透明人間のレビュー・感想・評価
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退屈しなかったから、まあいいか
主人公が見えない敵にどんどん追い込まれていく。緊張感が続いて退屈しなかった。
しかし、例えば、大きな音で見る者を驚かせるのは手法として好きでない。驚いたからやや腹が立つのかもしれない。
それに、家の中で人の気配を感じた場合、人はまず明かりをつけるのではないか。犯人が透明人間であるために、物語に少し無理がある部分を感じた。
物語は追われ続けた主人公の当然の逆襲で終わる。「ミッドサマー」の終わり方を思い出した。これが今風なのかもしれない。
主人公をきゃしゃな、あるいは、か弱いタイプの女優が演じていれば物語全体の印象が違ったかもしれないと、あまり自信はないが思う。
音響が怖い
ホラー要素強し、突然驚かせる場面が多い!苦手です!怖いよ〜カタ:( ;´꒳`;):カタ 主人公が監禁されてる家から逃げる冒頭シーンからもう怖い、、暗闇のシーンはほぼ目を細めて観てましたwwビクッ!ってなるの苦手な人は無理。カメラワークがいちいち怖い。いつ現れるか分からない透明人間にヒヤヒヤ。 妹との食事シーンとのくだりはまじビビったぜ(꒪∆꒪;)不意打ちキター。 ケビンベーコンのインビジブルとはまた違う感じだった。インビジブルは品がなかったけどこっちはザ・サイコスリラーって感じ。なんだか「ゴーンガール」っぽい終わり方だった。
妹を殺した容疑がかかり透明人間がいるって言われたらそら病院送りになるよな‥と(汗)
もし透明人間がいなければ病んでる人の映画にも見える。もしこんなスーツをホントに発明したらこんなことだらけになってしまう。発明しちゃ駄目。笑
執着する男 嫌悪する女
エイドリアンがセシリアに執着したのは
自分と同じタイプの人間だったから。
セシリアがエイドリアンを嫌悪したのは
自分と同じタイプの人間だったから。
見えない相手が投影している者こそ
消すことのできない
自分への嫌悪。自分への執着。
だけど彼女は見えていない。
自己の嫌悪を消すために
彼をその手で消したことを。
消していた本性が現れたことを…
〈相手の本性を見抜くこと〉
〈自分を消して生きること〉
女性はそう“しがち”な気がします。
わたしの勝手な思い込みにすぎませんので
得てして言い切れはしませんが
そう言う見えない“幻想”があるうちは
パートナーとうまくいくんじゃないかしら!?
やっぱり映画館は良い!と思える良作でした
ストーリー(特に終盤)や細かいところではそれなりにツッコミどころがありました。例えば、透明人間なんだからもっと他にやり方あるだろ〜みたいな。
しかし、なんと言えばいいのか「透明人間がいるかもしれない感覚」を出すのが非常に上手く、心霊モノのような恐怖感を味わうことができました。結果、細かいツッコミどころを補って余りある出来になっていると思います。
また、冒頭のシーンからもわかる通り物音には相当こだわっているようで、こういう細部の音響を味わえるのは映画館ならではだな〜と思いました。コロナ以降、久しぶりの映画館での鑑賞でしたが、やっぱり映画館っていいなと思いました笑
犬
やっぱり犬はかわいいね、飼い主さん自殺したことになってる間のゼウスは一体どうなったんだろう?ってそんな心配をしてしまってましたね。
透明人間、リーワネル監督ということで一味違う作品になると思ったらなかなか人間の恐怖を描いていて、見えないってだけでそれはとにかくホラー映画並みの恐怖だよね?
増してや、主人公を見張るような視点も多めで、それが緊張感を煽ります。こーゆーのリーワネルはうまいよね
ところどころ、色々な伏線、防犯カメラ、消化器、包丁や、スーツがなるほどこういう使われ方するのね!と感心。
妹のくだりにはびっくりしたわ。
実際透明になっていたのはどちらなのかがうまくわからないのもポイント。
犬も吠えてたのでエイドリアン宅で襲ってきてたのは兄だろう。
完璧主義の弟ではありえないような警察病院襲撃の行動とか。
弟が透明人間だったのはどこ?
最後の弟も絶対に自分がやったと認めない。
妹の仇うちもあるかもだけど、わりと弟は反省していてまともな感じでも計画的にラストの行動を行うのはやはり女のほうもこわいと言うことで、、
まあ、スーツが何個あったのかはわからないが全て兄が着ていたって感じだったら映画の見方変わるね、ゴーンガールもびっくりな確信犯な主人公
そもそも主人公の女の人にそこまで執着するのはなぜなのか、あまり魅力的には見えないが、、
しかしエイドリアンの家、落ち着いて寝れないわ笑
本当に怖いのは・・・。壮絶に描かれる、見えない恐怖。
【賛否両論チェック】
賛:“透明人間”という見えない恐怖に追いつめられるヒロインの姿に、観ていて手に汗握ること必至。次第に人間の持つ醜悪な一面が露呈していくのも、非常に皮肉的。
否:ホラー映画のような驚かせる描写が多いので、苦手な人は観られない。グロシーンもかなりあり。
まるでホラー映画のように、急に驚かせるシーンが多く、グロシーンも結構あるので、苦手な人には向きません。
危険な恋人から逃れたヒロインを襲う、“透明人間”という見えない恐怖。しかも周囲にも信じてもらえず、身に覚えのない事件によって孤立していく四面楚歌の状況の中、追いつめられたヒロインがその脅威にどう立ち向かっていくのか。圧巻の映像と共に描かれていくその鬼気迫る姿は、観ていてハラハラさせられっぱなしです。
そして次第に露わになっていくのは、人間が持つ本質的な狂気でもあります。姿が見えない“透明人間”の存在を通して、逆に人間の憎悪や殺意といった、普段は見えない醜い部分が露呈していく様は、まさに皮肉なものでもありますね。
ホラーやサスペンス好きは勿論のこと、普段はご覧にならない方でも、怖いもの見たさで挑戦してみるのもオススメです。
その伏線はすべての人を騙す
古典モンスター映画をリメイクする、ダーク・ユニバース一作目「ザ・マミー」は悲惨なできだったけど、これ、すごい。前半の全神経を研ぎ澄まして緊張させるカット、擦れた映画ファンに展開を予想させる伏線を貼っておいて、それを裏切る展開、そして戦慄のラスト。傑作。
アクション映画ではなく心理戦のサスペンス映画
透明人間が暴れ回るアクション映画かと思いきや、ほぼ終始サスペンスタッチの心理劇。
アクション映画を期待すると肩透かしを喰らうだろう。
自身の回りに死んだ筈の男が透明人間となり付き回っている?という不安に怯えながら過ごす主人公。
次第に事態が大事になる事件が次々に発生し、回りの人間には精神異常の殺人者と思われ孤立していく。
しかし、その結末とラストのサプライズ!
ふーん。なるほどね。という展開。
低予算ながら頑張った作品ということか。
ずーーっと薄暗いシーンばかりでしたけどね。
いろいろ謎は残りますが…良かったと思います
透明人間と聞くと、「インビジブル」を思い出す。調べてみたら、2000年でした。もう、あれから、そんなに経つんだなぁ…と。「インビジブル」は、本当に透明人間になって、それでも理性が働くか?みたいなストーリーだった。こちらは、どうな感じかな…と思ったら、まさかのスーツ。理性うんぬんの話ではありませんでした。まあ、どちらも、有能な科学者が成し得ることなんでしょうが、ちょっと拍子抜けでした。スーツって、ラストのオチは、どうなるの?って思ってたら、こういうことでした。まあ、やられた事を、やり返したわけで、良かったんじゃないでしょうか。
いろいろ謎は残りましたね。閉じ込められていたけど、誰が閉じ込めたの?兄に閉じ込めさせて、妻を襲うように仕向けたの?兄が裏切ったらどうするの?…なんて。
まあ、ラストは、スカッと終わって、良かったんじゃないですかね。
ドキドキのサスペンス
後半の流れはさすがに強引だし、「そうはならないだろ…」と思う部分もあったが、中だるみもほとんどなく、2時間強の時間を最後までドキドキさせてくれたという意味では、(雑な言い方だけど)コストパフォーマンスの良い映画とは言えるんだろうな。
主人公の女優さん。
その多少神経質そうな容姿から「(死んだはずの)彼氏にストーキングされているの!」と訴えるものの、それが他者には妄想や心の病気に見えるという「患者感」はよく出ていたし、鬼気迫るまさに迫真の演技だとは思ったが、そもそも観客にとっては彼女が正常で、犯人は「透明人間」だってことはほぼネタバレしてる訳だから、あの結末を目指すなら、むしろもっと「清純」だったり「被害者感」のある女優さんを起用した方が、ラストはもっとゾクッと来たかも。
ちょっとあの女優さんは、最初から普通に見てもちょっと怖い感じがしてしまう。率直に言って、あのラストに(悪い意味で)違和感を感じなかった。
『アス』に出てたって聞いて思い出したら、あのお金持ち一家の奥さんね。正直、やっぱりどっちかって言うとああいう「嫌な女」の役のほうが飲み込みやすいかも。
ま、個人的な感覚かも知れませんが。
【余談】
あと、この映画はいくつも「これは『フリ』ですよ」と分かるフリが出てくるけど、最初と最後のシーンでチラッと出てくる「犬の通電首輪」って何かの伏線になってたのかな…
Hulu製ドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語で知っていた女優...
Hulu製ドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語で知っていた女優さん。失礼ながら特別美人とは思えないんだけれど、表情で彼女の気持ちに共感でき作品にのめり込む。とても面白いサスペンスでした。
本年度の、「○○○映画」の暫定一位に決定。
本作は、DV気質の科学者の元から妻が逃走するところから始まります。取り残され、悲嘆のあまり自殺したと思われた彼が、ある奇想天外な方法で生きていた!と展開していく訳ですが、ネタバレに注意しようにも、表題でバレてますね。
H.G.ウェルズの同名小説を原作とし、作品としては1933年公開の『透明人間』の現代的なリブートという位置づけになる本作では、『攻殻機動隊』などでおなじみのある技術を使って透明化が可能となったという設定になっています。現実にも実用化されつつあるこの技術を、道徳観が欠如した人間に委ねたらどうなるか…、という問い自体は、原作とも共通した古典的テーマではありますが、今回の科学者は、異常さという面ではかなり仕上がった感があって、およそ観客が共感を抱く余地を持ち合わせていません。
主人公セシリアはそんな彼に様々な手法で追い詰められていく訳ですが、周囲の理解も得られず精神的追い詰められていく様は、SFというよりも、映画『ガス燈』が描くような心理サスペンスそのものです。この主人公の痛々しさと、狂った研究者許せん!という怒りが作品の駆動力となっていて、そこにさらに「相手に常に監視されている、忍び込まれている」という恐怖が作品の緊張感を増幅しています。
心理サスペンスはしばしば煮え切らないような、後味の悪い結末で終わることがありますが、本作の制作陣はそこまで底意地は悪くありません(むしろ観客に対して親切すぎて、結末の重要な伏線がバレバレとなっているということも…)。個人的には、今年度(勝手に認定)の「ざまぁ…っ!映画」部門の暫定一位に相応しい結末でした。
本作は、左右対称の構図を多用とした映像の美しさが非常に印象的で、さらにごく微細な物音が物語上非常に大きな意味を持っています。是非とも音響の良い映画館でご鑑賞を。
よく言えば想像をかきたてられる
他にも沢山の方がおっしゃっていますが、やはり結局誰が仕組んだものだったのかはっきりさせてくれた方が良かったかなぁ、と思います。もっと内情を描写してくれたら私好み…なんて笑
音も相まってハラハラしたりビックリしたり、ホラー要素がちょいちょいありつつも話がひっくり返ることもあり構成的には大好きです。
カメラワークや意味深なカットは怖がらせるためなのでしょうが、伏線もないのに妙にアップにしたりずっと同じ所を写したりするのは個人的に少し退屈でしたね。
スリラー
かつてのケヴィン・ベーコン版のように、透明人間モノにあるエロや、鉄板の透明人間ネタ(コートとグラサン等)は使わずに、スリラーに徹したところが面白かった。透明人間というより、ソシオパスのストーキングや精神的に追い込むのが怖い。でも光学迷彩完璧すぎて笑ってしまった。ラストの展開は大体予想通りかな。
おまけ
体が透明になる透明人間は目が見えないのである!(光が体を通過してしまうから)
スーツがでたあたりで…
なんか毛色の違う透明人間だなー、なんて思ってたら終盤の二転三転もなかなか面白く出来てて予想以上に面白かった。ケビンベーコンみたいな能天気な透明人間も面白いけどサスペンス感の強いこっちのが面白いな。
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