人数の町のレビュー・感想・評価
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この町に住みたくないと思った人は正常なのか。
衣食住性が約束されていれば、
人は幸せなのか。という映画だが。
問題提起がよく分からない。
支配される側とされる側。
監視される自由と監視する自由。
アイデンティティがある人とない人。
さて、いったいどっちの方が幸せなんだろう?
と、考え悩むのが「映画」の面白さならば、
この映画ではちっっとも悩まない。
なぜならば、「この町」を魅力的に描いていないからだ。
娯楽が少なすぎる。プールだけ?性も娯楽と言えなくもないが。
食べ物がまずそう。基本的にジャンク。
住居に冷たい。部屋を豪華にする方法もあるのか?
衣服をもらえる「ミッション」はあったね。
箱庭の快楽生活と、苦痛にまみれた現実世界と
さて、どっちが幸せなんだろうか。と、悩みたかった。
でも、この映画ではちっっとも悩まない。
それゆえ、残念。
では、この映画に共感できず、残念に思った私は
はたして正常で幸せなのだろうか。
中村倫也。
ペタペタと歩く姿がここでも魅力的。
あまりダッシュとかしてほしくない俳優第1位。
レビュー
借金取に追われた主人公が辿り着いた場所は、社会に居場所が無い人々が移住する町。
"人数"としてカウントされれば、衣住食に困らない生活を満喫出来るが、そこに自由はあるのか…
設定よし!雰囲気よし!なのに、後半以降の展開が急過ぎて😭
オチも読めてしまったため、残念感が残りました😇
もっと突っ込んでほしかった
街で暮らすのは、何も考えずに、ただのんびり生きられればいい人たち。無気力で、疑問を持たずセックスして飯が食えればいい。
そうなってしまえば、生きてはいても家畜と同じで世の中は権力者の思うがままになってしまう、ということが言いたい映画だと思った。
今の自民党政府はSNSを操作していると噂されたり、人事を掌握して司法と警察を牛耳ろうとしたり、改ざん隠蔽やりたい放題。それでも国民は政府広報と化したマスコミが垂れ流す情報に骨抜きにされ文句も言わなけりゃ選挙にも行かない。つまりあの街はまさに今の日本のこと、もしくは将来の日本の姿だ。
ただ、その社会が結局どうなるのか、行き着く果てに何が待っているのか、そこまで突っ込んで描いて欲しかった。
気づかなければそれはそれでアリだよね。とか思われないためにも。
自分の目に景色は美しく映るのか?常に自問していきたい
なんだかよく分からない作品
と言いつつも、こういう発想を映画にするのは醍醐味でもある。
しかし、単純におもしろくなかった。
特に後半のオチというか落とし所までの経緯が端折りすぎてスッキリ見終わらない。
一番やってはいけない編集?構成?じゃないだろうか。
登場人物の名前には色がついていたな。
思慮浅いー
まあありがちストーリー
トワイライトゾーン、ブラックミラー系の
もしもこんな世界があったならというストーリー。
衣食住とsexが約束されているが退屈な世界。
現実をとるか夢の世界をとるか。
設定はすごく好き
どんななのかなぁと気軽な感じで見てみました!
殺人を犯した人、借金まみれの人、DVを受けて逃げ出したい人、家出をしてる人、そういう人たちを集めて作った国の話です。
国というか、なんかしらの事情があった人達が集まった場所。
ここに来ると戸籍も消されてしまうため、元の世界に戻っても戸籍がありません。
人数が減らなければそれでいい国らしく
行方不明者の人数や、何かの人数の平均を管理する様な感じで、それをニュースで見た人が間に受けるというか、そういう世界を作るための人間の世界でした。
選挙投票を色んな人の戸籍を使ってなりすまして、同じ人に入れるとか、行列の店みたいに見せるように仕向けたり、たくさんの人がデモ活動をしているように見せたり、などなど、人の行動をこの国の人が代わりにやって、あたかもみんながそうしてるみたいに見せる情報操作をする様な国です。
批判をする時間にはネットから批判しまくるとご飯がもらえて、誉める時間には、褒める書き込みをするとご飯がもらえる。
この国の外に出ようとすると耳につけられた異音が鳴って動けなくなってしまうシステム。
ルールさえ守れば衣食住は確保されていて、安全と言えば安全。
この国の方が生きやすい人もいれば、生きにくい人もいる。
主人公は生きづらくて逃げ出して、家族を守るために頑張ってましたが結局戸籍がないから働けないしお金もない。
戻ってこいとあっちの人間に言われるが、奥さんは妊娠していて、戻ったら子供とはバラバラの生活になる。
どうなるのかなって思っていたら最後は家族を守っていくためにあっち側の人間の社員(?)になっていて、人数の国に人を招き入れる仕事側についてました。
あの人たちは戸籍がないからあそこで働くことになってるんですかね、抜け出したい人も結局は抜け出せずにそこで働いて生きていく代わりに、家族と過ごす自由がもらえるんですかね。
助けに来てくれたお姉さんをそっちのけで
やりたい放題の妹は、DVされてそれがいやで
こっちの世界の方がいいってなったのはわかるけど
豹変しすぎてて、なんかただのビッチみたいで
そうなってしまった流れももう少し説明ほしかったです。
設定がとても面白いなと思いました。
その人の当たり前が、別の人にとっては当たり前じゃなくて、異常に見えたりするのに、その環境にいたらそれが慣れて普通に感じてきたり、不思議な世界です。
評価として、すんげえええってなるほど楽しいわけではないですが、見てよかったです。
映画よりも、アニメや、漫画で出ていたらめちゃくちゃ人気になりそうだなって思いました。
実写ではなく、アニメで見てみたい作品でした。
このアニメやってたら絶対たのしいと思う設定です。
結局大元はどこなんですかね。
戸籍も消せる力があるなら
政府が管理してる隠された国みたいなかんじなんですかね。
呼び方も徹底されててくせつよってちょっと鳥肌でした。
挨拶した後絶対なにかを褒めるとか、なんか宗教感すごかったです。
なんか本当にありそうだなぁってざわってする作品です。
これみた後に、なぜか行列がすごい店とかみると、うそなんじゃないかってなってしまいました。笑
あと平和の象徴、パーカーは謎でした笑
ろくに仕事をしなくても衣食住が保証された町。 ただし、無断で町から...
ろくに仕事をしなくても衣食住が保証された町。
ただし、無断で町から外には出られない。
テレビとインターネットがないのが難点だが、悪い生活ではないと思う。
不気味さはあるが、緊迫感もなかった。
54点
個人的にはとりわけ異色だと思った作品。
不思議な雰囲気の予告に魅了され遠くの劇場まで足を運んで観に行きましたが、映画体験としては良かったなあと思いました。
内容は確かにこんな世界があったら恐ろしいなというのが素直な感想で、何不自由ない生活と快楽が一生得られる代わりに、人間一人分の権利を失う。
生きる権利や選択を誰かに委ねないといけない世界は嫌なので、これからも一個人の自由が許される世界であってほしいなあと思いました。
何故か社会の闇を正当化してしまいました
行く場所が無くなった時、こんな場所があればと、ふと考えました。そして沢山の人が救われるとも考えました。
けど、実際住んでみたら、現実社会が綺麗に見えるのかもしれませんね。
今の現状に疑念を抱いている方、そうで無い方も是非観て下さい。
ありえないはずなのに、ありえそうで怖い
普通に考えたらありえないけれど、もしかして、自分が気づいていないだけで、こんな町があるのかもしれない。
民主主義の日本。クチコミでブームメントが起こる現代。
でも、実はこんな町の住民が、こんな感じで動いているのかもしれない。
日本の失踪者(84,865人)・ネットカフェ難民(9,851人)
映画「人数の町」(荒木伸二監督)から。
家庭にも職場にも学校にも、自分の居場所がない人に、
「居場所がないんだろう?、いるか?」と誘い、
社会の役に立つ(?)仕事を与えるけれど、そのリアル感が、
ミステリー映画で片付けられないものがある。
居場所を与えてやるから、存在自体を放棄しろ、
衣食住が保証され快楽をむさぼることができる、
謎の町の住民になることが、本当に楽しいのか。
作品の中で表示される数字の数々。(いつ現在か不明)
・日本の失踪者(84,865人)・ネットカフェ難民(9,851人)
・倒産(8,235社/年)・自己破産(73,084件/年)
・食品廃棄物(2,775トン/年)・人工中絶(168,015件/年)
・平均投票率(53.8%)・投票したことがない人(706万人)
・総人口(1億2,632万人)・完全失業者(137万人)
この人数、件数をどう感じ、どう利用しようか、
そう考えた時、選挙に悪用しようとする人たちがいても、
おかしくないな・・と本気に思った。
今の選挙システムは、そう簡単には破れないだろうけど、
投票所ではなく、ネット投票などが現実化してくれば、
それを悪用する人たちは、いるに違いない。
闇の世界では、一票数万円で投票券の売買が横行し、
投票率が一気に上がることも考えられる。
だから、この作品は怖いな・・と本気に思った。
デジタル庁、あとは頼みますよ。
設定は抜群
設定は期待をそそられる少しマイナーな映画。
中村倫也といえば水曜日が消えたにも出演していて、なんとなくそれと比較してしまうが、わけわかんない度で言えばこっちの方が数段上でした。
わけわからんよ。ほんと。
察しろ、という場面が多く、軽い気持ちでみるとしんどい時間が続く。
おれの理解力がないからなのかなあ。
自分で面白そうな映画を発掘することの難しさたるや、いつまで経っても養われない。
やっぱり有名で話題になった映画だけ見ていた方がいいというのが教訓かもしれない。
訴えたいことがあるのかな?
とおもったけど、所々はしょってあって、こっちで考えろ的な映画かな。
世の中の駄目なとこを書きつつって感じで良かったのに、色々おしい。
ルーキー監督らしいのでこれからに期待したい。
あなたのコミュニティーは妥当?
一般社会に居場所が無くなり、ある程度自由な謎の町に連れて行かれた男性の話。
閉鎖された町や施設での場所話と思ってたが違った💦
「一般社会にもう貢献しないのか?」と思いきや、違う意味で貢献したり。
「一般社会に振り廻されるのはもう沢山だ!!」と思いきや、違う意味で一般社会を振り廻す側になっちゃったり。
一般社会で個人的価値を見失い、謎の町社会では個人価値を見出される皮肉さ。
それでも自己満足にて謎の町が好きな住人達。
コミュニティーの大小や違いを活かした内容が面白い。
コミュニティーにて保証される人間的および個人的価値。そして戸惑う人間。
数字で読み取る日本社会情勢、タイトル的な「人数の街」の付け方も上手いなぁ✨と思う。
逆に謎の町の生活習慣がソフトで低予算過ぎたのが残念💦紅子の子はいつ?
やる事をしっかりしていたら高評価だったw
一般社会コミュニティーの固定概念に縛られちゃうとつまらなく感じちゃうこの映画。
戸籍や住民票って大事やね✨
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