島にてのレビュー・感想・評価
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だから、新しい『PLAN』を考えよう!!
この島は近いうちに無人島になる運命だと思う。
高齢化が問題じゃない。先ずは、少子化が問題なのだ。
変わらぬ文化で若者を呼ぼうとしても、意味がない。若者が、心地よく経済を営める社会を作る必要がある。
また、
エネルギー産業の転換期に、全国の炭鉱が閉山になった運命と、同じ運命がこの島にはあって、それを避けることは出来ない。だから
さて、
『140人の為にだけに経済を浪費するのは無駄だ。日本経済全体の為にならない!!』
と
考えても良いのか?!
だから、新しい経済の『PLAN』を考えよう!!
『飛島ハワイアンセンター』では?
『フラガール』を見よう!!
飛島バーベキュー祭りは言うまでもなく、一時的な対策。もし、一年間通じて集客力のある観光産業の開発と言う良案があったとしても、あの映画と同様に『大企業』が登場して、全体の経済を活性化させる事には繋がらない。
現時点での答え
『日本全体を範疇にして、自給自足社会を作る事』
以外に方法は無いと僕は思っている。
飛島の未来を、日本の未来として見る事の出来る方なら理解できると思うが、いずれ、日本列島から日本人がいなくなると言う事だ。それが良いか悪いかは別にして。わざわざ、この列島に住み育つ必要はないのだから。
これからどうなるんだろう
最後の中学3年生が卒業し島を離れ、小中学生ゼロになった離島。
人口200 人を切ったって言ってたし、高齢化はどんどん加速するだろう。
これからどうなっていくのかな?
山の中だけじゃ無く島でも不便なところは人がいなくなっていく。
日本の縮図なのかもしれない。
考えさせられる作品だった。
字幕が欲しかった。
平成最後の1年間、山形県唯一の離島・飛島に暮らす人たちを追ったドキュメンタリー。全国でもあちこちに過疎化が進み、“限界集落”という言葉まで誕生して久しい。一応、酒田市に属しているから、この呼び名は相応しくないのですが、もう老人ばかりの島になっていた。
各家庭へのインタビューから始まり、神社の儀式や観光案内をする人たち、診療所には週一でしか医者が来ない。そして島でただ一人の中学生3年生の始業式から卒業式、立派な挨拶をしていたことが印象に残ります。この生徒だけでも一本の映画が出来そうなくらいでした。
「子どもの頃、島に戻って来るな」と言われた青年、とにかく安定した収入のない漁業従事者にとって、子供には苦労させたくない願いのこもった言葉だ。
風光明媚な景観もあるし、短期間住むにはいい所だと思うし、近年、移住者が増えてきているそうな。調べてみると、カフェも一軒あるし、そこのイカスミブラックカレーは食べてみたくなった!
不思議な映画を観た。『島にて』だ。映画は普通、物語の「入り口」から...
不思議な映画を観た。『島にて』だ。映画は普通、物語の「入り口」から入って「出口」に向かう。この構造は、キュメンタリーでもドラマでも共通で、「出口」に向かいながら観客はさまざまな場所を疑似体験し、登場人物と出会いシンパシーを覚えたり嫌悪したりしながら自分と異なる考え方や特異な行動に出会い、驚き、ときに感銘を受け、「出口」に至りながら観客は自らの心の変容を楽しむ。それをカタルシスと呼ぶこともある。
しかし、『島にて』には「入口」も「出口」も存在しない。過疎を嘆くことも、過疎を招いた政策を糾弾することもない。あるのはただ、島にいる人びとに向けられた無垢な眼差しだけだ。終始一貫した寡黙なこの眼差しは、何を意図しているのだろう。映画はなぜ事を起こさない、つまり問題提起をしないのだろう――。
ボクは、わずかな苛立ちを伴いながら「出口」へと向かう。向かいながら映画がすべてを肯定しようと努めていることに気付く。更に気付く。『島にて』は、事を起こさずに、それでも確かに問題提起をしていることに。
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