大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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やっぱり355にするんだった
映画制作に関わっている方々には常に敬意があります。本作を観てもそれは変わりありません。映画を作ることはどんな作品でも尊敬に値しますし、かすかな羨望もあります。その大前提がある上で、これはダメでしょう。原発事故の時の政府対応のパロディ?ダム爆破のくだりはナバロンの嵐?途中でオチが予想できるのですが、本当にそのオチとは。これはダメでしょう。それまでのスッタモンダは何だったってなりませんか。オチまでの2時間が無駄な時間としか…。ウルトラマンが何で最初からスペシウム光線ださないのか?、ご隠居がなぜ最初から印籠出さないのか?というレベルを遥かに超越している、???です。ウルトラマンもご隠居も愛すべき作品ですが、この作品は愛せない。土曜日の貴重な2時間返してほしい感しかありません。ただ、こういう作品を鑑賞したことで、次の一本との出会いの感動が増すという一点のみにおいて、この作品の存在意義があるかもしれません。
この豪華キャストで、ある意味すごい作品でした。やっぱり355にするんだった。
口直しに家でスターウォーズのBDを観ます。
一体、何を観たのか(困惑)
観た後に、なんやこれは⁉️
私は何を観たんや??
と困惑する。
予告編が面白かったので、前情報なしに視聴。
#西田敏行 演じる総理をはじめとして失言ばかりの大臣たち。責任の押し付けや利権があると見て一転、取り合いになるあたり、現政権にオーバーラップ。
風刺かと思いきや、どんどんくだらない展開になっていく。
#染谷将太 が果たして🍄になる価値がある映画なのか??
無駄に豪華キャスト、すべるギャグ。
一体、私は何を見せられたんだろう。
酷評のバイオハザード見た方が、マシだったのかもしれない。
「デビルマン」の偉大さを再認識
友人が催した、おもしろ動画を紹介するイベントである映画を紹介していた。主人公の秘密が、好きな女の子の父親にバレるというシーン。苦悩する主人公の咆哮のようなセリフが発せられるのだが、それを観て皆で大笑いした。とにかく演技になっていない。ひどい演技というのはこんなにも笑えるのかと驚いた記憶がある。それが映画「デビルマン」だった。
本作、評判が悪すぎてネットでは令和のデビルマンと呼ばれているらしい。実際、コメディのような展開やセリフはあるものの全く笑えない。周りからも笑い声は聞こえなかった。それに観ていてワクワク、ハラハラしない。たしかにひどかった。
それなのに出演する役者たちはやたらと豪華だったりする。変な演技もあるが、それは演出なんだろう。それがことごとくハマっていないからたちが悪い。そして終わらせ方もひどい。それなら最初からそうすれば?というやつ。最後にそうなる意味が全くわからなかった。怪獣の死骸をどう処理するのかというテーマ自体面白いだけに本当にもったいない。
評判通りひどかった本作。今年観る映画でも最低点を争うことは確実だ。でも、「デビルマン」が笑えるほどのひどさだったことに比べるとまだまだ甘い。あれは今まで観た映画のワースト1を争うスーパー駄作だ。「デビルマン」の偉大さ(悪い意味の)を再認識した。
自衛艦、特殊部隊、政治家……日々お国の為に働く人々にピックアップした映画
結構スケールがでかく全方位に喧嘩を売ってたりもするがリアリティもある。メインキャストの4人に関しては一切の下ネタを言わず、寧ろいい役を貰っているのでファンは安心して見ていいと思う。国民に為に我が身を顧みず奔走するキャラを、豪華俳優陣が圧巻の演技力で演じている。批判されてるほどクソ映画かと言われればそうではなく、サメ蛇ワニ映画お馴染みB級映画としてみれば許容できる範囲の出来。というか、予算も映像美も明らかにこちらの方が上なので競り勝ってもいい筈なのだが、随所に散りばめられた寒いギャグ要素が着実にマイナスポイントを叩き込んでいく。 映像班と役者陣は間違いなく一流なので、悔しいがビジュアルはめちゃくちゃいい。主要キャストのファンなら見ても損はないと思う。
生きた「希望」を見たかった
予想通りのおふざけ映画。せめて怪獣出現、都市破壊、国防軍との戦闘シーンくらいあるかと思ってた。ラストシーンはウルトラセブン最終回のパクリ?
公開2日目の土曜日午後に1番大きい400席に20人ほどしか入ってないのももうなづける。
音タコで免疫が出来てるので楽しめました
面白かった!
三木監督作は『音タコ』が個人的に全くダメだったので少し不安でした。しかし本作はその時受け付けなかったお笑い演出がかなり抑えられ楽しめました。ドラマの『時効警察』は好きなのですが。
国の対応等、色々納得出来る場面も多く『シン・ゴジラ』並に絶妙なリアリティで作品に没入出来ました。観光資源としてインバウンドに利用しようとか。
個人的にはオチも全然ありです。エンドロール後におまけがあるので興味ある方はそのままで。
個人的なツボはミヤコ様です☺️
これは事件だ。
これは事件だ。この映画、中途半端なんかじゃあない。大人がしっかりふざけて、滑り散らかしている。緊急事態を知らせるアラームを、「実は冗談でした」とふざける冒頭シーンが象徴するように、予告編を観て楽しみにしていた人間を裏切るトンデモ脚本&演出になっている。オチがヒドいとかの問題ではなく、「どう?予想を裏切る展開でしょ?」とドヤ顔する企画の狙いがみえて悲しくなった。東映さん、松竹さん、これがあれだけの俳優・スタッフと製作費を引っさげ、他の日の目を浴びられなかった映画を差し置いてまで届けたかった映画なのだろうか。コロナ禍で映画界も苦しい状況にあることは当事者なら痛感しているはず。これからの映画界を救う一人ひとりの制作者の努力を無駄にせず、本作という屍を「希望」に変えていってほしい。
ものすごく面白そうな題材、やってはいけない脚本
なにを求めてこの映画を見たのかと言えば、この題材の問題提起におおいに心惹かれたからです。
予告編を初めて見たとき「自分ならばどうするんだろう」と考えるわけですよ。
そこにあるのは全長380m、全高155mという巨大な肉と骨と塊です。
成分がわからないので食うわけにもいきません。マズそうですし。
牛だと全長2m、全高1.5mで、体重600~800kgってとこでしょうか。
ってことは、大怪獣は全長で牛の190匹ぶん、全高で牛の100匹分くらいです。
190x100で、その大怪獣の質量は19000匹ぶん。大体13000tくらい。日本の一日の牛肉消費量の3倍ってとこです。
そうすると予算はどうする、興業として観光資源化できるかどうか、どこの省庁が責任持つの? 予算は? などなどなど。
そんな大量の食用できない「肉」の後始末をどうするか考えようというもの。
ほら、空想科学読本の世界です。すごく楽しそう。
ちなみに僕なら切り刻んでヘリで無人島までピストン輸送しに行くか、空気穴をあけてビニールハウス的なもので覆い腐りきるまで待ちます(幸い、下は川なので腐る速度も速いでしょう)
ね「僕ならこうするのに」が無限にアイディア出そうですし、それに対して弊害とかいっぱい思いつくでしょう?
この題材はものすごく楽しいものなんですよ。
そんなことを期待して見に行きました。
想定される障害(腐敗、ガス、未知の細菌・ウィルス、他国からの政治的干渉)はストーリーに組み込まれていましたので、その点は満足。
ただね、そういう方向の空想科学を楽しみにしていったので、登場人物の過去とかいらないです。ましてや昼ドラ展開とかいらないんです。
「そのシーン、この映画にいります?」ってシーンの連打。
さらに最初から示唆されていたとは言え、そのオチはひどい。
また、ぽろっと出てくる怪しげな登場人物の数々。さも重要人物のように見せつつ出番が終わったらさくっと消える。
(え、あんだけ意味ありげな何か言うてたやん……)
ネットで酷評されるのは、映画としての軸がボロボロだからです。
見ている方は、どんな軸に頭をセットすればいいのかわからない。
軸がわからずただただ振り回される映画でも面白いものはたくさんありますが、
ストーリーを追いかける必要がないか、追いかけられないからこそ楽しいような演出が入っているものです。
例えば「不思議の国のアリス」のように登場人物と同じ視点で世界に振り回されるとか、
ボボボーボ・ボーボボのような不条理系ギャグマンガのように最初から理解できるなどと思わないか。
しかしこの映画はストーリーを描こうとしています。その上で映画の方向性がわかりません。
「空想科学なの」「昼メロなの」「ウルトラマン的な映画なの」「怪獣が復活してただの怪獣映画になんの」「政治への揶揄なの」「ナンセンスギャグ映画なの」「現場の隊員が一番のヒーローだ的な映画なの」
見ている途中に方向性がどんどんブレていきます。方向性がわからないので、イミありげなカットで頭を使ったのにただのおかしな下ネタで消費して無駄に疲れる。
そのせいでストーリーが頭に入ってこない。
だから、よくわからないままに目の前で展開していくストーリーが追いかけられない。
しかも登場人物は皆が皆、一癖あるというか秘密を抱えているようなキャラクター。
組織の思惑も対立構造もよくわからない。よくわからないけど登場人物は訳知り顔で何かやってる。
それ、観客はただのおいてけぼりですよね。
そこまでしてたっぷり風呂敷を広げた後の、あのラストです。
そこまで「我慢」して映画を見ていたのにカタルシスすらありゃしない。
せめて森見登美彦的な地の文章でもあれば小説は楽しいかもしれませんが、映画なのでそういう救いの手はありません。
あ、いいところもありますよ。
山田涼介も土屋太鳳も演技面で文句はありません。
西田敏行の首相も良かったし、 特務のスナイパーのSUMIREさんもユーチューバーもいいキャラです。
オダギリジョーなんてクッソかっこよかった。これはもうホントに。
CG演出もすごいし、怪獣のリアリティはすさまじいです。
ストーリーに関係のない部分においての作りこみ・細部はホントに良い。美術さんや監修した皆さんのすばらしさが光ります。
そのせいか脚本家の「ぼくのかんがえた展開」にアラが目立ちます。
なんであんな一点だけ膨張してんの……。それも何度も何度も……。
劇中のセリフにあります。「似ているから腹が立つ」
はい、シンゴジラに似ているからこそ腹が立ちます。
シンゴジラをパロったりオマージュしようとしてるんだというのはわかります。
あれは奇跡的なバランスの上で成立させた職人技であり、適当にパロったりすると(それも邦画の好きな「無駄な長尺」を多用する展開の中でやると)最悪の演出にしかなりません。
シンゴジラは大好きです。ついでにいうと今回の命題の「大怪獣が死んだら後始末は誰がやるの?」という材料はものすごく魅力的だと思います。
他の監督さんが同じ題材で別の何かを作り上げてくれることを心より期待いたします。
あ、見ようか見まいか迷っている人。見なくていいです。
あなたの時間と1800円を有意義に使う手段はほかにいくらでもあります。
余談ですが、
令和版の実写デビルマンなんて言っている人はただのエアプか、デビルマンって単語が駄作と同義だと思っている人です。
実写版デビルマンほどの時間の無駄感はありません。
DQYSのような観客の神経を逆なでするようなストーリーでもありません。
題材、キャストが良いだけに余計に残念
非常に面白い題材で、かなり前から期待していた映画です。
キャストも素晴らしい。
鋼の錬金術師の山田涼介、るろうに剣心の土屋太鳳など脇役も豪華!
なのに…
なんだ?この結末は???
女房と息子と一緒に見ましたが、二人共がっかりした様子。
途中までは良かったのに残念と二人共感想を漏らしていました。
壮大な?パロディコメディ
評判が悪すぎて見るとやめようと思ったけど、見方しだいで楽しめます。
ちなみに、あまり聞かないアカウントが多い。この映画の評価しかしてない。意味は簡単。
そういう仕事があるのかな?それとも個人の趣味?
思ってたのと違った、、と、言われそうな映画ですね。でも、そもそもの設定が、パロディでコメディ。目の付け所が面白いので、これはこれでありかと。
途中途中、バカに予算かけてシリアスだったりするのですが、全部コメディのための前フリだと思えばよいかと。
会議室などの会話劇でもあるけど、オヤジギャグが多すぎて小笑い。たぶん、シン・ゴジラのパロディなんだろう。緊迫感ゼロの会話で小笑い。
会議室シーンの会話劇は予算も抑えられてよろしいかと。
その割には、ところどころ無駄に?お金かけてたり、無駄に?かっこいいシーンがあったり、ギャップが笑えれば楽しめます。
オープニングは好き。無駄にかっこいいけど、この後のコメディの前ふりに。
ラストもそーだろーねー。と、思ったけど、それをそのままやるんだ、という笑い。
この映画が評判が悪いのは、勝手にシン・ゴジラやアルマゲドン的な映画を想像してたからかも知れません。が、そもそも設定がパロディで、メインはコメディなので、「くだらねぇー」と笑えれば良いかと。
ずーっと上滑りして、シンを食わない笑い。
よくよく考えると、この設定は秀逸で、考えた人天才。と思えるけど。2度目はないだろうと言い切れる、奇襲的設定。
とにかく、この映画は、パロディのコメディですので、ハードルを下げて?楽しみましょう。
年が明けてまだ5週間ほどしかたたないが今年のワーストワンを個人的に更新したかもしれない。
このグダグダ感はまさに時効警察だった。
時効警察は地上波の深夜ドラマでチンマイ事件を小ネタを挟みふざけながらのお遊びで解決する謎解きドラマで、TPOに合わせたフィット感が秀逸。
しかし、だからといって、この世界観を映画館に持ち込んで、しかも拝観料までとるのはいかがなものか?
台詞回しが完全に時効警察だし。
グタグタすぎて睡魔に襲われるし。
西田敏行の発音歯切れ悪いし。
こんなもんに予算使ってはだめでしょ。
アベノマスクに匹敵するほどの無駄遣い。
続編なんかできたらタダでも観に行かないぞ(キッパリ)
情報過多。
最初から山田くんがとにかくかっこいい。
役柄と半オールバックサイコー。
バイクで颯爽と去る姿はしびれます。
そして謎のキスの連発。
一瞬何か重要なキーワードのなのかと勘違いしそうに。
全体的には情報沢山の作品のイメージでした。
後始末をどうするか、おじさん達のわちゃわちゃ、他の人たちのいざこざ、トラブルなど色々ありすぎて一番の肝がサラッと流れてしまった感がありました。
最後、『え?ん?あー何か言ってたような』
という状態。
舞台挨拶で山田さんが最初にお話したことが真理だと思いました。
それにつけ、このお話で一番可愛そうなのはきっと染谷くん。
監督の脚本。
大御所俳優さんに『一語一句変えるべきでない』と言ったとのエピソードがあり期待してしまっていたけどなんだか尻すぼみでした。
もちろん途中笑えるところもある。
だけども何だか詰め込みすぎ、唐突すぎ、ラストの違和感で、んー。
だったらアドリブあっても良かったのでは。。。と感じてしまいました。
よかったのは山田くんの爆イケメン感。
太鳳ちゃんは今回すごく色気たっぷり。
濱田さんの怪演もかなり効いている。
面白かったけど監督さんがハードルあげすぎた感でした。
二度みたらまた違うと思います。
☆は山田くんのイケメンと太鳳ちゃんの色気に。
久しぶりに予想を遥かに下回る駄作
何じゃこりゃ。こんなに実力派俳優だらけなのに、全員くすんでる。失敗する数々の作戦はすべて説明不足で雑。途中、不倫話しがメインなのかと思ったり、チョコチョコ出てくるジョークもくだらなすぎ。ウンコとゲロの間の匂いは銀杏?ラストシーンもそうだけど、土屋太鳳のセリフに至ってはありえね〜でしょ。エンドロール後の予告?次は亀の怪獣の後始末だとさ。笑えん。
これ子供向けのアニメで30分12話あれば成立したかもね。
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