透明人間のレビュー・感想・評価
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陽キャの陰湿嫌がらせMAXバージョン
ビックリ演出がところどころにあるので
苦手な方はご注意下さい
ネタバレ防止のために深くは書きませんが、自分の周囲に誰かいるのではと
ついつい気になってしまうような作品
ここに透明人間がいるのでは?
と疑いながら鑑賞すると楽しいかもしれません
面白かった
もう透明になるってことの理屈はほぼどうでもよく、その段取りをすっ飛ばしてるのに驚いた。そしてそんな大それた発明品を持ちながら固執するのは、、、途中どうしてこの女なんだと思わないこともないが、逆にリアリティあるような気もしてくる。
そのくらいドラえもんの透明マントを使った犯罪、みたいな話なんだけど、幽霊か透明人間かわからない出方はよかった。
しかしアメリカ映画はローバジェットでもいろいろアイデアを紡いでくるな、と感心。
冷たい海の家
どーん!と海の見える豪邸。
すごいな、あれは。セットなのかしら。
津波きたら怖いよなぁとか、余計なことを想像しちゃう。
もうあの家の造りからして冷徹さが漂い
逃げ場のない雰囲気を醸しだす。
なかなかビクビクのこわさでしたよ。
あんなおとこは嫌だ。
彼女はこども産むのでしょうかね。
しかしまたしてもあんなサイコ人間に育ってしまったら
困りものですな。
透明な人間
透明人間とは正しく透明な人間。
透明人間のエイドリアンは天才でお金持ちでパラノイアとして出てきますが、描写はそれだけ。
実際に映画の中でも透明な描かれ方。本当はシーもパラノイア、誇大妄想なのでは?っと思ってしまいます。
でも本作は見事、発想の転換。ホラーとして襲われる側からの視点のみ。古典の映画化にはこの手があったか。
サプライズ
個人的にこの作品は好きです。
大金を手にすると、人が変わるといいますが、
透明人間も手にすると人は変わりますね。
恋人から必死に逃げ切ろうとするが、必ず見つけられてしまう。
セシリアは透明人間になった彼の事を周囲に伝えようとするも、虚しく精神病院扱い。
そして、どんどん罠にハメられしまう。
やっとしとめたと思ったら、エイドリアンではなくトムだったという。
トムもエイドリアンにはめられたのか否か、そこはきちんと描かれてなく観ている側に委ねられているのでしょうか。
そしてラスト、セシリアが取った行動。
清々しいセシリアの表情に乾杯(*^^*)
そんな怖くないけど面白かった
従来の透明人間の概念を壊した作品。
ソシオパスが本気になればこんなことできてしまうんかーい!
という、一見サイコホラーにも思えた作品だけど、
きちんと伏線を回収するし、辻褄もあうように作られている。
脚本が余計な贅肉をいっさい排除したようにできていて、
深く理由や動機を掘り下げたい人は、悶々とするかもしれないw
しかし日本と海外の「美人」の固定観念が違うので、
肌は汚いしほうれい線もゴルゴラインも「まんま」のエリザベス・モスの容姿に、
冒頭ちょっと苦笑してしまったw
さあ、怖がれ!感の音響や演出も控えめ、sawの監督なので、ちょっと緊張していたんだけどねw
脚本のつくりがいい
透明人間になった元彼が現れるというお話。
本作が面白いのは、主人公が怯えているのが亡くなった元彼という構図。姿が見えないだけではなく、もう死んでるんだからありえないという状況で主人公が孤立していく過程がスリリングだった。
しかも、妹が目の前で殺される展開は少し驚いた。それがあるからこそのラストの復讐につながったんだろう。あまりキレイだと思えなかった主演のエリザベス・モスだが、後半の演技、特にラストの表情の変化はよかった。
彼氏が透明人間になるスーツを開発していたってアイデアや、姿の見えない人間との格闘はそんなに目新しさはなかったがトータル楽しめるサスペンス映画だったと思う。
アナタ、力持ちネ
劇中の登場人物が主人公の女性を疑う流れから最後には視聴者が主人公を疑う流れに持っていくのはお見事でした。
なんでそうなるのっていう場面も多いけど、まぁ気にしない事をオススメします。
自分ならあんな剣幕で透明で見えないって言われたら信じると思うけどなー、、なんて透明人間の映画に言ってはいけません。
途中、アベンジャーズ入り期待できるで!とか思ったけど吹っ飛ばされて終わりですな。
時代の進化を感じる。
個人的には透明人間映画といえばインビジブルが印象強い。薬の投与によって透明になるが、リスクが大きかった。まぶたなど全身が透明になる為、被爆が進んでしまう。しかしこの作品は違う。時代の進化を感じる。光科学を駆使したスーツにより姿を消せる。
ホラー系でもやはり人が1番怖く感じるし、それが見えないともなるとより緊張感のある作品であることに違いない。
透明人間という難しさ
席に座ってから「あれ、そう言えば怖いのめっちゃ苦手やけど2時間も耐えられるかな」とちょっと後悔。
案の定前半は苦手な進行で、もう心拍数上がりっぱなしで心臓バクバクしてずっと口押さえて観てました😂
ただ後半はなんだかファンタジーっぽくなってきておもしろくさえなってしまった。
「セシリアいけー!それー!やったれー!」みたいな(笑)
そもそも“透明人間”が想像してたものとはだいぶ違った。
途中までは恐怖を煽りながら緊迫感もあってうまく表現してたのになんであんな展開にもっていったのか。
ラストに向かって私的には残念な流れ。
セシリア役の女優さんは鬼気迫る演技で良かったです。病んでいく感じがゾワゾワしました。
それにしても犬のゼウスが健気でかわいかったです。海辺の悪趣味な豪邸にシーンが移る度にゼウスを探してしまいました。
透明でなくてもよろしかったかしら…
映画ファンとして、俳優さんや製作者さん方に
敬意を持って、いつも観ています。
なので、あまり良くないことは
書きたくないのですが、
久々に残念な気持ちで
いっぱいになってしまった、というのが
正直なところです。
ゾクっとするオープニングシーンから
始まりましたが、話の繋ぎが浅く、
どうして彼女が
彼の元から逃げ出し、身を隠さなければ
ならなかったのかが説明不足に感じ、
そこから彼の狂気性が十分に
伝わって来ませんでした。
表情が見えない分、そこに至るまでの描写が
もう少し丁寧に描かれていたら、
もっと厚みが出たかもしれません。
ストーカーの話なら、敢えて
透明にならなくても、表情が見える
俳優さんが演じた方が恐怖倍増した感じがします。
見えない恐怖を描くということは
とても難しいと思いますし、だからこそ
面白そうな題材だなと期待して
いただけに、とても残念でした。
偉そうにごめんなさい(^^;;
ホラーというよりサスペンス
「透明人間」という映画のリブートだし、透明人間という話は目新しくはない上にタイトルが「透明人間」なのでどうしても観客は透明人間が出てくるのだな。というのがすでに分かってしまっている。この状況でもしかしてここに透明人間がいるのか…?いや、ひょっとしてこれは精神状態のよくない主人公の幻覚なんじゃないのか?あれ、でもここにあれがあると言う事はやはり透明人間がいる…!という観せ方がうまい。透明人間目線じゃなくて、透明人間の被害者目線というのもよかったし、精神的に追い込まれていく主人公を演じたエリザベス・モスの演技もよかった。その反面、透明人間がいるのが判明して恐怖が描かれるのが物語の後半だけなのは少し物足りないかも?
セシリア頭いい!メンタル強い!
最初の場面、エイドリアン住む豪邸の下の海の波が砕け散る様子(東映の波ほど情緒的でなくて、波そのものだった)がとても好みでした。音楽も良く、面白い映画でした!
恐怖で顔は病的になるし、目つきも用心深いを通り越して怖くなるし、歩き方も変になるし、皆から信用されないし、大事な妹や友人にも見放されてという状態であっても、メンタル強いセシリアは凄い。エイドリアンが自分を殺すことは絶対にないと確信しているところも凄い。頭いいんだと思う。行動力もある。そういう彼女に、天才エイドリアンは、惹かれて、離さなかったのではないだろうか。強いメンタルもしつこさ(行動力)も頭の良さも、エイドリアンとセシリアは双子状態なんだと思います。
二人が出会った日を暗証番号にしてるのが分かって、「ロマンティック!」と彼女が言う箇所は、ずっこけた。逃げ出したいほど嫌な奴との出会いの日、あんたも覚えてるんかい!と心の中でつっこみました。
いずれにしても、似たもの同士の二人。面白かった!
深読みすぎてしまうほど、オチがあっさり。
ドキドキハラハラはしたが、特にひねりもなく
豚骨ラーメンを食べに行ったら、醤油味だったが
スパイスがきいていて決して不味くはなかった。
という感じの映画だった。
最後のオチは、主人公が復讐を果たし終わる。
トム(兄)がエイドリアンに洗脳(上手く利用)され
主人公を追い詰め、妹を殺した。
そーさせたエイドリアンに復讐、また自身の安寧をはかるため殺害。透明スーツを持って証拠隠滅。
んんんん何か足りないのよねぇええ〜
大どんでん返しが大好物な私にはもう少し捻りが欲しい
実はエイドリアンは少し荒っぽく束縛気味たところは
あったが、兄のトムが黒幕で、主人公を思う気持ちが強すぎただけでまた一緒にやり直そうと思っていた。
しかし、それを信じられなかった主人公は妹を殺されたと同じ手口で殺害し、闇落ち。
みたいなね、そんな深読みまでしてしまいました。
エイドリアンがカンタンに殺害されたのにも
なんだか納得がいきませんね〜〜
まぁそんなことより
透明人間になったトムかエイドリアンが
バレないようにコソコソ隠れてたと思うと
面白おかしく感じてしまうな
見える恐怖と見えない恐怖、どちらがお好き?
“透明人間”を描く作品にとって、如何にしてその存在を見せるか?が命題となってくる。しかし、これは『インビジブル』がクリアしていると言わんばかりに、本作の透明人間はなかなかその姿を現さない。むしろ、いるのか?いないのか?いや、そこにいるはずだ、という心理的アプローチでその存在を示す演出に重きを置いた。
嫌がらせメールの送信や書類の抜き取りなど、日常生活における小さな嫌がらせを積み重ねることで元恋人を心理的に追い詰めていく透明人間の行動は何も透明にならなくとも出来てしまう点に恐怖のリアリティがある。私には分かる、彼はそこにいる、その訴えを信じてもらえない苦しみが徐々にヒロインの心を蝕んでいく。“見えない透明人間”ではなく、“見せない透明人間"という演出に、なるほど、その手があったか!!とつい頷きながら、スクリーンを見つめてしまった。
しかし、一度透明人間がその姿を現わすと、恐怖演出は身体的な暴力に切り替わる。それまでの心理的恐怖に関心した身としては、このギアの切り替えに落胆した。見えない暴力性にこそ透明人間の真の恐怖があったのに、従来の“見えない透明人間”の型に収まってしまったように思えるのだ。とはいえ、これは完全に好みの問題。よく言えば、ここから物語に拍車がかかり、透明人間との一進一退の攻防をテンポ良く繋ぎ、ひねりの効いたラストまで一気に駆け抜ける。
ポスターに書かれた「見えるのは、殺意だけ。」というキャッチコピーはなかなか洒落ていると思ったが、映画を見終えると“見えなかった殺意”にギョッとさせられた。そう考えると、私が不満に思ったこの恐怖演出のギアチェンジも透明人間の“人間性”の差によるものと考えると合点がいくのかもしれない。
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