青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
全273件中、241~260件目を表示
青すぎて痛すぎて脆すぎる
これに尽きる、以上!って感じ。
そもそも大学のサークルなんてものは、「モアイ」みたいなのが大半で、、そうやって楽しむもの。
問題となったメアドの企業への提供も、就活サークルなら、むしろそういうものでしょ(要事前申告だけど)。
吉沢亮がイケメンすぎて痛さに説得力なし。実際は、あーならない、女子が寄ってきちゃう。。ただ、吉沢亮だから鑑賞にいくのも事実で、実写化が難しいネタ。濱田岳みたいな役者じゃないと、なかなかねー。
それでも、個人的に青春モノ好きだから、★3
気持ち悪い?!
住野よるさんの原作で『キミスイ』は原作ではまらなかったのに映画で見事にはまったため今回は原作に関する前情報・先入観なしで鑑賞。
観終わった率直な感想は「考えさせられる、でもなんだか秋好のセリフじゃないけど『気持ち悪!』」って感じです。
『何者』で感じた今どきの若者の大学および就活に関する違和感(年代が違うからしょうがないかな?)『白雪姫殺人事件』で感じたSNSの威力と恐ろしさを痛く感じました。
秋好の『痛さ加減』が痛いほど伝わる導入部分「こういうひといるよなぁ」なんて感じながらそれでもやはり自分の信念をつらぬく強さには感じるものがありました。
サークルのカリスマ的『テン』が思ったよりキチンとした人だったりしましたが、やはり大きくなった『モアイ』の方向性に秋好は違和感を感じなかったのか、修正を試みようとしなかったのか疑問が残ります。
役者陣はよかったですね。
吉沢亮さんの心の内面を表現する演技、杉咲花さんの若いながらの安定感、意外によかった(失礼!)松本穂香さん(そういえば『恋は雨上がりのように』でもauのCMでもい味出してましたね!)
柄本佑さんの「みんな自分の都合で周りの人を利用する」みたいなセリフは重く刺さりました。あと岡山天音さんは名バイプレーヤーとして欠かせませんね。将来は前田吟さんや小林稔侍さん見たくなるかも?って年代が違いすぎますが…
非常に考えさせられる『青さ』と『痛さ』でしたが『脆さ』はこの年代に限らすみんな持っているんじゃないかと感じました。MO:脆くて、A:青くて、I:痛い、『MOAI』なんでしょうか?
いい意味で想像と違う映画でした
原作未読で鑑賞しました。
最初はここからどう面白くなるのかソワソワしていましたが、途中からのスピード感、パズルのピースが次々にはまっていくような面白さは圧巻でした。想像と違う展開でしたが、それが面白さの鍵でもあります。
人間の青さ、痛さ、脆さをとても繊細に、しかし荒々しく描き切っていて、鑑賞する人間にも痛みを伴って深く刺さる作品です。
俳優陣の演技も非常に素晴らしく、それぞれの個性が光っていました。特に吉沢亮さんの瞳で語る演技がひときわ存在感を放っていたと思いますし、あんなにイケメンなのにしっかりダサいところがすごい!笑
そして、主題歌も非常に良かったです。爽やかで切なくて、訴えかけるような歌声がエンドロールにぴったりでした。
間違いなく、「刺さる」映画だと思います。人によって感じ方も違うと思うので、誰かと感想を語り合うのも楽しいです。観に行くか迷っている方にはぜひおすすめ致します!
共感でも不快感でもいいから感じてほしい
この映画は共感する人もいれば不快感・嫌悪感を感じる人もいると思うが、そこが大事なんだと思う。感じて考えて少し自分の行動を見つめ直してみる。そういう作品なんだと思う。例え出演者や作者に興味がなくても、人との距離感や情報の流れ方に疲れている人は是非観て誰かと感想を言い合ってほしい。
赤くて痒くて硬い!❓
題名がいたいやつの妄想妄言の話とは知らなかった。
だから予告編の内容も夢見てるような感じなんだね。
それで、映画観たら、詐欺だと思うかもしれないけど。
でも、内容はともかく、演技は素晴らしい。
ただ一人を除いて。
吉沢亮ははまり役でした、森菜七❓森七菜❓と松本穂香も最高でした。
杉咲花だけは受け付けない感じでした、モアイに似てるからかな❓
小説未読で良かったかな?
舞台挨拶を劇場で見てから鑑賞。キャストの方たちのお話しも楽しく、主役の二人が盛り上げていました。地方組なので、このような機会を設けてくれて嬉しかったです。
鑑賞後の感想。楓を嫌いになれませんでした。どの登場人物も、それぞれの思いに多少共感できる…それだけにちょっとした言葉、行動での展開の違い。絵空事ではなく、自分たちに投げ掛けている想いを感じました。
吉沢さん、笑顔から泣き顔、本当にいろいろな表情を見せてくれました。特に後半は…引き込まれました。小説を購入しましたが、読まずに鑑賞して良かったと思いました。読後に鑑賞したら、また違った感想になるかもしれませんが。吉沢さん好きな方はぜひとも見て欲しい❗そうじゃない方もキャストの方皆さん魅力的な方ばかり。自分の過去を思い返したり考えさせられるので、若い人だけではなく、大人の人にも見て欲しい映画だと思いました。
青くて痛くて脆い
ここまで心の中の汚いところを曝け出してくる作品ははじめて観ました。中盤から心えぐられるシーンが続きますが、最後は主人公がしっかり自分と向き合い、希望を感じるラストになっているので、描かれていない未来の成長を応援したくなりました。
吉沢亮さんと杉咲花さんの演技には震えました。この作品の配役には納得と賞賛です。
傷つく事を恐れるイタさ
うっわ。もう、タイトル通りのストリーに目眩すら感じるラス前。作者の魂胆が怖くなるくらいに「青臭くて痛い田端君」。ほんじゃ「脆い」ってどうなるん?
秋好の復讐。面白そうじゃないか!と、気分は盛り上がるも長続きせず。なんかショボくなります。青いとか痛いと言うより、ただショボイ。えー、この流れは辛いぞー、地味だけど実力派若手を揃えて、この話は無いぞー。と。ガッカリしながら眺めてたらですよ。秋好への復讐だったもんね、コレが。
え。生きとるやん、歩いとるやん、手、振っとるやん!どう言う事?単なる嫉妬心?何なん?
それは痛いぞ。痛すぎるぞ。
田端が秋好を「死んだ」事にした経緯も明らかになり、ネット炎上でモアイ潰しにも成功し。で、そこからが本番だった。
僕は、自分自身が傷付かない方法を知っている。誰も傷付けず、誰も否定しない。誰とも関わりを持たなければ、誰かを傷つける事もなく、否定する必要も無く、自分も傷付かない。
その考え方が「青くて痛い」。
そうやって作った閉じ籠るための殻は「脆い」から、簡単に壊れてしまったわけで。
なりたい自分になる為に、傷つける事も厭わず、傷付く覚悟も出来るラスト。まだ夢を諦めていない秋好を追いかける田端君が、なりたい自分になれます様に。
これは脚本勝ちですね。
良かった。とっても!
(ちょっとだけ追記)
秋好に追いついた後、二人はどうなるんだろ、って気になるのはしょうがないけれど。どうあれ、二人がなりたい自分になれれば良いよね、って思いながら、フライヤーを眺めてて気づいた。
最後、秋好は、どんな色の服を着てましたっけ?フライヤー(ポスター)が、追いついた後の2人の様子そのもの、って事はないですか?
※ラスト、秋好は赤いスカートだったらしく、この推測はハズレでした!
でも、田端と秋好らしく、辿々しく秘密結社を再結成してくれるものと期待します。
まさに、青くて痛くて脆い
住野よるさんの原作小説はまだ未読ですが、早く読みたいと思いました。予告映像から、かなりのサスペンスと思い込んでいたのですが、青春ヒューマンドラマの部分が強く感じました。実際に自分の近くでも起こりそうな問題がいくつかあったり、登場人物一人ひとりの心情が深く表現されていて、面白くて引き込まれる映画ではなく、心にベターッと残る映画でした。なんとなく経験あるような、ないような、2人の主人公の気持ちがわかるような気がします。出演者の皆さん全員の演技がとても上手いですね。映画が終わって家に帰った今も、杉咲花さんの可愛いくてあどけないような笑顔、吉沢亮さんの冷静になったり気が昂ぶったりする表情が忘れられないです。
タイトル通り青くて痛くて脆い
まさにタイムリーな映画。原作者のメッセージを汲んだ監督の強い思いを感じる。好みは分かれるかもしれないが、菅田将暉のドラマ3年A組を思い起こさせる、でもまた違う角度から切り込んだ考えさせられるテーマなので、まずは鑑賞することをおすすめする。人によってどの登場人物に共感するかが分かれると思うので、鑑賞後は人と意見を交わしてみると面白いかもしれない。本当にヤバい楓だけど、完全否定できるだろうか?
配役が見事!リバーズエッジで二階堂ふみが天才と称えた吉沢亮の演技は底知れない。表情はもちろん指先まで全身で演じ切っている。人によって変える態度や表情は見どころ。杉咲花の細かい表情の変化もとてもよく、間の取り方もうまい。
吉沢亮と杉咲花はこの俳優が出てる作品は観たいリストに入る二人。
エンディング曲のユメミグサも作品の一部を担っていてとてもよかった。
夏に公開された作品の中では一番よかった。
大号泣😭
原作読まずに行きましたが、こんなに号泣するとは思いませんでした。
お涙頂戴ものではないのに、色んな感情が揺さぶられました。これぞ映画の醍醐味だなぁ
楓の心情が、青くて痛くて切なくて…
でもとても共感できました😭
誰もが抱く青くて痛い部分や、そこと向き合う過程が、とても繊細なタッチで描かれています
癒されずにいた感情が、楓の最後の小さな勇気で浄化された気がします…
きっと、こうした小さな勇気や行動で、世界はがらりと変わって見えてくるんだなと痛感しました。
とても深い普遍的なテ―マを持った映画です
そして俳優さん達の演技も、素晴らしい❗
吉沢亮君の、美しい色んな表情が見れるのも最高です😃⤴️⤴️涙が本当に美しくて愛しい💕
残念ながら満足度は低かった感じ。
自分好みの役者さんが多く出ていたので観賞。
皆さんの演技は期待を裏切らなかったけどストーリーが残念だった印象。
出だしから、かなり怪しい雰囲気。
これは後半の予想も出来ない展開を臭わせている感じだったけどそれ程でもなかったのが残念。
本作のタイトルからも作者の表現したかった事は解るんだけど、かなり遠回りしていた感じ。
「自分の都合で周りの人を利用する」みたいなセリフは心に刺さりました。
皆さんの演技は素晴らしかったです。
森七菜さん。大女優になる雰囲気があって今後も期待しています( ´∀`)
原作は知りません。
吉沢亮がパワーアップしてる。特に狂気じみたシーンにそう思った。瞬きのない目での表現がすごい。その目から流れた涙…顔がキレイだから余計印象深いものになってると思います。
杉咲花ちゃんは結構好きな女優さんだったんだけど…何を演じても杉咲花だな〜と思ってしまいました。
なかなか気持ちの悪い気分になった
自己顕示欲のコントロールが出来ない若い頃を思い出したが、そんなレベルでなく悶々とする。
言いようのない気持ち悪さはどこからくるのか?
もしかしたら、あんなことは無意味であんなことでは成長出来ないって思ってるからかも。
純粋なボランティアも数少ないし…。
募金と運営費の事も知った時はぞっとしたし。
そんないろいろが吹き出して来た。
爽やかじゃない青さを久々に見た、そんなスッキリしない気分だ。
これじゃあ、またも、原作者が嫉妬するに違いない
『君の膵臓が食べたい』の時と同じことを感じました。
私は原作小説のある日本映画の場合、なるべく『読んでから観る』ことにしています。
理由は大きくふたつ。
ひとつは、母国語で表現される小説や映画が、色々なジャンルでこれだけひっきりなしに味わえることををとてもありがたく感じているからです。
アジアの超監視社会の大国や独裁国家、その他、いつもどこかしらで継続中の戦争や内戦、テロなどに怯えている中東やアフリカなどの地域では、おそらく母国語で自由に創作された文学作品や映画などを味わう機会は相当に限られたものだと思います。
母国語でないケース、例えばアメリカのコメディ映画などを映画館で観てる時、字幕で観てる日本人には理解できない場面で、アメリカ人と思われる数人の観客が大爆笑❗️
なんて経験ありませんか?
これこそがふたつ目の理由です。
母国語とその国の伝統文化や最新のトレンドなどからのニュアンスについては、翻訳家の方がいくら努力しても観客に伝えきれない部分があるのは仕方ありません。だから、アメリカ映画などでは、町山智浩さんの発する情報などを後追いしながら理解を深めたり、なるほどそういうことか!と後から合点がいくこともよくあります。
現代の日本文化において特徴的な、空気を読む、とか忖度などは、外国の方には肌感覚での理解がかなり困難なはずです。
モリカケ問題の報道の時に、『フィナンシャル・タイムズ』の記者は、〝忖度〟を「与えられていない命令を先取りし、穏便に従うことを示す」と定義したそうです。日本語を母国語としている我々としては、苦笑まじりに「うーん、命令ではないんだけどな」と反応するしかないですよね😅
今回の映画で言えば、例えば「意識高い系のサークル」という感覚は、言葉としては外国語にも直訳できるのかもしれませんが、日本社会の独特の就活文化とか同調圧力とかKYを背景としたあれこれは、なかなか外国の方には理解できないと思います。
そういう微妙だけど確固として存在する様々な日本的な情景を文章で描いた原作小説。それに対して、映像や音響、音楽という武器を使った映画作品がどう描くのか。
そういうことを比較するのも、とても大きな楽しみのひとつです。
なんだか偉そうに、能書きを垂れてしまいました。
すみません。
原作をどう料理したか、という視点で見たら満点以上。個人的には、5割増し。
きっと原作者本人が一番嫉妬してるんじゃなかろうか、というくらいの出来だと思います。
原作には存在しない西山瑞希と児童養護施設(児童福祉法上の正式なものかどうかは分かりません)の子供達が楓の奥底にあるコアな優しさに深みを与えてくれたことで、ずいぶん痛みが和らぎました。また、秋吉の変節についても原作で受ける印象よりも、不自然さが削られてリアリティが増していたと思います。
松本穂香さん演じるポンちゃんの鋭い賢さも原作を超えていて、異彩を放っていました。
総じて、原作にはない設定や細かな改変がすべてプラスに働いていたと思います。
話を戻しますが、この映画、どんなに翻訳が達者な方が、外国語の字幕をつけても、独特の疎外感や鼻持ちならなさや痛さは、外国の方にはなかなかご理解いただけないだろうなと思います。
全273件中、241~260件目を表示