島にて
劇場公開日:2020年6月1日
解説
日本海の沖合に浮かぶ、山形県の離島・飛島(とびしま)に暮らす人びとを追ったドキュメンタリー。山形県の酒田港からの定期船で75分の場所に位置する山形県唯一の有人離島・飛島。豊かな自然を誇り、島の全域は国定公園に指定されている。かつては日本海側の海の交通の要所として栄え、島民の多くは漁業や農業で生計を立ててきた。しかし、過疎と高齢化が進み、現在は140人ほどが暮らしている。この島に生まれ、漁業を営む老夫婦、高校進学のために島を出て行く中学生、かつて島から出た人や、都会から飛島にやって来た若い人たちなど、平成最期の1年間に記録した飛島の人びとの暮らしを通して、社会を営み、生きていくために本当に必要なものとは何かを問いかけていく。 監督は、介護福祉現場を追ったドキュメンタリー「ただいま それぞれの居場所」の大宮浩一と単身高齢者たちを追ったドキュメンタリー「桜の樹の下」の田中圭。
2019年製作/99分/G/日本
配給:東風
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
2023年5月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
この島は近いうちに無人島になる運命だと思う。
高齢化が問題じゃない。先ずは、少子化が問題なのだ。
変わらぬ文化で若者を呼ぼうとしても、意味がない。若者が、心地よく経済を営める社会を作る必要がある。
また、
エネルギー産業の転換期に、全国の炭鉱が閉山になった運命と、同じ運命がこの島にはあって、それを避けることは出来ない。だから
さて、
『140人の為にだけに経済を浪費するのは無駄だ。日本経済全体の為にならない!!』
と
考えても良いのか?!
だから、新しい経済の『PLAN』を考えよう!!
『飛島ハワイアンセンター』では?
『フラガール』を見よう!!
飛島バーベキュー祭りは言うまでもなく、一時的な対策。もし、一年間通じて集客力のある観光産業の開発と言う良案があったとしても、あの映画と同様に『大企業』が登場して、全体の経済を活性化させる事には繋がらない。
現時点での答え
『日本全体を範疇にして、自給自足社会を作る事』
以外に方法は無いと僕は思っている。
飛島の未来を、日本の未来として見る事の出来る方なら理解できると思うが、いずれ、日本列島から日本人がいなくなると言う事だ。それが良いか悪いかは別にして。わざわざ、この列島に住み育つ必要はないのだから。
2020年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
最後の中学3年生が卒業し島を離れ、小中学生ゼロになった離島。
人口200 人を切ったって言ってたし、高齢化はどんどん加速するだろう。
これからどうなっていくのかな?
山の中だけじゃ無く島でも不便なところは人がいなくなっていく。
日本の縮図なのかもしれない。
考えさせられる作品だった。
2020年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
平成最後の1年間、山形県唯一の離島・飛島に暮らす人たちを追ったドキュメンタリー。全国でもあちこちに過疎化が進み、“限界集落”という言葉まで誕生して久しい。一応、酒田市に属しているから、この呼び名は相応しくないのですが、もう老人ばかりの島になっていた。
各家庭へのインタビューから始まり、神社の儀式や観光案内をする人たち、診療所には週一でしか医者が来ない。そして島でただ一人の中学生3年生の始業式から卒業式、立派な挨拶をしていたことが印象に残ります。この生徒だけでも一本の映画が出来そうなくらいでした。
「子どもの頃、島に戻って来るな」と言われた青年、とにかく安定した収入のない漁業従事者にとって、子供には苦労させたくない願いのこもった言葉だ。
風光明媚な景観もあるし、短期間住むにはいい所だと思うし、近年、移住者が増えてきているそうな。調べてみると、カフェも一軒あるし、そこのイカスミブラックカレーは食べてみたくなった!
2020年6月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館