哀愁しんでれらのレビュー・感想・評価
全213件中、61~80件目を表示
そしてシンデレラとその家族はいつまでも不幸に戦慄に幸せに暮らしました
ヒロインの幸せと不幸の連続。
それを、(予告編の印象では)カラフル×ポップ×喜怒哀楽を織り交ぜて。
私の好きな『嫌われ松子の一生』のような…?
公開時は賛否両論。…いや、否の意見の方が多かった。
まあ、無理もない。作品はシンデレラ・ストーリーかと思いきや、戦慄のサスペンスに…!
ハードル下げて見たからか、それともこういう後味悪しサスペンスが好きだからか、結構面白く見れた。
児童相談所で働く小春。
平凡に幸せを夢見る女の子だったが、「あなたのお母さん、辞めました!」と母親が突然出て行った過去がある。
祖父、自転車修理しか知らない父、学生の妹と4人暮らし。家族や生活を支えているようなもの。
そんなある夜…
祖父が倒れて入院。
祖父を病院に運ぼうとして、飲酒してた父が逮捕。
その混乱の不注意で、家が火事で半焼。
彼氏の浮気現場にばったり出くわす。
たった一夜で立て続けに不幸に見舞われる。
嗚呼、私って悲劇のヒロイン(シンデレラ)…。神様、私が何か悪い事、した…?
さらに、まだあった!
目の前で、一人の男が線路に倒れる。
自分自身も疲れ果てている。とても他人なんかを…。
助けるべきか、見捨てるか。
思えば、これが運命の分かれ岐路(みち)。
男を助けた小春。
イケメンだけど、泥酔した平凡な男かと思ったら…!
開業医!お金持ち!優しい!イケメン!
絵に書いたような…いや、夢のような“王子様”との出会い。
不幸、不幸、不幸、不幸が続いた一夜の最後に、神様がきっと、サプライズで素敵なプレゼントをしてくれたに違いない!
その“王子様”は大悟。
幾度かデートをし、お互い惹かれ合う。
彼は離婚歴あり。前妻は亡くなったが、“酷い女”だった。
前妻との間に娘が一人。8歳のヒカリ。
男手一つで育ててきた大切で自慢のいい娘だが、ちょっと難しい年頃に差し掛かり、他人にあまり心開かず…。
が、小春には驚くほど心を開き、笑顔を見せ、懐く。
失職した父親の再就職を手伝い、妹の勉強も見、祖父の入院も市民病院から超豪華設備の病院へ。大悟は小春の家族との関係も良好。
もう申し分はないだろう。
そして、ヒカリの誕生日のその日に…。
結婚式は皆に祝福されて。
住まいは海が臨めるプール付きの超豪邸。
不幸から幸せの絶頂へ。
私と、愛する夫と、可愛い娘。
夢みたいな暮らし。…いや、もう夢じゃない。
この幸せよ、いつまでも。
これが私のシンデレラ・ストーリー。
めでたしめでたし、ハッピーエンド。
…おとぎ話の“シンデレラ”だったら。
ここから、じわじわと。
以前の不幸がまだマシだったと思えるくらい。
幸せと祝福された結婚だったが、チクリと刺す者も。
小春と大悟は出会いから僅か一ヶ月で結婚。友人たちはそれにびっくり。“足のサイズ”だけで結婚したシンデレラに例えて比喩する。
大悟の母は辛辣な言葉を投げ掛ける。母親の愛情を知らずに育った女性に母親なんて出来ない。母親になる事と母親である事は違う。一理あり。でもそれは、息子や孫娘を思うから。彼女自身も、決して“いい母親”ではなかった…。
毎朝お弁当作って、送り迎えして、毎日広い邸宅の掃除や整頓など家事をして、良妻賢母であろうと奮闘する小春。
一部屋だけ入れない部屋が。ある時扉が開いており、中に入ると…
奇妙な“芸術”の数々。
そこは大悟の趣味の部屋。
それはいいが、展示物が異質。
子供の頃飼っていたうさぎの剥製、30年に及ぶ自身の裸体のスケッチ、前妻との家族スケッチ、そして小春と自分とヒカリの途中絵画…。
どれも不気味さが漂う。
“王子様”は本当に“王子様”なのか…?
小春の手作り筆箱を盗まれたヒカリ。学校でいじめられてる…?
その帰り、担任から話が。「お弁当を作って上げられないなら、学校で給食を出します」
えっ? 私作ってるけど…?
何かの間違い…? それともヒカリが嘘付いてる…?
結婚前はあんなに素直で可愛かったヒカリ。
でも最近、反抗期と言うか、言う事聞かなくなる事が多くなってきている。
夫は新しい母親が出来て構って欲しい、甘えたくなる“赤ちゃん返り”と言うけれど…。
本当にそう…?
“可愛い天使”は本当に“可愛い天使”…?
筆箱が見付かる。思わぬ所から。
おにぎりに“ある物”を入れる。お弁当をちゃんと食べているか否か試す。
学校で悲しい事件が。同級生の死。
そのシーンが意味深。まるで、ヒカリが…。
葬式。黒靴を履いていくのが常識なのに、ヒカリは赤靴で。
帰り立ち寄った喫茶店で、ヒカリが戦慄の言葉を発する。
小春は思い始めていく。ヒカリは、いい子じゃないかも…。
良い妻であろうとすれば、するほど。
良い母親であろうとすれば、するほど。
精神的に追い詰められていく。
精一杯、懸命に頑張ってきたつもりなのに、妻になるって、母親になるって、こんなにも辛いものなのか…。
夫の母親の言葉が皮肉にも本当に…。
ある時、夫の大事な物を壊してしまうという失態をしてしまう。
それを目撃していたヒカリ。“可愛い子”は何処へやら。散々嫌味たっぷりにはやし立てる。
手が出てしまった小春…。
2人だけの内緒にするが、言うまでもなくヒカリがチクり、知った大悟は激怒。
「子供の将来は親の在り方で決まる」
「そんな人だとは思わなかった」
「出て行け」
以前の不幸が運命の悪戯とするならば、
今回の不幸は手に入れたと思った愛や幸せを失い…。
果たして、どっちが本当に“不幸”…?
出て行こうとする小春に、急に恋しくなったのか、ヒカリ泣きながらがしがみ付く。
まるであの時とそっくり。自分だけはあんな母親に絶対ならないと誓ったのに…。
母親失格。
私のシンデレラ・ストーリーはここで終わり。
線路に倒れ込む。電車が近付いて来る…。
今の自分では実力不足とオファーを3度断ったというのも分かる難役。
しかし、全感情放出!…の大熱演。
幸せな時、不幸な時、追い詰められていく時、母性、ダークさ…あらゆる顔を見せる。
やはり土屋太鳳はぶりっ子役よりこういうクセある役の方が本来の実力発揮出来る。『累 かさね』も良かったが、現時点で映画作品の代表作になるだろう。
コミカルな役や優男の印象の田中圭。
本作での一転は、怪演見せた『みなさん、さようなら』を彷彿。
2人に負けないくらいの存在感を発揮したのは、娘ヒカリ役のCOCO。可愛らしさ、憎たらしさ、戦慄さ、その中に哀しさも滲ませる。
『3月のライオン』などの脚本を手掛けた渡部亮平が自身のオリジナル脚本を監督。
ブラック・コメディ、ラブストーリー、サスペンス、衝撃展開の家族ドラマ。
コミカル&ユーモア、ハッピー、それが一転して不穏なムードになり、スリリングに、まるでホラーのように。
不幸→幸せ→不幸。二転三転。この次は…?
線路に倒れ込んだ小春を助けたのは、大悟。
家に戻る。
ヒカリとも再び…。
家族3人の絵画を完成させる。
苦境を乗り越え、今度こそ本当に幸せに…。
ヒカリが学校で靴を盗まれた。
ヒカリを愛するが故に、学校に乗り込む小春と大悟。もはや完全にモンスター・ペアレント化。
突然、同級生男子が驚愕の告白。死んだ同級生の死の真相。
「ヒカリちゃんが突き落として殺したんだ!」
勿論そんなの信じない。
信じる訳がない。
あの子がそんな恐ろしい事する訳ない。
でも…
話だけは聞く。
案の定、ヒカリはヒステリー状態に。
邸宅の壁やガラスには悪質な落書きが。人殺し!
また家族がバラバラに…?
もう、そんなの嫌だ。
どうしたら…?
ある事を思い付く。
劇中でチラッと伏線があったではないか。“インスリンの摂取量”や“近々学校で行われるインフルエンザワクチン”とか…。
あの同級生女子がくれた手紙。あれが本当なのか…?
つまり、嘘を言っているのは男子の方…?
ヒカリは何もかも悪くない…?
それらも曖昧。
こりゃ好き嫌い分かれるのも無理ない。
ラストは本当に衝撃的なまでに後味悪い。
何処で岐路を過ったのか…?
あの線路で王子様を助けず、平凡な不幸なままの方が良かったのか…?
あの線路で王子様を助け、戦慄の幸せで良かったのか…?
“シンデレラ”なのにハッピーエンドじゃないの…?
おとぎ話のシンデレラも案外ひょっとしたらその後、不幸にだってなっていたかも。
でも、この家族にとっては、めでたしめでたしハッピーエンド。
怖いと思った
子どものために良い母親になると自分に決めていた小春。
人生最悪の日に、大悟という男性に出会った。
大悟には娘がいたが、娘は小春と仲良くなり三人は家族になった。
三には仲良く過ごしていたが、次第に大悟と娘の本性が少しずつ分かっていき、小春は逃げようとしたが良い母親を演じ切ることを決めた。
そして、小春と大悟は娘のために自分たちができることをやったという内容だった。
話の前半は、三人の仲の良い生活が見れていたのですが、後半、大悟と娘のの本性が出てきて、小春もそれに染まっていくのが怖いなと思いました。
蛙の子は蛙という言葉は、小春の人生にそっくりだなと思いました。
自分が経験したことは、やっぱりやってしまうものなのかと思います。
親が子どもの人生に影響を与えるとしたら、小春や大悟のような親はいない方がいいのかとも思いました。
娘はこれからろくな人生を歩まずに幸せにもなれないだろうなと思います。
哀愁しんでれら
余韻がすごい
「子供の将来は、その母の努力によって定まる」
◎ ある意味ディズニーに喧嘩を売るアンチプリンセス映画
ディズニーのプリンセス映画、特に初期の作品では、幸せをただ待っている受動的な女性が、運命の王子様と出会い、互いのことをそこまで知らないまま、あっという間にハッピーエンドという展開が多い。
そして、それに憧れる女子は時代を経ても多いだろう。
しかし、この映画を観て「ちょ、待てよ」とあなたの心の中のキムタクが言ってるぞ。ディズニープリンセス婚して本当に大丈夫ですかと、ガラスの靴を履かせるそいつは、本当に運命の人ですかと、我々の曇った眼球をゴシゴシ拭いて注意喚起してくるような一本だった。
白雪姫も、いつだって毒リンゴを持った魔女になり得るんだよって話。
それと同時に、子を育てる”親”という大きなテーマもあった。
「子供の将来は、その母の努力によって定まる」
というナポレオンの残した言葉が作中に出てきて凄く印象に残ってるし、土屋太鳳演じる小春と田中圭演じる大悟どちらも母親という存在にコンプレックスを持っており、だからこそ小春は誰よりも母親になることに、大悟は家族や愛のあり方に固執する。
そんな小春は、母になることと母であることは違うと痛いとこ突かれたり、COCO演じる娘のヒカリとの関係だったりで、彼女なりの理想の母親像にどんどん押しつぶされていく様が、痛々しくもリアルに感じた。
◎土屋太鳳が三度もオファーを断ったエグ脚本を見事に彩った役者陣
今までに見たことのない新たな土屋太鳳を見れること間違いない。
彼女のピュアさ、真っ直ぐで真面目な印象が、今作の小春というキャラクターと、危うさという部分でリンクしているように見えた。
彼女自身、3回オファーを断って、4回目で小春が泣いてる気がしたということで、出演を決めたほど。かなりの覚悟を持って今作に挑んだことが伺える。
また、田中圭に関しても、彼の持つカジュアルで親しみやすい感じ、それでいて本性はクズでしたみたいなキャラクターを演じさせたら流石。
そして特に素晴らしかったのが、大悟の娘ヒカリを演じたCOCO。世界的キッズインスタグラマーで、今までの演技経験は0。そんな彼女の存在感たるや他に類を見ない。演技の上手い子役のそれとは全然違くて、そこにいるだけで目が行っちゃう。もうまるで”和風エスター”
主要3キャストのハマりっぷりはもう完璧でした。
そのポスターの異質さに、気持ち悪さと同時に何かそそられるものを感じ、気づいたら劇場に身体が吸い込まれていた。
パラサイトやジョーカーのようなブラックコメディ強めの映画が好きな人にはおすすめだが、確実に賛否両論の作品であることに間違いないし、ラストは放心状態になるので、心して鑑賞するように!
本当の家族とは。現代を彩る、怖すぎるおとぎ話。
【賛否両論チェック】
賛:家族を愛するがゆえに歪んでいってしまう、ヒロインの心が痛々しい。
否:まさにおとぎ話を地で行くような、ありえない展開の連続なので、その辺りの好みは分かれそう。ラブシーンもかなりあり。
一言でいうなら、
「(怖い意味で)家族って・・・何?」
って感じさせる作品です。
不幸の果てに出逢った、運命の人。彼とその愛娘と懸命に向き合おうとすればするほど、次第にヒロインの心が歪んでいってしまうのが、切なくも痛々しく映ります。以前は、いわゆる“モンスターペアレント”を蔑視していたはずのヒロインが、次第に自身が“モンスター”となっていく様を通して垣間見えるのは、家族への愛情が生み出す“いびつさ”です。
ただラブシーンがかなりあるので、一緒に観る人は選んだ方がイイかもしれません(笑)。
ひと筋縄ではいかない、現代の大人向けおとぎ話ですので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
和・洋・中全て今一歩なビュッフェのような作品だが、給仕は優秀
継母、離婚、教育ハラスメント、職業差別、亭主関白、信じあわない夫婦、洗脳、社会的地位、モンスターペアレント、教育現場の疲弊と無力化、など、メッセージ性が多く、かつどれも薄味なため、観ている人が混乱する映画。土屋太鳳は素晴らしい。
前半と後半の差がすごいです。
ハイヒールみたいな恋をした
そりゃ賛否割れるよね
土屋太鳳がこの映画のオファーを3回も断ったのも納得です(笑)
この映画ほど賛否が真っ二つに割れそうな問題作は今年の邦画では現れないでしょう(むしろ現れたら怖い)。
これは社会的テーマを孕んだ"おとぎ話的サスペンスホラー"だと思っています。
"おとぎ話的"というのは、タイトルロールにもなっており、劇中でもたびたび示唆される「シンデレラ」のストーリー前半で描かれ、後半にはシンデレラストーリーの"怖い部分"が描かれる等、終始にわたって「怖い童話」的な不気味さを漂わせた作品であり、個人的にはその不気味さと怖さを楽しむことが出来ました。
そのおとぎ話的な怖さに、結婚と夫婦生活との理想と現実や、結婚する前と後の結婚相手の一面の変化による怖さも兼ね備えているので、二重の怖さを体感しました。
まぁ、劇中にわたって田中圭演じる病院の院長とその子供が不気味なんです。
一見爽やかで優しそうな田中圭と無垢そうな娘は前半から少し怖い雰囲気を醸し出しており、後半からはその不安感が見事に的中し、豹変する様は本当に怖いです。
田中圭と結婚した後のストーリーに少し既視感があったのですが、考察記事を読んでそれがグリム童話最大の問題作である「青ひげ」であることに気付きました。
このように、日本のサスペンスに怖いグリム童話の要素を入れた映画であるのが少し斬新で良かったです。
また、冒頭の土屋太鳳が不幸の連続に合う下りは少しブラックコメディ的な描かれ方をしていたのも奇抜で好きでした。
そして、一番物議を醸しそうなラストシーン。
ある意味だいぶ人を喰ったような展開ですし、自分も観たときは少し吐き気を催しました(それこそ青ひげのような血みどろ展開だったら確実に吐いたかと)。
もう土屋太鳳と田中圭が仕出かした事は本当に"サイコパス"としか言いようが無いくらいの事です。
なので胸糞と言われていますが、彼らにとっては完全なるハッピーエンドにも感じます。
胸糞映画とも言えますが、ある意味今まで観た邦画の中では"最も狂ったハッピーエンド"とも言えるでしょう。
それにしても、土屋太鳳は演技上手いですね!
自分の幸せを求めながらも運命に翻弄されて感情が剥き出しになる様が本当に素晴らしいです。
田中圭も、今まで観たこと無いような演技が観れたので大満足です。
ただ、最後まで観てモヤっとした所があります。
田中圭の娘の行動ですが、劇中でかなり自分勝手な行動を起こして土屋太鳳を悩ませるのですが、「何故そういった事を起こすのか?」というのが結局よく解りませんでした。
恐らく、そこは観た自分達で考えさせるためにそうしたのかもしれませんが、個人的には娘の行動にどうも一貫性が感じられなかったです。
少し解らない部分があったりと問題もありますが、サスペンスホラーとして僕は楽しむことが出来ました。
この映画について後輩と一年ぶりに語ってみた
先輩(以下 先と略します)
「久しぶり。この間映画を観に行ったんだよ」
後輩(以下 後と略します)
「それより、聞いて下さい。この間物凄い発見をしたんですよ」
先 「いきなり、なんだよ?」
後 「トリンドル玲奈っているじゃないですか?」
先 「あー 美人だよな。ハーフでお父さんがオーストリア人だよな」
後 「トリンドルって名前を使う時、例えば病院とかなんですけど、大抵、えっ?って思われるんですって」
先 「確かにトリンドルって単語は知らないな」
後 「良くある話しなんですが、こんな時日本人のお母さんの旧姓を名乗りますよね」
先 「確かにあるな。大坂なおみとか」
後 「ところがなんと!」
先 「ん?なんだ?」
後 「お母さんの旧姓が肉丸!つまり肉丸玲奈!」
先 「おいおい!人の名前で遊ぶな❗️」
後 「よっ!肉丸師匠!」
先 「落語家じゃねえよ❗️」
後 「なんか肉丸水産ってお店がありそうじゃないですか?どっちだよ!」
先 「やめろって❗️」
後 「もうね肉丸に対抗できるのは蓼丸だけ!」
先 「蓼丸って誰だよ❗️」
後 「知らないんですか?蓼丸綾!綾瀬はるかの本名ですよ」
先 「いや、フツー知らないだろ」
後 「蓼丸食う虫も好きずきですからね」
先 「それ、丸いらねえだろ❗️それに例えがわからないよ❗️さっき言ったように人の名前で遊ぶんじゃないよ❗️注意しろよ❗️」
後 「奥さまは取り扱い、注意。」
先 「こらー、いきなり綾瀬はるかの新作をねじこむんじゃない❗️」
後 「気持ちいいーー。もう肉丸と蓼丸と森七奈で歌を歌って欲しいです。」
先 「なんの歌だよ?」
後 「決まってるじゃないですか マルマルモリモリ」
先 「それだとモリが一人足らないんじゃねえか❗️」
後 「それが、一人いるんですよ。今仕事を辞めて暇な人が」
先 「ん?誰?」
後 「森喜郎」
先 「まじで、やめろ❗️」
後 「日本は肉丸を中心にした神の国」
先 「おいおい、丸ごと削除されるぞ❗️」
後 「それでなんの映画を観たんですか?」
先 「いきなりだなあ・・・哀愁しんでれら」
後 「どうも郷ひろみ感が漂います。シンデレラってあれですよね・・・」
先 「なんだ?」
後 「最後は森の中で死んじゃって、それを王子様が見つけるんです」
先 「何言ってんだか・・・」
後 「あっ?こんなところでシンデレラが死んでれら!」
先 「ダジャレかよ❗️」
後 「知ってますよ。ガラスの靴ですよね」
先 「知ってんじゃねえか!」
後 「ひとつ問題があるんですよ」
先 「なんだ?」
後 「貴乃花の馬鹿息子がちゃんと納期を守れるかですよ」
先 「貴乃花の息子は関係ねえ❗️」
後 「それより映画の話しですよ。全然進んでいませんよ」
先 「お前のせいだろうが❗️まあいいか・・・主役は土屋太鳳ちゃんだよ。オファーを三回断った。エキセントリックな役だからな」
後 「なるほど」
先 「児童相談所の仕事をしてるんだが大変な不幸が連続で襲いかかってくるんだよ」
後 「なるほどー 長男と広報官が接待で問題になってるあの人みたいですね」
先 「やめろって❗️まあ仕事のトラブルから祖父の怪我、父の飲酒運転と交通事故、自宅は火事で全焼」
後 「不幸の総合商社!」
先 「そこで彼氏のアパートに行くんだが、まさに行為の真っ最中だった」
後 「えっ?!何をしてたんですか?」
先 「いや・・・大体わかるだろ・・・」
後 「実はわかってました。せ で始まって す で終わるやつですよね」
先 「なんだ、知ってんのかよ」
後 「せけんばなす」
先 「なんで東北弁なんだよ❗️」
後 「話しが進みません。それで?」
先 「いやお前のせいだろ。それで小春は踏切で倒れるんだ。あっ、小春って言うのは太鳳ちゃんの役名だよ。そこに大吾が助けに来る。大吾は田中圭だよ」
後 「それは失敗しますね。田中圭はおっさんず、ラブですからね」
先 「いや結婚まで行く。」
後 「じゃあ良かった」
先 「いや、言えないが色々な事が起こる。ショックを受ける人もいるかもしれない」
後 「なるほどねー 少し観たくなって来ました。でも大丈夫です。」
先 「えっ?なんで」
後 「明日も晴れるかな」
先 「まだマルマルモリモリかよ‼️」
…………………………….
はい。良く読んで頂きました。実はこの映画の枕が思いつきませんでした。結構書いたのですが全部消してこの形式になりました。苦肉の策です。
本文中にも書きましたが観る人を選ぶ映画かなあと思います。子供は宝物ですからね。まあフィクションとして楽しみましょう。
こんな長文でごめんなさい。もう一回言いますが、
読んで頂きありがとうございました。
え?これ、普通に面白いんだけど。
あたしってやっぱ人と違うのかなぁ。(笑)
漫画的思考しかない私はこの映画、普通に楽しめました。着地点が安易とか、何が言いたいとか、そんなことはさておいて。
どっぷりこの物語の世界に入り込めれば、それで良し。
お伽噺まじりのエスター
色が綺麗でしたよね。
うふふ、あははのとこでは三人に違う色の服を着せたり、海でのシーンがめちゃくちゃ綺麗。
いちゃこらもオーバーに撮ってたし。
特に好きではないんだけど、太鳳ちゃんはホントうまいです。累の時も痛感した。
あ。今書いてる途中なのに飛んでっちゃって焦りました。(笑)
脇役のが美味しいとこ持ってけるので、太鳳ちゃんは脇役に回った方がいいかも、と思いました。
ラストは...
あれないですよね。校医続けてられるわけがない。(笑)
子供のことなんてよく知らんよ
「そして彼女は王子様と結婚して幸せに暮らしました。」の、その先の話。
リアルなイヤさは無く、大袈裟でのっぺりしたキャラ付けとストーリーだけど興味深かった。
どんどん出てくる綻びに抗うだけ苦しくなる。
悪意の子、親になるプレッシャー、どこか不気味な夫。
どう考えても人間性ぶち壊れてる子供の恐怖を描くでもなく、ありがちな母親の苦しさを全面に出すでもなく、何もかも上手くいかない受難劇とするでもなく。
それらを少しずつブレンドして、最終的にめちゃくちゃぶっ飛ばした作品。
伏線はわかりやすすぎるし、大味で粗が目立つし、引き込まれるような面白さは感じられなかった。
予算多めの国内映画にありがちなダサさがどうしても目に付いてしまう。
それでも、だんだん追い詰められる小春が気になって仕方ない。
人間味がありすぎて目が離せない。
ミントについたクリーム舐めるシーンが好き。
あれやこれやと不穏な物事が起こりまくるせいで軸がグラついていたところを、小春という不器用なキャラクターが繋ぎ止めていたように思う。
価値観をぶち抜いてくる瞬間、とても面白かった。
あ、そっちに振るんだ、っていう。
現実味に欠けているのは最初から。最後までやり切ってしまおう!という謎の勢いを感じた。
親になるのと親であるのは違う。
ああなるほど、と思う。
地味に響く言葉が多く出てきて、なんとなく涙ぐむこと数回。小春の父の言葉が結構好きだった。
それにしても、シンデレラストーリーって言うけど、「外車に乗ったお医者様」も子供いる時点でだいぶ市場価値下がりやしないかしら?
いくらお金があろうと旦那がイケメンだろうと、26歳にしていきなり義娘抱えて専業主婦って普通に嫌なんだけど…。
初見の感想はNGでした
観ちゃいました。
初見の正直な感想は「観なければ良かった😅」でしたが、鑑賞後に他の方の考察をお聞きしている内に、.結構奥深い内容だと.思い始めました。
この役は、監督が3回断られても諦めなかったという、土屋太鳳さんしか考えられません。
このエンディングがどうしても納得できなくて、監督からのオファーを3回も断ったそうですが、生真面目で清廉性が強い印象のある、彼女らしい考えかと思います。
僕も、この「エンディング」には納得がいかず「観なければ良かった」と一旦は思いましたが、あの「エンディング」だからこその、「余韻の心地悪さ」そのものが本作の狙いだったのかも?と。
結局、深く考えるきっかけになってしまいました。
そして、まぁまぁ若いお客さんが多かったです。どういう感想なのかな?
シンデレラホラーサスペンス社会派映画
まず、こんな脚本が書ける事が凄いなと、圧倒されました。人間一人一人の心理描写が細かく、書いた方は男性(監督自身)なのに女性目線からの描写も上手い。
子供から見たら、大人は(親は)子供たちの事をなにも分かってない。
子供は素直な気持ちを表現したいのに、表現する技術がない。
大人もかつては子供だったはずなのにどうしたら子供の為にしてやれるか分からない。
結局皆んな自分の為か…
家族の理想のあり方。
それが教科書に載っていて教科書通りだったら何て楽なんだろうか。
結末は衝撃的。ホラー映画。
私の想像では、最後あの事件が起こる前の場面で、土屋太鳳さんが田中圭さんに耳打ちした言葉。それが『私たちの子供をつくろう』だったら、ハッピーエンドというか現実的で普通かもだけど、それを望んでいた自分がいた。映画の最後くらいハッピーなあの家族をみたかったから。
「今月山田杏奈3本目いい」
全213件中、61~80件目を表示