名も無き世界のエンドロールのレビュー・感想・評価
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押しボタンを押さなかったら、押しボタンの立場がないだろ
映画「名も無き世界のエンドロール」(佐藤祐市監督)から。
気になる一言以外にも、メモした会話は多かった。
「住む世界が違うんだよ」
「世界が違うんじゃない、分けられてるだけだよ」とメモし、
「さびしいんじゃなくって、さみしいんだよ」は、
PCの漢字変換が困ってしまうほど、微妙な表現である。
「同じじゃねぇのか」「違うんだよ」「そうか」「そうだよ」と
それ以上のツッコミがなかったので、余計に気になった。
また、引きこもりになった若者がこう叫ぶ。
「あんたさぁ、僕が完璧主義者って言ったよな。
完璧主義者っていうのはさぁ、結局欠陥品なんだよ。
理想通りのきれいな人生じゃないと我慢できない。
うんこがくっついた人生はもう必要ないってわけ、わかった?」
なるほど・・と思う定義に、少しホッとした。
さらに、こんな表現にも、頷いてしまった。
「危ない橋っていうのはさ、自分のために渡るもんなんだよ」
しかし、私がこの映画を代表する台詞を選ぶとしたら、
「押しボタンを押さなかったら、押しボタンの立場がないだろ」。
信号機で見かける「押しボタン」と書かれたBOX。
「押しボタン」の立場になって考えた、この表現って、
インパクトがあるし、こういった視点がとても新鮮だったなぁ。
予定調和でもおもしろく鑑賞できます。
2時間を切る、いかにもテレビ放送向けの様な映画。
彼らの歴史は小学生時代に遡る。
ここからストーリーは始まる。
いくつか「え〜っ」となる設定があるが、ここは軽くスルーしながら見ないと駄作扱いになるかな?
そこまで言うような作品でもないのであくまでスルー😅
岩田剛典さん、私の中では微妙なタレント。
「去年の冬、きみと別れ」の出演でイマイチ烙印を押し、「町田くんの世界」でカムバック😅
今回、ん〜良かった。
相手役との関係のキャラ設定が合ってましたね。
シンプルな伏線回収と、分かっていても「そーだったのか!」と感じられる映画だったのでおもしろかったです。
しかし、クライマックスシーンがなんで神戸なんやろ??
主演の二人はカッコいい
二人がカッコいいのでレンタル料を払い観賞。
子供からのエピソードに何か良さそうな感じがして。
途中から犬が交通事故で亡くなる。実は犬が死んだのではなく彼女が〰️
訳が分からないまま彼ら二人が何故、助け合って生きて行くのか最後まで分からなかった。
復讐劇。
最後の結末は納得いかない感じです
二人とも演技もいいしカッコいいのですが話が今一つ面白さに欠けたので、引き込まれることは無いままでした残念ですね。
彼女は喜んでくれるのだろうか?
思い返すに…無駄なシーンもカットも無かったように思う。が、なんでこんなに盛り上がらんのだろうか?
映画的に、ではなく俺自身が。
ストーリーも凝ってはいるし、俳優陣は素晴らしい。中村さんとか驚く程、役を真っ当してる。
題材か?
それとも、なんか余りに突拍子もないシチュエーションなのか?それとも作為に満ち満ちた伏線の数々なのか…出来すぎた予定調和の弊害か?
なんなんだろう?
回想と現在の棲み分けもきっちり仕上がってるし、3人が2人になったギャップも盛大に感じる。
楽しそうに大声で笑う3人が切ないのだ。
裏世界の住人になった岩田氏の目も好き。
指輪を前に、不安になる新田氏も好きだ。
ゴールに突き進む全てのものも盤石の体制で用意されてる…むしろ、それ以外のモノは皆無と言ってもいい。
…いったい何が気に入らないのだろうか?
なんか、まあ、大筋はどっかで見た話しのような気もするし…なんつうか、純愛ってカテゴリーにするのも気が引けはする。
突拍子もない話がとんとん拍子に進むのが気に食わんのだろうか?
淡々と進む…全部が全部。
色々、純粋過ぎて…表層だけなぞってるような気がしなくもない。
残念
演出の失敗
役者のファンのための映画になってしまってる
カッコいい二人を見るにはいいのかもしれない
二人とも悪い役者じゃないと思うが残念な作品になってる
勿体ない作品これが現在の邦画だと思うとやはり悲しい
あっという間に終わってしまった
期待していた作品だったが、想像よりも面白みに欠けた印象。
始めは写し方でストーリー展開を誤魔化していた感覚だったが、途中からストーリーが読めてしまった。
全体的には良くも悪くもない印象。
幼馴染3人のキャスティング次第では、もう少し楽しめたかも。
引き込まれた
過去に何があったのか?ふたりは何を企んでるのか?そして各々は何を思ってるのか?とにかく最後につながる全てが気になって引き込まれた。残された人の切なさをがんちゃんがとってもよく表現してたと思う。
都合良く裏社会の人間になったり社長になったり、次の場面ではリサと付...
都合良く裏社会の人間になったり社長になったり、次の場面ではリサと付き合ってたり多少強引な部分はある。
伏線があまりにもわかりやすくてラスト20分に全く驚くことができないのが少し残念だが、その伏線がしっかり回収されキレイにまとまった結末はオチに気付いてしまっても十分楽しめると思う。
きっちりやり遂げたスッキリ感もあるししっかり切なさも残る。
期待してなかった
映画館で見たかったけどコロナで行けない間に終わってしまいNetflixで見かけたので期待せず見ました
キダが銃で女と別れろと言ったときに、あーそういうことかとラストが分かりました
そこからどう伏線回収するんだろうと見てました
最後爆発してくれて良かった
あれで爆発しなかったらつまらなかったと思う
缶を持ち上げて爆発がたまたまなのか仕掛けがあったのかはこちらで好きなように考えていいのかな?
理想は缶を持ち上げたから爆発したという最後がいいなぁ
サプライズが部屋が違ったというだけなのはちょっとどうなのかな?と。
しょーもない作品。信号は、青でもきちんと右と左みて、渡りましょうね。という、田舎道で、クルマが来るのがわからないくらいの、生命力が、かなしいにゃあ。
こういう、十年掛の仇討ち映画って、頭悪すぎて、映画にならないわさ。情けないを通り越して、経費の無駄遣い。千葉真一の息子の歯が、真っ白すぎて、不愉快。中村アンが可哀想なだけ。中村あんの、ラストでの醜さがたまらなく嫌悪。こういう映画に、誘われても出ちゃいかん。まだ、AVの方がいさぎよいわさ。彼女や、アウトレイジの、百恵の夫は、出るべき映画を選ばにゃいかんぞなもし。存在を忘れられる、不幸で、自爆テロ起こしては、話にならん。イスラム過激派のような筋立てが、なさけない。映画興行が、成功しないから、サクサク世間に出回った愚作。まだ、ビーバップの作者の、映画の、藁の楯の方が、不条理感があって、面白い。けれど、カイジの、映画版は、カイジ役が役不足。長瀬智也に、やらせたかった。名優は、役を選ぶ。迷走やくしゃは、なんでも飛びつく。今回、中村アンが可哀想なだけの、茶番、評価は、星なし。なさけねえわさ。しつかりしろい、日本映画。
ラスト20分の真実…?
最初から、「そうだろうな~」と思ってみていたので、衝撃も何もなかった(^^;
リサが嫌な女過ぎたので、もうちょっとマイルドにしてたらミスリードできたかも。
つまらない日本の売り方
ラスト20分の〜がハードルを上げすぎてる。
邦画ってなんでこんな事をするのか。
それはともかく話はなかなか面白かった、だが犬を使ったミスリードはよくないね。
俳優陣がとても魅力があるので見れてしまうんだよな〜
まず幼馴染の3人のうち、女の子だけ現代で全然でてこない時点であーこうなんだろうなってなっちゃうのはよくないね、ラストの20分の真実〜がさらにネタバレしちゃうね。
でも、10年がかりとは長〜いし回りくどいな〜
岩田くんがもう少し勇気だしてさっさと付き合えば1番丸く収まった話でした笑
しかし岩田くんの役回りは損だな〜
人もいいし1番気の毒でした。
いろいろな伏線が最後でつながった
キダとマコトとヨッチは小学校からの仲良しだった。
キダとマコトはヨッチに好意を持っていて、マコトとヨッチは付き合うことになった。
マコトは仕事を辞め、キダは裏社会で働くことになった。
マコトは会社の社長になり、リサという女性に近づいて、キダと一緒にリサのプロポーズ大作戦を考えたという内容だった。
プロポーズをするためのドッキリを仕掛けている明るい感じの話だと思っていましたが、途中からとても悲し話だなと思いました。
話の序盤のいろいろな伏線が最後になってこう繋がっていたのかが分かるとすごいなと思いました。
一人の人を想い続けるのってすごくいいことだと思うのですが、その人を亡くした時の反動は凄まじいものだなと思いました。
他人から忘れられるのってとてもつらいことだというのは、共感できました。
岩田剛典さんと新田真剣佑さんと山田杏奈さんの演技とても良かったです。
高校生はきついのでは、、
新田真剣佑さん、岩田剛典さんどちらも好きですが、高校生役はちょっともうきびし、そう、、って思ってしまいました。山田杏奈さんの暗くてめちゃくちゃ闇ある系の演技が好きなんですが、今回はわざと少し明るくするような演技がをしなくてはいけない役所だったと思うので、彼女の良さが出せていなかったのではと思いました。
しかし話の内容としては濃すぎずさっぱりしすぎずちょうど良くて面白かったです。しかし最後あそこまでするとは、、、
思ったのですが、キダ可哀想すぎませんか、、?
この映画は
最後よ!最後まで見てほしい。最初はだらだら進んで行くけど、ん?そんな良い女だったか?そこまでするほど?
それが最後まで見たら分かるから!
最後がこのオチじゃなかったら、あんまり楽しくなかったかも^o^
ラスト20分の衝撃がすごい?
衝撃的な展開がいつ来るのか楽しみに待っていたら、気づいたら映画が終わっていました。
予想通りの結末が描かれているだけで、なんの衝撃もない映画、見る価値なしです。
真剣佑はとりあえず格好いいので、真剣佑推しの方は良いのでは?
よっち
なんて悲しいお話なのでしょうか。
よっち、悲しすぎる。
結婚して欲しかった。
プロポーズ大作戦、叶って欲しかったですね。
あそこまでして、よっちを思っていたと思うと
かなしすぎます。
最後も部屋を違う部屋教えているという。
いつものようにコーラを置いて。騙してたんですね。
犬のくだりから、犬を引いて
そのまま放置した話を聞いた後に
ご飯に行きませんかって、まもるが
こんな女に惚れるわけないだろって
思っていたので、話が進むごとに
どんでん返し復讐劇なのは勘づいて見てました。
犬じゃなくて引いたのはよっちだったんですね。
あそこで気づいてすぐに店を飛び出して
4500万ためて、社長になって
女に近づいてすごい執念です。
キダは自分のためじゃなく、ずっと
人のために何かをしていましたね。
自分を犠牲にして裏社会の仕事について
そこまでしてまもるに協力して
なんか全部、よっちのためだったんですかね。
悲しいなぁ。見てよかった作品でした。
りさ役の人猛烈に人として終わってましたね。
真剣佑さん、とてつもなくかっこいいですね。
あんなに一緒だったのに…
今年の1月全くの同時期に公開されたイケメン俳優W主演の何か仕掛けがありそうなサスペンス映画2本。
…と、勝手に括り、どっちがどっちで、誰がどっちに出ているのかさえも混同。
でも、両方見てみたら一目瞭然。
先日見た『さんかく窓の外側は夜』はビミョー、こちらの方がずっと面白かった。
共に複雑な家庭環境で育ったキダとマコト。真面目なキダとドッキリを仕掛けるのが好きなマコト。
小学校の時に似た境遇の転校生ヨッチも加わり、3人は欠けがえのない存在に。
小学生の時から支え合って生きてきたが、二十歳のある日、ヨッチが突然いなくなる…。
オンボロ車修理屋で働くキダとマコト。
そこへ、政治家令嬢で人気トップモデルのリサが車を修理して欲しいといきなり現れる。マコトは彼女に強い関心を抱き、仕事を辞める。
キダは裏社会を通じマコトを探し、再会。マコトはリサを振り向かせる男になる為、死に物狂いで金を稼いでいた。
やがてキダは裏社会の交渉屋として、マコトは悲願の会社経営者としてのし上がり、ある計画を実行に移す。
クリスマス・イヴの日、リサへ仕掛ける壮大なプロポーズ大作戦…!
過去と現在が交錯して展開。
過去パートは青春ストーリータッチ。唯一無二の幸せと、儚さや切なさ纏い。
現在パートはサスペンスタッチ。謎と何か悲しみ纏い。
姿を消したヨッチは何処に…?
プロポーズ大作戦とは…?
そもそも、キダとマコトは何をしようとしているのか…?
あれこれ考え巡らせ、見ていると次第に、正直“真相”はその直前辺りまで分からなかったが、2人の“目的”は早い段階から気付いた。
本作もどんでん返しや仕掛けや伏線ありのサスペンス。1度より2度見た方が面白い。小道具、台詞にワード、視線に感情…それらが2度見た時の方が効いている。
『キサラギ』『ストロベリーナイト』『累 かさね』など、佐藤祐市が本作でも手堅いサスペンス演出を見せる。
単なるイケメン俳優共演に非ず、熱演を見せる。
特に新田真剣佑は過去パートは無邪気、現在パートは悲しみとある感情を秘めた複雑な演技。
岩田剛典もクールとダークと受け身の演技。『去年の冬、きみと別れ』もそうだが、岩田出演のサスペンスはなかなか見応えある。
山田杏奈と中村アンの2人は全く正反対のヒロイン。ま、どっちがどっちなんて言わなくても分かるだろうけど、一方は主人公2人にとっての“ヒロイン”、もう一方はビ○チ! 天晴れなくらいで第2の菜々緒になったり…?
このビ○チのやった事、まるであれではないか。池袋で若い母娘を車で轢き殺しといて、「過失ない」なんて責任逃れしているクソジジィと全く同じ! 全く、上流階級や権力って奴は…。
10年越しの計画。もはや執念と言っていい。
それほど、突き動かすものなのか。
突き動かすものなのだろう。
それほど…。
たった3人の世界。
小さいけど、居心地がいい、幸せな世界。
ある時彼女が言った。
さみしい。
忘れられたくない。
ハッピーエンドでも悲劇でも、2時間で終わる映画を見ると涙が出る。
そんな彼女を、永遠にハッピーエンドが続くこの世界へ…招待したばかりだった。
最後の最後に、マコトが仕掛けた“ドッキリ”。
しかしマコトにしてみれば、10年も待たしてしまった。
この世界では叶わなかった。
あちらの世界で、きっと。
ハッピーなエンドロールをーーー。
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