GEEK BEEF BEAT

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GEEK BEEF BEAT

解説

ラッパーの孤火が主演を務め、劇団「なかないで、毒きのこちゃん」主宰で劇作家・演出家の鳥皮ささみが長編映画で初メガホンをとった作品。宮城県の片田舎で妻の雪子と中学生になる娘の花と暮らす36歳の東野春男は、口下手なため家でも職場でも邪険に扱われている。そんな春男の唯一の楽しみは、ラップだった。現実では言えないことを脳内でラップにして鬱憤を晴らす日々を送る春男だったが、現実では罵詈雑言が飛び交い、家族には危機が迫っていた。気鋭のアーティストと映像作家がコラボレーションした映画の祭典「MOOSIC LAB 2019」で上映され、2020年3月に単独で劇場公開。

2019年製作/54分/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2020年3月21日

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映画レビュー

3.0肩車の忖度

2020年3月22日
Androidアプリから投稿

笑える

幸せ

宮城県で自動車整備工場の2代目社長をする思いを口にしない男の心の声の話。

親の仕事を引き継ぐ為に東京での仕事を辞めて嫁と中学生の娘と共に帰郷した36歳の主人公。
嫁に言われっぱなし、娘にウザがられ、会社でも従業員にナメられて、話相手は同級生の従業員一人だけという状況。

無表情無返答でやり過ごし、ラップにのせてその思いを投げる展開。
但し、観客に向けて流れるだけで劇中ではぶつけないw

ドラマもコミカルだし、これはこれで面白いけど、響いたり感じたりするものはないし、懐かしの「バカヤロー」な流れになっていくのかなと思っていたら…。

確かにそういう展開だけど、そこに向けてそう来たか!

なんだか哀しいけど響いて来たし、何よりその後のカレーはとても良かった。

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Bacchus

4.0生き方を変えるコストは「一生分の恥」

2020年3月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

ムーラボ2019広島篇。俺的には3プログラム目で7本目。

いやぁ、今回のムーラボはどないなっとんのや?と、軽く深く寒くガッカリしてた所に、一筋の救いがw
もうね。この落としとメッセージは100%支持する。花ちゃんの笑顔には☆5個だす!

家族を連れ故郷に戻り、家業を継いだ男の物語りは、予想外の方向に軽くカーブした後、球速を増して、家族愛のど真ん中に収まります。ラップ?ラップだってwラップwww

企画が大好きだし、初監督の鳥皮ささみさんなんて性別すら不明なんだけど、一発KOされました。絶対に次作も観に行くから!

良かった!
最後に泣けるなんて夢想だにしなかったw

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bloodtrail