青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
全285件中、201~220件目を表示
その意味の死だと嘘は見破れないよ 泣
青春における痛い人間と脆い人間を痛感できる映画であった。
ネタみからくる役をこなす吉沢亮の演技は非常に巧かったと思います。
観るなら今!
楽しいとかドキドキしかないキラキラした青春物語の方が嘘くさくて、みんな本音の本音は隠しながら生きているだけで、こっちがリアルなのでは?大人になってからはもっとうまくやれば良かったと思うけど、どうしても負に引っ張られてこういうもどかしい感情と折り合いをつけながら生きている時期あったな。
という主人公の楓への共感はしつつ、汚い方法で人を陥れることへの嫌悪感や自分のやったことが招く惨事への想像力のなさへの侮蔑を感じた。
散々自分を止めるチャンスがあったのに止めなかった楓だけど、ラストはしっかり自分に向き合おうとする。これが青春なんだと感じた。
結局作者は全部ひっくるめて、みんなどう思う?と世の中に問いたいんだろうな。今観るべき映画なんだろう。
キャストの演技が非常によかった。楓役をやり切った吉沢亮には称賛。実写化でキャラにはめてく演技しか見たことなかったから、この手のものもこんなに上手いんだと驚き。杉咲花から溢れる強さはすごい。期待通り。柄本佑も岡山天音もよかった。個人的に好きな俳優の清水尋也の役はもう少し掘り下げてほしかったけど、脇役なので仕方ない。彼もしっかりテンだった。原作には出てこない森七菜と光石研も正義感への違和感のひとつとしてしっかり表現されていて熱演がよかった。
観るならいつかではなく近いうち観ることをおすすめします。
おもしろかったです。
まさか『何者』(2016)以上の「身もだえ映画」に出会うとは…。
『君の膵臓を食べたい』の原作は読了しつつも映画は未見、本作の方は原作未読のまま先に作品を鑑賞するという、ややねじ曲がった観客による感想です。結論から先に言うと、鑑賞中はずっと画面に見入っていました。しかし結末にさしかかるにつれ、座席で身もだえしそうになることしばしば…。こういう、「青くて痛い」妄想、するわー、と…。
主人公田端楓を演じる主演の吉沢亮さんは『一度死んでみた』(2020)では目立たない秘書・松岡を好演していましたが、本作での吉沢さんはその松岡が大学生だったら…、と想像させるような雰囲気を漂わせています。もう一人の主人公、秋好寿乃を演じる杉咲花さんの役どころは、どうしても『君の膵臓を食べたい』の山内咲良と重なってしまいますが、山内咲良以上の天真爛漫さに、これは田端でなくても戸惑うだろうな、と思いつつも、人を惹き付けるカリスマ性も同時に備えていて、この二つの顔の演じ分けが見事でした。
物語の主筋は、途方もない田端の企みを除いては、大学サークルあるあるだなー、と思える部分が多く、田端がサークル活動に感じる充実も、嫉妬や疑念といったドロドロとした感情も容易に感情移入できます。その一方で、これだけ情報技術が発達したことで、多くの人を巻き込むような企みも易々と遂行できてしまうという、現代の恐ろしさも同時に実感しました。
映像は一貫して美麗なのですが、意図的に画面を歪ませるといった効果がやや前面に出すぎている傾向がなきにしもあらず…。
これから原作を読んで、映画版との違いを比較するのが楽しみです。
モアイ🗿
女性より男性の方が共感しやすいかな?
楓のしたことは許せないけど、楓を全否定はできない。楓の要素が1%もない人なんていないんじゃないかな。逆にそれがないっていう人の正義感は誰かを傷つけている可能性があることに気づかないのでは?なんて、ぐるぐる考えさせられる鑑賞後の余韻の長い映画でした。でもこの映画の一番言いたいことはラストの再生と希望だと思うので、暗い気持ちを引きずるのではなく、そこに注目してほしいです。
それから、やっぱり役者の芝居が上手い映画は観やすいです。ここかなり大事だと思ってしまう。この映画はみんな上手かったです。
ただ、ひとつだけ。役者の演技が素晴らしいだけに、演出は控えめでよかったのでは?
ド派手な映画ではないので、これから口コミで徐々に広まっていく、いろいろな意味で切り込んだ映画だと思いました。
ミスキャストだと
タイトルの意味を考えてみた
さて 「青くて 痛くて 脆い」です。これって
多分、いや絶対にネタバレ厳禁です。もしこれからこの映画を観ようかなと思っている方!今すぐスマホやPCを消して劇場にGOです。もう私の枕を読んでいる場合ではないですよ。
しかしタイトルが覚えづらい、言いづらい。パンフレットを買う時練習したもん。何故このタイトル?私は考えた。
アナグラムです。順番を変えて最初の文字をつなげると「モアイ」
なるほどねーカップ焼きそばのUFO方式。
うまい 太い 大きい。
いちごの、あまおうだと、赤い 丸い 大きい うまい。しかしクソ貧乏長屋の私は食えないよ!あまおうは大体生意気なんだよ!ワンパック1500円以上しやがってよー!なんか平らな箱に一粒づつ入っていやがる。何様だよ!馬鹿野郎!
はっ?!悪口を言わない主義だった!
ごめんなさい🙏あまおう様。土下座してあやまります、あまおう様、許してちょんまげ(昭和か!)
あまおう様は許してくれるだろう。そして
我が人生に、一片の悔いなし☝️
それはラオウ様だよ❗️大丈夫か?
はい。毒にも薬にもならない枕が終わりました。もう少し我慢して下さいね。
物語は主役の田端楓(吉沢亮)のモノローグから幕を開けます。
「人に近づき過ぎないことと、
人の意見を否定しないこと。
そうすれば人を傷つけることもないし、
傷つけた誰かから自分が傷つけられることもない」.
もうこの時点で共感の嵐。それは私だよ!実生活でもこのサイトでもそう!しかし、なのに・・・・以前に凄いコメントがきた!曰く・・・
長い、つまらない、気持ち悪い・・・だと❗️
ぎゃふん!(昭和か!)こちとら打たれ弱いんじゃ!しかし・・・
長い 確かにな。いや結構カットしてんだよ!
つまらない。わかるよ。万人向けの笑いってドリフくらい。文字じゃ不可能!
気持ち悪い。もしかして私のレビュー好きなんじゃないの?気持ち悪い!
残念ですがそのコメントはすぐ消されてしまいました。
申し訳ございません。映画の話に戻ります。
そんな楓の前に正論を振りかざし、正義感に溢れた美少女秋吉寿乃(杉崎花)が現れます。
理想に燃える秋吉は楓を誘って秘密結社「モアイ」を作ります。しかし・・・秋吉は・・・
死にました。
何故の嵐!モアイは理想主義的なサークルから変質します。楓は決意しました。
モアイをぶっ潰す!ついでにNHKもぶっ潰す❗️
NHKは関係ないですね。失礼しました。
これがタイトル前です。ネタバレはしていませんよ。杉崎花ちゃんは回想シーンでいっぱい出ますからね。安心して下さい。
ここから先は劇場で確認して下さいね。
私は満足しました。夜食は豪華なディナーにしよう。三拍子揃っているお店に行く事しました。
うまい 安い 早い
吉野家じゃねえか❗️
うるせー!ももくり三年 柿八年 牛丼一筋80年だーー
大丈夫か❓
読んで頂き感謝感激雨 嵐 でございます。
青、痛、脆 そのまんま
サスペンスではないです。住野よるさん作品。
要するに青春ってことでしょうか
変わるって怖いよね
理想を実現する為に理想論を声高に語るだけでなく、しっかり現実を見て企業、人とのパイプを作った秋吉。
それが最初の理想とはかけ離れてると感じ、居場所がなくなったと感じてモアイを抜けた楓。
最初のモアイに戻したくて始めた復讐。
それで世界は変わったかな?理想に近づいたかな?ただただ人を傷つけただけじゃないかな?
変わらないことの良さもあるけど、変わって行くことが嫌なら相手を否定し、傷つき、傷つける結果になっても話し合うべきだったよな。
それを恐れて勝手に傷つき暴走した楓。気持ちは理解できるよ。世界を変えると謳うけど自分の身近な部分が変わるのって恐いもん。秋吉のことが本当に好きだったかどうかは置いといて、自分がいた場所に他の人がいて、その結果モアイが発展していったら自分の居場所がなくなったと感じるわな。でも復讐に走るのはどうかなー。3年間お前はなにをしてたんだ。本当にタイトル通りの人間だよ楓は。
秋吉にも若干の不満は残る。彼女が作ったモアイが間違ってるとは思わないけど、楓の言い分もわかる。実際にモアイに反感を持つ人は少なからずいる訳だし。やり目的な不貞な輩もいたし。個人情報流出について明確な説明もなかった。モアイは楓が作ったビラを真っ向から否定できるかな?企業との交流や就活が活動のメインなら最初に掲げた理想はどこ行ったと思われてもしょうがない。それに楓が抜けてから一度も連絡をとらないし、交流もない。楓が避けてた可能性もかなり大きいが、楓が間に合わせに使われたと勘違いするのもまぁわかる。最初は鬱陶しいくらいに近づいて誘ってきたのにな。楓は秋吉を『同志』と言ったけど、秋吉にとって楓は何だったんだろうね?
っていうか、モアイの創設者の1人なのに、モアイ内で楓の知名度か全く無いのがちょっと不思議。ああいう集まりって創立から今までの歩みみたいな映像とか流してそうなのにね。秋吉が自らのカリスマ性を上げる為に意図的に楓の存在を隠して自分一人でモアイを立ち上げましたって謳ってたとしたら相当ヤバい。
楓の言い分や気持ちは理解できるし、秋吉も悪意があってモアイをああいうサークルにした訳じゃない。復讐に走って全てぶち壊した楓が正しいことをしたとは思えないし虚しさが残る。
すれ違いや苛立ち、青春って本当にタイトル通りだよ。
ラストのあの台詞と終わり方はけっこう好きだな。
にしても吉沢亮の目力凄い
後味悪い作品。いい歳した男が、好きな子を他の人にとられていじけてダダこねてるだけの物語。
最初はサスペンスかミステリーっぽく、杉咲花さんが悪役に回って彼女を正していくみたいな物語かと思っていましたが、物語が進むたびに拍子抜けてしまいました。主人公が杉咲さんが裏切ったのだと物凄く彼女のせいにして戯言を吐いていたのには笑ってしまいました。彼女は最初からずっとひとりぼっちになりそうな彼に気を遣って接してくれていたし、あげく、あなたの望む方向にいかないモアイになっていってないかとわざわざ聞いてきてくれていたのに、そういう彼女の心遣いに少しも気付いていないアホさ加減に拍子抜けしてしまいました。彼女と同じ方向を見るチャンスはいくらでもあった。彼女に告白するチャンスだっていくらでもあった。それを全部潰してきたのは彼だというのに、大好きな彼女のせいにする始末。もう見ていられませんでした。ただ、一つだけ、彼がいうことに賛同できることは、彼女の方から彼に接してきたということ。あの接し方は勘違いする。まあ、女性はタダでは男にあんな風に接してこないから俺なら裏がありそうだなとは思うけど、疑わない人ならコロっとその子を好きになってしまうよ。その部分については、彼を利用するために近づいたと言われても否定はできないと思います。まあ劇中ではしてませんでしたけどね。この作品の意図はなんだったんだろう。正直全然わかりません。俺にはただ胸糞悪い映画だったとしか思えませんでした。
こう言うのも青春ドラマですね。
学生時代のまだしっかり外を受け入れられない感情がしっかり描かれてい...
限りなく透明に近い青さ、限りなくサイコに近い痛さ、そして、決して崩れない脆さ
原作より映画の方が格段によかった
原作は読みたくなる
映画として、作品として面白かったかと言われたらそこまでではない。地上波に出るのを待つレベルだった。
吉沢亮さんと杉咲花さんの演技はとても良かったし、感情的になるシーンはとても引き込まれた。
ただ物語に伏線などはなく、復讐劇といっても大学生が出来るレベルのものだった。若干の茶番感がある。
心理描写がされている訳でもなかった。
キミスイがそうだったが、原作がとても良かったので原作を読んでみようという気になった。ただオススメ出来るかといえば微妙だ。
監督が大した事ない人なのか、キミスイの実写と原作が良すぎたのかわからないが別に映画館で見る必要はないと思う。
人間関係で大事だなこれ、と思うセリフはいくつかあったので気になったら見に行っても全然良いと思う。勉強にもなった。
ただ、キミスイの実写を100だとしたら20いくかいかないかくらいの作品だった。
もう少し中味の濃い物かと期待したが
全285件中、201~220件目を表示