけど、こんな間抜けな権力なら、あっさり潰されてると思うよ。
ディストピアを描くなかで、何か訴えるものがあると思うんだけど、この作品は単にディストピアに屈しただけなのね。シーンの面白さはあるから観ていられるけど、作品にして世に問う必要はなかったんじゃないかって気がしたな。
インパクトに欠けるのが憾み
本作品の設定について、ふたつの見方があると思う。ひとつは実際にこういう人数の町みたいな事態が国家によって作り出されている可能性があるということ。もうひとつは現在の日本の縮図として人数の町を表現したということ。
映画としてはあまりいい出来ではない。全体にオブラートに包まれたみたいなモヤッとしたシーンが多い。もっと踏み込んだ過激なシーンがあれば退屈しなかったのだが、どこか世間に遠慮したような部分が感じられた。カメラワークも平凡。
しかしテーマと設定は面白い。ネット時代らしく褒める書き込みと貶す書き込みの両方を集めて何かに利用しようとする場面があるのもいい。ただその書き込みの行く先も描けばより解りやすかった。たとえば首相のツイッターには褒めるコメントが殺到し、反政府の活動家のツイッターには罵詈讒謗が並ぶなどである。我々は民主主義の国にいながら、実は飼い馴らされて状況の変化を望まないようになってしまったのではないかという恐れは、それとなく感じられる。
間接民主制では国民が政治に参加できるのは主に選挙によるが、その選挙を乗っ取ってしまえばいつまでも権力者でいられる。選挙は無記名投票だ。他人の選挙通知書を持っていても誰も気がつかない。そういえば投票所で身分証明書を出したことは一度もない。名前を聞かれて頷くだけだ。ただ同じ人が同じ投票所で何度も投票すればすぐに気づかれてしまう。他人の通知書で投票するには通知書の数だけ人数が必要になる。なるほどそれで人数の町かと納得はした。
石橋静河は好演。普通の人が普通にこういう状況に陥ったらそうなるだろうなというリアリティのある演技だった。普通の人というのは、社会のパラダイムに精神的に蹂躙され、あるいは依存している人のことで、そういう人は家族だからこうしなければならなかったとか、親だから子供を案じなければならないとかいったステレオタイプの考え方しかできない。そんな人でも人数の町には違和感を持つ。そういうトーンで全体を作れば、もう少しましな映画になった気がする。
中村倫也はいまひとつ。表情に乏しくて主人公の葛藤や苦悩が感じられない。だから行動も依存的で突発的に感じられる。倫理観にも整合性がなく、この主人公の人格を信用できなくなる。だから最後の台詞に厚みがない。
日本国憲法第13条には「すべて国民は、個人として尊重される」と書かれているが、現在の政治は国民をグロスで捉えて画一的に「処理」しようとしている。「自助」が第一という政治理念は、要するに政治は何もしてやらないということだ。しかし選挙は勝たなければならない。そのためにアメを撒く。携帯電話料金の値下げやGotoキャンペーンなどは国民に対するアメである。アメをもらって飼い主に投票する犬扱いされていることに、国民の多くは気づかない。
本作品は権力が如何に国民を操るかを描いた意欲的な作品ではあるが、アメをもらえるからガースーに投票しようとしている脳天気な有権者に響くには、少しインパクトに欠けるのが憾みであった。
テーマはいいがリアリティに大きく欠ける
行き場所を失った人間が集められる町。その町の住民はSNSで何かを絶賛したりディスったり、他人の名前を使って投票したり、デモ隊やテロ被害者、客の人数合わせとして使われたりする。これさえやっていれば衣食住は保証され、不自由はない生活を送ることができる。
序盤で繰り返される「自殺者〇〇人」「行方不明者〇〇人」という表示は、我々がこれらを単なる数字=人数としか見ていないことを指摘しており、その点ではかなり良く風刺の効いた作品である。特に、SNSを通した誰かでさえも得体のしれない情報の一形態であるという風刺は挑戦的でもあった。
ただ、メッセージ性に物語をまとわせるためのストーリーに粗が多いように思う。
町と言うか集合住宅だし、その町を囲うフェンスも曖昧なので束縛感や絶望感といったディストピア感を認識しにくい。ディストピアの設定がよく練られておらず、どこからか「よくあるディストピア」を引いてきたかのようなつまらなさがあった。正直に言えばメッセージ性の割には内容が古臭い。なんとなくだが、石ノ森章太郎がすでに描いていそうな話だったという印象。
そのほかでは、「どこかで見た”悪い”設定・展開・キャラ」が多いという点で悪印象。ここでいう悪いというのは作中の誰かにとってではなく、観客(私だけではないと思うが…)にとってだ。つまり、よくあるダメ邦画演出が多く、観ていて疲れてしまった。
特に嫌だったのは、会話にいちいち「…え?」という合いの手が入ることだ。テンポが悪すぎる。本編は111分だが、この手の間延びしたやりとりがなければ90分近くにまで縮められたのではないか。
などなど、メッセージ性は好きなのだが、肝心の本編がダメだった。メッセージ性を入れ込む工夫よりも先に観客を楽しませる、没入させる力量だと思うのだが。
むこうとこちら
人数の町とは「居場所がない人が、生きていける場所」として存在していた。その場所はただ「にんずう」でさえあれば衣食住が保証されるというもので、内実は戸籍の売渡や、投票率の操作、ニュースのデマ動画撮影などに利用されている。名前はなく、fellowという呼び名はにんずう同士で、補佐役にはtutorという呼び名が使われている。争いがなく平和な世界を謳っているが、ただギリギリの人間が生き延びるための施設で、感情をなくした先の街なのではと感じた。それは外からの人間から見たら顕著であったと思う。最後のシーン、中村が「自由だからだよ」と言っていたが、彼は結局人数の町に戻らざるを得なかった、ということは渇望した自由を得られなかったゆえのものなのか?それにしては満足そうな表情をしていたのが気になった。途中から、むこうとこちらのどちらが良いのか分からなくなってきた。
めっちゃ面白そうな設定なのに平凡なストーリー
多分ですけど、この映画を観に行ったほとんどの人は「予告編を見て、面白そうだったから」というのが鑑賞理由だったと思います。私もそうでした。
確かに作品の設定や世界観は非常に面白いです。予告編を観るだけでも結構楽しいです。
でもこの映画、予告編以上のことが本編で起こりません。設定や世界観が面白いのは間違い無いのですが、そこからストーリーが広がらないし盛り上がらない。おおよそ予告編を見て抱いた予想の範疇の出来事しか起こりません。せっかくの設定が活かしきれていない、非常に勿体ない作品だと感じました。
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借金で首が回らなくなった蒼山哲也(中村倫也)は借金取りから暴力を受けていた時に黄色いつなぎを着た謎の人物に助けられた。「居場所を提供する」と彼に誘われるがままに謎の町に移住した蒼山。その町は、簡単な作業をこなすだけで衣食住が保障され、プールなどの娯楽施設を利用したりセックスの快楽を貪ることもできるというユートピアだった。最初はその不思議な町での生活や不思議な慣習に戸惑う蒼山だったが、偶然プールで出会った緑(立花恵理)に町のシステムを教えられ、段々とその町に順応していくのだった。
・・・・・・・・・
「こういうことをテーマに描きたいんだろうな」ということは大体理解できるのですが、それにしたって中途半端。キャラクターも、そんなに大人数出ているわけでもないのに掘り下げが中途半端。ディストピア映画の定番としてラストは当然町からの脱出を描くのですが、脱出後の展開がこれまた中途半端。
「面白そう!この後の展開が気になる!」と感じる部分がいくつもありますが、その感情がいつまで経っても「面白い!」まで到達しない。とある映画レビューYouTuberさんの言葉を引用すると、「風呂敷広げるけど畳まない」。
例えば、蒼山に一方的に想いを寄せる菅野莉央さん演じる眼鏡の女性。何度も蒼山にアプローチを仕掛け、部屋で2人っきりになった時「私、人を殺したことがあるの」とカミングアウトします。嫉妬に狂って人を殺した過去のある女性が自分に想いを寄せている、蒼山くんがこの後どうなっちゃうのか非常に気になる展開です。でも、その後は何も起こりません。びっくりするくらい何にも起こりません。プールで蒼山と緑が体を寄せて会話しているところを後ろからずーっと見つめている描写もあるのに、本当に何にも起こらずに彼女は段々と登場出番が減っていっていつの間にか忘れられます。
上映時間の2時間弱の間で、大きな事件はほとんど起こりません。とってつけたようなピンチの場面はありますが、それも別に面白くはないですし。
個人的には、2時間の映画にするんじゃなくて20〜30分くらいの、「世にも奇妙な物語」みたいな作品にすればスッキリとして面白くなったと思います。
ストーリーに関しては正直盛り上がりが無くて退屈ですが、キャスティングは非常に良かったと思います。主演の中村倫也の「優柔不断の冴えない男」っぽさとか、ヒロイン役の石橋静河の「真面目な石頭」っぽさとか、立花恵理の「男をアゴで使う悪女」っぽさとか。キャストの顔かたちがキャラクターの性格に合っている、「っぽい」顔なんですよね。分かるわーって感じ。演者の皆さんは全員素晴らしかったと思います。
出演している役者さんのファンにはオススメできる映画だったと思います。
設定は面白いのに・・・
Hi fellow ありそで濡れ場がない素敵な映画だね
2020年映画館鑑賞76作品目
100%中村倫也目的
中村以外では石橋静河しか知らない
中村倫也演じる蒼山哲也が奇妙な町に移り住む
立花恵理演じる末永緑がさえない男たちにモテモテ
蒼山哲也も菅野莉央や柳英里紗演じる「町」に住む若い女性たちにモテモテ
衣食住に困らないユートピア
どこがディストピアなんだと
自由とか平等とか考えさせられる
立花恵理はモデルだけあってスタイルは抜群
柴咲コウ系のルックスも◎
末永緑は意外と一児の母という設定
プールでのモグラ叩きゲーム笑える
一応SF
ミステリーというよりサスペンス
低予算のせいか全くCGを使ってない
撮影場所はいわき市のようだ
普遍的なアイデアと脚本は悪くない
中村と石橋を中心に役者の演技力でカバーするしかない
2人の演技力が良かった
末永緑がデブ男に対しては態度を豹変し罵声を浴びせ妙に馴れ馴れしい
監督は典型的な陰キャだ
多数決が嫌いって所が幼稚で痛すぎる
今後の言動が心配だが映画製作に悪影響が出なければ特に問題はない
世の中ウソだらけ
中村倫也主演×キノフィルムズ配給
水曜日が消えたも中々面白かったので、今作もそこそこの期待で鑑賞。最近彼がかなりブームです。
ストーリーはとても面白い。
いい意味で日本映画らしくないのが、かなり好印象。
しかし、後半が惜しすぎる...。
借金で首が回らなくなった蒼山(中村倫也)は、借金取りに暴力を振るわれていたところを黄色のツナギを着た男から助けられ、不思議な町に送還された。
町の中にある様々なルールや仕掛けが興味深く、ゲームの世界に入った気分になれてとても面白い。
特に○○タイムです。の所が好き。にゃんこ大戦争してましたよね??
演者も素晴らしい。
中村倫也は言わずとしてた名演だし、石橋静河も何だか歳を重ねる度に可愛くなっている気がする。その他の登場人物もキャラがたってて良かった。
しんちゃんに引き続き、今作もかなり風刺的。
自分たちでニュースを作り上げる。テロ、選挙、デモ、作ろうと思えばどうにだって出来る。世の中ウソだらけだ。
だが、説明不足や無駄な編集などが目立つ。
もっと主人公の過去やこの町ができた理由、仕事をする理由や黄色いツナギを来た人の正体などなど、自分では解決できない謎が多くモヤモヤ。ラストは急にぶっ飛び過ぎて対応できず。
あえてぐちゃぐちゃにしたかったのか、あまりに切り替えが早すぎて時系列バラバラだなってより適当だなって思ってしまった。するにしても綺麗じゃなくっちゃね
話の盛り上がりに欠ける。
恋に落ちる所やしようと思った経緯、行動に移すシーンはもっとテンション上がるように作れたでしょう。
目標が小さいし、全く壮大じゃない。映画館である必要は感じられないな...
ということで、面白くはあるんだけど疑問点が多すぎる映画でしたね。惜しい
にしても、中村倫也はやっぱり安心するな。叫んで欲しかったけど
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