ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジのレビュー・感想・評価
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薄味。
前作もヴィランらしい残虐さや怖さが薄くて物足りなかったのですが、今作はコメディ要素がアップしたために物足りなさがさらに強く。
ヴェノムのキャラもなんかちょいちょいブレてるし…
あとなんとなくヴェノムやカーネイジ以外のCGの質が悪かったような?
つまらなくはなかったけど…うーん。
「髪の毛の あるハレルソンと 無いヴェノム」と詠んでみたけど、それじゃ俳句にはなっていないと和尚に叱られました。
まずはウッディ・ハレルソンの髪の毛がフサフサだったことに驚きましたが、とてもヅラとは思えないほどメイクがしっかりしていました。それに比べ、ヒーロー(?)であるトム・ハーディのだらしなさは相変わらず。身なりという点では、死刑囚よりも記者の方が酷いという対照的な構図がなんとも言えません。アン(ミシェル・ウィリアムズ)とヨリを戻せるかな~などという期待も一切わきません(笑)
シンビオートのライオット隊長を倒してエディとの共生生活も上手くいっていて、雑貨屋の
チェンさんとも仲良し。人の頭を食わないというルールを与えられてからはチョコレートが大好物のヴェノム。さすがに赤いカーネイジは血管みたいで気色悪いけど、ヴェノムはクリーム筋付きのチョコレートみたいで美味しそうに思えてくるほどです。マーベルならぬマーブルチョコまで思い出してしまいました。
食べ物ネタついでに、トマトとポテトの歌が気になってしまったのですが、その後にマリガン刑事が口走ったバナナ!“go bananas”で気が狂うなどといった意味もあるみたいで、カーネイジ(大殺戮)を予感していたのでしょうか。これも気になってしまいます。いつも腹が減っているヴェノムだけに食べ物ネタ満載といった作りなのかな・・・
二人のシンビオート対決は結構見どころ満載で、スパイダーマンを彷彿させるような空中戦に興奮させられました。それに音波攻撃を繰り出すフランシス(ナオミ・ハリス)が加われば無敵じゃん!と思わせておいて、ヴェノムもカーネイジも低周波が苦手。前作で4~5千Hzの音波に弱いと説明がありました。フランシスと再会する前だったら楽勝だったのにね・・・
やっぱりこの二作目で特記すべきはアンディ・サーキスが監督だということでしょうか。特撮はお手の物。ディック、ディック、ディックとつぶやくところなんて、ゴラム、ゴラム、ゴラムと奇声を発する彼を思い出してしまいました。
ハレルソンが手紙を書いてる時にクモ🕷を潰したシーンも印象深いですし、俳句、和尚、サヨナラと日本語の使われ方も面白かった!ところで、バリー・マニロウってギャグは意味わかんないぞ!誰か教えて・・・
マーベルの中では地味め…。
が、100分弱にまとまった今作は実にノリ良し。赤と黒のヴェノムしか出てこないけど妙に人間くさいヴェノムはみていて楽しい。パーティー会場で演説ぶったり意外に敵キャラにぶちのめされたりいろんな意味でアメコミ感が強い。スパイダーマンとまた絡みそうな次回作が楽しみ。
本ッ当〜に暇な日にオススメ!
ヴェノムは「寄生獣」のミギーみたいな距離感だけど、生命や献身的な愛、色々な悲しみを描いていた寄生獣とは違って子供向けです。アメコミは軽すぎて、日本のアニメの素晴らしさを改めて感じてしまいました。
こいつが触媒になる?メジャーの二酸化マンガンに?
ソニーのマーベル。ソニーのスパイダー、マーベルのスパイダー、大いなる矛盾というか、パラレルワールドが、いよいよ相互影響のステージに進化してきたようだ。って解るかなあ。
正しく続編していた
前作第1作は、ヴェノムのキャラが原作からぬるくなっていた事もあってファンの間の評価は悪かったけど、逆に一般の、特に女性のお客さんには、見た目に反して可愛いヴェノムとエディのある意味BL的なバディ関係がウケて、興行的には大ヒット。
続く本作は、前作でウケたヴェノムの可愛らしさ、エディとのBL関係の進展、カーネイジとのシンヴィオートアクションに焦点を絞って見せると言う英断によって、正しく面白い続編になってた。
まぁ前作とは違い、シンビオート、ヴェノムの説明部分が省けたのも大きかったのかもだけど。
ただ、その一方で何作にも渡ってヴェノムと対決するかと思ったカーネイジが、サクッと噛ませ犬的に消費されたのは、ちょっと残念だったかも。
まぁ、その辺はこの語の展開との都合もあるのかも…モゴモゴ
モンスタームービーにはしない努力
これだけ“超ヴィラン同士バトル”なのに
勝負の行方の半分以上はサブキャラ達!
ってところが
“普通のモンスタームービー”
にしない所なんだろーね。
まーマーベルらしいっちゃあらしいけど。
とんでもないCGなのに
とんでもな過ぎて見慣れちゃう理由は
カメラワークだろうか?
監督、3作目ですよね?
CGは素晴らしい分、ハラハラが弱かったのはそれかな?
エンドロール後も観てね!!
MCU ファンは「どわぶ!」ってなるから!
まー、マニアさんは劇中に気付くね。新聞とかね(^_^;)
1を超えるのは難しい
決して面白くない訳ではありませんが、
ほとんどの映画と同様に1を超えるのは難しようです。
オマケも期待していた程の内容ではなかったかな。。
iMAXで鑑賞すると、特典をもう一つもらえます。
前作が好きなら
まぁ、この手の作品なので
深い内容はありません
何か深く考えるずにスカッと見たい
などが良いと思います
今回はヴェノム化して戦う事が主なので
1作目の様なカースタントみたいな派手さは
余りないのと、2人関係が良くも悪くも
中途半端に感じてしまい手を組んでも
曖昧というか盛り上がりに欠ける感じです
M-1の決勝に残れるバディ
初めて赴くショッピングモールにてモーニングショーで鑑賞。そのため映画館以外のショップは全店舗開店前。いつ何時も割りと時間には余裕を持って行くのだが、ショップを直で抜けれずさらには馴染みのペラい新天地とあれば、駐車場から映画館までの距離がまぁ遠い遠い。そのせいでポップコーンも飲み物も何も買えずじまいのまま館内直行。
でも!それでも!時間という概念の粗略さをまざまざと見せつけられるぐらい控え目に言って最&高!ヘタな粗探しをしなければ、この映画に関しては何も文句の垂れようがない。かなり早い段階で星5を確信させられた数少ない作品の1つになるだろう。
羅列していく。
まずかっこいい。個人的には夜のアクションシーンはシンプルに観にくいのであまり好みではないのだが(実はこれが1番心配だった)、危惧する暇もなくのめり込ませてくれる。
そして面白い。開始数分で始まるエディとヴェノムの漫才が、この映画はこう!というベクトルを示してくれていて、観客を一気にほぐしてくれる。周りの取り巻き達も実にエンタメ付いていて終始長いコントを観ているかのよう。
そして何より分かりやすい。これが意外とキモになってくる。クリストファー・ノーランの様な完全に理解させない良さもあるが、この分かりやすさがこの映画にとっては素晴らしい潤滑油的効果をもたらす。
とにもかくにも全員がかっこいいのだ!エディもヴェノムもキャサディもカーネイジも!ただし、個人的見所で言えばやはりキャサディとフランシス・バリソンの2人のシーン、これは必見中の必見!
もうまだまだ書いていたいがキリがないので終了!
文句なしの星5つ!
★★★★★
俺たちのヴェノムが帰ってきた!
待つこと3年、俺たちのヴェノムがようやく帰ってきた。どう見ても凶暴な外見のヴェノムだが、駄々捏ねたり愚痴ったりと人間味あふれる感じが最高にキュート。
対するカーネイジはまさに「怖え!」と思わせてくれるデザインで名前の通り殺戮を繰り広げていく。
この2人がド派手に対決していく様はまさに圧巻。
景気のいい映画だ。続編に期待。
エンジンが温まるまでが長いが走り出したら速い
序盤に若干のダラダラした退屈さはあるものの、エンジンが温まって走り出したらとにかく展開が早い。やりたいことを限られた時間内に押し込んだ印象はあるが、ヴェノム自体が恐らく単体映画としてはこれが最後と思われるので無理もないかもしれない。
ただやはり気になるのは悪か?と言いたくなるヴェノムの人あたりの良さだろうか。もう少し悪役らしく振る舞ってもいいかと思う。今のところ単なる世話焼きでオチャメな宇宙アメーバである。
次からは恐らくゲスト出演やカメオ的な出番が増えるだろうが、デザインは好みなのでどうにか続けてほしいところ。
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