大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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バラエティタッチのシチュエーションコメディ
2時間ある『時効警察』や『LIFE』の趣き。
円谷じゃないとこがウルトラマンのパロディ(しかもウルトラマンの出ない『ゼアス』)をやったみたいな。
いや、ひょっとすると一番近いジャンルは、空飛んだり霊界に行ったりするタイプの「サメ映画」かもしれない。
やりたいことはわかりますが……
三木監督なので、パロディ込みなバラエティタッチのシチュエーションコメディ作品であることは承知で。
たぶん舞台とか、セット使ったコントなら面白いネタなんですよ。
でも、映画だと客に周囲を想像させず、みんな背景見せるから「シリアスなの?」と思わせちゃう。
そこに笑いを入れてくると、単に「外した」しらけの連続になっちゃう。
「こういう作品があってもいい」とは思うけど、積極的に面白いとはほめられず。
最近、似たような方向性で『ドント・ルック・アップ』という良質なものを観た後なので、正直つらかったです。
色んな人達の思惑が絡んで一筋縄にはいかない怪獣の死体後始末のお話 ...
色んな人達の思惑が絡んで一筋縄にはいかない怪獣の死体後始末のお話 いきなり怪獣が死ぬところから始まります 思ったほど酷くはなかったですが、大臣達の言動が、笑う所なんだろうけど、全然おもんない まぁ現実失言が多い人達なのでわざと?と思ってしまった ブルース役のオダギリジョーが唯一救いか でも特務のバイクは格好えぇ 次作があるのか、もう結構ですよ。
半ばおそれていた通り
銀杏には毒がある
大陸棚から現れ日本の首都を破壊し恐怖のどん底に陥れた怪獣が突如光に包まれ謎の死を迎えたことで、人々は安堵したけれど、残った死骸を巡って政治的に、物理的にどうしましょう?というお話。
怪獣退治に赤紙まで出される大騒動になったけど、今度は腐敗していく怪獣の死骸の安全性は?どこの省庁が仕切って片付けるの?どうやって片付けるの?予算は?と内閣府の内輪揉めで始まって行くストーリー。
現代の政治に対する揶揄みたいなものもあるにはあるけれど、何だか安っぽい話の脱線だったり下ネタだったりゴチャゴチャ感で、ただのコメディ?と思わせる序盤戦。
しかもあんまりノリが良くなくて、ただの悪ノリレベルで楽しくはない。。
政治的アピールとか、海外の反応とか、掌返しとかはまだ良かったし、それに対して斬新なアイデアを練ったり苦労したりとか、そういう方向に転がってくれたら良かったのに…。
更には、どうでも良い取って付けた様な恋愛要素も入れたりするし、コメディに振るにしても中途半端で笑える様なところありましたっけ?
ラストも結局、怪獣の死に方と主人公の設定で思いつく展開をそのままみせるだけだし、何の為に主人公がそこまで引っ張ったのかも判らないグズグズな終わり方。
面白かった!とはどこを取ってもならなかった。
…あっ、ミヤコは嫌いじゃございません。
三木聡に何を求める?スケール無視の天災コメディの行方は
三木聡監督の時点で、特撮なんか期待しちゃいけないのよ。れっきとしたコメディ監督なんだからさ(笑)。こじらせていく笑いのスタイルは彼らしく、スケールはド派手に。マジメにフザケてる感じ、嫌いじゃないよ。
良くも悪くも違った形で広がっている感じはしてた。洋画ファンが「このテーマなら邦画でも面白そう!」と言ってて、一抹の不安。そう、ありそうでないテーマなのだ。よって観たくなる入り口。故に肩を落とす。レビューが荒れるのも無理はない。
と養護したものの、CGは狙ってるのか予算不足なのか分からない仕上がり。おそらくどっちもなんだろうけど、やっぱそこはしっかりして欲しかった。そこを楽しめるのかどうか、刻々と変わる状況で起こる人間の汚い部分を楽しめるかなのである。誇張された政治家、拗らせている2人の恋と、その他云々…。『時効警察』メンバーもいるから感じやすくなっているはずの三木聡節は少し客を選ぶ感じ。私は好きだから結構笑っちゃった。
主演は山田涼介さんと土屋太鳳さん。ジャニーズたる者…と言わせない、意外とコミカルを挟んでも崩れない演技がハマる。土屋太鳳さんはウル○○マン出てたし異議なし。あと、スポット出演ばかり多いよ!供給過多だわ!片山友希さんの使い方もなかなかニクい。うーん、やっぱり邦画好き向けの映画になってるのか。笑
エンドロール後まで見逃せない。というか、あれは良くない。真か偽か?あれさえ無ければ良かったんだけどな。まあ、私は嫌いじゃないとだけ。
あー面白かった
面白くなかった
誰が何と言おうが面白い
良い作品を見た、とパンフレットまで買ってにこにこで帰宅したら、悪い意味でツイッターのトレンドに上がっていて悲しくなったのでレビューを書きました。本音を言えば☆4ですが、どうせ私一人☆5を入れたところで酷評の流れが止まるとも思えないので遠慮なく☆5にしておきます。
この映画は、何を期待して見に行くかで評価が変わると思います。わたしは予告編を見て、シリアスの皮を被ったクソコメディ映画だろうな、と思って見に行ったので、期待通りの面白い作品を見た、という印象ですが、特撮ものとして怪獣の活躍を期待して見ると、酷い作品だ、という印象を受けるのかな、と。
この作品は、責任を押し付け合いながらもおいしいところはなんとか我が物にしようと画策する権力のある大人が、真面目な顔で下ネタとギャグの応酬をするシュールさと、そんな上に振り回される現場の主人公たちを応援したくなるところが魅力であり、決して怪獣の活躍や派手なアクションが期待できる作品ではないので、その辺は確かに期待しない方がいいと思います。
オチに関しては「そう終わるか?」と思う反面、まあそうするしかないか……と変に納得してしまうところもあり、そこも賛否両論別れるのかな、と。
個人的には非常に面白いと思った作品なので、下ネタが駄目でなければぜひ一度見てほしいです。ただ、特撮ファンで怪獣が好き!というような方にはおすすめできないです。どれだけ手放しでほめるとしても、そこだけは本当に……酷い映画だった、という人を増やすだけだと思うので。
逆に、細かいことは気にせず、ノリと勢いが良ければ面白いと感じる人には非常にお勧めできます。
ただ、恋愛関係周りだけは本当に蛇足感があって何にも解決も進展もしないので、いらなかったのでは?と思います。本来ならここが-1なのですが……次回作がある?っぽい?ので、楽しみにして、もし2が公開されるのであれば公開日当日に見に行こう!と思うくらいには好きになれた作品でした。
お粗末
何コレ❓名優たちの無駄遣い「やらされてる」感満載。とにかく地に足をつけようよ。設定もセリフも上滑り。
着眼点は良くて凄く期待してた分、持て余して飽き飽き。「予告編」は最高レベルで面白かった
しかし本編が面白くなかったよ。
悪口だけでは悪いから褒めると、中学生と高校生の男子たち向けの作品。
中学生のみなさんオススメ。面白いですよぉ🤣
ただし、「大人が観る」にはチョット・・・
イヤイヤ軍絡みでコメントすると、旧日本軍は「東條英機が陸軍大臣も参謀総長も兼任してた」
から、最悪の独善、大惨敗に突き進んだのよ。
この監督、脚本も兼任で、独善に向かっていると思う。あくまで個人的意見。感想に過ぎません。
脚本なら脚本、監督なら監督に専念しようよ。2つとも大変な仕事なのでしょうから。
大谷みたいに二刀流はむずかしいよ。
全ての集約は「六角精児がスーツ似合わない」の視覚で言い尽くせる感じだった。
そもそも中途半端な恋愛ドラマ入れて、ギャグもツボにハマらない。「ドリフ」レベルの言葉回し
は正直なところ面白くない。
結局は・・・・マンが最初から・・・
西田敏行、濱田岳、松重豊、オダギリジョー、笹野高史、嶋田久作、岩松了、六角精児
主役の若い2人以外の脇が固まっていない。古参俳優がかわいそう
「やらされてる」感満載。
最初からイマイチ、乗れないわかりにくい展開、画面構成。
夢想的な地に足がついていない設定、うわついた何のウィットもないセリフ。
そもそも「特務隊」なんて設定はいらない。自衛隊で良い
それから環境大臣は「小物がやる」って決まってるし
なんで秘書官と2人で行動?普通大臣格は、何人も官僚を引き連れてこその大臣なんだよ。
首相のバックにも秘書官しかいないし・・
首相の執務の椅子がショボいし、大臣だけで、演劇みたいに掛け合いってあり得ない。
「閣議」っーのは後ろに何人もの官僚が控えてるんだよ。
そう言う不満を言いたくなる飽き飽きする展開。
変に作戦とか人間関係複雑にして、つまらなくしている。
話の流れはわかりやすくしようよ。
チープなVFXだか特殊効果と主役の山田、土屋ともイキイキしている
しかしやっぱり終わりが尻切れトンボ感抜群。
そもそも最初に大人が教室に居る時点で「出征」とか場違いの表現してる時点で結構難解だった。
イヤイヤ「徹底的に非現実」か「根本はリアル」か
「お笑い」か「人間ドラマ」か「恋愛」か方向性は明白にしようよ。
昨日見た夢を映画にしてみました
アハハ 点をつけるの?
あのねー、怪獣はもう死んじゃってる、 もう何も迷惑かけないわけ。 ...
素晴らしい企画と残念な演出
タイトルから期待するものをちゃんと提供できれば、名作だったはずなのに。
というわけで、タイトルにあるように「巨大怪獣の死体をどうやって後始末するのだろう」と観に行ったのですが……その怪獣の死体が登場するのは、なんと開始20~25分後です。
この段階で、「どうやらこの映画は、こちらが期待してるものを出してくれないぞ?」とは思ったのですが。
とにかく、後始末に向けて話を動かすべきなのに、無駄なキャラクターによる無駄なシーンが積み重ねられます。カメラワークにも、妙に無駄な印象を受けます。
その、無駄に見えるものがラストに「無駄じゃなかったんだ!」となれば、話は変わってくるのですが……そうではなく。
最後の最後で「それは最初からやっておくべきでは?」という、これまで観てきた2時間近くをすべて「無駄」にしてしまう締め方になりました。
この時点で、監督はなぜこんな脚本を書いたのか、まったくわからなくなります。
「ここまで作ったけど、ぜーんぶ無駄な時間でした!」というのに、観客を巻き込んで喜ぶのは、それは悪趣味だなと。
俳優陣は豪華なのですが、付き合わされて大変だったろうな、という感想しかありません。
大変お疲れ様でした。
令和の時代になっても、邦画の悪いところが出た作品ですね。
ちなみに作品の最後に「続編がある」ことを示唆するサービスシーンがあるのですが、本気でしょうか?
正直な話、脚本が上がって来た段階でこれはリテイクをかけて、練り直しておくべき作品でした。
もっといいものにできたはずなので、大変残念です。
三木聡作品
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